2017/10/15 - 2017/10/15
47位(同エリア289件中)
関連タグ
ピオニーさん
旅程も折り返しに入った6日目、ここからいよいよ“魅惑のスペイン”編に突入する。
スペイン北部、フランスと接するバスク地方。その中心的都市ビルバオ。人生初めてのスペインは、この土地となった。
某有名ガイドブックでは4ページしか紹介されていないが、いざ行ってみると人は温かく、料理は美味しく、街は綺麗で、コンパクトで歩きやすい。この旅で一番心に残る街となった。
【天気】--------------------------------------------------
快晴 最高32度 最低22度
暖かい。半袖でも街歩きできそう。
【旅程】--------------------------------------------------
10/10(火)~10/19(木) 8泊10日
1日目 羽田→ミュンヘン(ミュンヘン泊)
2日目 ミュンヘン(ミュンヘン泊)
3日目 ノイシュヴァンシュタイン城へ現地ツアー(ミュンヘン泊)
4日目 オーストリアへ日帰り旅(ミュンヘン泊)
5日目 ミュンヘン→ビルバオ(ビルバオ泊)
★6日目 ビルバオ→バルセロナ(バルセロナ泊)
7日目 バルセロナ(バルセロナ泊)
8日目 バルセロナ→フランクフルト(フランクフルト泊)
9日目 フランクフルト→セントレア(機中泊)
10日目 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ブエリング航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前日は早めにホテルで休んだせいか、疲れが癒えてすっきり目覚めた。
今日からは8泊10日の旅の6日目に入り、この旅も後半戦に突入だ。
ここからは全てホテルに朝食をつけた。やっぱり腹ごしらえは大事。
7時半ごろホテルの朝食会場へ向かう。NH コレクション ヴィラ デ ビルバオ ホテル
-
ご覧のとおりの品揃え。
チェーンのシティホテルだが、かなり充実しているのではないか。 -
嬉しかったのは、このピンチョス!
バルには行かず仕舞いだったが、代わりにここで十分楽しんだ。 -
子ども向けの楽しいお菓子コーナーもある。
-
朝からカヴァで乾杯だ。
-
特に美味しかったのは生ハム。舌の上でとろける。生ハムメロンにして食べるのがお気に入りだ。
日本で生ハムと呼ばれているあのハムは、もう生ハムとは呼べない。それくらいに美味。ホテルの朝食レベルでこれなのだから、バルに行ったらさぞすごいのが出てくるのだろうか。 -
お腹を満たしたところで、街歩きへ出発する。
-
黄色いこれは郵便ポストだろうか。
-
まずは10:00オープンのグッゲンハイム美術館へ向かう。
ホテルの目の前にある公園を抜ける。
すると奥に、大きなビルが見えた。
イベルドローラ・タワーといって、165m、41階建てのビルバオで最も高いビルで、多国籍エネルギー企業・イベルドローラ社の本社とのことだ。 -
ビルバオのあるバスク地方は、海洋性気候で夏は涼しく、冬もそれほど寒くない。夏は避暑地、冬は避寒地として賑わうそうだ。
公園にはすらりとした椰子が植えられていた。
10月中旬のこの日は、最高32度、最低22度で、上着いらずで街歩きできる。 -
この公園は、ドニャ・カシルダ・デ・イチュリサル公園というらしい。
緑が多くて、気持ち良い。朝の散歩にはうってつけだ。ドニャ カシルダ イトゥリサル公園 広場・公園
-
それなりに広く、噴水や神殿のような東屋もある。
時間を忘れて、ここでゆっくり過ごしたい。 -
公園の中には、ビルバオ美術館がある。
エル・グレゴなどスペイン派の名画が展示されているらしい。
実は当初は、昨日ビスカヤ橋を飛行機から見れたので、今日は一日美術館で過ごすのもいいかと思っていた。その時はグッゲンハイム美術館のあとはここに行こうと考えていた。しかしビルバオの街を歩いているうちに、この街の雰囲気が気に入り、折角ならと結局ビスカヤ橋まで足を延ばした。
こんなに良い雰囲気の街だとは思っていなかったので、もう一日時間があれば、ビルバオ美術館と旧市街を見たかった。ビルバオ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ビルバオ市内の信号は、待ち時間が表示される。
-
青信号では、渡れる時間がカウントダウンされていく。
青い人影がせかせか動くのが可愛い。 -
ホテルから歩いて10分弱、グッゲンハイム美術館に着いた。
グッゲンハイム美術館の本館は、実はニューヨークにあり、ビルバオにあるこちらは分館として1997年にオープンした。
ビルバオはもともとビスケー湾に向かって開けた地の利を生かし、鉄鋼・造船などの港湾都市として栄えていた。しかし20世紀末の重工業の衰退により、深刻な状況となってしまった。その打開策として、アートによる都市再生プロジェクトが打ち出された。その目玉となったのが、このグッゲンハイム美術館の開館だ。今では国内外から注目される人気の高い美術館となっている。
日本での知名度はまだ知る人ぞ知るといったところかもしれないが、そのうちもっと有名になるかもしれない。
ちなみにグッゲンハイムとは、ユダヤ系ドイツ人の一族・グッゲンハイム家から来ている。慈善事業として近代美術への支援を行っており、ニューヨーク、ビルバオ以外にもベルリンやベネツィアなどにグッゲンハイムの名を冠した美術館があるようだ。パピー モニュメント・記念碑
-
美術館の前には、番犬のようにパピーがお座りしている。
ここからすでに展示が始まっている。
これはアメリカ人アーティスト、ジェフ・クーンズの作品で、身体は花でできている。
もとは期間限定だったようだが、今では常設になっていると聞いた。
奥に建つビルは、さっきの公園からも見えたイベルドローラ・タワー。パピー モニュメント・記念碑
-
パピーと犬のコラボ。
-
後ろ姿も可愛い。
-
美術館のすぐそばの道路。路面電車が走っていた。
まだ30分も歩いていないが、ビルバオの印象は、コンパクトな街だが、緑が多く、建物や交通機関が綺麗で、人混みもそれほどない。
アートによる都市再生の経済効果だろうか、街の規模のわりに色々と充実しているような気がした。 -
館内は10:00オープンなので、それまでは屋外展示を見て回ることにする。
もちろんフリーだ。
美術館の裏にまわると、カラフルな物体が見えた。 -
チューリップだ!
4トラ旅行記で拝見したが、どこにあるのかと思っていたらこんなところにあるとは。
パピーと同じく、ジェフ・クーンズの作品で、タイトルも「Puppy(子犬)」同様まんま「Tulips(チューリップ)」。 -
チューリップへは美術館の中からでなければ近づけない。
歩道の前には水が張られ、金属のぶどうのようなポールが立っていた。 -
そして歩道を歩いた先にあるのが、蜘蛛のオブジェ・Maman(ママン)だ。
-
アメリカ人彫刻家、ルイーズ・ブルジョワによる作品だ。
六本木ヒルズにもあるが、実は世界中で9つ、ニューヨークのグッゲンハイム美術館のほか、テート・モダン(ロンドン)、エルミタージュ美術館(サンクトペテルブルク)などに同じシリーズがあるそうだ。 -
この日は晴れて暖かいが、雲が多かった。蜘蛛だけに。
いや、失敬。 -
蜘蛛のオブジェの先に、鉄板を人が抜けた跡があった。
ん? 抜け跡の先に誰かいるぞ。 -
彼はRamon Rubial Avia氏、スペイン社会労働党のバスク州支部のリーダーだった方のようだ。1999年没。
-
パピーやチューリップ、ママンなど屋外展示を思いのほかじっくり見ていたら、開館時間となっていたので、正面玄関に戻ることにする。
そのとき、池の上にミストが発生した。 -
実はこれも作品の一つ。
中谷芙二子氏の、その名も「霧の彫刻」。
場所によってはかなりの噴霧されて、前が見えないくらいになる。
日没時には「火の噴水」が見られるようだ。そういえば昨日バスの中から見た美術館の人ごみは、それを鑑賞する人たちだったのかもしれない。 -
さて、入場だ。
料金は一人13euro。日曜日ということもあってか、開館してすぐだというのにすでに多くの人がいた。ただ、入場までの待ち時間はなかった。 -
館内は撮影禁止となっていたが、現代アートらしく意味不明なものもあれば、音が反響する迷路のような作品などがあった。どちらかといえば私は屋外展示の方が分かりやすくて過ぎだ。
館内からは、先ほどのチューリップの展示を間近で見れる。 -
正面から。
チタン製とのことだが、アルミの風船のように柔らかさを感じる。 -
横から。
奥に見える赤い橋は、ビルバオ川に架かるスビスリ橋だ。 -
スビスリ橋の下では、何やらセットの準備が行われていた。イベントでもあるのだろうか。
-
館内をぐるりと観て、だいたい1時間半程度。
最後にミュージアムショップへ寄った。パピーグッズも多数。ミュージアムショップ (グッゲンハイム美術館) お土産店
-
ここでしか買えないと思って、Tシャルやスカーフ、マグネットなど色々と買ってしまった。後悔はしていない。
-
パピーに見送られて、グッゲンハイム美術館を後にする。
ちなみにこの美術館の建物は、アメリカ人建築家フランク・ゲーリーによるもので、主にチタンでできている。花をモチーフにしているとかで、曲線が多様されており非常に個性的だ。 -
グッゲンハイム美術館のあとは、この街でのもう一つの目的地・ビスカヤ橋へと向かう。
郊外にあるため地下鉄を使うことになるので、まずは地下鉄の駅を目指す。
清潔な街並みだ。 -
途中見つけたスーパーに立寄り、水を買った。歩いていると暑いのだ。
-
街には瀟洒な建物がところどころにあった。
-
街の中心地、モユア広場から地下鉄に乗る。
街と言っても、こちらは新市街側。旧市街はバルが立ち並ぶ散策が楽しいエリアだそうだ。 -
地下鉄駅の入口は、なんと、この地中からはい出た幼虫のような透明なチューブ。
イギリス人建築家ノーマン・フォスターによるデザインで、ビルバオの地下鉄駅は全部このデザインで統一されているようだ。駅の中の作りもどこも一緒。
これもアートによる都市再生の一環で、地下鉄の開通・デザインはその皮切りとなった。 -
駅への入口前の掲示板に路線図が載っていた。
地下鉄は(観光客が使うなら)2路線しかないので、分かりやすい。
路線図にはご丁寧にビスカヤ橋の位置が描かれている。1号線(赤いライン)のAreeta駅か2号線(紺色のライン)のPortugalete駅が最寄りとなる。どちらも所要時間にそれほど変わりはないが、行ってみたら以下のような違いがあった。
●Areeta駅側
・ビスカヤ橋までは平坦な道。
・橋までの道中のアーケードに物乞いはいたが、バルやパン屋など賑やかなエリアを通る。
・橋桁に上がるエレベーターはこちら側にある。
●Portugalete駅側
・駅から橋までは下り坂。イコール、橋から駅までは上り坂。ただし傾斜が急な部分には動く歩道あり。
・橋に向かう途中、瀟洒な建物と建物の間から橋が見えて雰囲気が盛り上がる。
・橋桁に上るエレベーターに乗るには、一度ゴンドラでAreeta駅側に行く必要がある。 -
いざ、地下鉄駅へ。
-
近代的なつくりだ。
-
某歩き方のビルバオでの地下鉄の説明が雑すぎて、チケットをどうやって買うのか心配していたが、何てことはなく券売機で買えた。
詳しくはビスカヤ橋からの帰りのところで。 -
改札から一段下がったところにホームがある。
-
車内はとても綺麗だ。
乗客はそれほどおらず、この感じだと満員電車とは無縁なのかもしれない。
街の規模に対して、充実していないかい。 -
行きは2号線の方に乗った。20分ほど揺られて、Portugalete駅に到着。
-
駅から歩くこと暫し、視界の先にビスカヤ橋が見えてきた。
-
街並みはこのような感じ。
ビルバオ郊外のエリアだが、そこはかとなく高級感が漂うのは気のせいだろうか。落ち着いた雰囲気だ。 -
橋までは下り坂となっていた。
当然、橋から向かう場合は上り坂だが、動く歩道があり、人々は優雅にそれに乗って運ばれてきていた。 -
途中で見かけた教会。
-
着いた、これがビスカヤ橋だ。
大きすぎて写真に収まらず。ビスカヤ橋 建造物
-
少し引いて、レンズを広角に替えるとようやく全景を治めることができた。
ビスカヤ橋は、全長160mの鉄橋で、エッフェル塔で有名なエッフェルの弟子でビルバオ出身のエンジニア、アルベルト・デ・パラシオの設定により1893年に開通した世界で初めての運搬橋。
2006年に「軽量鉄ケーブルの使用が画期的であり、産業革命期の顕著な建築学上の鉄構造物」として世界文化遺産に指定された。 -
橋の間を流れるのは、グッゲンハイム美術館の裏手に流れていたビルバオ川だ。ビスカヤ橋の間を通って、ビスケー湾へと注ぐ。
-
それでは早速、橋を渡ってみよう。
チケットは橋のたもとにある売店で買える。
ゴンドラでの往復と橋桁へのエレベーターで、8euro(学生や65歳以上のシニアは6euro)。 -
橋桁へ行くエレベーターは反対側にしかないとのことで、まずはゴンドラから体験する。
-
ゴンドラ内部。
キャッキャッとはしゃぐ観光客のほか、地元の人も普通に混じっているようだ。 -
ゴンドラの両端が人の乗るスペースとなっており、真ん中には自動車や自転車が乗っていた。
-
川沿いの美しい街並みを眺めながら、いざ横断。
-
ものの数分で反対側に到着した。揺れもなかった。
-
そしてまた人と車を詰み込み、ゴンドラは対岸へと渡って行った。
-
いよいよ橋桁に上る。
エレベーターはただのエレベーターではなく、panoramic liftと表記されていた。なるほど。 -
水面から約45mの高さだという橋桁に着いた。
格子があるので、落ちることはない。高所恐怖症の人は別だが、そこまで怖くないと思う。 -
ここを歩くことができる。
海のすぐそばで、なおかつ高い場所なので風が強い。
だが、橋がぐらぐら揺れるということはなかった。 -
橋そのものも見どころだが、何といっても景色が綺麗だ。
-
海に向かって右手はAreeta駅側のゲチョの街。
-
左手はPortugalete駅側、その名のとおりポルトゥガレテの街。
-
どちらも綺麗な街だ。
-
完全な雰囲気だが、ゲチョ側の方が活気があるというか明るい感じがした。
-
ポルトゥガレテ側はクラシックというか、ゲチョ側に比べると重厚感がある。
-
両岸とも、川沿いには遊歩道が整備されていた。
見渡すと、集合住宅が多い。
もともと工業地帯だったから、多くの人が同時期にやって来たという理由だろうか。 -
橋の上からゴンドラが見えた。最大6台乗れるようだ。
ゴンドラが通過するときも、橋桁への振動は驚くほど小さい。 -
橋桁の上をよく見ると、世界遺産への登録を記念する文字が書かれていた。
両端に同内容のものがあった。 -
橋を支えるケーブル。
これはゲチョ側だが、住宅の形がケーブルに合わせた形状となっている。
家々をよく見ていると、最上階にルーフバルコニーがあったり、出窓のように出っ張ったベランダがある住宅が多い。バスク地方は雨が多いようなので、なるべく光を取り込みたいということの表れなのだろうか。 -
橋桁を堪能し、地上へ戻る。
エレベーターは8人乗りなので、タイミングによっては待つこともある。このときは2回見送った。 -
往復チケットだったのでもう一度ゴンドラへ乗ることもできたが、帰りはAreeta駅を使おうと思ったので、最後にもう一度ビスカヤ橋の姿を目に焼き付けて、このまま駅へ向かう。
-
橋の上から眺めたとおり、ゲチョの街は対岸のポルトゥガレテとは少し違う。男の人魚が描かれたファンシーなゴミ箱(?)。
-
朝食をがっつり食べていたが、14:00を回って小腹が空いていたので、途中で見つけたパン屋でクロワッサンを買った。
-
橋から10分ほどでAreeta駅に着いた。Portugalete駅までの道のりとは異なり、平坦な道のりだった。
地下鉄駅は、やっぱりここでもうにょんとした幼虫の形をしていた。 -
再びモユア駅まで戻る。
券売機の使い方は難しいことなんて一つもなく、目的地を選ぶだけ。すると自動で金額が表示されるので、現金かカードで支払う。 -
駅のホームの様子。
-
車内はそこそこ人がいたが、みんな席につけるくらいの乗客数だった。
車両の接続部では子どもたちがカードゲームに興じていた。注意する人はなく、皆それを温かく見守っている。 -
ユモア駅に着いた。折角なのでユモア広場に立寄る。
交差点の真ん中が広場になっている。メインストリートになっていて車通りも多いが、広場は別世界のようにのんびりとした空気が漂っていた。
先ほど買ったパンの続きを、ここのベンチで食べた。 -
広場のそばに建つ建物。
EU、スペイン、バスクの旗が掛けられていた。政府機関なのだろう。 -
モユア広場から大通りを歩いて、ホテルまで戻ることにする。
-
ホテル近くまで来ると向かい側に、NISSANの看板を見つけた。
まさかビルバオで日系企業を見るとは思わなかった。 -
15:00過ぎ、ホテルに戻って来た。
ここまでビルバオでは日本人の姿は見なかったが、このときホテルの前で初めて日本人旅行客の男女を見かけた。どうやらレンタサイクルを借りたはいいが、どこに行くかで迷っているようだった。…いや、女性の方がご立腹のようだった。頑張れ男子。NH コレクション ヴィラ デ ビルバオ ホテル
-
スーツケースをピックアップして、ホテルから歩いてすぐのところにある空港バスの停留所でバスを待つ。
昨日はこの反対側で乗り過ごしてしまったわけだが、ちゃんと降りていればホテル至近だった。
まあ、乗り過ごしたおかげでスタジアムを見れたので、それはそれで良い思い出となった。 -
バスは15:15過ぎにやってきた。
車内は空いており、私達と同じ停留所で乗ったのは他に2人だけだったが、次の停留所のユモア広場から乗る客が多かった。荷物置き場の一段目が埋まってしまい、重いスーツケースを二段目に上げなければならない人もおり大変そうだった。
予定どおり30分ほどで空港に着いた。2時間前の到着なので、まずまずちょうどいい時間。ビルバオ空港 (BIO) 空港
-
ブエリングの広告が可愛い。
バルセロナまでは、ブエリング航空運航のイベリア航空コードシェア便で向かう。
どちらの会社でもチケットは取れたが、信用度からイベリア航空にしてみた。そしたら、コードシェア便だからか事前の座席指定ができなかった。どこの席になるか心配だったが、カウンターで発券したところ前から4列目の窓際というなかなかいい席に割り当てられていた。ラッキー。 -
さっさとセキュリティコントロールを抜けて、制限エリアを物色することにする。
小さい空港ながらも免税店があった。アスレティック・ビルバオのグッズも売られていた。 -
腹ごしらえもできる。
このほか、スタバやバーガーキングもあった。 -
さすがにお昼がパンだけではお腹が空いたので、飛行機を待つ間、ワインとピンチョで時間を潰した。
何の気なしの注文だが、このピンチョがまた美味しかった。
何でもない料理さえ美味しいとは、これが美食で有名なバスクの実力なのか。
美食を求めてバスク地方にわざわざ旅行する人の気持ちが分かった気がする。 -
LCCなので心配もあったが、飛行機は時間どおりの運航だ。
-
ドリンクサービスが有料なことを除けば、シートは革張りだしピッチもヨーロッパ仕様で狭いことはないしで、文句のない機内。
CAさんは、ヘアゴムまでブエリングカラーの黄色にしていて、可愛らしかった。 -
機内から見るビルバオ空港。
-
さらばビルバオ。
グッゲンハイム美術館とビスカヤ橋にしか行かなかったが、どちらも楽しめたし、街の雰囲気も良く、予想以上に素敵な街だった。そして何より、食べ物が美味しい!
また二日後に会おう!(航空券が日本→ドイツ→ビルバオのため) -
上空には雲海があった。
-
ビルバオ⇔バルセロナ間は飛行機で約1時間。
港街・バルセロナの海岸線が見えてきた。 -
ビスカヤ橋の例があるので、上空からサクラダ・ファミリアでも見えるんじゃないかと思ったが分からなかった。そもそも飛行ルートが違うのかもしれない。
感じたのは、とにかく街が続いていて、湾岸は工場が多いということ。 -
着陸寸前、大きな川が見えた。
-
19:00過ぎ、バルセロナ空港に到着した。
-
飛行ルートはこのような感じだった。
-
乗って来た機体。
時間どおりだが、特に拍手は起きなかった。 -
~【秋めくドイツ・スペインを訪ねて】シリーズ~
vol.1《1日目》ルフトハンザで行くミュンヘン
https://4travel.jp/travelogue/11294578
vol.2《2日目》秋晴れのミュンヘン
https://4travel.jp/travelogue/11295033
vol.3《3日目》ルードヴィッヒⅡ世の夢の跡…現地ツアーで行くノイシュヴァンシュタイン城とリンダーホーフ城
https://4travel.jp/travelogue/11295773
vol.4《4日目》ミュンヘンから足を延ばしてザルツブルクへ
https://4travel.jp/travelogue/11296055
vol.5《4日目》風光明媚とはこのこと…オーストリアの湖水地方・ザルツカンマーグートとハルシュタット
https://4travel.jp/travelogue/11301652
vol.6《5日目》ミュンヘンの秋の蚤の市、キルヒヴァイ・ドゥルト(Kirchweih Dult)へ行こう
https://4travel.jp/travelogue/11297067
vol.7《6日目》ビルバオって知ってますか?
★今回はここ
vol.8《6日目》カタルーニャ音楽堂でフラメンコ鑑賞
https://4travel.jp/travelogue/11301747
vol.9《7日目》バルセロナは燃えているか。
https://4travel.jp/travelogue/11298687
vol.10《8日目》古城ホテルで最後の晩餐
https://4travel.jp/travelogue/11299408
vol.11《9~10日目》古城ホテルの秘密の花園
https://4travel.jp/travelogue/11299465
vol.12《おまけ》ちょこっと名古屋観光&ぷらっとこだまグリーン車初体験+お土産まとめ
https://4travel.jp/travelogue/11301871
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017年秋 ドイツ・オーストリア・スペイン 母娘旅
-
前の旅行記
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.6《5日目》ミュンヘンの秋の蚤の市、キルヒヴァイ・ドゥルト(Kirch...
2017/10/14~
ミュンヘン
-
次の旅行記
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.8《6日目》カタルーニャ音楽堂でフラメンコ鑑賞
2017/10/15~
バルセロナ
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.1《1日目》ルフトハンザで行くミュンヘン
2017/10/10~
ミュンヘン
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.2《2日目》秋晴れのミュンヘン
2017/10/11~
ミュンヘン
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.3《3日目》ルードヴィッヒⅡ世の夢の跡…現地ツアーで行くノイシュヴァン...
2017/10/12~
シュバンガウ
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.4《4日目》ミュンヘンから足を延ばしてザルツブルクへ
2017/10/13~
ザルツブルク
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.5《4日目》風光明媚とはこのこと…オーストリアの湖水地方・ザルツカンマ...
2017/10/13~
ハルシュタット
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.6《5日目》ミュンヘンの秋の蚤の市、キルヒヴァイ・ドゥルト(Kirch...
2017/10/14~
ミュンヘン
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.7《6日目》ビルバオって知ってますか?
2017/10/15~
ビルバオ
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.8《6日目》カタルーニャ音楽堂でフラメンコ鑑賞
2017/10/15~
バルセロナ
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.9《7日目》バルセロナは燃えているか。
2017/10/16~
バルセロナ
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.10《8日目》古城ホテルで最後の晩餐
2017/10/17~
フランクフルト
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.11《9~10日目》古城ホテルの秘密の花園
2017/10/18~
フランクフルト
-
秋めくドイツ・スペインを訪ねてvol.12《おまけ》ちょこっと名古屋観光&ぷらっとこだまグリーン車初体験+お...
2017/10/19~
名古屋
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
NH コレクション ヴィラ デ ビルバオ
3.35
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ビルバオ(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2017年秋 ドイツ・オーストリア・スペイン 母娘旅
0
108