2001/10/05 - 2001/11/05
17位(同エリア45件中)
須田福さん
イスタンブル~チャナッカレ(1泊)~ギョクチェ島(2泊)
初めてトラムに乗り、メトロに乗り換え、オトガル(バスステーション)でチャナッカレ
行きのバスに乗った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
トルコの長距離バスは素晴らしいと聞いていたけど、本当だ。
どのバスも大きくてとても綺麗。清掃が行き届いている。
サービスも最高。
出発すると「コロンヤ」というレモンのローションがおしぼり代わりに
ふるまわれる。
コロンヤの後は、こんな感じのお茶とお菓子セットが必ず付く。
モロッコのバスもスリルがあって面白いけど(笑)、トルコのは超快適。
日本のバス以上じゃない?
途中、トイレ休憩に停まったけど、窓口があって、チップを徴収する人がいる。
驚いた。銭湯みたい。 -
6時間で港に着いた。今日はここに泊まる。
ゲストハウスのドミトリーは14人部屋!そして私一人!
込み合っているドミトリーも大変だけど、だだっ広い所に自分だけって
いうのも、結構寂しい。
夜心細いし(笑) -
街に出ると、海沿いのカフェではみんなバックギャモンやマージャンに
似たゲームをしている。
一回りして食事。
やっとトルコのお金になれてきた。
150って言われたら150,000のことなのね。
下3桁は除外するらしい。
海の透明度はすごい。お魚やくらげがたくさん見える。
夜はおじさんたちが夜釣りをしている。のどかでいいなぁ。 -
翌朝、ホテルのレセプションでギョクチェ島行きのフェリーの時間を
聞いたら、港へ行って聞けと言われた。
こんなに小さな町なのに。
そのくらいの情報揃えとけよ、と心の中で悪態をつく。
カフェで初めてトルココーヒーを頼んだ。
どうやらトルコでは、チャイ(紅茶)が主流らしい、ということがわかってきて、ついでにトルコ帽をかぶっている人もいない。
デミタスカップに注がれたコーヒーと共にロクムというお菓子と、なぜかペパーミントシロップ。
オーダーの時になんかおじさんに聞かれてわかんなくてうんって
言っちゃったんだけど、これだったのかな。
(今になって考えると、お砂糖を入れるかどうか聞かれたんだと思う)
トルココーヒーは既に甘味がついていて、美味しかった。 -
お腹が空いたので、焼き栗を買ってみた。
素朴な味わいでこれまた美味しい。
フェリーは2時間半かかる。みんな船の中で寝ている。
ソファが居心地よかったので、自分も寝た。
カラキョイ行きのドルムシュは満員で乗れなかった。
タクシーのおじさんが、とても親切にしてくれた。
おじさんがオフシーズンで閉まっているゲストハウスに掛け合ってくれた。
おかげで宿が確保できた。
英語が全然話せない人だったのに、ほんとに助かった。
どうもありがとう。 -
ギョクチェ島は軍の施設があるので、フェリーに乗った時にミリタリーの方々と同じ船になった。
お互いに物珍しくてジロジロ見合った(笑) -
海辺は閑散としていた。
インフォメーションに行ったらシーズンオフで閉まってた。
夏にガイドをやっているという暇そうな青年が通りかかって、声をかけてくれた。
カフェでバックギャモンを教えてくれた。
イスタンで教わった時はよくわからなかったけど、今度は2回目ということもあってよくわかった!
写真のお茶をごちそうしてくれた。
「おいしい!なんのお茶?」
「ロッシッピーだよ。」
と言われて???だったけど、自分の耳が悪かっただけで、ローズヒップティーだった(笑) -
ガイドの彼、ソナルが夜も付き合ってくれた。
インフォメーションの近くの夏用の売店(ここも閉まっている)に勝手に入ってビールを持ってきた。
「大丈夫なの!?」
「大丈夫大丈夫。シーズンオフでこの季節は開かないんだ。ここでも働いているしよく知ってるから。」
とよくわからない言い訳。
海辺で飲みながら身の上話を聞かされた。
外国人の女の子と2回結婚して2回別れて地元にもどって今はガイド。
うん。話が重すぎて全然気持ちよく酔えないね。 -
島は、昼間はいい陽気なんだけど、夜から朝にかけては風がとにかく
強くて明け方は寒い。
もってきたアルミシートが役にたったけど、ガサガサうるさくて眠れなかった。
おまけにこの棟に一人っきりだし。
お湯がでないと思っていたけど、シャワーを終える頃にお湯に変わった。
昨夜の青年ソナルが、島を案内してくれた。
この島には軍の施設がある。ひたすら田舎道を歩いたけど、片側はずっと軍の敷地でTANKが15台くらい並んでいた。 -
ひたすらのどかな田舎道です。
もうちょっとにぎやかな時にきたらもっと楽しかったかも。 -
山道に入って野生のラズベリーをつまんで食べたり。
町にもどってぶどうを買って戻った。
お天気がよかったので、小一時間海に入った。
水は冷たい部分とあったかい部分があって、入ってて変な感じ。
日本では絶対海になんて行かないけど、海外だと人の目を気にせず海に
入れる。
色々と面倒を見てくれたソナルにお礼を言って、別れた。 -
そしてまた、風の音と寒さであまり眠れず。
朝の7時にフェリー乗り場行きのバスが通るから、ホテルの前で待って
いればいいよとソナルに言われていたので、6:45に外に出る。
まだ真っ暗ですごい風。念のため持ってきたジャケットが役に立った。
薄暗い中、バスは本当に7時ちょうどに来た。
島のあちこちに寄って、島の中心部でしばらく止まった。
外を眺めていると、友達に見送られてバスに乗ろうとしてる男の子。
ジャニーズ系のかなりイケメンな男の子が乗ってきた。
トルコは男女とも見目麗しい率が高い。
バスを降りるとみんなスタスタとフェリー乗り場へ向かっていったので、なんとなくそれに着いていく。
すると、先ほど乗ってきたかわいいジャニーズ君が後ろからやってきて、何も言わずに私のキャリーバッグを持って、ついてこいと先に歩き始めた。
なにーちょっとかっこいいんだけど!
イケメンはこういうことしてもサマになるわね~。 -
チケット売り場について、チケットを買う。
荷物は彼が持って二人でフェリーに乗った。
船の中で、彼の片言な英語と私のビギナークラスの英語でトルコ語を
教えてもらったりして。
3年後に今の学校を終えて大学に行くって言ってたから・・・
まだ10代半ば!?
わっかい(汗)
あまりにかわいいので自分の歳なんて絶対言えない(笑)
途中、昨夜の寝不足で眠くて寝かせてもらった。
だけど、少ししたら起こされて、クッキーを食べろと強制的に食べさせられた。
やっと1枚食べたらもう1枚食べろと言う。
もういいと言ったけど許してくれない。
食べてよたべてよーと駄々をこねるので(笑)泣く子とかわいい男子にはかなわない。
無理して食べる。口の中の水分全部取られて、きついよ・・・(泣)
船を降りて、バスチケットを買う世話も彼がしてくれた。
バスの時間まで付き合ってくれるという。
彼は島で全寮制の学校にいて、将来は先生になるらしい。
今日は壊れたメガネをお父さんに買ってもらうためにチャナッカレに出てきたんだって。
久しぶりに家族に会えるからとっても嬉しいって言ってた。良い子ね。
別れるとき、
「I will miss you. Because you're so lovely.」
って言われた。(人生でもう二度と言われないと思うので、ここで自慢しておく)
もう絶対歳は隠し通す(笑)
お母さんの方が私と歳が近いよなんて言えないわ。
多分私を大学生くらいだと思っているはず。
それにしても、トルコ人のこの人たらし、というか女の子に物怖じしない精神、恐れ入りました。(元・女の子だけど!)
いい思い出になったな。
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