2017/09/22 - 2017/09/28
191位(同エリア781件中)
ひよどりさん
JR東日本の北海道東日本パスを利用して、東京から東北へ、1週間の旅行を楽しんできました。
今回の旅行記4は、5日目のむつ市散策の報告です。
むつ市に来るのは初めてです。市内には戦前の海軍施設の石造建築物が、今尚、点在しています。
旅行5日目は、大湊の水源地公園内のアーチ式石造ダム、安山岩で建てられた北洋館を中心に歩いて見て回りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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6:51陸奥湊→八戸→8:02野辺地 、大湊線に乗りこみます。
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朝の陸奥湾 大湊線車窓から 1
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朝の陸奥湾 大湊線車窓から 2
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終点大湊の一つ手前の下北下車。
水源地公園に行く前に、旧大湊ホテルに立ち寄ります。 -
旧大湊ホテル 1
一般公開はしていないようです。
大正8年に建てられ、昭和57年まで使用。戦前は海軍の上級士官のクラブ、要人接待に使われたそうです。 -
旧大湊ホテル 2
どうにか中を見て見たくて、脇から覗いたり、隣接の図書館敷地に入り、背伸びをしてみたり・・・ -
旧大湊ホテル 3
建物裏側の一般道から。
青い空に赤い屋根、白い壁。修復の手が入っているとは言え、90年以上前の建物です。美しい姿の建物です。 -
国道338号線の風景 1
旧大湊ホテル、大湊駅、水源地公園は、国道338号線に面しています。旧大湊ホテル近くにバス停があり、目的地に直行できると思うのですが、路線図もなく、すぐに来るバスもなく、大湊駅まで、2㎞強、歩くことにしました。 -
国道338号線の風景 2
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JR大湊駅
写真左側の車の絵が描いてある看板の所が、バス乗り場。
10分程で脇野沢行きのバスは来ました。 -
駅前の案内図 1
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駅前の案内図 2
これで、やっと行き方がわかりました。
全国区な観光地ではないので、バスの行き先、降りるバス停名等、情報不足気味でした。
「徒歩 4㎞ 50分」もアクセス選択肢の一つになってます。 -
水源地公園内 北の防人大湊 案内図
バス停「自衛隊前」で降りました。バス停近辺に水源地公園への案内表示は見当たらなかったので、バスの車窓からみえた「釜臥山スキー場 水源地公園 入り口」の看板を頼りに来た道を少し戻り、左折、坂道を上りました。(案内図、1番左の道)
その道は、水源地大橋に続く道に至り、そこから、公園内に入ると、お目当ての日本最古の重力アーチ式石造ダムが見えてきました。 -
沈澄池堰堤 1
明治42年竣工、日本で初めて建造された重力アーチ式石造堰堤。付帯施設含めて国の重要文化財に指定。
このダムの目的は、当時、蒸気機関であった海軍大湊水雷団の艦船に水を補給することにありました。 -
沈澄池堰堤 2
溢水口から流れ落ちる水の様子、赤い小さな取水塔、飽きることなく眺めました。右岸から眺めたり、左岸に渡って眺めたり、近くで見ても良し、離れて見ても、また良し・・・観光案内に載った写真に惹きつけられ、ここまで来ました。 -
沈澄池堰堤 3 取水塔と澄沈池
この澄沈池は、良質な水を送水するため、全面に張石が施されているそうです。
ダムから溢れる水に目がいきますが、この池の水が主役です。 -
沈澄池堰堤 4
取水塔内部、床下の取水構造の解説図が欲しかったです。 -
宇田川支流 1
ダムは、宇田川に設置されています。その支流の水もダムの水量を増す為、集められます。
石積みで水路は整備され、ここを流れた水が、引入口で取り入れられ、上澄みだけが沈澄池に送られます。
水源地公園内には、沈澄池堰堤を含め、海軍の水道施設が幾つか残されておりますが、残念ながら、沈澄池堰堤と水路以外の施設は、保存・安全・修復の為か、シートに覆われ、集水→取水→浄化→貯水→送水といった一連の過程を設備の実物を通して確認することはできませんでした。 -
宇田川支流 2
川の底にも石が敷かれています。水中の土砂を減らしたことでしょう。 -
もう少し足をのばし、宇田川上流の砂防ダム目指して進みます。
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振り返って、ダムを見ます。
絵本の中にいるようです。 -
沈澄池から上流に100m程歩くと、川は二つに分かれます。左側の水流は、ダムの水量を増やす為に明治時代に設置された水路です。
急斜面を流れる水の勢いを緩和するための小さな堰が、交互に並んでいます。 -
「砂防ゾーン」案内図
そびえ立つ砂防ダムまで、森の中を流れる川の両岸に遊歩道が設けられています。 -
砂防ゾーン風景 1
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砂防ゾーン風景 1
砂防ダムが見えてきました。 -
砂防ダム
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砂防ダムの両脇には階段があり、上に上がるこどができます。
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砂防ダムの上から、釜臥山を望む。
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砂防ゾーン風景 3
往きは上流に向かって右側の岸を歩いたので、復路は左岸を下ります。 -
もう一度、取水塔
海軍の水道施設に別れを惜み、次に向かいます。
次は、海軍の建物見学です。 -
海望館
公園の南側にビジター用施設が3棟あります。
海望館:展望台
安渡館:海軍カレーの食べられるカフェあり
防人館:公園管理、集会施設
展望台に上りました。エレベーターもあります。 -
海望館からの眺望 (東寄り)
手前の緑の屋根が「安渡館」、芦崎砂嘴の突端がよく見えます。 -
海望館からの眺望 (中央)
芦崎砂嘴は自衛隊の管理下にあり、一般の人の立ち入りはできないようです。
後程訪れた北洋館で説明して頂いた自衛官の方の話しでは、年に1回潮干狩りの日が設けられ、一般開放されたその日は、大きなアサリを求め、遠く県外からも訪れる方もいらっしゃるそうです。 -
海望館からの眺望 (西寄り)
気になる建物を見つけました。写真中央の茶色の屋根の建物です。朽ちた様子から、かなり古い建物のようです。「あれは何?」疑問の答えを、館外の案内図を確認します。どうやら、「北の防人 壱番館」のようです。 -
北の防人大湊 壱番館 1
壱番館、弐番館、2棟並んで建っています。両棟とも海軍大湊要港部の士官官舎として、大正4年に建築、戦後は大湊高校の学生寮・文化財収蔵庫として使われてきました。
現況、壱番館は修復の手が入らず、古屋の状態です。弐番館は、海軍官舎の頃の様子に復元され、文化交流館として利用されていますが、残念ながら、休館日で中にはいることはできませんでした。 -
北の防人大湊 壱番館 2
浴室は増築かな?ここが玄関で、日当たりはいいけど、冬は釜臥山から吹き下ろす風と陸奥湾からの海風でさぞかし寒かったろう等々と想像しながら見て回ります。
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北の防人大湊 壱番館 3
遠景。
昭和62年まで大湊高校の寮でした。
人の居住が無くなってから、凡そ30年の年月が経っています。朽ちていますが、石造りの構造体の歪みのない姿には、感心させられます。 -
北の防人大湊 弐番館 1
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北の防人大湊 弐番館 2
どうも、個人的に壱番館の方に興味がいってしまいます。
綺麗になりました、建築当初の姿に復元されています、有効利用もされています・・・
この建物で暮らした海軍士官家族の気配は残っていないようです。官舎の間取り、設備はどの様なものだったのでしょう? -
北洋館 1
自衛隊基地内なので、ちょっと緊張します。 -
北洋館 2
海軍時代は迎賓館として使用された建物。現在は、海軍・自衛隊に関する資料館となっています。記名して入館します。
自衛隊員の方が雑談付きで説明してくださいました。
先に水源地公園を歩き、展望台にも上っていたので、北方防衛の要となった地理的条件の解説がよくわかりました。
海軍から自衛隊に至る歴史についても、「八甲田山」「坂の上の雲」「男たちの大和」などの話を間に挟み、そして展示物の解説となるので、時間は想定外にかかりましたが、とても興味が湧きました。
展示物、ご自由にお撮り下さいと言われましたが、会話に夢中で、無理でした。 -
国道338号線の風景 3
帰路は、3つ先のバス停まで歩きました。途中、大湊小学校の角にかわいいバス待合室を見つけました。 -
日没 大湊線車窓から 1
田名部行きのバスに乗りました。大湊線の発車時刻まで、大分時間がありましたので、大湊より大きな町の下北駅まで、バスで行くことにしました。
388号線を直進するルートかと思いきや、市民生活に大事な学校や公園、警察、市役所と遠回りをし、にもかかわらず、下北駅前には向かいません。388号線のバス停「下北駅通り」で降り、駅まで徒歩10分程歩きました。
時間をロスしたばかりか、恐山帰りの観光客?で駅も車中も混雑していました。 -
日没 大湊線車窓から 2
穏やかな海です。
明日は石巻に一泊します。
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旅行記グループ
2017年9月 東北
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