2017/06/20 - 2017/06/22
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yozhikさん
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前年に釧路湿原を歩いたのに触発され、今度は知床五湖へ行きたい!(単純)と旅に出ました。
ざっくりとしたルートです↓
1日目 女満別空港~小清水原生花園~ウトロ泊
2日目 ウトロ~知床五湖~知床横断道路~養老牛温泉泊
3日目 養老牛温泉~摩周湖~神の子池~中標津空港
2泊3日駆け足の旅、ご覧下さい。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
往路は伊丹空港から。
前年に道東を旅した時は関空発LCCで新千歳でANA乗り換えでしたが、今回は全便ANAです。 -
LCCとプロペラ機しか乗った事なかったので、機体の大きさ・広さと設備の違いにちょっと感動(笑)。
高度と現在位置が分かるのが、地味に楽しい。 -
シートもRECALOだし。
ウチの車にも欲しいんですよね…。
(投稿したら写真がぼやけてしまった)。 -
羽田空港に到着。
道東行きの搭乗口は、どこの空港でも端っこのほうなんですね…。
長~い動く歩道で移動します。
因みに、左に写っている修学旅行生の集団とは、この後知床五湖まで一緒でした。 -
搭乗を待つ間に朝ご飯です。
クチコミで気になってたまい泉のカツサンド。
ヒレカツハニーマスタード、美味しかった。 -
北海道上空。
お天気もまずまず悪くなさそうです。
実は出発前、天気予報では旅行期間中ずっと曇りと雨マーク。
知床五湖の為にレインコートを持って行くべきかギリギリまで悩んでいたのですが、当日になって晴れと曇りの日が増えたので結局傘だけをバックパックに入れました。 -
女満別空港でレンタカーを受け取り、ひとっ走りして道の駅めまんべつへ。
この頃には晴天となっていました。
今回の相棒、マツダ アクセラスポーツを一枚。
クラス指定したらこれになったけど、一人旅には大きい^_^; (車中泊の旅にしたら良かったかしら…)。 -
早めのお昼ご飯に小さい豚丼。
大空町で飼育されているサクラ201という豚のお肉を使っているそうです。
柔らかくて美味しかった。 -
道の駅から20分程走り、1日目のメイン、小清水原生花園に到着。
原生花園駅の前にある駐車場に車を停め、線路を渡って散策路に入ります。 -
入り口から後ろを振り返ると、道を挟んだ向こう側に湖がありました。
この時は知らなかったけど、この湖、濤沸湖もラムサール条約に登録されているそうです。
木道もあって良い雰囲気でした。
行けば良かった…。 -
少し高台になった所に展望台が設けられていました。
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左にオホーツク海、正面に知床連山、右に振り返れば濤沸湖が望めます。
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散策路。
道なりに行けば海岸へ出られます。 -
咲き始めのハマナス。
これからがシーズンですね。
そう言えば、昨秋野付半島で見た時は実が付いていたなぁ…。 -
エゾスカシユリ。
オホーツク海沿岸では6月後半はまだ花の時期ではないのか、多くの花が蕾でした。 -
海からの風が心地よい。
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散策路の端っこ、海岸へ到着。
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折り返します。
黄色い花はエゾキスゲ。
駐車場へ戻り、この日の宿泊地ウトロへ向かいます。 -
期間限定で営業?している原生花園駅。
機会があればここから乗ってみたいな。
なんて思いつつ、この日の宿泊地ウトロを目指して東への移動を始めます。 -
途中、寄り道して有名な天に続く道へ。
撮り方、これで合ってるのかな?
観光客が多いと写真撮りにくいけど、誰もいないと逆に不安になる(笑)。 -
そして定番のオシンコシンの滝。
本当に道端にポンと現れるんですね。 -
階段を上って滝の近くまで行けるのですが、結構水飛沫が飛んで来る。
階段が濡れて滑り易くなってるので要注意です。 -
間近から。
サクッと眺めたら、又車を走らせます。 -
着いたのはウトロの夕陽台展望台。
キャンプ場の中にあるので、そこの駐車場に停めさせて貰います。
駐車料金は無料です。
管理人のおじさん、駐車料金聞いたら却って戸惑ってた。感じの良い人だったな。 -
着いてすぐはまだ時間が早かったので、キャンプ場の中を少し歩いて時間を潰します。
-
植物が鬱蒼と繁っていて、その辺から鹿か狐か熊でも出て来るのではないかという気がする。
-
蒲公英。
やっと日が傾いてきました。 -
展望台に戻ると、キャンプ客らしき外国人カップルが夕食中でした。
キャンプ旅も良いなぁ…と思いつつ、距離をとって夕陽を眺める。 -
時間と共に、夕陽目当ての人が集まって来ました。。
この日は夕暮れが近付くにつれて雲が増えて来たので、夕陽もちょっと残念な感じでした。
チェックインの時間があるので、この辺りで切り上げます。 -
この日の宿は、ウトロの国民宿舎 桂田です。
部屋からも夕陽が。 -
夕食は海鮮メインの炉端焼き。
ここはテラス席もあったのですが、私が入った時は外は満席。
残念…と思いつつ室内席に座りましたが、日が暮れるとテラス席は真っ暗。
外には照明が無かったんです(笑)。
こうなると室内で良かったですが、しかしせっかくのテラス席、照明をつけないと勿体ないですね。 -
オホーツク海と言えば流氷ドラフト。
青い。
話のネタにはなるけど、それにしても高いなぁ。 -
夕食の後は宿の温泉に。
温泉分析表を記念に撮っておいたけど、ボケてますね。
良いお湯でした。
ウトロの温泉は何処も源泉掛け流しだそうです。 -
お部屋は和室の六畳間で、簡単なテーブルとイスのスペース付き。
一人旅なのでこれくらいで充分ですが、設備のシンプルさの割に料金が割高なのは、やはり観光地価格だからでしょうか。 -
2日目の朝です。
バス(温泉)・トイレ・洗面所は共同なのでまず洗面所へ。
建物自体は古いのでしょうが、改装をされているのと清掃が行き届いているので全体的に清潔感があります。
昨夜は気付かなかったけど、洗面所の窓から見える風景も良いです。 -
朝食後に少し外へ。
-
右側の白い建物が宿泊者の食事を提供するレストラン。
こちらは食事のみの利用も出来るようです。
手前にテラスが作られていて、この時は畳まれていましたが、白いパラソルも立てられています。 -
目の前が国道一本挟んですぐ海。
道の端に腰掛けて、暫し海を眺める。
穏やかな時間です。 -
2日目、行動開始です。
まずは知床五湖。
予約していたガイドツアーに参加する為、8:45の待ち合わせ時間に合わせてフィールドハウスへ。
早めに着いたので、写真を撮ったり売店を見たり。
時間が近付くにつれ、参加者がポツリポツリと集まって来ます。 -
昔はレクチャーなしでも五湖散策の地上遊歩道に入れたそうですが、今は年間通してレクチャーを受けてからでないと地上遊歩道へは入れません。
私が行った6月は、特に羆の活動期であった為、認定を受けたツアーガイドと一緒でなければ地上遊歩道自体入れませんでした。
レクチャーを受けた後、ブラシで靴に付いた土汚れやそれと一緒に付いている可能性のある植物の種等を落とし、五湖散策ルートに入ります。 -
と、コースを歩き始めて間もなく、通路上に鹿が!
-
鹿は時折立ち止まりつつ、ゆっくりとこちらに近付いて来ます。
目の前の人間が危険か否か、こちらの様子を伺っているようです。
ガイドさん以下参加者も立ち止まり、鹿の動きを眺めます。
参加者の一人が「前を通るんじゃ…」と言いましたが、ガイドさんは「絶対近くへは来ないです。途中であちら(と私達の右手の繁みを示して)へ迂回して行きます」。
野生動物は、一定以上は人間に近寄らないそうです。
ガイドさんの言う通り、鹿は私達の手前数メートルの所で脇の繁みへとされて行きました。 -
繁みの中からこちらを伺う鹿。
人間と野生動物との間の、絶対に超えられない、超えてはいけない一線の様なものを垣間見た気がしました。 -
移動を再開して間もなく、今度は狐の子供に遭遇。
右手の繁みから、左の繁みへと通路を渡って行きます。
親狐は子供に「巣を離れてはいけない」と教えているそうですが、この年頃の子供は親がいない時によくこうして巣を離れて冒険するそうです。 -
「あの陽の当たってる所に行きますよ」
ガイドさんの予想がまた当たりました。
動物の動きが読めているんですね。
仕事柄当然なのかもしれませんが、動物・自然への理解の深さ、凄いとしか言いようがありません。
子狐はこの後、少し日向ぼっこをしてから奥の繁みへと入って行きました。 -
遊歩道沿いでよく見られた、水芭蕉の群生。
熊といえば熊笹を食べている、というイメージが強いですが、実際には熊笹は消化が悪く栄養価もそれほどないので、柔らかい水芭蕉の方をを好んで食べるとか。
春に水芭蕉の花が沢山咲いているのを見て、観光客は「わぁ、綺麗!」と感動するけど、ガイドさんの目には「あぁ、熊の餌が沢山あるな」という風にしか見えないそうです。
知らぬが花(笑)。
因みにこの日、ツアーの途中でコースのゴール付近で羆の目撃情報が入りました(汗
もしもゴール付近で遭遇したら、当然スタート地点まで戻らないといけないそうで、結構な距離になるので「それだけはやめて…」と思いながら歩いていました(笑)。 -
木々に付いた羆の爪痕。
この木には葡萄の蔓が絡み付いていて、上の方に成った実を食べる為に、枝のない所は爪を使って、枝のある所(上の方)は枝に摑まって木に登るそうです。
隣の木肌の剥がれた木は、鹿に食べられたもの。 -
最初の湖、五湖に到着。
地上遊歩道は、五湖から一湖へと周るルートになっています。
五湖すべてに写真の様な看板が立てられていますが、ここに記されている水深は全部同じ数字だそうです。
ガイドさんも「適当です(笑)」と仰っていましたが、それも近々行われる国の調査で訂正される筈とのこと。 -
木々の向こうに知床連山が頭を出しています。
-
遠くて見辛いですが、銀竜草です。
密かに憧れていた花なので、思いがけず見られて嬉しかった。 -
こちらは四湖。
五湖の中で一番小さい湖です。 -
画面中央、小さくキビタキが写っています。
実物は胸の黄橙色がとても鮮やかで、驚きました。
ズームレンズ持って来れば良かった…orz
この少し手前では、リスの子供達が木を上り下りして遊びまわっている様子も見られました(遠さと余りのすばしこさに撮影は諦めた)。
今回沢山の動物に遭遇しましたが、ここまで色んな動物に出会えるのは珍しいそうです。 -
倒木にも新しい命が芽吹いています。
自然の中では、何一つ無駄にはなりません。 -
五湖の中で一番大きい三湖に到着。
知床連山、少し霞んでいますがよく見えています。 -
雪が残っていますね。
-
遊歩道脇の池に浮いていたコウホネ。
これは植物好きには有名ですね。 -
三湖は広いので、眺望場所が二ヶ所設けられています。
正面の島は浮島。
動物達は泳いであそこまで行くそうです。 -
木立の中、湖を眺めながら歩き続けます。
木々のシルエットも美しい。 -
また銀竜草。
実はこの手前に狐の糞が落ちていて、ガイドさんがそれに絡めてエキノコックスの事とか話されている時に気付いて撮りました(笑)。 -
二湖まで来ました。
お天気は益々良くなり、逆さ連山もよりくっきりと。
北海道の6月は涼しいかと思いパーカーを着ていたのですが、日差しのある所ではTシャツ一枚でもいいくらいに気温が上がってきました。 -
これも二湖だったかな?
看板も撮っておかないと、どれがどれだか分からなくなりますね(汗
奥の島の様になっているところ(中央辺り)に、鹿が二頭いるのですが、ガイドさん曰く、この二頭はツアーの最初に遭遇した親子の鹿ではないかと。
ツアーの最後に素敵な出会いが待っていました。 -
高架木道に上がった所でツアーは終了。
撮影スポットで記念の一枚。
羆の目撃情報があったので、フィールドハウスの方が高架木道の上から双眼鏡で周囲を見回してました。 -
高架木道自体も造形が素晴らしいですね。
この高架木道が出来るまでは、羆の目撃情報が出る度に五湖は立ち入り禁止になっていました。
この木道のお陰で、制限はあるにしてもいつでも五湖を楽しめる様になりましたが、反面、より観光地化が進んだのではないかとも感じました。
知床五湖の後は更に移動しますが、思ったよりも長くなったのでその2へ続きます。
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