2001/10/11 - 2001/11/05
23位(同エリア68件中)
winminさん
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イスタンブルからセルチュクに戻る前に、ちらっとブルサへ。
ラーレリでキャミルコチュとHASのオフィスを見つけた。ラッキー。
チケットを買ってセルヴィスを待つことにした。
オフィスの時計が一時間違うので、あれ?と思って聞いてみた。
「冬時間になったので1時間戻すんだよ。」
ということで、1時間余ってしまった。
近くで軽食をとってから、オフィスで時間を潰させてもらった。
おじさんと話していたら、行商のおじさんが来た。男性用のレザージャケットだ。
始めはオフィスのおじさんも暇つぶしにふんふんと聞いていた感じだったけど、
そのうちに試着をして、買いたくなってしまったらしい(笑)
「どうかな?君はこれどう思う?」と聞かれて、買わない方がいいよなんて言えない。
行商のおじさんも
「さすが旦那!最高に似合ってる(とか言ってるはず)」
と目をキラキラさせながら絶対売る気だ。
どうかなどうしようと迷っているので、
「うん。いいと思うよ。ええ?うんうん。似合ってるよ。」
と、きっと7割方買いたい気持ちのおじさんの後押しをしてしまった。
オンビルで交渉成立。
あ~奥さんに叱られるよ~といいつつ、ニコニコ。
その気持ち、わかるなぁ(笑)
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イスタンブルの有名なカプルジャでさっぱり。
サウナの後に垢すりをして、そのあと石鹸でマッサージ。
サフランボルのハマムと手順が逆なので、垢が灰色・・・。
ちょっと列車にも乗ってみようかと、9:30発のセルチュク行きにした。
鉄道で行くから前回の宿にもお部屋とっといてね~と到着時間を連絡した。
待ってる間に食事をしに出たら、呼び込みにあってそのままそのお店へ。
前年度版の歩き方にそこのコックさんの写真が載っているのを見せられた。
メネメンとメルジメッキチョルバスを注文。
寒いのでイスタンに来てからこんなのばっかり食べている。
ルッコラのサラダとチャイをサービスしてくれた。ぶどうもくれた。
いい店だなぁ(笑)
列車は、失敗だった。やっぱりトルコはバスに限る。
もう、ほんとのろくて・・・。
セルチュクの常宿へ。
ゲストハウスに着いたら、
「A君と会わなかった?君を迎えに駅に行くって出かけたんだけど。」
行き違いになってしまったけど、A君もすぐに戻ってきた。
ブルサのお土産のボザ(写真)をみんなで飲んでみた。
ボトルのキャップのところに張り付いているのは、シナモン。
冷たいまま、グラスに注いでシナモンをトッピングして飲む。
ちょっとすっぱくて、不思議な味・・・。 -
セルチュクも前回より寒くなっていた。
日なたは暖かいのでテラスでお金の計算。
ちょっと使いすぎてるな・・・。
下に降りると、チェックインしたばかりの子や、前回の私のように
他の宿から移ってきたオネーサンなんかもいて、今日はちょっとした
日本人宿。
みんなでビーチに行くことになった。
オトガルで風邪気味だと言ったらいつものお兄さんが、
「風邪にはこれ!」
と、いつもと違うアダチャイというのを頼んでくれた。
ビーチでお魚を焼いてもらって食べた。トルコで初めての魚かも。
戻って夕方、A君に薬局に付き合ってもらって風邪薬を買った。
バカはなんとかで普段風邪なんて引かないから、風邪薬だけは持って
なかった。 -
A君が部屋にストーブを持ってきてくれたので、夜はあったかくて
助かった。
このゲストハウスの誰かが旅立つときは、みんなでオトガルに送りに行くのが習慣になっている。
ほんの1日から数日顔を合わすだけだけで、もう2度と会うこともない貴重な
出会い。
昼間は、ゲストハウスのみんなの溜り場になりつつあるお土産屋さんに
遊びに行った。
お店のユリさんには、既にゲストハウスのみんながなついている。
お店に行ったら、入り口のテーブルでユリさんとA君が話していた。
びっくりした。
対日本人ツーリスト向けの密談(笑)でもしているのかと、遠慮してハーイと挨拶だけしてお店に寄るのはやめた。
後でまた行ったら、
「彼がこの店にくることはめったにないのよ。一緒にお昼を食べたのも
初めて。彼は、バックギャモンの値段を聞きに来たの。ツーリストプライスじゃなくて、地元のプライスをくれって。いったいどうしたのかと思ったら、あなたの事だったのね。」
そーいえば、昨夜A君にバックギャモンをお土産に買いたいんだけど、
いくら位するもんなのかなぁって聞いたわ。
その時は、うーんわからないなぁで終わったんだけど。
まさか聞きに行ってくれたとは。
ユリさんはA君と私の仲をすっかり誤解したよう(笑)
おかげで品質についてとか、このデザインはイランからの輸入物とか、
色々聞けてよかったけど。
水パイプやらバックギャモンやら、トルコでのお土産はここでと
思ったので、結構買いこんだ。
とても持って移動できないので、日本にまとめて送ることにした。
ユリさんが一緒にPTTに来てくれて、割れないようにがっつりパッキングしてくれた。
911以降厳しいらしく、水タバコ用の炭のパックを破ってチェックされたけど。
またブラブラしていたら、カフェでトルコ式マージャンをしているA君を発見。
中に入って写真撮らせてもらった。
あとの3人が「その写真見せて!(笑)」だって。
夜に宿で「あーいうカフェは普通女性は入らないんだよ。」
って言われた。先に言ってよ。 -
みんなA君の宿で知り合って、毎朝誰かを見送りにオトガルに行って
だべって、毎日なんとなくユリさんのお店に入り浸って。
そんな毎日。誰も忙しい旅をしていない(笑)
一人はイスタンから来た女の子、あと二人はふらふら旅している大学生の男子とフリーター?
この男子二人はは途中で知り合って気が合ったのでしばらく一緒に旅しているらしい。
全然気負ったところがなく、のんびりとしていて日本人には珍しい。
偏見が全くなくて、誰とでも自然体で話せるステキな二人だった。
みんな私同様、日程も決めずにゆるゆると旅してる人達。
世界中を旅している女の子のブログがすごいと言ってた。
その女性は旅をしながらその国の男子と親密になって(笑)、夜のその、
むにゃむにゃがどうだったかというのを国ごとにブログにつづっている
らしい。
日本人でそんな人がいるなんて。ぶっとび(古) -
ユリさんのお店に毎日遊びに行ってお世話になったので、今日は
ヴァクラワを手土産に持って行った。
昨日は、買い物をしたお客は私しかいなかったと言っていた。
ユリさんが、今夜はみんなに夕飯を振る舞ってくれると言う。
昨日と同じメンバーが揃っていたので、みんなで手伝う。
男の子2人と女の子1人。全員A君の宿に居ついてしまった人達(笑)
トマトやナスを切って、炒めてお水、トルコ料理に欠かせないトマト
ペースト、隠し味の角砂糖を数個、など入れて煮込む。
他のメンバーはプルグルを買いに行ったり。
ユリさんは用事でちょっとお店を離れるからお鍋見ててね。と言って出て行った。 -
ユリさんが、人数分のお皿を用意してくれ、プルグルにトマト煮を乗せてみんなでお店の外のテーブルで食べた。
あぁ、なんて幸せな食事。
素晴らしい人達に出会って、みんなで作った食事をみんなで食べられる
なんて。
神様ありがとう。トルコ最高!!!
こういう奇跡のひとときが人生の宝。
もう二度と戻ってこない時間だから大切にしたい。
食べ終わって、みんなでお皿を洗って片づけた。
ユリさんはしなくていいって言ったけど、大人数だしみんなで片づけた
方が早いし。
ご馳走になったんだから、このくらい当然。
それから私の持ってきたヴァクラワをみんなで食べた。
この日は偶然、みんななんか持ってきてた。
ピスタチオ、ざくろやバナナ・・・。みんなでいただく。
ユリさんが言った。
「今まで、何回も日本人にこうして食事を作ってご馳走したの。
でも、お皿を洗ってくれたのは、あなた達が初めて。
もちろん、やらなくていいのよ!だけど、今日は嬉しいわ。
いつも精一杯のホスピタリティでお店に来たみなさんをもてなすけど、
手土産を持ってきてくれたのも、あなた達が初めてよ。
相談して色々もってきたんじゃないのよね?」
一同、びっくり。
こんなによくしてもらって、食べ逃げみたいなことをする日本人が
そんなにいるなんて・・・。
これはショックだな。
手土産も、相談してない。
偶然今日と言う日に、みんなユリさんになんか持ってきた。
昼間はみんなバラバラに行動しているし、小さな町だからなんとなくユリさんのお店に今日も集まってしまっただけで。
毎日来てお茶もご馳走になってるし、油を売って遊ばせてもらっている
から、ほんのちょっとお礼の気持ちで。
ほんと、日本人ツーリストのみなさん、日本人としての礼を忘れずに!
外国に行ったって心はみんなおんなじですよ。 -
塗りつぶしばかりですが、人生の至福の時の1枚(笑)
老後は思い出の中で生きていくと思うので、足腰の丈夫なうちに
どれだけきらめく思い出を作れるかというのが私の人生のあり方に
なっていく気がする。 -
オトガルの皆さんにも、ヴァクラワとお菓子の差し入れをした。
ここもみんな毎日誰かを見送りにきて、いなくても油を売りに来て(笑)、おしゃべりの相手をしてもらった。
到着するのもオトガル、日帰りでどこかへ行くのもオトガルから、そして街を離れるのもオトガルから。
このオトガル無しではセルチュクの日々は語れない(笑)
オトガルにはチャイ屋さんとつながっている専用回線があって、その電話でいつも皆さんがチャイの出前を頼んでくれるのだ。
後で聞いたら、持ち回りで支払いをしてくれているんだそうだ。
どこのお店が美味しいか教えてもらったら、ユリさんに持って行った
ヴァクラワを買ったお店だった。
私、ぐっじょぶ。
オトガルは男性しかいないんだけど、みんな大喜び!よかった。
みんなでワイワイ楽しそう。
「食べてるところの写真撮ってよ!」
といって、腕を組んで食べあうの図。
甘いものではしゃぐ男の人達、かわいい♪
しばらくしたら、A君が来た。
今日はA君が専用回線でチャイを頼んだのだけれど、普通のサイズの
チャイが来た。
いつも大きめのチャイグラスのチャイだから、みんなにブーブー言われてた(笑)
大きいサイズのはコンヤチャイっていうらしい。
頼まれて電話したのに文句言われるなんて、A君もお気の毒。 -
とうとう、トルコともお別れの日。
まさかセルチュクから帰ることになるとは想定外だけど。
ユリさんのお店に行って、お別れのキスをした。
A君が、トルコのシンボル、星と月のモチーフのペンダントをくれた。
みんなが見送りに来てくれた。とうとう今日は自分の番・・・。
オトガルに着いたらすごい雷雨が始まって、しばらく停電になった。
空も一緒に号泣してくれてるらしい。
みんなで写真を撮って別れを惜しんだ。
2度目のお別れだ。前回よりかなり皆さんと仲良くなったので、
みんな挨拶にきてくれた。
オトガルのおじさんが、赤いバラをくれた。
いつも私のことをシスターと呼んでくれたおじさんだ。
今日は、エンジェルと呼んでくれた(笑)
君はいつもスマイルでフレンドリーだから、って。
みんなとハグして、バスに乗った。
最後まで見送ってくれた。空港に着いたら電話してねと言われた。
悲しくて、死にそうだった。
旅行の最後にこんなに悲しくなるのは初めてだな。
(3)(4)で1週間、今回で5日間、夢のように楽しかった。
そして、またモロッコに戻ります・・・。
毎日トルコはね、トルコはね、って言いそうです。
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