３歳娘を連れて中国山西省７日間の旅2-票号だらけでちょっと飽きてくる平遥古城後編

2017/07/26 - 2017/07/27

銀川から帰ってきて一週間後、再び中国へ。前から気になっていた平遥・大同をメインに、太原と北京もちょこっと寄ってきました。北京と山西省だけの周遊ですが、7日間で乗った飛行機は5回（+新幹線１回）という、何とも忙しい旅行となりました。

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飛行機の遅延で当初の予定より3時間遅れで始まった平遥古城観光。入場スポットは似たような雰囲気のところが多く、共通券で入れる箇所は19カ所ですが、5カ所くらい入れば十分かなといった印象。二日目午前中も古城散策に充てる予定でしたが、本降りの雨だったので、部屋でのんびりして過ごしました。北門～中心部辺りしか見れませんでしたが、まあまあ満足しました。

エリア 平遙(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

14:45　昼食後、平遥古城の歩行者天国エリアに入りました。カートやバイクが走るエリアと違って、とっても歩きやすい。

平遥古城 城・宮殿

小什字街口入場券売り場で平遥古城の入場共通券を購入。130元で3日有効。

古城に入場する分にはお金がかかりませんが、城内の入場スポットに入場するためにはこの共通券が必要。一カ所だけ入場できる券は無いようです。入場券売り場は古城内に数カ所あり。

一番最初に一番人気であろう入場スポット、日昇昌（中国票号博物館）へ。

中国票号博物館（日昇昌） 博物館・美術館・ギャラリー

票号とは金融機関のことで、平遥はこの為替業務で栄えた町だそう。

豪華な建物です。

当時の人に扮するスタッフ。

中庁（セントラルホール）と書いてあります。

真ん中の〇はカメラレンズのゴミです。取れなくて困ってます。

間口は狭いですが、奥行きのある建物。奥にまだ部屋があるようです。

奥には欧米人団体がいました。

平遥は日本ではあまり知られていませんが、欧米人に人気の観光地だそうで、レストランなども英語表記が目立ちます。

奥の建物。

人形を使った展示がありました。

今は古めかしい建物が並ぶ観光地ですが、当時はかなり栄えていたそう。

甕の中にはお金がいっぱい。

日本だと紙幣を入れる人はまずいませんね。中国だと貨幣を手に入れるほうが難しいかもしれません。

客庁（リヴィングルーム）と書いてあります。

張房（アカウントルーム）

出口かと思ったら蔚泰厚に出ました。中で繋がっているようです。

平遥古城のメインストリート、明清街。お土産屋が並んでいます。

歩き疲れたのでアイス休憩。

イチゴではなくサンザシアイスです。中国らしいですね。

市楼周辺は一番混んでいました。

市楼 建造物

15：35　蔚盛長へ。

ここも票号です。

不気味ですが妙に気になった絵。

調度品が随分豪華です。

壺のコレクション？

続いて天吉祥博物館。

総張房

正直さっき見たような場所が続きます。

小さいですが、九龍壁だそう。

二階からの眺め

仏像がありました。

段々飽きてきます(笑)

おしゃれなカフェ

19.9元ショップ

日本の観光地にある千円ショップみたいです。

市楼をくぐります。上には上がれないようです。

この辺りで昔の衣装を着られるところがありましたが、前に着たことがあるような服だったのでやめました。ものすごく人通りが多くて恥ずかしいし(笑)

市楼 建造物

協同慶

当時の恰好をしたガイドさん。中国人ツアー客も多いです。

そしてこれが当時の写真。

建物だけ見ると、どれがどれだかわかりません。

でもここは他より歩きやすかった印象。

広場のような場所があり、ちょっと休憩。

これから金庫に行きます。

階段を下りていきます。

龍がからまる柱を触る観光客。いいことがあるんでしょうね。

これが当時のお金のようです。

一部は随分乱雑に置いてありますね。

あまり南のほうまで行ってしまうと、ホテルに戻るのが大変になるので、そろそろ引き返すとします。

東大街のあたりはきれいな建物がありました。

最後に一カ所、中国商会博物館へ。

もう完全に見飽きていますが、共通券だしと貧乏性で入ってしまう。

なのでさらっと見て終了。

16：40　東大街と明清街の角にある、晋升炉食鋪で早目の夕食。

メニュー表に記入して、レジに持って行って注文します。

裏面。

名物料理のセットもあるので、一人旅の人にお勧めですよ。

料理が出来ると自分で取りに行きます。店が狭いので言葉がわからなくても出来たら大体わかります。

平遥牛肉24元　

漢字が出ませんが、この地方の有名なそば料理12元　タレが辛くて全然食べられず。

晋升甜茶（麺のセット）　これが何とも言えない香ばしいおいしさでした。

薫蛋（麺のセット）

番茄牛肉麺套餐25元

牛肉鮮湯麺16元

全部牛肉メニューになりました。名産だしいいか。

店内はカジュアルで入りやすい感じです。

ホテルへの帰り道。

くるみが売られていました。乾いていないくるみってどんな味なんだろう？

昼食を食べたレストランの前を通ると、好物の羊串があったのでついつい購入。

3本10元でした。うまい。

奥の串を刺すゴミ箱がまたすごい。

17：55　ホテルに戻っても寝るだけなので、今日のうちに北門から城壁に上ってしまうことに。

階段を上って城壁へ。

城壁上からみた城壁内。

北門はカートがいっぱいいます。

城壁外のようす。

城壁外にもホテルやレストランがあります。

城壁の上は歩けるようになっています。

娘の頭に付いているのはトンボの髪飾り。

古城内の露店で3元でした。

下から見上げた北門。

そろそろホテルに戻ります。飛行機の遅延で平遥到着が3時間遅れましたが、結果的にはこれくらいの時間でちょうど良かったかと思います。雨の中歩くのも嫌ですしね。

暗くなってから部屋の窓から外を撮影。

ライトアップさらた町並みも見たかった気もしますが、また外に出る気が起きず断念。

10：00　かなり雨が降っていますが、朝食のため城壁を出てすぐのところにある永祥隆賓館というホテルのレストランへ。

朝7時頃起きたのですが、娘がくしゃみ連発。そのうちまたごろごろしたと思ったら二度寝。9時にまた起きたらくしゃみしなくなってるし！本当に子供体調は急変します。

特色牛肉麺20元

微妙なお味。

牛肉麺（中）16元

城壁内のレストランと違って素朴な味。

猫耳の形をした麺料理。20元

ちょっとしょっぱい。そして飽きる。

レストランの前（つまり北門前）にタクシーがいっぱい停まっているかと思いきや、一台もおらず。前日に城壁から城壁外を見た時もタクシーが一台しかいないと思ってはいたのですが・・。

10：40　少し待ったらタクシー来ました！新幹線の時間には早いですが、本降りの雨の中を歩いてまで観たい場所はもう無いため、さっさと平遥古城駅へ。

15分で平遥古城駅に到着。交渉で40元

駅の前は階段になっていて、スーツケース持って上がるのが大変でした。

ちなみに本数も少ない駅だし切符はすぐに受け取れるだろうと思っていましたが、切符窓口は一つしか開いておらず、思いのほか時間がかかりました。

平遥古城駅は新幹線用の新しい駅のはずですが、レストランもなく、コンビニっぽいお店が一軒あるのみです。

当初の予定通りだと、昼食はこの駅で食べようと思っていたので危なかったです。

古城内でよく売られていた沙棘ジュースが気になっていたのですが、駅の売店に売っていたので購入。ちょっと渋みがあって好みの味ではありませんでした。4.5元

12：25　太原南駅へ向けて出発です。今回もctripで予約し、駅の窓口で受け取り。

中国の国内線と在来線は遅れまくりなのに、新幹線はほとんど遅れません。今後旅行のスケジュールを組む場合は、ちょっと乗車時間が長くても、国内線より新幹線を利用しようかと思います。