旧ユーゴスラビア周遊【2】＜ ボスニア・ヘルツェゴビナ ～サラエヴォ～ ＞

2017/10/06 - 2017/10/16

ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォ

ボスニアの人口が約４００万人、サラエヴォは約３０万人

セルビアのベオグラードから国境を越えて約７時間もかかってしまい

ホテルに着いたのが２１：４５、ホテルでの夕食も取れず、

冷たい物が入ったのBOXのみ、食べる気にもなれません。

途中お腹が空いたのでパンとビールを入れておいてよかった。

翌日、サラエヴォ市内観光。

サラエヴォと言えば１９８４年の冬季オリンピックしか思い浮かばない

旅先の予備知識を入れておけば随分違ってくるはずだが・・・

まさか第一次世界大戦の引き金がここで引かれていたとは　絶句!!

Wikipedia参照

エリア サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

おはようございます！８時間ねられました。

ホテルの部屋からの景観です。

我々が９日間お世話になるバスとサラエボのホテル「グランドホテル サラエヴォ」

チラホラ黄葉が見えます。

サラエボ市内観光の始まり、午前中は歩いての観光＆散策。

由緒ある建物でサラエヴォ国立図書館(シティホール)からスタート。

日本で言うと小江戸的な感じかな

お土産はもちろんのこと

小さなコーヒーショップも多く

一日に何杯ものコーヒーを飲むそうで、コーヒーポットや

カップ類も多く扱っています。

バシュチャルシア＝サラエヴォの旧市街のメインストリート

サラエヴォの代表的なシンボルとなっているセビリは独特の形状した水汲み場で
バシュチャルシアの中央に位置している。

１８９１年に建てられた　セビリ

　その名前はアラビア語で「道」を意味する「Sebil」に由来している。

16世紀にアラブのスークをモデルに建造された商業地区。

鳩がたくさんいます。

秋は旬のフルーツが豊富でとてもおいしそう。

絨毯などトルコチックなお店が多い

１階はお店ですが２階は宿泊施設で昔は行商人を集めるため
３日までは無料で泊まれたとか・・・

２階はこんな感じ、現在は個人事務所などに使われている。

２階から下を見ると素敵なカフェが見えた。

塀に囲まれたところにモスクがあり、モスクの庭に

身体を清めるための水場の屋根が８角形で洒落てる。

ガジ・フスレヴ・ベイ・ジャミーヤ

小さなモスクですが、静かでよい雰囲気です。

サラエヴォには168のモスクがあるそうです。

モスクの隣に時計塔が見えています。

街歩きの目印として役に立ちます。

この時計塔、17世紀にイスラム教の礼拝時間を知らせるために作られたもの。

19世紀にはロンドンから新しい時計が運ばれたものの動いていません(笑)

一通り観光を終えると昼食まで自由散策。

正面のミナレットも目印になります。

ミュージアムの前を走る赤い路面電車かトロリーバスか？

ピンクの建物の前で”サラエヴォ事件”があったようです。

　サラエヴォ事件
１９１４年６月２８日、当時ボスニアを統治していたオーストリア＝ハンガリー帝国の皇太子夫妻がセルビア人青年に銃撃され亡くなった。
このサラエヴォの銃声が第一次世界大戦のきっかけとなった。

　ラテン橋
この橋の北で暗殺事件が起きたので、ユーゴスラビア時代は
暗殺者の名前からプリンツィプ橋と呼ばれたこともある。

最も古い橋と言われ、かって木造だった橋は洪水により流され

１７９１年石橋で再建された。

ミナレットと時計塔は散策の良い目印となっています。

この屋根瓦も特徴があります。

青い路面電車がやって来ました、チョット古そう。

小さな門をくぐると素敵な庭がありました。

小さな教会です。

数人の人がお祈りしています。

サラエヴォ大聖堂(イエスの聖心大聖堂)

ボスニア・ヘルツェゴビナ最大のカトリック教会。

パリのノートルダム大聖堂をモデルにしたとか。

２本の塔はサラエヴォの市章に用いられている。

入り口上の丸窓は県章に使われている。

残念ながら中には入れませんでした。

こんな路地裏でも路駐はすごいです。

路地裏を歩いていると素敵なキッチンが・・・

入ってみたくなりますが、これから昼食が待っています。

同じ格好して並んでパチリ！

これが遺跡なのか、紛争の傷跡なのか解りませんが街中に残っています。

１１：３５　昼食のレストランに到着。

狭いけど良い雰囲気。

お店の女性が明るく陽気な方で、まるで踊るように動いていました。

山盛りの野菜サラダと白身のお魚、デザートはアイスクリーム。

昼食後歩いてバスの所へ戻ります。

遠くの山々は白くなり冬が近づいています。

１２：３５　サラエヴォとお別れ。

途中、山の中のトイレ休憩はレストラン。

シャレたレストラン。

車も人もいっぱいです。

遠くに雪をかぶった荒々しい山が見える。

どこから流れてくるのか清流が

水車のように串刺しの肉を回している。

本当は電動でした。

香ばしいいい匂いがしてきます。

裏に回ると生のラム肉が丸ごと串刺し。

レストランの裏手は崖で下の方に川が流れている。

山の中にしては流れが無いようだ

堰き止め湖かなー?

雪をかぶった山をアップしてみると

凄く荒々しい感じです。

サラエヴォから同じボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルに移動は３時間の予定。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく