二条・烏丸・河原町旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回、京都ではこれまで行ったことがないところへ出かけてみた。訪れたことがない場所はあまりにもたくさんありすぎて、やもう得ずいくつかに絞った結果、この日は二条城と旧三井家下鴨別邸を訪ねることにした。午前中に二条城を訪ね、午後は下鴨別邸を訪ねた。<br /><br />二条城は1603年(慶長8)、江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城したものである。<br /><br />3代将軍家光の時代、後水尾天皇行幸のために城内は大規模な改修が行われ、二の丸御殿にも狩野探幽の障壁画などが数多く加えられた。壮麗な城に、天皇を迎えることで、江戸時代の支配が安定したものであることを世に知らしめたものである。<br /><br />1867年(慶應3)には15代将軍家喜が二の丸御殿の大広間で「大政奉還」の意思を表明したことは日本史上であまりにも有名なことである。<br /><br />二条城は1994年(平成6)、その全体がユネスコの世界遺産に登録され、徳川家の栄枯盛衰と日本の長い歴史を見つめてきた貴重な歴史遺産であると言えよう。<br /><br />もう一つの「旧三井家下鴨別邸」は、豪商三井家11家の共有の別邸として三井北家(惣領家)第10代の三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築された。主屋、玄関棟、茶室の3棟は木屋町三条上にあった三井家の木屋町別邸を1925年(大正14)に移築したものである。<br /><br />その後、国に譲渡され、京都家庭裁判所の所長官舎として2007年(平成19)まで使用されたが、2011年(平成23)に重要文化財に登録され、2016年(平成28)から一般公開された。<br /><br /> * カバーの写真は「旧三井家下鴨別邸」の夜の光景である。<br />   <br />   住所:左京区下鴨宮河町58番地2

錦秋の京都を愛でる ② ー 二条城と旧三井家下鴨別邸を訪ねる

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2017/11/23 - 2017/11/26

804位(同エリア4343件中)

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Weiwojing

Weiwojingさん

今回、京都ではこれまで行ったことがないところへ出かけてみた。訪れたことがない場所はあまりにもたくさんありすぎて、やもう得ずいくつかに絞った結果、この日は二条城と旧三井家下鴨別邸を訪ねることにした。午前中に二条城を訪ね、午後は下鴨別邸を訪ねた。

二条城は1603年(慶長8)、江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするために築城したものである。

3代将軍家光の時代、後水尾天皇行幸のために城内は大規模な改修が行われ、二の丸御殿にも狩野探幽の障壁画などが数多く加えられた。壮麗な城に、天皇を迎えることで、江戸時代の支配が安定したものであることを世に知らしめたものである。

1867年(慶應3)には15代将軍家喜が二の丸御殿の大広間で「大政奉還」の意思を表明したことは日本史上であまりにも有名なことである。

二条城は1994年(平成6)、その全体がユネスコの世界遺産に登録され、徳川家の栄枯盛衰と日本の長い歴史を見つめてきた貴重な歴史遺産であると言えよう。

もう一つの「旧三井家下鴨別邸」は、豪商三井家11家の共有の別邸として三井北家(惣領家)第10代の三井八郎右衛門高棟(たかみね)によって建築された。主屋、玄関棟、茶室の3棟は木屋町三条上にあった三井家の木屋町別邸を1925年(大正14)に移築したものである。

その後、国に譲渡され、京都家庭裁判所の所長官舎として2007年(平成19)まで使用されたが、2011年(平成23)に重要文化財に登録され、2016年(平成28)から一般公開された。

 * カバーの写真は「旧三井家下鴨別邸」の夜の光景である。
   
   住所:左京区下鴨宮河町58番地2

旅行の満足度
4.5
  • 初めて二条城を訪れた。市営地下鉄東西線「二条城前駅」で下車し、地上に出るとすぐこの「東南隅櫓」が見えてくる。ここから右の方向へ行けば、正面入り口になる。

    初めて二条城を訪れた。市営地下鉄東西線「二条城前駅」で下車し、地上に出るとすぐこの「東南隅櫓」が見えてくる。ここから右の方向へ行けば、正面入り口になる。

  • しばらく歩いていると、見学者用正面入り口の「東大手門」(重要文化財)に出るので、ここから二条城内に入る。<br /><br />この門は1662年(寛文2)頃の建築と考えられているが、築城当時は現在のような櫓門(2階建て)だったが、寛永の二条城行幸の際天皇を2階から見下ろさないようにとの配慮から、一重の門に建て替えられたと言われている。

    しばらく歩いていると、見学者用正面入り口の「東大手門」(重要文化財)に出るので、ここから二条城内に入る。

    この門は1662年(寛文2)頃の建築と考えられているが、築城当時は現在のような櫓門(2階建て)だったが、寛永の二条城行幸の際天皇を2階から見下ろさないようにとの配慮から、一重の門に建て替えられたと言われている。

  • まず中に入って目に付いたのは、二条城内を警備する「番所」である。この建物は再建された現代のものである。他にも再建されたものが何箇所かあるようである。

    まず中に入って目に付いたのは、二条城内を警備する「番所」である。この建物は再建された現代のものである。他にも再建されたものが何箇所かあるようである。

  • 二の丸御殿に入るのに、先ずこの「唐門」から入らなければならない。

    二の丸御殿に入るのに、先ずこの「唐門」から入らなければならない。

  • この門は切妻造、桧皮葺の四脚門で、その前後に唐破風が付く。よく見ると、あちこちに「菊の御紋」が付いているが、二条城は徳川家による築城であり、これはどういうことなのか。

    この門は切妻造、桧皮葺の四脚門で、その前後に唐破風が付く。よく見ると、あちこちに「菊の御紋」が付いているが、二条城は徳川家による築城であり、これはどういうことなのか。

  • 入り口の飾りは、日光の東照宮陽明門の過剰なまでの装飾を思い出させられる。

    入り口の飾りは、日光の東照宮陽明門の過剰なまでの装飾を思い出させられる。

  • これは唐獅子に牡丹といった彫刻だろうか。

    これは唐獅子に牡丹といった彫刻だろうか。

  • 豪華絢爛な極彩色の彫刻に目を見張らせられた。

    豪華絢爛な極彩色の彫刻に目を見張らせられた。

  • 「二の丸御殿」(国宝)の入口。御殿の中をしばらく見て回った。

    「二の丸御殿」(国宝)の入口。御殿の中をしばらく見て回った。

  • 結婚記念写真を撮っているカップルがいた。写真をお願いすると、快く快諾してくれ、こんなサービスまでしてくれた。

    結婚記念写真を撮っているカップルがいた。写真をお願いすると、快く快諾してくれ、こんなサービスまでしてくれた。

  • 内堀に沿ってしばらく歩いてみた。堀の水は太陽の光を受けてキラキラ輝いていた。

    内堀に沿ってしばらく歩いてみた。堀の水は太陽の光を受けてキラキラ輝いていた。

  • 木立の中にふと白い色の椿を見つけた。

    木立の中にふと白い色の椿を見つけた。

  • このような八重の椿もある。

    このような八重の椿もある。

  • 黄色く色づいたイチョウの葉が美しい。太陽の光を浴びて輝いている。

    黄色く色づいたイチョウの葉が美しい。太陽の光を浴びて輝いている。

  • ここは本丸御殿だろうか。

    ここは本丸御殿だろうか。

  • 「北中仕切門」(重要文化財)は1626年(寛永3)頃の建築で、本丸西櫓門への通路を塞ぐ、防衛上重要な門であった。

    「北中仕切門」(重要文化財)は1626年(寛永3)頃の建築で、本丸西櫓門への通路を塞ぐ、防衛上重要な門であった。

  • 大きな釣鐘が2つあり、いかにも古そうである。どちらも京都所司代屋敷で火事等の緊急事態を周辺に知らせるために使われたものである。

    大きな釣鐘が2つあり、いかにも古そうである。どちらも京都所司代屋敷で火事等の緊急事態を周辺に知らせるために使われたものである。

  • 天守閣跡の高台から二条城の建物群を見下ろす。

    天守閣跡の高台から二条城の建物群を見下ろす。

  • 清流園の奥には広大な森林が広がっている。

    清流園の奥には広大な森林が広がっている。

  • 「南中仕切り門」の扉は頑丈な木材で出来ている。

    「南中仕切り門」の扉は頑丈な木材で出来ている。

  • 「二の丸庭園」は後水尾天皇行幸のために1626年(寛永3)、小堀遠州のもとで改修された。

    「二の丸庭園」は後水尾天皇行幸のために1626年(寛永3)、小堀遠州のもとで改修された。

  • 京阪電車の『出町柳駅」で下車し、次の目的地へ行った。<br /><br />次に加茂川と高野川の合流点にある、鴨川デルタを渡って旧三井家下鴨別邸へ向かった。天気が良く、気持ちよかったので、川のほとりに出てみた。<br /><br />

    京阪電車の『出町柳駅」で下車し、次の目的地へ行った。

    次に加茂川と高野川の合流点にある、鴨川デルタを渡って旧三井家下鴨別邸へ向かった。天気が良く、気持ちよかったので、川のほとりに出てみた。

  • 下鴨別邸に行く前に昼食を取った。「響」という日本そばの店である。

    下鴨別邸に行く前に昼食を取った。「響」という日本そばの店である。

  • これは小生が注文したもの。小さな3つの椀にそばが入っている。

    これは小生が注文したもの。小さな3つの椀にそばが入っている。

  • こちらは連れが頼んだものである。

    こちらは連れが頼んだものである。

  • 川辺にこんな鳥がいるのに気が付いた。アオサギだろうか。

    川辺にこんな鳥がいるのに気が付いた。アオサギだろうか。

  • 野鳥が三羽もいる。

    野鳥が三羽もいる。

  • 割と大きなサギのようだが、じっと立ち止まって何かを見ている。

    割と大きなサギのようだが、じっと立ち止まって何かを見ている。

  • 魚釣りをしている人のこんな側に野鳥がいるなんて、正に大きな驚きだ。しかも、ここは京都のど真ん中である。

    魚釣りをしている人のこんな側に野鳥がいるなんて、正に大きな驚きだ。しかも、ここは京都のど真ん中である。

  • トンビが空高く飛び回り、獲物を探しているようだった。

    トンビが空高く飛び回り、獲物を探しているようだった。

  • 下鴨神社に向かって行くと、大きな木立とその中に立派な邸宅があるのに気が付く。これが目指していた下鴨別邸である。

    下鴨神社に向かって行くと、大きな木立とその中に立派な邸宅があるのに気が付く。これが目指していた下鴨別邸である。

  • 「旧三井家下鴨別邸」は下鴨神社に向かう参道口(神社まで約400メートルあり)にあり、三井家11家の共通の別邸として1925年(大正14)、木屋町別邸を移築したものである。<br /><br />木屋町別邸は、1880年(明治13)に建てられたものであるが、先祖の霊を祀っている「顕名霊社(あきなれいしゃ)」へ一族が参拝した時の休憩所として下鴨別邸が造られ、移築された。<br /><br />写真で見るように、3階部分の望楼が特徴で、近代和風建築として歴史的な価値が高く、2011年(平成23年)に重要文化財に指定された。 

    「旧三井家下鴨別邸」は下鴨神社に向かう参道口(神社まで約400メートルあり)にあり、三井家11家の共通の別邸として1925年(大正14)、木屋町別邸を移築したものである。

    木屋町別邸は、1880年(明治13)に建てられたものであるが、先祖の霊を祀っている「顕名霊社(あきなれいしゃ)」へ一族が参拝した時の休憩所として下鴨別邸が造られ、移築された。

    写真で見るように、3階部分の望楼が特徴で、近代和風建築として歴史的な価値が高く、2011年(平成23年)に重要文化財に指定された。 

  • 先ずは1階座敷から見て回った。大きな広間があり、庭を臨む南側がほぼ全面ガラス張りで、開放感がある。大正ガラスはすべて手造りで、歪みや凸凹感がある。<br /><br />1昨年、NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」の主人公の「あさ」のモデルになった広岡浅子の手紙が展示室に置かれている。浅子は小石川三井家六代目当主、三井高益の四女に当たる。

    先ずは1階座敷から見て回った。大きな広間があり、庭を臨む南側がほぼ全面ガラス張りで、開放感がある。大正ガラスはすべて手造りで、歪みや凸凹感がある。

    1昨年、NHK朝の連続ドラマ「あさが来た」の主人公の「あさ」のモデルになった広岡浅子の手紙が展示室に置かれている。浅子は小石川三井家六代目当主、三井高益の四女に当たる。

  • 普通、寺院や仏閣だと障子が使われているが、ここではどの部屋もガラスが使われている。

    普通、寺院や仏閣だと障子が使われているが、ここではどの部屋もガラスが使われている。

  • ここは内玄関で、家族や使用人が利用していた出入り口である。

    ここは内玄関で、家族や使用人が利用していた出入り口である。

  • 廊下の端に「孔雀牡丹図」(原 在正筆)の杉戸絵がある。当初は普通の襖であったが、一般公開に先立ち改装の際、この杉戸絵が見つかり、入れ替えられた。

    廊下の端に「孔雀牡丹図」(原 在正筆)の杉戸絵がある。当初は普通の襖であったが、一般公開に先立ち改装の際、この杉戸絵が見つかり、入れ替えられた。

  • 洗面室の窓ガラスが美しい。このような水回りの部屋は、水に強い松材が使われているそうである。

    洗面室の窓ガラスが美しい。このような水回りの部屋は、水に強い松材が使われているそうである。

  • 風呂場の天井に設けられた開孔口。

    風呂場の天井に設けられた開孔口。

  • ここから2階に上がる。

    ここから2階に上がる。

  • 2階へ移動した。普通は2階は公開されておらず、この時期のみ1週間ほどの公開であった。

    2階へ移動した。普通は2階は公開されておらず、この時期のみ1週間ほどの公開であった。

  • 階段を上がると、こんな具合である。

    階段を上がると、こんな具合である。

  • 2階に上がると、広々とした広間がある。建物の意匠と外に広がる森の重なり合いが美しい。ここでも1階同様ガラスが多用されている。

    2階に上がると、広々とした広間がある。建物の意匠と外に広がる森の重なり合いが美しい。ここでも1階同様ガラスが多用されている。

  • 2階の広間は明るく、かなり広い。通常は2階は見学できないそうで、この時期秋の特別公開ということで、見ることが出来た。

    2階の広間は明るく、かなり広い。通常は2階は見学できないそうで、この時期秋の特別公開ということで、見ることが出来た。

  • 床の間には墨絵が掲げられている。

    床の間には墨絵が掲げられている。

  • 3階部分の望楼。通常は見学できないが、期間限定で見ることが出来るようだ。さぞかしここからの景色はよいものと思われる。

    3階部分の望楼。通常は見学できないが、期間限定で見ることが出来るようだ。さぞかしここからの景色はよいものと思われる。

  • 外から屋敷を見てみた。

    外から屋敷を見てみた。

  • 最初気が付かなかったが、池の形がひょうたん型になっている。ひょうたんは富と繁栄の象徴だそうで、豪商三井家ならではの工夫とと言える。

    最初気が付かなかったが、池の形がひょうたん型になっている。ひょうたんは富と繁栄の象徴だそうで、豪商三井家ならではの工夫とと言える。

  • 庭はかなり広い。

    庭はかなり広い。

  • 池を挟んで母屋(左側)と茶室(右側)。

    池を挟んで母屋(左側)と茶室(右側)。

  • 母屋の2階と3階の望楼を見る。

    母屋の2階と3階の望楼を見る。

  • 2階の手すりの部分。なかなか手が込んでいる。

    2階の手すりの部分。なかなか手が込んでいる。

  • 茶室で抹茶を頂けるということで、利用させていただいた。

    茶室で抹茶を頂けるということで、利用させていただいた。

  • 茶室の入口。

    茶室の入口。

  • 床の間(右側)には掛け軸も花もなく、少々寂しい気がした。

    床の間(右側)には掛け軸も花もなく、少々寂しい気がした。

  • 茶室は2つの部屋から出来ていて、入口を入っての4畳半の部屋と手前の3畳の部屋である。意外に狭さは感じなかった。

    茶室は2つの部屋から出来ていて、入口を入っての4畳半の部屋と手前の3畳の部屋である。意外に狭さは感じなかった。

  • 茶室には円窓が設けられていて、外の景色が眺められ、自然との一体感を感じることが出来る。

    茶室には円窓が設けられていて、外の景色が眺められ、自然との一体感を感じることが出来る。

  • 「梅鉢型窓」を通して外を見る。あまり木々の緑が建物の一部が邪魔をしてよく見えない。ただ、形が面白い。

    「梅鉢型窓」を通して外を見る。あまり木々の緑が建物の一部が邪魔をしてよく見えない。ただ、形が面白い。

  • 茶室で抹茶とお菓子を頂いた。ほっとすることが出来、しばし寛いだ。

    茶室で抹茶とお菓子を頂いた。ほっとすることが出来、しばし寛いだ。

  • 「旧三井家下鴨別邸は簡素ながら細部までこだわった造作いたるところで見つかります」「下記写真はどこにあるか(?)探してみてくださいね」というクイズが掲示されていた。

    「旧三井家下鴨別邸は簡素ながら細部までこだわった造作いたるところで見つかります」「下記写真はどこにあるか(?)探してみてくださいね」というクイズが掲示されていた。

  • 移動しながら見ていると、上記の造作が割と簡単に見つかった。上部左側は襖の引手であるが、「分銅」を表している。さすがに商家らしい。

    移動しながら見ていると、上記の造作が割と簡単に見つかった。上部左側は襖の引手であるが、「分銅」を表している。さすがに商家らしい。

  • こんになにも凝つた「釘隠し」があった。日本建築ではよく見られるものである。

    こんになにも凝つた「釘隠し」があった。日本建築ではよく見られるものである。

  • 夕方もう一度来てみたいと思ったが、寒いのと別なところ行きたかったので、断念した。この夜景写真は販売していた絵葉書から利用させていただいた。<br /><br />見学を終えて感じたことは、豪商三井家の別邸ということで、豪華な造りを想像していたが、意外にも簡素な住宅で、三井家の商家としての質素な生活振りに感心させられた。

    夕方もう一度来てみたいと思ったが、寒いのと別なところ行きたかったので、断念した。この夜景写真は販売していた絵葉書から利用させていただいた。

    見学を終えて感じたことは、豪商三井家の別邸ということで、豪華な造りを想像していたが、意外にも簡素な住宅で、三井家の商家としての質素な生活振りに感心させられた。

  • 下鴨別邸から下鴨神社へ足を延ばしてみた。5~6分位森の木立を歩いて、到着した。

    下鴨別邸から下鴨神社へ足を延ばしてみた。5~6分位森の木立を歩いて、到着した。

  • 境内に「さざれ石」があった。「さざれ石」というのは、小さい石と言う意味で、国歌の「君が代」に歌われている。

    境内に「さざれ石」があった。「さざれ石」というのは、小さい石と言う意味で、国歌の「君が代」に歌われている。

  • その近くで、ふと地面を見ると葉に隠れるようにしている蝶調の姿が見えた。

    その近くで、ふと地面を見ると葉に隠れるようにしている蝶調の姿が見えた。

  • 下鴨神社から下鴨別邸方面に戻ってくると、初めて目にする「鴨社資料館 秀穂舎」という美術館があった。時間があればのぞいてみたいと思った。

    下鴨神社から下鴨別邸方面に戻ってくると、初めて目にする「鴨社資料館 秀穂舎」という美術館があった。時間があればのぞいてみたいと思った。

  • 秀穂舎のすぐ脇にこのような小川が流れていて、微かにせせらぎの音が聞こえてきた。

    秀穂舎のすぐ脇にこのような小川が流れていて、微かにせせらぎの音が聞こえてきた。

  • 再度、鴨川のほとりに出て、バスでホテルへ戻った。<br /><br />この日は初めて二条城と旧三井家下鴨別邸を訪ねたが、いずれも日本の伝統と文化を感じる場所で、京都にはこのような素晴らしいところが数多くあるのを認識させられた。

    再度、鴨川のほとりに出て、バスでホテルへ戻った。

    この日は初めて二条城と旧三井家下鴨別邸を訪ねたが、いずれも日本の伝統と文化を感じる場所で、京都にはこのような素晴らしいところが数多くあるのを認識させられた。

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