２歳８ヶ月の子連れで行くオーストリア航空&全日空（ANA)でヨーロッパ♪～デュッセルドルフ&ミュンヘン経由エコノミークラス空の旅

2017/07/27 - 2017/08/27

サラエボに引っ越してすぐの夏休み。
今回は初めて２歳８ヶ月の娘を連れてヨーロッパと日本を往復。娘は２歳児にして１１回目のフライト。
サラエボ、不便過ぎてヨーロッパ内で２度も乗り換え！！
今まで暮らした海外生活で一番不便な国に子連れで飛行機。。。(^^;;
赤ちゃんから２歳になり大分楽になったけど、日本からサラエボに帰るまで２回も乗り換えがあり、こんなにクタクタになって大丈夫か？！という程特に帰国便は疲れ切りました。。。なんせウィーン到着と同時にボーディングタイム！心臓に悪過ぎます。
我が家にとっては飛行機は娘の成長を感じる場のひとつ。子連れフライト旅行記です。
＊サラエボからの一時帰国の為、サラエボスタート。成田出発は旅行記中盤からの記載になっています。

【行き】
サラエボ→ミュンヘン（１時間２５分）
ミュンヘン→デュッセルドルフ(１時間５分）
デュッセルドルフ→成田（１２時間）

【帰り】
成田→デュッセルドルフ
デュッセルドルフ→ウィーン
ウィーン→サラエボ

《赤ちゃん&子連れ海外飛行機旅行記》
①生後３ヶ月
『赤ちゃんを連れて初めて飛行機に乗る・エティハド航空エコノミークラス空の旅～成田からアブダビへ～』
https://4travel.jp/travelogue/10961937

②生後６ヶ月
『6ヶ月の赤ちゃんとターキッシュエアラインズ(トルコ航空)でヨーロッパ♪～イスタンブール経由エコノミークラス空の旅』
https://4travel.jp/travelogue/10998768

③生後９ヶ月
『9ヶ月の赤ちゃんとエティハド航空アブダビ経由で中東と日本を往復～エコノミークラス空の旅&アブダビ国際空港 AL REEM LOUNGE～』
https://4travel.jp/travelogue/11014132

④１歳
『満１歳のベビーと行くバンコク（１）～飛行機移動・ホテルロータススクムビット・スワンナプーム国際空港～』
https://4travel.jp/travelogue/11107168

⑤２歳６ヶ月
『中東からヨーロッパへお引っ越し♪10時間で到着のハズがフライトキャンセルでまさかまさかの36時間2泊3日の旅に。。。。』
https://4travel.jp/travelogue/11245513

エリア デュッセルドルフ(ドイツ)

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

サラエボ国際空港 (SJJ)とにかく空港に飛行機はほぼ無し。
空港で飛行機を見るのが大好きな娘は「飛行機な～い！！」と気分ダダ下がり(^^;;

先月、佐賀県出身の友達が遊びに来て佐賀県の空港と同じくらいと話していました。
サラエボは首都なんだけどね。

サラエボ国際空港 (SJJ) 空港

今回はオーストリア航空A320-200便。まずはミュンヘンへ向かいます。

飛行機大好きな娘、搭乗すると塗り絵開始！離陸には全く興味がない様子。
飛行機に乗る際は、普段使っていないおもちゃや塗り絵を用意しています。
娘は２歳になってから自分のものをいろいろ詰めたリュックを持参。水筒も一緒に。（セキュリティーチェックはパス出来ました）

空港からの景色は山と家。

サラエボ市内を上空から。
屋根がオレンジ色で綺麗です。

中東湾岸から来てこのグリーンとオレンジ色に感激したのが２ヶ月前。ちょっと前にやっと船荷の引っ越し荷物が届いたばかり。
不在の間に家の壁の塗り替えで自宅に人が出入りすることになり必要最低限を開封。生活自体未だ立ち上がっていない状況で日本へ一時帰国です(^^;;

機上の人となったことなど気にする様子もなくお絵描きに勤しみます。
新しい塗り絵の効果は絶大！
シートベルトも締め、一人前になりました。

機内食はオレンジジュースとサンドイッチ。

早速頂きま～す。結構食べてる！
サラエボ空港には何故かスナック的なものは何もなく小腹が空いていました。こんなに物が売っていない空港は初めてです。

そうこうしているうちにミュンヘン（MUC)到着。１時間２５分のフライトでした。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

生憎の雨だけど飛行機がいっぱいあって興奮する娘。

ミュンヘン空港。

時間があったのでウィンナーとポテトを。ザ・ドイツ！！

このお店の奥にキッズスペースを発見！ルフトハンザの飛行機を模した遊び場です。

まるで中は機体のよう。

私が空港散策している間、娘の声が遠くからでもよく聞こえます。１時間以上他の子供たちと思いっきり遊びました。手前には滑り台も。
ゲートに向かうときはもっと遊びたいと泣き出すほど。

下にはやわらかいマットが敷かれ靴も脱いで利用します。
中東の脱ぐ人と脱がない人が居て結局はかなり汚いキッズスペースと違い、全員きちんと靴を脱いでいるようで靴下も綺麗なままでした。
さすがはドイツ！

飛行機に乗る時は、この手の遊び場で遊ぶことを考え色が濃いめのソックスか、汚れてもいいものを履かせています。

空港内も整然としています。秩序が保たれている感じ。

この数年、中東の空港利用が多く、自分がどこに行くかもわかって無さそうな人がうろうろしていてそれを探し回るスタッフで混沌とした世界だったのでかなり新鮮です。

放送ひとつで皆が動くのでスタッフも最小限。
中東はスタッフもやたらに多かった。

次はドイツ デュッセルドルフ (DUS)へ向けて出発！１時間５分の旅です。
iPadに新しいアニメをインストールしておきました。
機内の映画等はなかなかスタートしなかったり、アナウンスやらなんやらで出発前は良く止まるので（これは子供の機嫌が悪くなる原因になる）タブレットは必需品。

ミュンヘンを出発！

緑が多いです。

空港のキッズスペースでよく遊び、最後は別れを惜しんで泣いたので気持ちよくしばしお昼寝。

機内ではポテチ。

今回の機体。

ライン川かな？

あっという間に到着！
パスポートコントロールがあり隣の方がちょうど誕生日だった様で審査官がバースデーソングをその場で♪

イミグレを抜けた所でちょうどお会いしたので「おめでとうございます～」と夫が出て来るまでおしゃべり。「こちらにお住まいの方？」と聞かれたので「サラエボに住んでます」と言うと「あ～こっちに住んでる感じ！！」と言われ、その意味がめちゃ気になりました（笑）

デュッセルドルフ空港 (DUS) 空港

もっと小さい空港を想像していたけど意外と大きい。

飛行機が飛ぶ度に、飛行機の真似をしてブ～ンと待合所で旋回する娘。
関西人の女子たち３人組が相手をしてくれ楽しく過ごせました。

日本への便はほぼ日本人！こんなに日本人を見るのは久しぶり。生の日本語で最早日本な気分です♪
スタッフもドイツ人だけどパーフェクトな日本語を話します。
デュッセルドルフだけで12,000人近い日本人が住んでいるのでヨーロッパの日本的でかなり暮らしやすそう。立地も良いし。サラエボと雲泥の差。。。

椅子にはハンカチが置いてあり「何だろう？」と思っていると、おば様二人が戻って来てハンカチを取り、座りました。場所取りの意味か～。
こういう日本の習慣があることももうすっかり忘れていました（笑）
夫と微笑ましいよね～とほっこり。

いよいよ日本へ向けて出発です。家を出てきて既に９時間経過。。。
出発は夜の20:00 発 到着は日本時間の翌日14:30 着
11時間 30分のフライトです。

３－３の横並び席。

出発の時間には晴れました。２０時だけどまだ明るいヨーロッパの空です。

ライン川。

お気に入りのテディにも景色を見せてあげています。

この後食事を取りアッという間に眠ってしまいました。
キッズスペースで思いっきり遊ばせたのと、フライトに合わせ眠る時間を数日前から遅めにしておいたのが功をなしました！
子供にとってはとても良い時間帯のフライトです。

もちろん親にも！
私も久しぶりの日系のエアライン。思わず機内販売に火がつき化粧品をまとめ買い。

乗ってきた飛行機と記念撮影。起きたてホヤホヤ。
ドラえもんのどこでもドア状態。羨ましい～。

ミッキーがお迎えして大興奮です！
空港にはジィジとバァバがお迎えに来てくれているのでおしゃれ着に着替えるつもりで持参してあったけど、疲れていてどうでもよくなりそのまま出国。
毎回今年こそ！と持参して未だ実現出来ずにいます。疲労には勝てず。。

１ヶ月の楽しい夏休みを過ごしまたまたヨーロッパへ戻ります。アッという間。
毎回私はこの辺りでも涙を拭っているけど娘、切り替え早っ！

早速、映画鑑賞。

朝11:00成田 発 デュッセルドルフ16:00 着　12時間 0分の直行便ですが日中の移動です。これ、結構子供には辛い。。。

恐らくデュッセルドルフの日本人学校は既に新学期をスタートしているのか、幼児連れか外国人のお子様連れ多め。

３人席が取れていると思い気や、あれれ取れていない。チェックイン時に気づき一番後ろの二人席と前列一人席に。
トイレやギャレーに近くうるさい等で人気がない席なのだと思われます。

友達からもらったアンパンまんのハンバーガー屋さんキットでしばし楽しみます。すごい便利！

何度かパーツが落ち、這い蹲って探す私。。。

途中お絵描き。

こちらも別の友達がくれたアンパンマンの”おでかけちえあそび”。
日本は本当になんでも充実しているわ～。

友人たちも娘と同じ世代の時ハマったものをくれたのでかなり助かりました。

トーマスを観たり。

特別食のオーダーをすっかり忘れていて大人ご飯。

アレルゲン対応幼児食（2～5歳用メニュー）が事前に予約できます。24時間前まで（日本出発便）48時間前まで（日本到着便）
その他宗教や消化の良い特別食も予約可能。

幼児用ミールは先に配膳されるのでやはり予約しておくに越したことはありません。
次回は忘れずに予約しないと！と毎回思い、毎回慌ただしく配膳が始まってから思い出すという。
結局大好きなおうどんを頂きました。

一時帰国はやる事が多すぎて、席にしてもミールにしても飛行機に乗ってから「アッ」と気づきます。

機内では、こぼれてもいいようにいつもスモッグタイプのエプロンを着用しています。
２歳８ヶ月。大人食頂いています。。
次回こそ、幼児用ミールを予約しておかないと！

食べやすいフォークやスプーンも持参。

デザートにハーゲンダッツのアイスクリームを。

さすがに真昼の１２時間のフライト。椅子にじっと座っているのは無理です。。。
一番後ろだったので時々ギャレーへ。という事で一番後ろの二人席何かと便利でした♪

娘と１ヶ月違いのフランス人の男の子と気が合い結構遊んでいました。フランス人のママとパパと席も近く交代で子供達を見ることに。時折他の子供も混じりながらなんとか１２時間乗り切ります。
ギャレーに居る時間が長かったのでいろいろな人とおしゃべりする機会も多く、これからボスニアに戻ると言うと毎回決まって「えっ？」と言われます（笑）
デュッセルドルフに住むママも「ココまででも十分大変なのに後２回乗り換え！？」と驚かれました。

CAさんからお子様連れへのご案内を渡されました。一読したけど機内は結構子供にとっては危ない場所も多いです。
暗黙のプレッシャー。

今回の機体。

夏の空。

朝食は洋食と。

和食。

ジュースを飲みながら映画鑑賞～。
この後はデュッセルドルフからウィーン。
ウィーンのトランジットが５０分を切っているのにデュッセルドルフからの飛行機はディレイ。。「かなりマズくない？」と夫婦であちこち連絡したり調べたり（今さら）。寄ってこの先の写真は一枚も無く。

ウィーンに到着すると既にボーディングタイムになっており、日本時間の真夜中に家族全員力の限り猛ダッシュ！娘も親の危機感を肌で感じたのか、かなりいい走りを見せてくれました。ゼェゼェ言いながら家族でギリギリ乗り込みなんとかサラエボに到着。

バルカンエリアの様な小さな国は、いずれもトランジットタイムが短い所が多い様でスタッフも「大丈夫、大丈夫」と大して気にする様子も無く。。小さな国に暮らすと日本へ帰るのも大変だと思い知ったのでありました。

《２歳８ヶ月の娘用に持参したもの》
・アンパンマンのおもちゃ（かなり時間つぶしに良い&大活躍！）
・塗り絵
・折り紙
・シール
・小さな絵本
・iPad（新しい映画をインストール）
飽きないように手を変え品を変え遊ばせ、時々手遊びや雲の形ゲーム等。
・着替え２セット
・薬一式（解熱剤・体温計）
・母子手帳
＊一度機内で熱を出し大変な思いをしてから必ず手荷物に。

さて次回は３歳のフライト。そろそろ子連れ飛行機旅行記も終わりかな～。