南イタリアの7つの世界遺産を訪ねて 麗しの南イタリア1/7 成田～カゼルタ編

2017/08/19 - 2017/08/19

夏休みに行った南イタリアを中心としたツアーの記録です。ローマで延泊したため、8日間の旅です。旅行会社のツアーでしたが、ツアー客全員がロストバゲージとなる波乱に満ちた旅となりました。
第1編は、成田からヘルシンキ、ローマを経て宿泊地のカゼルタまでの移動の記録です。

写真はJAL機内から撮った写真です。

南イタリアの7つの世界遺産を訪ねて
【麗しの南イタリア】
■1/7 成田～カゼルタ編
□2/7 カゼルタ～ソレント編
□3/7 ソレント～アマルフィ～マテーラ～アルベロベッロ編
□4/7 アルベロベッロ～ナポリ編
□5/7 ナポリ～カプリ島～ローマ編
□6/7 ローマ編
□7/7 ローマ～成田

エリア ローマ(イタリア)

今回の旅行の始まりは、成田エクスプレスです。料金はバスや私鉄より高いのですが、スーツケース置き場があったり、道路事情に左右されないなどの点から、あえて選択しました。

しかし、夏休みの土曜日だというのに、車内はガラガラです。朝が早すぎるからでしょうか？

予定した時刻の通りに成田空港駅に到着です。鉄道の利点ですね。

空港に着いてからすぐに、飛行機の確認です。ヘルシンキ行きのJL413便は予定通り、10時30分発となっていました。一安心です。
早速、JALパックのツアーデスクに行き、添乗員さんに会い、eチケットをもらいます。

成田エクスプレスは、がら空きだったのに、空港内は、やはり大混雑でした。成田エクスプレスはやはり高いから人気がないのか？

webで予約しておいた、wifiを受け取りに、JALABCのカウンターに来ました。イタリア8日間で1万円です。
自分のカードであれば無料で借りられるはずと主張している旅行客がいて、カウンターで少し揉めていました。結局、無料ではなかったようですが、そういうカードがあることを知りました。

チェックインしてから気づいたのが、外が雨だったことです。朝来るときは、まったく降っていなかったのに、かなり激しく降っています。これが後で災いの元となりました。

10時30分発の予定が、なんと12時30分発と2時間も遅れて離陸しました。
というのは、この大雨の影響と、さらに滑走路内に車が立往生したとのことが理由です。
ヘルシンキはほとんどが、乗り換えよようで、このあたりで、乗り換えに間に合わないのでは？との諦めムードが機内の中で漂っていました。

心配しても、自分達ではどうしょうもないので、なるようになると思ってました。添乗員さんに任せるしかないと割り切っていた私達は、窓のシェードがなく、電動？でスモークを濃くできる仕組みの窓に子供のように感心してました。

飲み物が配られ始めたので、まずは当面飲めなくなるはずのスーパードライです。

昼食も2時間遅れとなりました。飛行機の場合、CAさん達の仕事の予定で全てが進むことが、理解できました。赤ワインと一緒に食べたジャンバラヤはとても美味しかったです。

日本時間で8時を過ぎてから、軽食がでました。この間、映画を4本見てしまいました。話題のいい映画もありましたが、ほとんど既に観てしまっていたのが、残念です。
軽食はエアーモスです。ミラノ万博にも出品された日本の誇るべきライスバーガーです。

ヘルシンキの上空に来ました。どうやら、ローマ行きのフィンエアーは私たちが乗る予定の便が最終だそうで、30分だけ待ってくれているとのこと。
そこで、一か八か、走って乗り込んでみようと、添乗員さんから言われ、覚悟を決めました。
こういう時は添乗員さんがいると心強いです。

ヘルシンキもあまり良いお天気ではありませんでした。現地時間の16時半頃です。本当に乗り換えられるのか、一応は心配しながら、窓の外を眺めます。

よりによって、バスがお出迎えでした。ここから空港内に入ります。途中JALカーゴの荷物が見えたので、自分達の荷物も急いでくれているのだと、勝手に思い込んでいました。
他のツアー客も同じようなことを言っていたので、安心していたんですが？……

空港内をゆっくりする間もなく、添乗員さんに連れられて、手続きをします。パスポートを読み取り、自動で顔写真を撮る仕組みははじめてで、これも添乗員さんがいなかったら、対応できなかったでしょう。帰りは自分達だけなので、この仕組みを覚えておいて、良かったです。

空港内を早歩きと一部走りで乗り切り、なんとか間に合いました。結局、30分待ちではなく、1時間も待ってくれたフィンエアーに感謝です。

しかし、乗り込んで行った機内の外人さんの冷たい視線はきつかったです。我々が悪いわけではないのに……？
ともあれ、これで予定通りの行程で進めます。

フィンエアーは食事が有料でした。中にはカップラーメンを頼んでいる方もいましたが、お腹が空いていなかったので、ご飯は頼みませんでした。

飲み物のサービスは、コーヒーを選びました。ナプキンがなんとマリメッコでした。

だいぶ予定より遅くなりましたが、なんとかローマのフィウミチーノ空港に到着です。やれやれという感じです。

テヴェレ川、サンタンジェロ城、サンタンジェロ橋のWELCOME TO ROMA という看板が嬉しく、観光気分が徐々に盛り上がってきました。

しかし、問題が発生！いくら待っても、スーツケースが出てきません。とりあえずトイレに行っていたら、ツアーのみんなは、この場所から消えてました？ どこにいったのか？

このカウンターのところに、皆さん並んでいました。
ロストバッゲージの手続きをするカウンターです。我々ツアー客以外にもたくさんの人が並んでいます。
やはり、人間は早歩きなどで移動できても、荷物はそう簡単には行かなかったのでしょう。
JALパックの場合、現地の助っ人がいてくれるので、時間はかかりましたが、しっかりとした対応をしてくれました。
とりあえず、明日着る分は手荷物で持ってきましたが、それ以降をどうするかです。

カウンターでの手続きがありますが、まずは本日の夜食を確保するため、目の前にあるスタンドでパニーニを購入しました。焼いてくれた美味しかったです。

ようやく手続きが終わり、バスへ移動です。こんなことがあると、やはり添乗員さん付きのツアーは楽チンです。

本日の宿はカゼルタのグランドホテルヴァンビテッリです。プールなどもあるリゾートホテルのようですが、真夜中についたので、あまり様子が分かりません。少なくとも、ロビーも室内も素晴らしく、清潔でもありました。

ロビーのシャンデリアです。

客室内です。大きめのベッドが嬉しいです。

洗面所も広々しています。バスタブ付きで、お湯もきちんとでました。

外人向けのバスタブは日本人には大きすぎるくらいです。

机やテレビです。いつもなら、このから空港などで買ってきたワインを飲んだりしますが、遅れに遅れ、しかもスーツケースがないので、大人しく寝ることにしました。

一日目の報告は以上です。
ありがとうございます。