2016/08/09 - 2016/08/09
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益益ますますさん
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北海道をじっくり旅するのは、三回目
初回は、納沙布岬と宗谷岬を中心に周り、二回目は、JR留萌本線とJR札沼線とJR石勝線夕張支線と札幌近郊のローカル線を廻った
ということで、三回目は、「北海道フリーパス」を使用し、鉄道を駆使し、広大な北海道をのんびりと廻ってみることにした
過去の旅でも、札幌駅から様々な方面へ色んな列車が出発するのを見ているなかで湧いてきたおもいで、自然な流れのようにおもう
九日間全てで天候にも恵まれ、人生に於いて最も素晴らしいおもい出の旅となった、北海道の大らかで親切だが干渉的でない人々と、広大で肥沃な大地の空気感がマッチしているのだろうか
八日目は、新十津川駅から始発列車かつ終列車の札沼線に乗って札幌駅へ、札幌からは苫小牧駅へ移動し、なんとか運行している日高本線の苫小牧-鵡川間を往復、苫小牧駅からは室蘭本線で岩見沢駅へ、岩見沢では空知ワインステーションに寄り、北海道ワインを飲みながら色々なワイン話を聴かせてもらう、岩見沢を後にし札幌駅に移動し、札幌にて一泊
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、この日は、北海道フリーパスが切れてしまったので、青春18きっぷを使って普通列車のみの旅をすることに
滝川バスターミナルから、新十津川役場行きの路線バスに乗って、すぐ近くにある新十津川駅に行く
新十津川駅と滝川駅は石狩川を挟んで意外に近く、大きな迂回は強いられるが、徒歩でも移動できないことはないのだ新十津川駅 駅
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快晴の新十津川駅、この駅は、札沼線という路線の終着駅になる
かつては、札幌駅と留萌本線上にある石狩沼田駅を結んでいたが、新十津川ー石狩沼田の間は、廃線ラッシュ以前に早々と廃線になってしまい、現在のような札幌駅と新十津川駅という中途半端な形になっている、札沼線の「沼」のほうは関係ないので、列車のプレートにも愛称のほうの学園都市線と書かれており、JR北海道の意図を感じる
そして、新十津川駅には、折り返し列車が一日一回しか来ないのである
浦臼ー新十津川の間は、上り列車・下り列車ともにそれぞれ一本しか走らないわけで、記念乗車以外に一体どういう需要を見込んでいるのか知りたいものである
09:40発の始発かつ終列車に乗り、石狩当別駅を目指す新十津川駅 駅
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一両の長閑なローカル線である、写真は石狩当別駅で撮影したもの
石狩当別駅 駅
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車窓はこんな感じ、ピンネシリ(多分)など石狩の山々が美しい
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進行方向左側は、こんな感じの水田風景が見られる
雄大な北海道らしい風景を見られるのは、意外にもこの辺なのかもしれない
滝川市で見た空知川を超える絶景にはなかなか出会えない -
札沼線は、国道275号線に近づいたり離れたりしながら、石狩川右岸を走る
左岸をゆく函館本線とは異なり、こちらは秘境感たっぷりな車窓である
こういった感じの味わい深い駅が幾つかあるのだ
石狩当別駅で札幌行きに乗換える、札沼線は、北海道医療大学駅以南はガラッと印象を変え、都市交通という感じになる本中小屋駅 駅
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札幌駅では、乗換時間が50分しかなかったので、お昼は駅近くで、有名な味噌ラーメンのお店「一粒庵」でさっと済ます
ラーメン札幌一粒庵 グルメ・レストラン
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若干の貧乏性なので仕方ないのだが、無制限に乗れるとなると、大して鉄道に興味がなくても乗らないと気が済まなくなるのである
なので、札幌駅から北広島駅で乗継ぎ、苫小牧駅にやってきた
風向きの影響もあるとおもうが、駅全体が異様に臭い、なんのことはない、苫小牧市経済の根幹をなす製紙パルプ工場からの煙である、慣れれば大したことはないのかもしれないが、私には靄の向こうに聳え立つ大煙突が憎く見えた苫小牧駅 駅
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苫小牧駅にやってきたのは、日高本線に乗るためである
日高本線は、苫小牧駅を出発して、苫小牧港の工業地帯を横目に進んでいく、巨大な鉄鋼工場や製紙工場が見える、もう少し進むと厚真町に入り、巨大な石炭火力発電所が見えてくる、苫東厚真発電所である、泊原発が止まっているなか、北海道電力管内では最大の発電所として北海道経済を支えているのではないか(多分) -
列車は、厚真川を渡っていく、この辺りは北海道屈指の工業都市なのだ
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そして、30分ほどで、終点の鵡川駅に到着
日高本線は本来は襟裳岬のあるえりも町のすぐ手前の様似駅まで繋がっていて、苫小牧駅での電光掲示板上も行き先は様似となっている、しかし、高波等による土砂流出の影響で、鵡川駅以南が不通となり、鵡川駅からはバスによる代行輸送が行われている
駅前に出て見てみると、観光バスのような立派なバスであった、そして、鵡川駅から先には寂しく線路は続いていたが、この区間も切り捨てられる危険性が高いのだろう鵡川駅 駅
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鵡川駅では特にやることもないので、折り返し列車に乗って苫小牧駅を目指す
そして、岩見沢に行ってみたいお店があったので、岩見沢駅に行きたいなとおもっていたところ、丁度、苫小牧ー岩見沢を結ぶ室蘭本線なるものが走っているようなのでそれに乗ることに
後で岩見沢の人に教えてもらったのだが、以前は石炭の集積地は岩見沢駅であり、海上輸送拠点は苫小牧港だったらしい、 そのために敷かれた路線だとおもわれるので、いわゆる貨物路線なのである、苫小牧港が整備される前は小樽港へ流していたらしく、結局それが函館本線になる、北海道の鉄道の歴史は、石炭が鍵になるのだ鵡川駅 駅
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苫小牧駅から乗った列車は、追分駅止まりだったので、追分駅で時間を潰すことに
追分駅は、駅前には何もなかったが、石勝線と室蘭本線が交差するポイントに当たり、鉄道上の要衝になる、そのため、駅は広大であった追分駅 駅
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追分駅はこんな感じ
追分の人曰く、石勝線を使うと札幌までも遠くなく、意外と便利なところらしい追分駅 駅
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追分駅から、また室蘭本線に乗って、岩見沢を目指す
この辺は、観光目的での乗客も殆どいなく、二両編成の列車はガラガラである
ボックスシートを独り占めという快適な旅である、この時点では、一両丸々独り占めという状態であったが -
さて、列車は、由仁町や栗山町といった街々を走る
栗山町は小林酒造で有名である、石狩平野からの夕日も美しい -
遠くに札幌の山々を臨む夕日は美しかった、サバンナから見える夕日もこんな感じだろうとおもってしまう
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夕闇のなか、岩見沢駅に到着
岩見沢市を中心とする空知地方は、ワイン造りで有名である
大泉洋主演の映画「ぶどうのなみだ」のモデルになった山崎ワイナリーなんかもこの空知管内にある岩見沢駅 駅
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そして、空知ワインが飲める「空知ワインステーション」に行く
選べるのは10種類くらいと然程多くはないが、多分一番多く揃えているのが、ここだとおもう
店員さんも熱心でいい方で、空知ワインのこと、岩見沢市のことなど色々なことを教えてくれた
ここでも感じたことは、素材の味が非常に優れているので、どんな料理を食べても美味しく感じられること、シーザーサラダの葉っぱ一枚でも充分に美味しいのだ -
岩見沢を後にして、函館本線を使って、いよいよ札幌駅へ
この8日間で通過したり、寄ったりしたが、最後の目的地になる
札幌市は、アジアの北緯43度辺りに位置するにもかかわらず、人口200万人を抱える北の巨大都市である、市域自体も巨大であるので、ゴミゴミとした感じはないが、やはり今までの北海道の都市と質的な違いを感じた札幌駅 駅
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