2017/09/25 - 2017/09/27
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yozhikさん
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思い立って、道央・白老から道北・旭川までをぐるっと回りました。
旅の目的は、
①2018年3月からリニューアル工事に入る、白老のアイヌ民族博物館(ポロトコタン)をその前に見ておく。
②札幌国際芸術祭の一環で開かれている展覧会2つ。
③旭岳の紅葉。
④ついでに旭山動物園。
⑤旭川の私設アイヌ博物館。
かなり欲張って色々詰め込んだ一人旅。
2泊3日の移動距離は約570km、最後の方は流石に疲れが出てきましたが、かなり満足出来た旅でした。
↓おおまかな旅程です↓
1日目
関空→新千歳空港→白老→札幌(札幌泊)
2日目
札幌→旭川→旭岳温泉泊
3日目
旭岳温泉→旭岳→美瑛経由で新千歳空港→関空
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今回は往復で新千歳空港の利用です。
復路を旭川空港利用にすることも考えたのですが、紅葉シーズンでチケット代が高かったのと、もう一つ理由があり、往復共新千歳利用にしました。
写真は新千歳のレンタカー待機場所。
理由の一つがここにあります…。
それにしても、新千歳空港でレンタカー借りると出発まで1時間かかるっていうのは本当だったんですね。
今まで中標津とか利用客の少ない店舗でしか借りた事なかったから半信半疑だった…。 -
この子が旅のお供のNDロードスター、前述の理由です。
レンタカー会社のHPで、ロードスターの割引キャンペーンを発見、但し出発店舗で返却する事が条件だったので、旭川空港を利用せず、その分浮いた費用をこちらへ回すことにしました。
(全然節約になってない、というツッコミはなしで(^^;; )
受付のお姉さんによると、車体が低いので擦ってしまう人が多いらしいですが、個人的には車体感覚は掴みやすく運転しやすかったです。
さて、カッコイイ車にテンション上げつつ出発です。 -
空港から30分程車を走らせて着いたのは、白老にあるアイヌ民族博物館。
入り口ではコタンコロクル(村長)が出迎えてくれます。 -
博物館は、元々ポロト湖の湖畔にあった集落・ポロトコタンに建てられています。
集落を再現した場所には、入り口に二頭の熊の彫像が。 -
向かって左の可愛い系と
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向かって右のイカツイ系。
口の形が「阿吽」になっていますね。 -
入り口に一番近い家、「サウンチセ」へ。
「手前の家」という意味です。
入ってすぐの土間の様な空間には薪が積み上げられています。 -
土間の様な空間から次の部屋に入ると、そこにはステージと観客の為の椅子が並べられていました。
写真奥が一枚前の写真の空間。 -
歌や踊りを披露する為のステージ。
中央に囲炉裏、後ろの壁にはアットゥシ(刺繍の施された衣類)が掛けられ、右の方にはチタラペ(模様入りの茣蓙)が張られています。 -
チタラペと、上方のイナウは場所からしてイナウル(略式のイナウ)になるのでしょうか?
下の方には本土からもたらされた漆器シントコが積み重ねられています。
高価なシントコを沢山持っていることは、アイヌにとってステータスだったそうです。
右手の床に置かれているのはアイヌの風俗を描いた絵。
口の周りと、腕から手にかけてに施された刺青を描いています。 -
上を見ると、鮭が吊り下げられています。
アイヌの人々は、秋に収穫した鮭を囲炉裏の煙で燻し、厳しい冬の間の保存食としていました。
現在はその必要はなくなったので、この鮭はイベントの際に販売しているそうです。 -
それにしても、この屋根裏の色。
写真がボケていて分かりにくいのが残念ですが、長年の燻蒸で実に良い色になり、艶やかに照っています。
室内には燻された建材の匂いも漂っていました。 -
敷地内には、5つある復元された住居の他にも建物があります。
写真右はプー(食糧庫)。
そして左はヘペレセッと言い、捕獲した熊の子を育てる為の檻です。 -
狩で仕留めた熊に子供がいた場合、その子熊は集落に連れて帰って育てました。
最初の2ヶ月程はチセ(家)の中で家族と一緒に暮らし、その後このヘペレセッに入れて育てたそうです。
そして、子熊が1歳か2歳頃になるとイオマンテ(熊送りの儀式)を行い、子熊の魂をカムイモシリ(神の国)へ送り返したのです。 -
ほとんどの木がやっとポツリポツリと色付き始めた中で、この木だけが鮮やかに紅葉していました。
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入り口から3軒目のポロチセ(大きい家)。
写真奥の壁に掛かっているのは貸衣装のアットゥシ。
この画面の反対側(手前側)では、数名の女性達が刺繍をしていました。 -
貸衣装のアットゥシ。
青が鮮やかです。 -
奥の壁にはイナウとチタラペ、シントコ。
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燻蒸された屋根裏と豊かなイナウ、美しいチタラペ。
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ここにも鮭が。
実は魚(特に干物や燻製)は余り得意ではないのですが、これは一度味わってみたい。 -
それにしても、本当に美しい。
チタラペがあるだけで、その空間が完成されたものになる気がします。
この博物館のチタラペは、この旅で一番強く印象に残ったものです。 -
一番奥のポンチセ(小さい家)。
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こちらは刺繍や茣蓙の作り方を説明する展示がされていました。
写真の女性は刺繍をしています。 -
アットゥシ。
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チタラペと同じく、ガマで織られた鞄。
今見てもお洒落です。
一通り見たところで、アイヌ舞踏の定時公演の時間が近付いたので最初の家へ戻ります。 -
平日のお昼時という事もあり、私がチセを見て回っている時は人も疎らだったのですが、サウンチセに入って少しすると徐々に人が入り始め、最後の方には韓国からのバスツアー一行で席はほぼ一杯になりました。
歌や踊りの合間にスタッフの方々がアイヌの風習や歌、踊りの意味について説明してくれるのですが、所々で間を空けてツアーガイドの人が通訳する時間をとっていました。
全体として日本人よりも海外からの観光客の方が多く、特にこの様なツアー客の存在が施設の運営に大きく影響しているのかな、と感じました。 -
美しい歌と踊りを堪能し、外に出ると早くも陽射しが僅かに傾き始めていました。
チセの前の道には、ガマでしょうか?植物が広げて干されていました。
向こうに見えるのはポロト湖です。 -
ポロ=大きな、ト=湖、でポロト。
眺めていると、不思議と心が落ち着いてきます。
アイヌの人々にとっても、大きく穏やかな湖の傍での暮らしは、厳しさもあったでしょうが満ち足りていたのではないでしょうか。 -
時間はお昼時を過ぎ、丁度小腹が空いてきたので、敷地内のカフェ・リムセで昼食にします。
せっかくなのでオハウ(鮭と野菜のスープ)のセットを。
味付けは全体的に薄めでした。
これでも現代人の口に合う様にアレンジされているのだろうとは思いますが。 -
さて、そろそろ移動の時間が迫っています。
と、その前にこのお方にご挨拶。
ソフトバンクの「お父さん」こと、北海道犬のカイ君の長男そら君。
北海道犬も猟犬の筈だけど、随分優しい顔をしている。
博物館がリニューアルされたらまた来るね。 -
敷地内に建てられていた、松浦武四郎を讃える石碑。
今、武四郎の蝦夷地探検に関する本を読んでいるタイミングでこの記事を書いています。
「アイヌ民族と心を通わせ、現代にアイヌ工芸を伝えるなど数々の業績を残した」
彼の様な人をもっと登用していれば、アイヌの現状も大きく変わっていたのではないでしょうか。
博物館から、次は札幌へ移動します。 -
ちょっと時間が押しているので、気になるところを幾つか省略してひとっ飛びに札幌は宮の森美術館へ。
旅の目的その2、札幌国際芸術祭の一環で開かれている、写真家・冒険家の石川直樹氏の写真展です。 -
この写真展、なんと場内の撮影が自由。
石川さん、他の写真家とは違う感じがするとは思ってたけど、太っ腹でもありました。 -
美術館自体もお洒落なだけでなく、小さいのに空間をうまく使って魅力的な展示の仕方をされていました。
こういう美術館が家の近くにあると嬉しいだろうな。 -
1日目の宿は大通り沿いのホテル。
大通り周辺は交通量多いし丁度イベントを開催中だったので、街中を走るのは緊張した(汗)。
さくっとチェックインして大通り公園へ出かけます。
目当てはオータムフェスト。 -
厚岸の牡蠣♡
去年食べてからその美味しさが忘れられずにいたんです。
美味しかったけど、やっぱり厚岸で買ったやつの方がプリップリで味も濃厚だったな~。
もう一度厚岸行きたい。 -
北海道開拓使ビール。
サッポロビール園とイベントでしか販売していないそうです。
濃くて苦味が強めでした。 -
他にも色々食べて、締めはパフェ。
本当は目当てのお店があったけど、大通り公園の端っこまで歩かなければいけなかったので断念しました。
しかし、分かってはいたけどこの手のイベントは1人だとコスパ悪いですね。
今度は普通にお店に入って食べよう。 -
遠くから眺めるテレビ塔。
札幌2回目にして未だ昇らず。 -
2日目の朝。
札幌国際芸術祭の2つ目の展覧会を見る為に大通り公園を西へ向かいます。
写真はイサム・ノグチのブラックマントラ。
これ、滑り台になってたんですね。
よく知らなかったのでちょっと楽しかった。 -
9時の開場まで時間に余裕があったので、薔薇などを撮りながら…
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満開の時期だったらもっと綺麗だったんだろうな。
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なんて思いながら会場の札幌資料館へ行きましたが、着いてみると、資料館は9時開館ですが、なんと肝心の会場は10時開場。
1時間もどうしよう…。
しかも10時には札幌を出るつもりでこの後のタイムスケジュール組んでたのに…。 -
仕方がないので図録やグッズだけ先に購入し、近くのコンビニで買ったコーヒーを公園のベンチで飲みながら眺めます。
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早朝でも結構人がいます。
散歩中なのか、お利口さんのわんこも。
遊具のあるスペースでは子供達が遊んでいたり、札幌市民の憩いの場となっていることがよくわかります。 -
10時になったので改めて資料館へ。
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これは9時に入館した際に撮ったもの。
こういう階段、好きです。 -
ようやくお目見え出来ました。
これだけあると壮観ですね。 -
旅の目的その3、木彫り熊。
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柴崎重行や
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砂澤ビッキ、
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根本勲といった重鎮の作品が一堂に。
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このフォルムが堪らない。
八雲町にも行ってみたいけど、いつになるかな…。
熊を堪能した後は、一路旭川へ。
この旅4つ目の博物館(美術館)を目指します。
写真の枚数が多くなったので、後編へ続きます。
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