シニアの旅、50年振りの第7回総理府青年の船の会全国大会に参加した。新潟県弥彦村で開催された。

2024/11/12 - 2024/11/13

新潟県弥彦村で開催された、第7回総理府青年の船の会全国大会に参加した。
約50年振りに訪れた弥彦村、前回は若かったが、今回は、皆、おじいさん、おばあさんになり年を取り過ぎてしまった。
若い時は、気楽に各地で開催された全国大会に、国内にいる際には、参加していたが、皆年寄りになったので、今回は、この全国大会が最後になるかもしれないと言われた。
（第七回総理府青年の船団員）
全国で一般団員、渉外団員、班長等で311名の団員、管理部、それに往復の船旅で異なる外国青年男女が参加77年名が参加した。彼ら団員等は、その後大学総長や外国（ベトナム、カンボジア）の財務大臣顧問、日本の地方議員等、各方面で色々と活躍している。
訪問国は、タイ、シンガポール、マレイシア、インド、スリランカの5か国で、それぞれの国から往復計77名参加した。
（寄港地活動）
約50年前を思い出すと、訪問国には、日本の田中総理大臣の親書を持参した。団員は、訪問国で各工場等を見学し、青年とスポーツ等で交流した。
（シンガポール往路）
当時、関西実業団1部のバレーボール部選手であった私は、シンガポールでは、人生初めての草上でのバレーボールの試合で交流した。
（タイ・バンコク）
最初の国タイ・バンコク港では、入港すると、政変に会い、国に戒厳令が出された。総理のサンヤさんが追い出され、新たにタマサート大学学長のサンヤさんが首相に選ばれた。彼の最初の公式晩餐会が我々の受け入れで、パトカーに先導された、僕らのバス車列が団員全員を運び、全員が楽団演奏する中を通り、会場へ集った。途中、政変でくすぶっている戦車の予行を通り、また、タイ団員の知り合いが当政変の犠牲者になった。
（インド・マドラス、コチン）
訪問国インド・マドラス港で、我々の船を訪問した州知事が、当日誕生日を迎えたことを知ると、ジャズバンドでテナーサックスを吹いていた私は、船上バンドを組み、州知事へのHappyBirthday曲を演奏して迎え、喜ばれた。インド・コーチン港では、訪問先の医者では、召使に親切にすると、主人のお客様は、「親切な下層からのお客と思われるをので、召使に挨拶をするな。」との日本大使館員から注意を受けた。コーチン港は、パスコダガマが埋葬されている教会を訪れた。
訪問国では、工場を見学した時、英語を担当していた僕は、渉外団員として色々な工場を見て回った。インドでは、東芝電池工場を見学した。
（マレーシア・旧ポートセッテンハム―新ポートケラン、ペナン）
マレーシアの国土大臣経験者国会議員も知り合い。（彼は、マハチール総理大臣と国会議員同期）家族付き合いを始め、我々は、日本と彼の国を行き来し、彼の子供達も我が家に宿泊もした。
後に僕の勤務国ベトナムを訪問した元国土大臣であった彼は、現地のパナソニック（旧松下電器）で携帯ラジオ製造工場を訪問したこともある。彼は、ゴムのプランテイションを経営しており、彼の土地一部が、今日のKL国際空港やA-1等のカーレース場になっている。
マレーシアでは、国会を訪れ彼の議員席を訪れた。
（新スリランカ、旧セイロン）
スリランカ港では、お釈迦さんの歯が祭ってあるお寺を訪れ、京都大学に留学していた僧侶に話を聞いた。紅茶工場を訪れ、製造された紅茶を購入したら、日本へ輸出されている物は、日本に着くまでの間に香りや味が落ちていく事を知った。
（シンガポール復路）
復路再度シンガポールを訪れた時、夕方、広場の電灯の下で、朗読する人を囲む多くの年寄りがいたのは衝撃だった。お年寄り達は文字が読めないそうだ。

タイでは、政変に会い、マレーシアでポート・セッテンハム（現ポートクラン）から北部のペナン港に陸路で行く時、陸路タイ国境を通過中、反政府ゲリラが出現するので、車を停止され、銃で武装した警察官に取り調べを受けた。
人生の初めて経験する事件に遭遇して、大変な体験をした。

エリア 弥彦(新潟)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大宮駅に着きました。これから新幹線時に乗り、全国大会新潟大会に出発です。

大宮駅 駅

大宮駅に着きました。このプラットホームから出発です。

自分の乗る「とき317号　新潟行」が到着しました。乗り込みです。

とき車内の案内が、大きくなっているように感じました。

新潟、燕三条駅に着きました。僕が乗る弥彦線は、50分位待ちます。新幹線や視線が時間に1本位あります。その間に、昼食を取り駅構内の散策です。

燕三条駅 駅

燕三条駅周囲には、岩室温泉と弥彦温泉があります。今夜は、岩室温泉に宿泊します。

燕三条駅 駅

燕三条駅周辺には、金物加工等刃物が有名です。駅構内に展示してあるので見学しました。好い包丁等刃物があると、記念に購入したいと探していると、東京のお店価格と同じようなので買うことを止めてしまいました。

弥彦線のプラットホームに来ましたが、エレベータやエスカレーターがなく階段でホームに降りるのに、足の悪い妻は歩きづらく難儀していました。

旅行に行く時には、駅のエレベータやエスカレーターの有無をいつも調べています。
熟年層には、歩き易い場所が必要になります。

支線等田舎を走る乗り物は、便数が昔より少なくなっています。利用乗客が減り運航経費も上昇するので、やむを得ない事だと思います。

支線弥彦線車両に乗車しましたが、新しくなっていました。写真後方のトイレ入口が円形になり、昔よりデザインにも気を使っているように感じました。

全国大会開催ホテルです。大会出席の受付が始まりました。待機ロビーが広く、コーヒー等飲み物も自由に用意されております。ホテルの部屋に入れる時間より1時間くらい早く着いたので、それまでの待ち時間を費やすことも容易にできました。

岩室温泉 ゆもとや 宿・ホテル

用意された部屋は、古い部屋ですが空気清浄機設置等でリニューアルされているので、気持ち良く過ごしました。難を言えば、コンセントが充電には不便な場所にあることで、新しいホテルを使用している僕には、今日の携帯電話等への対応が遅れているのかなと感じました。

これから全国大会が開始されますが、乗船から51年経っているので、団員も亡くなった人や病気で長期間や旅行等遠出が出来なくなった団員が増えております。今回は、50名参加できました。
ボックスの中には、ビールや地酒等が冷やされてました。

翌朝、5時過ぎの朝風呂を使用しようと行きました。昨日には浴室に誰もいなかったので、夜中に、男風呂と女風呂が入れ替わりで使用することとなっておりました。利用客が少ないと思っていましたが、年を取ると早起きの人が多いようで、風呂場に人が多く、内部を撮影できませんでした。

女湯が昨夜は男風呂として使用されていました。

大きな入り口には、「湯」しかないので、混浴かと少し期待しましたが、内部は、男湯と女湯に分かれていました。残念。

ホテル1階のロビー横の部屋で、これから全国大会の解散式が執り行われます。

ホテル旧館の様子です。左側と奥に新館等の増設した新館や施設があります。

岩室温泉 ゆもとや 宿・ホテル

弥彦神社本館鳥居前です。

彌彦神社 寺・神社・教会

鳥居を入ると長い参道や今行われている「菊まつり」（11月1日～24日）の参道に到着します。今日は、小学4年生40名が携帯パソコン所持で、菊まつり参加者へのインタビューとアンケート収集質問をしていました。

弥彦菊まつり 祭り・イベント

参道を進むと本堂入口に着きます。

本殿に到着しお祈りすると、本殿横から裏の見晴らし場行き、ロープウエイ乗り場行の無料バス乗り場があるとの事、バス乗り場に行と中国語を話す団体が並んでいました。僕らの後ろにも中国語を話す団体が並びました。海外からの団体も地方に来ている様子に驚きました。白人は少なく、彼らは子供連れ等個人旅行客でした。

弥彦神社奥宮 御神廟 寺・神社・教会

ロープウエイで頂上に着くと、右上にちょっと高いビルの山上がありました。弥彦山は、他の山と離れて小島のような存在であるので、クマなどの動物が横の山から来られないと言われました。

弥彦山 自然・景勝地

山上ビルから塔を入れた眺めです。気温が高く、山の紅葉が遅れていると言われていました。

弥彦山パノラマタワー 名所・史跡

山上へのロープウエイ中央でのすれ違いの状況です。

弥彦山スカイライン 自然・景勝地

弥彦神社参拝を終えてきたところです。

彌彦神社 寺・神社・教会

近くに美味しい蕎麦屋があると言われたので、今日の昼食場所として決めました。
「わた膳」と言う店で、ミシュランに載った事があると言っていました。平日昼間でも予約客がいました。
我々は、幸いにもお客がいないテーブルに座ることができました。
僕は、1,000円の「せいろそば」を注文しました。
福井から来た友達が、そばの原種が近所で栽培されており、そばの基準になっているそうでした。原種は、栽培量が少なく、量の多い中国産そばと掛け合わせて、今全国で栽培されているそうです。全国のそば屋に用いられており、今日、全国そばの味が同じになっているそうです。

わた膳 グルメ・レストラン

燕三条駅に行くまでに、弥彦神社の大鳥居に出合いました。大鳥居の中を車で通るようになっていたので、コンクリート製かと思いましたが、よく見ると鉄筋コンクリート造りでした。
木製は、厳島等でした。

彌彦神社 寺・神社・教会

新幹線に乗る「燕三条駅」に着きました。

燕三条駅 駅

昨日乗車する時に撮れなかったので、今日も乗車する新幹線「とき号」の入構写真です。
これで燕三条駅から大宮駅迄帰り、乗り換えて、旅行の始発駅の十条駅まで帰ります。

燕三条駅 駅