中越弥彦・・越後の一宮・弥彦神社と弥彦山をめぐります。

2017/10/27 - 2017/10/27

弥彦神社について

弥彦神社は、霊峰・弥彦山（標高634m）の麓に鎮座する越後の一宮で、地元では古くから「おやひこさま」の名で親しまれています。「万葉集」にも歌われる古社で、御祭神の天香山命（あめのかごやまのみこと）は、越後国開拓の祖神で、神武天皇即位の大典で神歌楽を奉納しています。新潟県屈指のパワースポットとしても知られ、神様だけが渡れる「玉の橋」や願いを占う「火の玉石」、「摂社と末社」への参拝と狛犬の玉、「拝殿」では「2礼4拍手1礼」が弥彦流です。


弥彦山について

弥彦山は、弥彦村と長岡市との境界にある標高634mの山で、東京スカイツリーと同じ高さの山としても知られています。日本海側にせり出していて山頂からは日本海の大海原や越後平野が見渡せ、弥彦山ならではの景色が楽しめます。全山が東麓の弥彦神社の境内に含まれています。弥彦神社裏から山頂までロープウェーが通じ、弥彦山スカイラインや越後七浦シーサイドラインなどの観光道路も開設されて、信仰の対象としてのみならず県内有数の観光地としてもにぎわっています。

エリア 弥彦(新潟)

弥彦の観光案内図です。

明治天皇行在所跡（あんざいしょあと）の碑です。

明治天皇行在所跡です。
明治11年の北陸東海御巡幸の際に立ち寄られました。弥彦神社の一の鳥居前にあります。

弥彦神社の一の鳥居です。
高さ約8.4mで稚児柱支え建て両部型鳥居です。親柱の根本は、地に着かず6cmほどの隙間があります。

越後一宮、弥彦神社の由緒書きです。
弥彦神社は、霊峰・弥彦山の麓に鎮座する越後の一宮で、地元では古くから「おやひこさま」の名で親しまれています。

新潟県菊花展覧会及び弥彦神社奉納菊花展の案内柱です。

「御手洗川（みたらしがわ）」と神様の渡る「玉の橋」です。

参道では菊花展（会期；11月1日～24日）の準備が進みます。

火の玉石です。
「重い軽いの石」とも呼ばれています。石を持ち上げて軽く感じれば「成就」、重ければ「むずかしい」と言われています。

手水舎と札所です。

「赤城山」を模した、菊の大花壇がすでに展示されていました。

弥彦神社の二の鳥居です。

神馬舎です。

杉木立の参道を通り本殿に向かいます。
参道の中心は神様が通る場所です。参拝者は端を通ります。

随神門（ずいじんもん）です。
二体の随神が収められています。紀州熊野から天香山命（あめかごやまのみこと）に随行してきた、印南鹿神（いなしかしん）を父とする兄弟の神様と言われています。

拝殿です。
拝殿の奥が本殿です。明治45年の炎上後、大正5年に再建されています。平成10年9月には、国の登録有形文化財となりました。神社の一般的なお参りは「２礼２拍手１礼」ですが、「２礼４拍手１礼」が弥彦流です。

見事な「大作り菊」です。

拝殿と祈祷殿です。
御祭神の天香山命（あめのかごやまのみこと）は、越後国開拓の祖神で、神武天皇即位の大典で神歌楽を奉納しています。

弥彦神社の創建年代は不詳ですが、和銅４年（711年）には社殿が造営されています。

鹿苑と鶏舎です。
弥彦神社の御遷座100年記念事業の一環として整備されました。

若い鹿が沢山います。

日本四大基本鶏の一種、天然記念物の「小国」です。

欅（ケヤキ）の大木です。

欅の紅葉です。

土俵です。
弥彦神社の御遷座100年記念事業の一環として完成した相撲場です。横綱日馬富士を迎えて奉納土俵入りが行われました。

弥彦神社の東参道入口の鳥居です。

弥彦山の山頂公園に到着です。
新潟県の広い地域から見ることができ、弥彦神社の祭神・天香山命を祀った山として、古くから人々の崇敬を集め、山全体が弥彦神社の神域となっています。

高さ100mの弥彦山展望塔「パノラマタワー」です。
山腹のクライミングカーで上ると展望食堂があります。

日本海を見渡す展望所です。

日本海の眺望です。
弥彦山から佐渡島までは、約35kmの距離があります。

薄っすらと佐渡島が見えます。

弥彦山頂大平園地へ上ります。

弥彦山頂公園と電波塔が見えます。
弥彦山の山頂（標高634m）には、彌彦神社奥の宮（御神廟）があります。

広大な越後平野が一望できます。

日本山岳会設立発起人で、第２代会長・長岡出身の高頭仁兵衛寿像碑です。

弥彦山頂大平園地です。
弥彦山と双耳峰をなす、多宝山が見えます。

多宝山の山頂(標高634m)には、気象レーダーと弥彦山の一等三角点があります。

大平園地からの眺望、越後平野側です。

大平園地からの眺望、日本海側（佐渡島側）です。

ガマズミです。