☆ドロミテに憧れて*:. .北イタリア南チロルの村へ♪ vol.1２☆ベローナ【サンタナスターシア教会】

2017/07/15 - 2017/07/15

☆ドロミテに憧れて*:. .。4日目。

ベローナの朝は雨(^^ｒ：：：
朝食後のツアーの街歩きをパスして
ホテルの隣りにあるサンタナスターシア教会へ行ってみます。

JALパック☆ゆったり周遊シリーズ☆
世界自然遺産ドロミテ街道をドライブ！イタリアの絶景を巡る８日間。
1日目
中部国際空港　セントレアホテルに前伯。
2日目
中部国際空港→東京（羽田）→ミラノ→ベルガモ　ベルガモ泊
3日目
ベルガモ→シルミオーネ→ベローナ　ベローナ泊
4日目
ベローナ→ボルツァーノ　　　　　　ボルツァーノ泊
5日目
ボルツァーノ　　　　　　　　　　　ボルツァーノ泊
6日目
ボルツァーノ→コルティナ・ダンペッツォ　コルティナ・ダンペッツォ泊
7日目
コルティナ・ダンペッツォ　　　コルティナ・ダンペッツォ泊
8日目
コルティナ・ダンペッツォ→ベニス空港　　　機中泊
9日目
羽田空港→中部国際空港　　お疲れ様でした。

エリア ベローナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ジャルパック

サンタナ スターシア教会。
ホテルの隣りだから傘はいらない♪

ベローナ生まれのサン・ピエトロ聖人に
捧げられたサンタナ スターシア教会へ行ってみます。

未完成といわれるファサードはさっぱりしたもので
２枚のレリーフと５連のアーチがあるだけです。

サンタナ スターシア教会の
入口のこの木製扉は１５世紀の物だそうです。

さぁ～８ユーロのチケットを購入して見学開始です。

教会で最初に目にするのは
この美しいフレスコ画の祭壇です。

ボルディエーリ家の祭壇。
美しい装飾に目を奪われます。

聖母子像の下に並ぶのは聖セバスティアーノと
殉教者聖ピエトロと一番右が聖ロッコの像です。

この身廊の美しさに２度びっくり…。

身廊の柱はベローナ産の赤い大理石。
そして、交差ヴォールトの天井がとても美しいです。

大理石の柱にはピエトロ・ダ・ポルレッツァ作の
聖水盤を背負うせむしの男がいます。
触ると福を招くらしい…旅の晴天願って。。。

聖水盤の下で頭を抱える男「パスキーノ」
1591年のパオロ・オレフィーチェの作品だそうです。

こちら様にも
晴天を願ってしっかり触っておきます（笑

左の側廊から順番に見てゆきます。

豪華な装飾の
ピエトロ・ロターリの祭壇。

アップで…。

祭壇前の天井。

天井には細やかな草花と
ドミニコ会の修道士達が描かれています。

淡い色のステンドグラス。

聖エラスーモの祭壇。

祭壇の間にみられる彫像。

ドメニコ会の聖人達の祭壇が続いています。

もう少し近くへ…。

聖レイモンドに捧げられた祭壇です。

この教会のモザイクがとても素晴らしいです。
制作者は「せむし」と同じ
ピエトロ・ダ・ポルレッツァだそうです…。

三色使いで赤は殉教者サン・ピエトロの血の色
白と黒はドメニコ会派の僧服の色を表しているそうです。

これは身廊の床です。

これは、雲かな？

花のデザイン♪

このモザイクが凄い！
四方八方どこも見落とせない…。

柱にも花のモチーフ♪

ひときわ豪華なミニスカルキ家の祭壇。

ミニスカルキ家の祭壇は
聖母と12人の使徒達への降臨。

祭壇の上部も見事。

少し離れて
ミニスカルキ家の祭壇をみます。

ミニスカルキ家の祭壇の隣は？

ゴージャスなパイプオルガン。

側廊に並んでいる祭壇は
どれも見事なものばかりです。

右の柱にライオンの紋章をみつけました。

この祭壇は

モッツォレーニ家の祭壇。

祭壇の天井。

柱に描かれたフレスコ画。

柱に描かれた聖母子。

洗礼盤。

あいてるスペースがない。。

ここは以前の聖アナスタシア教会があった所。
一番古い場所にあるキリスト像です。

キリストが架けられている
十字架は15世紀の物だそうです。

キリスト像の左には
キリストの死を嘆き悲しむ使徒達の姿。
手にしているのは聖骸布でしょうか…。

柱に2017の文字。

アップで…。

天井飾る草花が本当に綺麗です。

主祭壇からみる左の側廊です。

まだ未完成の所もあります。

かすかに色のついたガラスの窓。
差し込む光も柔らかです。。。

チェントレーゴの祭壇の聖母子。

チェントレーゴの祭壇の窓。

インパクトのある
ペッレグルーニ家の礼拝堂。

礼拝堂の両脇にキリストの生涯が
テレコッタで描かれているのですが…。

ステンドグラスが綺麗なのは

ペッレグルーニ家の礼拝堂でした。

鮮やかな赤が印象的な
フレスコ画はアルティキエーロの聖母子。

ペッレグリーニ家礼拝堂の周りの装飾。

シンプルな天井。

ここは修復作業中。

若い人達が黙々と作業をしています。

殉教者ピエトロに捧げられた
ボルディエーリ家の祭壇です。

修復を待っているフラスコ画。
手にしているのはペンかナイフか？？？

左の側廊はここで終わり。

主祭壇前から振り返ると
入口に見学者が…。

ようやく主祭壇です。

主祭壇。
背後のステンドグラスは20世紀のもので
聖ピエトロも含めて５人の聖人が描かれています。

輝く主祭壇。
後陣のステンドグラスは
20世紀になってからのものだそうです。

主祭壇の左には壁いっぱいに描かれた
コルテジーア・セレーゴの記念墓碑。

上部の円は天国を表しているそうです。

コルテジーア・セレーゴ
スカラ家の軍指揮官らしく指揮棒を持っています。

主祭壇の天井。

主祭壇の右には最後の審判が描かれています。

ペッレグリーニ家の聖アンの祭壇。

ここのステンドグラスも綺麗。

聖アンの祭壇の左にあるフラスコ画。

スカラ家の紋章かな？

隣の祭壇。

次の祭壇の絵画は修復が必要のようです。

マグダラのマリアと信者達。

先ほどの修復チームが手掛けるのでしょうか？

多くの絵画が飾られています。

一人で訪ねたルミオーネの教会は
暗くて長居ができずに引き上げてしまったけど

この教会は一人でも大丈夫。
煌びやかな美しさに
時を忘れてしまいそうです。。。

もう一度
主祭壇をみておきます。

何処をみても綺麗！

豪華なロザリオの祭壇です。

フラスコ画はドメニコクルーニの作品。
レパントの海戦の勝利記念の礼拝堂だそうです。

天使が花を持って迎えてくれています。

聖母子と聖ドミニコと殉教者聖ピエトロ。

ドームの装飾が綺麗そうですが
良く見えなくて残念(-_-;

オペラグラスか望遠鏡が必要でしょうか？

次へ…。

重厚な扉。

天使のモニュメント。

主祭壇を側廊から振り返ります。

ピンデモンテ家の祭壇。

大理石の彫刻の祭壇。

オラツィオ・マリナーリの作品だそうです。

身廊の右にある聖母子像。
淡いブルーのお揃いの衣装です。

長いトレーンの衣装。
母子像の前には
ハート形の蝋燭が並べられています。

願いが叶ったのか
沢山の蝋燭が置かれています。

時々、聖母子の衣装が変わるらしい。

聖母子像の隣の祭壇。

この教会に日本語ガイドが
あったらと痛切に感じました。

対の獅子の彫刻も…。

中にはキリスト像。

ここの彫刻も見事です。

右の翼廊の最後の祭壇。

最後の彫像。

最後の花のモザイクも綺麗…。

もう一度身廊をみて見学を終わりにします。

素晴らしい天井と綺麗なモザイクと豪華な祭壇の教会。
雨のおかげで目の保養をさせて貰いました。

素晴らしいサンタナ スターシア教会が
ガイドブックに載っていないのが不思議です。

雨はどうでしょか？
ひとまずホテルへ戻ります。

雨はやんでいますが
また、降り出してもおかしくない空です。

ホテルへ戻って少し休んで
近くのお店を覗いてみます。

☆ドロミテに憧れて*:. .北イタリア南チロルの村へ♪
vol.1２☆ベローナ【サンタナスターシア教会】

ご訪問を頂きまして有難うございました<(_ _)>

この旅行記へのコメント （4）

• みさぱぱさん 2018/09/01 09:27:29

  自然石の模様が素晴らしい教会

  こんにちは．
  みさぱぱです．
  
  いつも興味深い旅行記を書かれており，拝見するのが楽しみです．
  
  本旅行記で紹介されている「サンタナスターシア教会」の内部の石造りは見事ですね．
  太く高い円柱など輪切りの石を重ねて柱にしていたり，当時の建築技術のすごさに
  圧倒されます．
  また多種多様な石材が使われているようで，床のカラフルさ，模様彫刻や自然の模様を
  効果的に活かしている素晴らしい教会です．
  
  特に気になったのが94枚目？の写真「天使のモニュメント」において，門と台を構成している白黒基調の複雑な流れ模様の石材，とても不思議な模様をしていますね．
  自然石の表面をそのまま出して研磨しているものだと思われますが，ちょっと調べてみても判らない...です (^^;)
  
  現地近隣で採取できる石なんでしょうかね～
  
  

  旅空ーshinoさん からの返信 2018/09/08 14:23:18

  RE: 自然石の模様が素晴らしい教会

  みさぱぱさん　こんにちは。
  
  > いつも興味深い旅行記を書かれており，拝見するのが楽しみです．
  
  「サンタナスターシア教会」にご訪問いただきありがとうございます。
  
  > 本旅行記で紹介されている「サンタナスターシア教会」の内部の石造りは見事ですね．
  > 太く高い円柱など輪切りの石を重ねて柱にしていたり，当時の建築技術のすごさに
  > 圧倒されます．
  > また多種多様な石材が使われているようで，床のカラフルさ，模様彫刻や自然の模様を
  > 効果的に活かしている素晴らしい教会です．
  
  雨のおかげでゆっくりと「サンタナスターシア教会」をみることができました。
  素晴らしい天井の構造や細やかな装飾は外観からは想像もつかないものでした。
  
  > 特に気になったのが94枚目？の写真「天使のモニュメント」において，門と台を構成している白黒基調の複雑な流れ模様の石材，とても不思議な模様をしていますね．
  
  石に詳しいみさぱぱさんはみるところが違いますね。
  
  > 自然石の表面をそのまま出して研磨しているものだと思われますが，ちょっと調べてみても判らない...です (^^;)
  >
  > 現地近隣で採取できる石なんでしょうかね?
  
  ベローナは赤い大理石で有名ようですが、変わった石もありそうですね…。
  大理石の色や模様は含まれる鉱物によるようですが、
  ただみるだけでなく、ルーツをたどるのも面白そうです。
  
  ブダペストの教会でも真っ赤な大理石をみたときにベローナ産かな〜？
  これからはガイドさんに聞いてみることにします。
  　
  
  　　　旅空ーshino
  
  

• trat baldさん 2017/11/06 07:31:55

  余程気候が安定しているのかしら。

  年間を通じて気温や湿度が安定してないと経年劣化が強く起きると思うけど、保存の良さにビックリ！勿論プロや職人、学生等に依る地道で精緻な修復は写真でも納得です、屋外の木製のドアの600年には感嘆詞が付きます！！！

  旅空ーshinoさん からの返信 2017/11/10 11:21:50

  RE: 余程気候が安定しているのかしら。

  こんにちは♪
  > 年間を通じて気温や湿度が安定してないと経年劣化が強く起きると思うけど、保存の良さにビックリ！勿論プロや職人、学生等に依る地道で精緻な修復は写真でも納得です、屋外の木製のドアの600年には感嘆詞が付きます！！！
  
  木製のドアは傷みはありましたが,
  それにしても良くもっていますよね！！
  修復の様子が少しだけですが見れて良かったとおもいます。
  
  只今、特急しなので名古屋を出発した所。
  多分、これが最後になるであろう同窓会に出席する為です(笑
  
  車窓からの紅葉はまだまだのようです。
  
  旅空ーshino