2017/11/02 - 2017/11/04
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ザリガニ大王さん
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のんびりと、稲刈り後の田んぼの中を鉄旅するのは実に楽しい。昨日の弘南鉄道も楽しかった。
五所川原のホテルで朝食を食べて、鉄道の旅に出ます。ホテルのフロントで駅のコインロッカーについて質問すると、大きいのはあまりありませんが、揃ってますとの事。確かにありました…。
今日は折り返しで津軽鉄道の完乗と、金木の太宰が疎開していた家を見ることが目的です。斜陽館と津軽三味線会館は既訪済みです。本当はスコップ三味線館も訪問しようと思ったのですが、ちょっと距離があり、時間調整も面倒なので今回はパスします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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津軽鉄道のゆるキャラ、「つてっちー」。アテンダントのお姉さんも、「まぁ。」と興奮して写真撮ってました。あまり会えないキャラなんですかね。
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津軽中里駅の、クラウド・ファンデングで復旧整備費用を調達した転車台だそうです。
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余り天気は良くありません。今日の予報は雨です。かの内田百けん・先生は、阿房列車で雨が降っても、雨漏りのしない屋根が汽車についているので関係ないとのことを書いておられました。でも、私には同行のヒマヤラ山系氏は居ないので大丈夫。雨は降らないでしょう。…でも、私の旅を御存じの皆さん御気づきですよね。私一人の時は、どうも雨男の様なのです。
本日は始発ではなく、次発でもなく三番列車の8時10分発に乗車します。これはホテルで珍しく朝食をとろうと思ったのと、金木に着いても見学先が開いていないからです。
JR五所川原駅。右手に立派なコインロッカーが有ります。小さいの300円。 -
駅の横には、祭りの際に立佞武多を収容する建物があります。
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地図よりも、もっと道路(小路)がおおく、道路が小路でなく工事(区画整理)中も多く、あまり参考になりません。
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五所川原駅の中です。五能線のリゾート列車押し。
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津軽鉄道の駅。
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駅に直交して会社がありました。全体の位置関係はJR津軽駅の写真で判ります。
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津軽駅の中。無事にカエルます。
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よく撮影される時刻表。
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駅員の「つてつ」押しが伝わります。
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おやまぁ、津軽鉄道にもコインロッカーが。しかも200円。津軽鉄道の応援のためにもこっちを使いたかったなー。ホテルで「駅にロッカーありますか」と聞いた私が悪かったのかしら。
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JR構内を通り津軽鉄道ホームへ。手前がJR根奥が津軽鉄道。幅からして違います。
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連絡通路から見た津軽鉄道。単行ではないのですね、
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あれ、ここにもロッカーが。益々失敗した。
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それでは、心に響く風景に「出会い」に行きましょう。
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後部から。
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運転席を撮ってと。これで鉄席確保。
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あれ、この人は人形並べてSNSかブログの撮影? すこし、背中がザワッとしました。
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運転席、寄りで一枚。
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進行方向。あの人まだなんかやってる。
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津軽フリーパスは、金木までしかフォローしてません。どうせ一旦降りるし。
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途中、駅マニアには堪えられない様な駅が。
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五所川原農業高校前。
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この日は学校祭で、高校生が沢山降りました。高校までは地図で見ると結構あるようで、冬の苦労を察します。これで乗車率がぐんと下がりました。
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おお、これは例の香取画伯渾身の作品ですね。
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落書き列車、夢のキャンパス号。
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この駅には乗車しないけど、撮り鉄や香取画伯押し関係の方がいました。津軽鉄道のためにも一駅区間でも良いので、乗車お願いします。
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8時31分到着。終点ではありませんが、ここで降ります。
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同乗されてた数組は、斜陽館に向かわれたようですが、まだ開館してないと思います。
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うーん。自己評価を確立してください。と、つっこみを入れつつ町を少し散歩。
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時間があるので太宰治疎開の家の周りを、少し回り込みます。当然喫茶店などある訳もなく。疎開の家のすぐ近くに、9時前から昭和の感じがするラーメン屋さんが暖簾をだしてました。小心者の私は入る訳にもいかず周りをウロウロと。後で調べると「丸一食堂」さんという店らしく、エビラーメンがおいしいとか。失敗したー。そうと知ってたら朝食抜きで来るんだった。因みに、覗くとお店の中に人はいましたが、お客かどうかは不明。従って暖簾は降りていたが営業していたかも不明です。
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開館時間の9時を5分ほど過ぎて、若い館長さんが自転車でやってきました。最初にお庭を見せていただきます。私しか客がいないので、懇切丁寧にマンツーマンで説明して頂きます。
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この家は、太宰治(本名、津島 修治)の兄が新婚の時に増築し住んでいた家で、元々は斜陽館に離れとして存在していました。ですから家具には新婚の棲家を象徴してしゃれた飾りがついています。
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館長さんは、話に途切れなく、この家に放蕩の果てに母の見舞に還ってきたときの話。戦時疎開で太宰が家族と住んで頃の話。等々、滔々と話されます。太宰が書いた短編(私は知らなかったのですが)に記述されている部分を指示し説明してくれます。
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書斎に使っていた場所も示し、説明してくれますが、時間が気になってきました。私が9時58分発の津軽中里行に乗りますと言うと、まだ大丈夫です。とのこと。うーん、写真撮りたいしね。やがて、お客がもうひとり来たので、その隙にお礼を言って退散します。
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来た道を戻ります。奥に駅の屋根が見えます。
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構内踏切。人の陰で看えませんが遮断機が付いてます。
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鉄席はすでに占領されていたので、中ほどに座ります。
奥に見える立っておられる方が、津軽半島観光アテンダントの方です。切符の販売もしておられたようなので、最初はてっきり津軽鉄道のアテンダントだと思ってました。興味がある方は貼付けのURLをご覧ください。http://t-ate.com/introduction.html -
このアテンダントさんに、津軽今里ですぐ折り返す話をしたところ今日は鉄道カフェをやっているので是非寄って行ってくれとのこと。よし、おれもお姉さんに誘われて、後ろを見せるような男じゃない。一列車遅らせます。接続が不安ですが、最悪は新青森18時45分発にのれば、札幌まで今日中に接続できます。切符はすでに確保。
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津軽中里駅に10時11分に到着。「つてっちー」に大反応している若い女性の携帯が見切れています。ほとんど、つきっきりで騒いでました。
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津軽中里駅は右手です。袴腰岳登山不可とあるので神霊の山か険しい山かと思ったのですが、そうではないようで標高707mの山の様です。
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津軽中里駅前の様子。先ほどの交差点から。
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鉄道カフェ開催に合わせて、転車台の操作があるので皆行きましょうと誘われ、駅裏に。
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乗ってきた列車が、写真一番右端に移ってます。みんなでゾロゾロと。
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赤いジャンパーの二人は、背中の紋々からすると弘前大学人文社会科学部の学生さんだと思います。金木からの列車が一緒でした。最初の見かけは、化粧の濃い高校生だと思ってました。
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中の見学はできませんが、ストーブ列車とラッセル車が展示してました。
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キ101。鉄道省大宮工場、昭和8年とあります。癸酉(みずのととり)の生まれですか。
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これが本州最北の転車台。\800千円の資金調達目標に対して、\1,414千円集まったそうです。
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列車の代りに「つてっちー」のアンドンが登場しました。
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転車台はロック固定ではなく、継目板で固定しています。また、枕木を使った車止めのクサビを嵌めています。
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コンクリートにレールを敷設しているのではなく、地面に敷設しているのですね。
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ストーブ列車。
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ひっぱってはまいね。押してケロ。
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「ごしょりん」と「つてっちー」。ごしょりんは五所川原市の立佞武多のゆるキャラで、鉢巻に書いてあるヤッテマレは立佞武多に付く囃子方の掛け声です。青森の「ラッセラー」、弘前の「ヤーヤドー」に並ぶもので、リズミカルに鐘を鳴らしながら踊る姿は、立佞武多館で実演を見れることもあります。結構ノリノリの音楽で、青森のハネトとは趣が違います。
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意味は解りますよね。触ったらだめだよ!
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高速コースです。時間が余っているので、鉄道カフェの食べ物を頂こうと思ったのですが、売店形式なのでカップラーメンしかありません。食堂許可のある駅付の喫茶店(らしきところ)にうどんを頼みました。オバサンが「えっ。」と宇宙人でも見たよう表情をして、慌てだします。おそらく、当日初めてで湯も沸いて無く、卵入り天ぷらうどんを頼んだものですから、一人のオバサンはどこやらに卵を取に走出しました。一時は、次の列車に間に合うか不安になるくらい、うどんが出来てきません。ま、間に合いましたが。
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しとぎ餅、馬まんと言うのが売ってました。中身は聞いても良く解らないので、とりあえず買ってみます。この鉄道カフェの様子などは、津軽鉄道のHPに出ていました。http://t-ate.com/archives/13198.html
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帰り道につくことにします。11時32分発の、折返しの列車はこんな風になってました。
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太宰押しです。
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先ほどの「馬まん」と「しとぎ餅」。写真撮る前に食べちゃいました。馬まんの原材料名など。馬肉が入っているようです。ま、一度お試しあれ。
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帰りの列車にも、先ほどとは別のアテンダントさんが乗っており、切符の所持を聞かれたので、津軽フリーパスと金木~津軽中里の往復切符(硬券)を見せます。
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アテンダントさんのカバンが邪魔。
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毘沙門駅だそうです。広域新農業センターがあると書いてありました。
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芦野公園駅。桜の咲くころは賑やかなのでしょうね。
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こんな風景の中を列車は進みます。12時7分、あっというまに五所川原駅。立佞武多館や天中華の再訪も考えましたが、ここは予定を早め、帰り道につくことにします。
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駅前のバス待合所の中です。津軽鉄道と同じテーストの時刻表。ここから、JRで弘前に戻らず、直接バスで新青森に行きます。ちよっと津軽フリーパス使えませんが、乗ってみたい。バス待合所内に、立食いソバとかあるじゃないですか。またもや失敗した。ここまで我慢すればよかった。先ほどのうどんと饅頭・餅が胃の中でぼやいています。
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そうそう、これ。接続が悪く断念しましたが、次のリベンジにとっておきたいです。
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13時にバスは発車します。バスの中からバス乗り場を撮影。
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何時もの最前列席を確保して。各方面に三台同時に発射します。
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途中、疲れから、かなりウトウトしました。
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14時10分ごろに新青森駅に到着。新青森駅で切符を発車時間の近いものに変えます。しかし、13時31分のはやぶさ13号が出たばかりで、次は15時31分発。札幌につくのは20時34分。五所川原からのルートを考えると、時間帯的に飛行機が無いので、これが最短ですが利用しずらいですよね、
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ま、三連休の中日だというのに、スカスカだったのでおかげで乗れましたが。
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新函館北斗駅の札幌行特急北斗のホーム。訳の分からん乗車位置のアルファベット表示。何とかならんのか―。責任者でてこーい。Eが鷲なのはいいとして、kが昆布かい。なんの脈略があるんじゃー。落ちはないのかー。と接続時間が長いので、文句を言っております。このホーム吹き抜けで寒すぎます。
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だいぶ疲れが出てきましたが、とにかく帰りましょう。
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ま、楽しい旅でした。鉄道旅行。乗り鉄は最高です。またしたい。暫く出来そうにないけど。
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