大足旅行記(ブログ) 一覧に戻る
重慶「旧新華日報営業部」「通遠門」「第三歩道」を見て回る。<br />昼ごろから雨が降りだし,せっかく行った「宋慶齢旧居」は月曜休館であった。<br /><br />ここらあたりから,旅のリズムが狂い始める。<br />

2017.11重慶・峨眉山・楽山・成都の旅~(6)「旧新華日報営業部」「通遠門」「第三歩道」

10いいね!

2017/11/18 - 2017/11/30

13位(同エリア37件中)

0

15

HOUKOU

HOUKOUさん

重慶「旧新華日報営業部」「通遠門」「第三歩道」を見て回る。
昼ごろから雨が降りだし,せっかく行った「宋慶齢旧居」は月曜休館であった。

ここらあたりから,旅のリズムが狂い始める。

  • (2017/11/20 旅行3日目)<br /><br />朝食は,ホテル近くの専門店で,抄手(チャオショウ)を食べる。<br />この地方では餃子のことを抄手と言っている。<br /><br />テーブルの小さな石臼に山と盛られた唐辛子ペーストを恐る恐るいれて辛さを調整する。

    (2017/11/20 旅行3日目)

    朝食は,ホテル近くの専門店で,抄手(チャオショウ)を食べる。
    この地方では餃子のことを抄手と言っている。

    テーブルの小さな石臼に山と盛られた唐辛子ペーストを恐る恐るいれて辛さを調整する。

  • 最初の見学先はホテルから歩いて行ける「旧新華日報営業部」。<br />日中戦争時唯一の共産党機関紙であったのが「新華日報」である。<br />

    最初の見学先はホテルから歩いて行ける「旧新華日報営業部」。
    日中戦争時唯一の共産党機関紙であったのが「新華日報」である。

  • 重慶(渝)に移転して発行することになったことを告げる記事。<br />

    重慶(渝)に移転して発行することになったことを告げる記事。

  • 「通遠門」へ移動。<br />難攻不落を誇っていたかつての重慶城は、「九開八閉」と呼ばれる17の城門があった。<br />城壁は取り壊され,門にしても残っているのは,ほとんど昨日石碑を見た「東水門」と,この「通遠門」だけだと言われている。<br />

    「通遠門」へ移動。
    難攻不落を誇っていたかつての重慶城は、「九開八閉」と呼ばれる17の城門があった。
    城壁は取り壊され,門にしても残っているのは,ほとんど昨日石碑を見た「東水門」と,この「通遠門」だけだと言われている。

  • 城を攻め落とそうとするモンゴル軍。<br /><br />こうした観光名所の「見せ方」は,工夫や遊び心,お金のかけ方いずれも,どこかの先進国よりはるかに中国が進んでいる。<br />

    城を攻め落とそうとするモンゴル軍。

    こうした観光名所の「見せ方」は,工夫や遊び心,お金のかけ方いずれも,どこかの先進国よりはるかに中国が進んでいる。

  • こちらは姫垣の上から必死に抵抗する宋軍兵士。

    こちらは姫垣の上から必死に抵抗する宋軍兵士。

  • 重慶市郊外合川区にその遺構が残る「釣魚城」のモンゴル軍攻防と,皇帝モンケの死についてはさきに触れた。<br />一旦草原に引き上げたモンゴル軍であるが,1276年には南宋の首都臨安(杭州)を落した。<br />その後も重慶城は抵抗を続けたらしいが,1278年抵抗もむなしく攻め落とされた。<br />

    重慶市郊外合川区にその遺構が残る「釣魚城」のモンゴル軍攻防と,皇帝モンケの死についてはさきに触れた。
    一旦草原に引き上げたモンゴル軍であるが,1276年には南宋の首都臨安(杭州)を落した。
    その後も重慶城は抵抗を続けたらしいが,1278年抵抗もむなしく攻め落とされた。

  • このレリーフは明朝末期,農民反乱軍60万を率いて重慶城を攻める,くだんの殺人鬼「張献忠」。<br /><br />このあたり「七星崗」と呼ばれるエリア(最寄地下鉄駅も同じ名前)であるが,その奇妙な名前の由来のプレートもあった。<br /><br />それによると・・<br />昔の重慶は木や竹造りの家屋が多く,火災がたえなかった。<br />水は川からくみ上げて使っていたのだが,そうした火災に対応するため石造りの水槽を七か所,北斗七星の形に配置したそうだ。<br /><br />中国各地でよく見受けられる,直線状に整然と再現された城壁とは異なり,まるで生血を吸ったようなごつごつした石垣は見応えがあった。<br />

    このレリーフは明朝末期,農民反乱軍60万を率いて重慶城を攻める,くだんの殺人鬼「張献忠」。

    このあたり「七星崗」と呼ばれるエリア(最寄地下鉄駅も同じ名前)であるが,その奇妙な名前の由来のプレートもあった。

    それによると・・
    昔の重慶は木や竹造りの家屋が多く,火災がたえなかった。
    水は川からくみ上げて使っていたのだが,そうした火災に対応するため石造りの水槽を七か所,北斗七星の形に配置したそうだ。

    中国各地でよく見受けられる,直線状に整然と再現された城壁とは異なり,まるで生血を吸ったようなごつごつした石垣は見応えがあった。

  • 見終えた後,先がどうなっているかよく調べもしないでふらっと気が向いた方向へ歩いて行く。<br />これは私の悪い癖(旅人であればみんなそうであるかもしれないが)で,これまでこれでさんざん苦労もしてきたが,思いがけぬよい体験をしたこともあった。<br /><br />しかし重慶のような坂の街では,これは危険である。<br /><br />どこまで行っても狭い下り坂。<br />もう少し行けばどこかバス道路にでも出られるのではないか・・・という甘い期待が何度も裏切られる。<br /><br />引き返そうにも,今更引き返せない<br />山登りで道に迷った際に感じる「ドツボにはまってしまった」あの感覚である。<br /><br />いつまでも続く坂道を降りながら考えた。<br />「こんな坂道だらけの街で生まれ育ったら,きっと辛抱強い人間になるのだろう。日本軍の爆撃にめげなかったのもこうした気質からくるのではないか。」

    見終えた後,先がどうなっているかよく調べもしないでふらっと気が向いた方向へ歩いて行く。
    これは私の悪い癖(旅人であればみんなそうであるかもしれないが)で,これまでこれでさんざん苦労もしてきたが,思いがけぬよい体験をしたこともあった。

    しかし重慶のような坂の街では,これは危険である。

    どこまで行っても狭い下り坂。
    もう少し行けばどこかバス道路にでも出られるのではないか・・・という甘い期待が何度も裏切られる。

    引き返そうにも,今更引き返せない
    山登りで道に迷った際に感じる「ドツボにはまってしまった」あの感覚である。

    いつまでも続く坂道を降りながら考えた。
    「こんな坂道だらけの街で生まれ育ったら,きっと辛抱強い人間になるのだろう。日本軍の爆撃にめげなかったのもこうした気質からくるのではないか。」

  • その内やっと眼下に長江沿いを走る大通りが見えてきた。<br />長江の中洲も見える。<br />あれが「珊瑚ハ」と呼ばれる,昔飛行場があった所なのか。<br /><br />

    その内やっと眼下に長江沿いを走る大通りが見えてきた。
    長江の中洲も見える。
    あれが「珊瑚ハ」と呼ばれる,昔飛行場があった所なのか。

  • その時,坂道から左に小路があるのに気付いた。<br />「第三歩道」と,石畳に刻まれている。<br />「これが第三歩道か」<br /><br />これは重慶半島の南側(長江)の急斜面沿いに作られた遊歩道で,重慶のちょっとした観光名所といっていいほどのものらしい。<br />実際観光客らしき若者も見かけた。<br />第一,第二歩道というものもあるが,第三歩道が格別に有名らしい。<br /><br />

    その時,坂道から左に小路があるのに気付いた。
    「第三歩道」と,石畳に刻まれている。
    「これが第三歩道か」

    これは重慶半島の南側(長江)の急斜面沿いに作られた遊歩道で,重慶のちょっとした観光名所といっていいほどのものらしい。
    実際観光客らしき若者も見かけた。
    第一,第二歩道というものもあるが,第三歩道が格別に有名らしい。

  • 所々城壁の跡と,それを支える重慶の硬い岩盤を見ることができる。<br />よくぞこんな複雑で険峻な地形の上に城壁を築いたものだと思う。

    所々城壁の跡と,それを支える重慶の硬い岩盤を見ることができる。
    よくぞこんな複雑で険峻な地形の上に城壁を築いたものだと思う。

  • 亜熱帯の重慶。バンヤン系の植物がへばりつくようにその上に根を伸ばしていた。

    亜熱帯の重慶。バンヤン系の植物がへばりつくようにその上に根を伸ばしていた。

  • この第三歩道を登り切ったところ付近に都合よく地下鉄駅があり,「宋慶齢旧居」がある両路口へ移動。<br /><br />この頃雨が本格的に降り出した。<br />昨日のムリ気味の街歩き,更に先ほどの第三歩道で,既に足の疲労はかなりのものになっている。<br />「宋慶齢旧居」は月曜休館であった。<br />自分の下調べの杜撰さに少し自己嫌悪を感じる。<br /><br />ここらあたりから,旅のリズムが狂い始める。<br />

    この第三歩道を登り切ったところ付近に都合よく地下鉄駅があり,「宋慶齢旧居」がある両路口へ移動。

    この頃雨が本格的に降り出した。
    昨日のムリ気味の街歩き,更に先ほどの第三歩道で,既に足の疲労はかなりのものになっている。
    「宋慶齢旧居」は月曜休館であった。
    自分の下調べの杜撰さに少し自己嫌悪を感じる。

    ここらあたりから,旅のリズムが狂い始める。

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

HOUKOUさんの関連旅行記

HOUKOUさんの旅行記一覧

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

中国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
中国最安 273円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

中国の料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP