2009/11/27 - 2009/12/12
20位(同エリア328件中)
ほいみさん
写真は日没直後のランタン山群。
ネパールの美女の産地と云われる(本当か?)の中心地タルケギャンには2泊する予定。なんでここで2泊? それは、ひとつ前の日記と今回の日記を見て頂ければ分かる。
今回も、動画を含め盛りだくさんです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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ヘランブーの中心地タルケギャン。下界のカトマンズから、道路がどんどん侵略して来ているので、道路沿いの村が急速に発展しつつある。だからいつまでも中心地では有り得ないのだが。
タルケギャンは標高2740m、人口はたぶん1000人くらいはいそうだが、ほとんどがカトマンズや海外に出稼ぎに行ってしまっているので、日本の限界集落みたいな感がある。村の真ん中にはこの寒村にはに似つかないほど立派なゴンパ(寺)があって、過去の繁栄を彷彿とさせる。 -
立派なマニ車もたくさんある。
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マニ車というのは、装飾されマントラ(経文?)が描かれた円筒形の仏具で、中には経文が書かれたものが入ってる。これをクルクル回すとお経を唱えたことになるというハイテクグッズだ。チベット文化圏を旅すると毎日見ることになる。
小さいのは指先くらいのから、大きいのは家サイズまで見たことがあるが、世界にはギネス級のモノもあるかもしれない。まぁ、地球自体が大きなマニ車って説もあったような。 -
小さな村でも、村の出入口(境?)には、仏塔と、経文が書かれた石板が並べられている。こういうところでは、これら構造物を右手に見ながら通過しなければならない。その時、マニ車があったら、念のために回しとこう。
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タルケギャンには最初から2泊するつもりでいた。ほとんどの方が「美女村で美女の生態を研究するため」と思っただろうが、そんな下心はほんのちょっとで、本当はタルケギャンの裏にそびえる標高差1000mの写真の山に登ろうという純真な理由からだった。
この山はけっこうメジャーなのだが、どうしても名前を思い出せない。我が家にあるガイドブックの類には載ってないんだな~。ネットで調べても分からないし。
まぁ、そんな純粋な気持ちで来たタルケギャンだったが、前回の日記にも書いたように、最低の健康状態で到着したので、この山の往復は中止とした。今日はタルケギャンで休息日。 -
散歩してたら、泊まってる民家の娘さんが歩いてた。ちょっと買い物に行く・・・とのことだったが、買い物は何処まで行くのかなぁ。ついて行こうかとも思ったがネパールの山の民は「ちょっと買い物」で山3つくらい越えちゃうし。
昔、一人でトレッキングしてた時には「ちょっと家においでよ・・」で5時間も歩かされたことある。 -
こんな低いところでヤク発見!
ネパールでは2500mくらいを境に、低いところでは水牛、高いところではヤク(交配種のゾッキョなども)を飼っているが、この辺りが境なのかなぁ。
写真はないけど、飼い主とも会った・・・これ覚えておいてね。 -
ネパールもこれくらいの「ヒマラヤの都市」になると郵便局もある。
絵葉書はいつも2-3枚持っていて、ここからは届かないだろ・・・なんて郵便局があると出してみる。で、切手を買おうと思ったら、たまたま切手を切らしてるので「知り合いから貰ってくる」と言って局員は何処かに行ってしまった。 -
これはチャンス! 中を見学してみよう。
ちょっとした雑貨屋もやってるようだ。 -
神様が見てるから悪いことは出来ないね。
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奥の方にこんな煽情的な(どこが?)ポスターが!
ネパールじゃ、こんなもんでも公序良俗スレスレだよ。人目に付くとこには貼れないなぁ。 -
ギャルツェンが、午後になって到着した欧米の女性トレッカーをナンパ?してるところに遭遇。
「彼女~、何処泊まるの? いいところ紹介しようか?」 -
賢い彼女たちは、無視して行っちゃいました。
日本で山ガールが流行ってるように、欧米ではこのスタイルが流行ってるの?
小さなリュックに、ごちゃごちゃいろんなものを縛り付けて歩いてる女性が多い。彼女たちがやると、なんとなくカッコいいが、日本のオヤジが真似したらホームレスじゃんね。
タルケギャンで会ったトレッカーはこの二人だけだった。 -
かくして彼女達は、普通のロッジに泊まった様です・・・つまんないだろ。
更に散歩してたら、こんなことがあった。
https://youtu.be/8m_IcwC41lI -
上の動画を見ないと意味が分からないかも。
スジャータは「カトマンズ生活」に憧れる村娘。
お茶を頂いて帰る。
もう会うことは無い・・・って思うじゃん普通。 -
何故か夕飯の時、スジャータは私が泊まってる民家に来て、みんなで鍋を囲んだ。
小さな村に来た日本人の行動の全ては把握されている様で、郵便局を偵察してたことも、ヤクに会ってたことも知られていた。
動画あり
https://youtu.be/cSc3PplEE_k -
まぁ、こんなにちっちゃな村だからね。
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ここにはTVもある。といってもTV放送は受信出来ないので、村人代表がカトマンズに行ったときに、まとめてDVDを借りて?買って?来る様だ。海賊DVDは50円からある。今は衛星TV見てるだろうね。
で、食い入るようにTVを見てるのは、ヤクの飼い主だ。他にもゴンパ(寺)で会ったオバちゃんも来て鍋を囲んだ。こうなると、みんなネパール語になっちゃうので、さっぱり分からないのだが、それの方が楽だったりして。 -
お父さんは、真っ先にお休みなさい。
日本でいえば、「コタツで一杯やって、そのまま寝る」っていう理想形。 -
朝になった。
楽しかったタルケギャンを出る。
体調も十分に回復した様だ・・・っていうか猫の霊が離れた?? -
仲良し夫婦。
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仲良し姉妹。
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その間に日本のオヤジ。
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さぁ、出発だ。
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お父さんも仕事に行くふりをしている見送り。
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ゴンパまで来たら、宿の娘さんが写真を撮って・・・って、おしゃれして現れた。なんて素敵なシチュエーションかと思ったが、私はポートレート風写真は苦手。緊張しちゃうんだよね・・・こっちが。
理解不能な住所を貰ったんで、帰国後それをコピーして封筒に貼って出したが、届いたんだろうか?
ちなみに私が、ここの怪しげな郵便局から出したハガキは届きませんでした。 -
スジャータ家にも寄ったら、お母さんと息子さんが畑仕事中。
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お母さんはタルケギャンの学校の先生、息子さんは出稼ぎカトマンズから帰省中。
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子牛に案内されて村を出る。
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峠を越え、学校に通う子供たち。
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通学風景
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おはよ~
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小学校。
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今頃サッカー選手になってるか?
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鋭いシュート!?
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タルケギャンの下のティンブーまで道路が繋がった・・・と聞いたが、さらに上に向かって工事が進んでいたので、今ではタルケギャンまでバスが走ってるかもしれない。そうだったらカトマンズから半日で行けるので、近いうちに行ってみようかなぁ・・・とも思ってる。でも過去に行って素敵な思い出のところって、再訪して幸せだったことがない。
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工事中。
いよいよ道路は近い。 -
ティンブーの村が見えてきた。
画面真ん中、なにやってると思う? -
たぶん水牛を共同購入して解体、肉を分けてるところだね。
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おお、道路とバスが見えた!
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最後に吊り橋を渡って、ティンブーのバザールへ。
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すっげ~都会に感じる。
道路の威力は凄い! -
お店も品物が豊富・・・
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って、だらしなくない??
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商品の棚にネズミ捕りを仕掛けてあるし。
正午にはティンブーに着いたのに、カトマンズ行きのバスは明日の朝8時。
道路が通ったので、こんな汚らしい村になっちまったのか?
とにかく、ここには泊まりたくないぞ・・・と、ギャルツェンを困らせてやろう。 -
するとギャルツェンは30分ほど、山道を引き返す。
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ギャルツェンの知り合いの家ってことでもないのだが、どうもバザールで近くのシェルパ族の家を聞いたらしい。ネパールは同族を大切にするから、同じシェルパ族っていうだけで、直ぐに仲良し。
で、山の斜面の一軒家に到着。
ご主人も奥様も野良仕事に出ていて留守だったが、2時間ほどして戻って来た・・・どうよ、この時間感覚。 -
かくして、今晩はこの農家に宿泊。
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とりあえずビールじゃなくって、奥様がバター茶を入れてくれる。
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おもむろに夕飯の支度が始まる・・・・ここからが長い。
もちろんメニューはいつものダルバートなのだが、ここで思った。
ネパール人がダルバートを作るっていうのは、精神世界に近いものがあって、慌てず急がず心を込めて、今日の日を振り返ったり、明日の畑仕事を考えたり、遠くに出稼ぎに行っている子供たちを思う大切な時間なんだと。
だから、トレッカーが「腹減った、早くダルバート作ってよ」って言うのはとんでもないことで、慌てて作ったダルバートは見てくれは同じでも、ネパール人の優しさも、ヒマラヤの偉大な恵みも、仏陀の教えも、な~んにも入ってないんだ~!!
でも、1時間以内で作って欲しい。
そして何故か、都会の食堂の「待たせないダルバート」は意外と美味いし、オプションで肉もある。 -
ダルバートが出来るまで、こうやって火を囲んでの団らんも、ネパールの文化なんだろう。
日本だって昔はこんな風だったんだろうね。 -
さぁ出来たよ~!
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ダルバートの最大の美点は、何処で食べてもお代わり自由が基本ってことだ。だた、ごオカズばかりお代わりするのはマナー違反だよ。
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手で食べるのがマナーだが・・・
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最近ではネパール人もスプーンで食べる人も多い。
寿司を箸で食べる感覚か・・・?
私も時々手で食べるが、手で食べた方が美味しいと感じる域には達してない。どっちかというと、後で手を洗うのが面倒なので「スプーン派」だ。
動画あり。
https://youtu.be/vm7WK7SgavQ -
夜も更けて来た(20時)おやすみなさい。
私にはご主人のベッドが与えられた。
ダライラマに見守られて、どんな夢を見られるかな。 -
私に追い出されたご主人。
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あさ~。
日本のインスタントコーヒーを振る舞う。
インスタントミルクティーの方がうけると思う・・・ネパールの普通のチャイより美味しいかも。 -
朝ごはんは、写真の豆料理だったのだが、日本だったら甘い味付けになるところをネパールでは激辛! 豆キムチか??
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8時のバスに乗るために、7時には出発。
ありがとうね~・・楽しかったよ! -
30分でバス停に到着。
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ティンブーまで道路が繋がったのは、つい最近のことらしい。
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バス停にはトイレだってある。
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絶対に夫婦だよね。日本じゃこういう光景って見られない。
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道路といっても極悪道。
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シバ神に見守られて安全運航。
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乗車率は30%くらい。
こりゃ快適なバス旅になるぜ・・・って、ネパールでそれはあり得ない。
どうなったかは、次回のお楽しみ!
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この旅行記へのコメント (4)
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- くろねこだりゅんさん 2017/09/21 17:09:50
- 街の出入り口
- 常に右手に見て歩かないといけないという事は…一方通行?
やっぱり美女の里でしたね!宿の娘さん美人ですもの〜
気になったのは郵便局に切手が置いていないことと、ポスターとスナック菓子の位置。
最初はポスター娘がスナック菓子を食べている写真かと思っていました。
切手は無いのにお菓子はある不思議郵便局(笑)
日本でも田舎では外国人が来ただけで注目されちゃいますから、ほいみ様もあっという間に有名人。
文明が進むっていうのは幸せが遠くに行っちゃうのかな〜と少し考えた今回の旅行記でした。
家族で近所であんなに仲良く一緒に食事するのって何十年もした記憶がないですね…
あの山は登っちゃ行けない山だったんですよ…教えに来てくれたんですね。=^_^=
- ほいみさん からの返信 2017/09/21 20:24:07
- RE: 街の出入り口
- > 常に右手に見て歩かないといけないという事は…一方通行?
仏塔と経文を書いた石板が島状にあるってことです。チベット文化圏では宗教的なものがあったら、右手に見る様にして通過すれば間違いないです。マニ車も右手で回すことになるので、それが自然なんですね。
ネパールのトレッキングコースも今ではロッジが充実してるので、民家に泊まるチャンスは滅多にありません。今回はギャルツェンが私の好み?を理解していた様です。注意しなければならないのは、超田舎で農家に泊まると、家畜と近いのでダニや蚤の歓迎があることです。もちろん今回は清潔だったので問題ありませんでした。
郵便って不思議で、いろんなところから出しましたが、3ヶ月くらい経ってから着いたりして。残念ながら私が利用した中では、ネパールからの郵便が届かない確率は、周辺諸国の中では高いです。
季節が遅かったので外国人観光客が少なかった様です。もう1ヶ月早かったらそれなりに居るかも。カトマンズから近いですからね。あの山の名前はまだ思い出せません。山頂には仏塔があって、この辺りでは信仰の対象にもなっている様です。
都会からの交通の便が良くなると、どうしても秘境感は失われ、人間性も観光客にとっては良くないものになってしまいますが、彼らの生活の向上のためにはなりますから、本当は喜ばしいことなんですけどね。
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- 猫大好きさん 2017/09/20 21:34:45
- ダルバートのご飯付き民宿!
- 急に行っても、シェルパ族が連れてきたお客さんは
好待遇なんですね〜
こういった 民宿代も込みのトレッキングツアーなんですか?
テレビがあっても電波が入らないからこそ
みんなで団らん!
今じゃ みんなスマホ 片手で 団らん無くなったかも
やっぱり再訪すると 夢が消えてしまいそう
ほいみさんの意見に同感です
ほいみさんにダルバート連発されたんで
美味しそうに思えてきました
ネパール料理屋行って食べてみようかしら?
美女の里の民宿の娘さん とても純朴そうで
やはり美女ですね
写真が届いていたら いいなぁ
- ほいみさん からの返信 2017/09/21 09:16:48
- RE: ダルバートのご飯付き民宿!
- この時のトレッキングは現地旅行会社にお任せしたのですが、基本的にはガイドとポーターを紹介するから、後は適当に・・・ってことです。若い時はひとりで荷物担いで歩いたのですが、最近は「全てお任せ殿様トレッキング」が好きです。デジイチや三脚も持てるしね。最初の値段設定がどれくらいぼってるのか、村に着くとどのロッジに泊まって何食べても料金内になってます。酒代は別だけどね。民泊もロッジ並みのお礼はしてると思います。
携帯電話やTVゲームが世の中や家庭を変えた以上の威力ですね・・・スマホは! 私もそろそろ買おうかと。
ダルバート、日本風にアレンジしてあるはずですから美味しいと思いますよ。カトマンズの高級レストランで食べると、トレッキング中に食べるのとは全く違うダルバートが提供されます。
民宿?の娘さん達も、きっとどこかへ出稼ぎに行ってるだろうなぁ。
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