2018/01/16 - 2018/01/16
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ドクターキムルさん
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金沢文庫では特別展「運慶」が始まっている。土日は寒かったので寒が緩んだ週明けに出掛けた。
こうした展示では出品目録が配布されるものだが、今回はなく、午前11時になって受付に届いた。A4の両面刷りであるが、印刷が間に合わないのであれば、コピーで配布するのが良くあることだが、初日から4日経ってようやく印刷物が届くとは担当の学芸員も相当に抜けているのだろうか?
今回の展示担当の学芸員にお会いしたが、フットワークのない口先ばかりの礼儀知らずという印象を受けた。曹源寺(横須賀市公郷3)の十二神将像が江戸時代の補作でこれほど神名を間違えるのが信じられなくて、質問してみたが、何もまともな返事がなくて驚いてしまった。また、別の学芸員は前回の運慶展( 平成23年春の金沢文庫)を担当し、それ以前から江戸時代の地誌に運慶作仏像が金沢区内だけでも6体も記載されているが、それを一覧にすることもなく、この10年何もやってはいないのだという。呆れてしまった。称名寺頭塔光明院の大威徳明王像を運慶作として展示しているのだが、もとは、大日如来と愛染明王とともに三尊を構成していたが、今はこの像のみが残されている。 では大日如来と愛染明王はどこに行ったのかは誰もが気になるところだ。普通の学芸員ならば10年もあればこうした金沢区内の伝運慶仏の中にそれらしいものがないかを調査するのが当たり前であろう。それを何もせずに、「私の努力不足で」と弁解しているのには腹が立った。何も努力などしてはいないのに「努力不足」とは正しい日本語も使えないのだ。東京国立博物館(東博)を始めとする関東のこうした博物館の学芸員には博士など殆んどいないことが、こうした何もしない、あるいは何もできない学芸員を蔓延らせているのだということを実感した。
なお、3館連携特別展巡りをした「古都鎌倉と武家文化」(https://4travel.jp/travelogue/10727555)が開催された2012年の(https://4travel.jp/travelogue/10727574)には「金沢文庫の主任学芸員は鎌倉時代に詳しい」と明記してあり、これまでの金沢文庫の学芸員が全て質問に答えられないレベルばかりではないことを付け加えておきたい。
(表紙写真は金沢文庫)
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