南イタリアの7つの世界遺産を訪ねて 麗しの南イタリア3/7 ソレント～アマルフィ～マテーラ～アルベロベッロ編

2017/08/21 - 2017/08/21

夏休みに行った南イタリアを中心としたツアーの記録です。ローマで延泊したため、8日間の旅です。旅行会社のツアーでしたが、ツアー客全員がロストバゲージとなる波乱に満ちた旅となりました。
第3編はソレントから、アマルフィを経て洞窟住居のマテーラを観て宿泊地のアルベロベッロまでの記録です。

写真はアマルフィの海岸の一部です。

南イタリアの7つの世界遺産を訪ねて
【麗しの南イタリア】
□1/7 成田～カゼルタ編
□2/7 カゼルタ～ソレント編
■3/7 ソレント～アマルフィ～マテーラ～アルベロベッロ編
□4/7 アルベロベッロ～ナポリ編
□5/7 ナポリ～カプリ島～ローマ編
□6/7 ロ ーマ編
□7/7 ローマ～成田

エリア アマルフィ(イタリア)

ツアー3日目の朝は、昨晩泊まったタワーズ ホテル スタビエ ソレント コーストの部屋から見た海の様子から始まります。また、5時20分頃目覚めてしまい、撮った写真です。

ホテルは幹線道路から海側に下がってトンネルを抜けて入る形です。裏には断崖絶壁が見えます。

プライベートビーチの雰囲気です。やはりこちらの方々からすれば南イタリアはバカンスでゆっくり過ごす場所なんだろうと思いました。

オープンエアーの朝食会場で気持ちがいいです。今日は出発が早いので、特別に普通より早くレストランを開けてもらったそうで、私達のツアー仲間しかいませんでした。

品数も沢山あり、充実していました。
しかし、出発時間が迫ってきていたらしく、皆がそそくさと食事を済ませていました。出発時刻のことをすっかり忘れて、リゾート気分に浸っている場合ではなかったのでした。残念！

バスに乗り、アマルフィ海岸のドライブが始まりました。海岸線の山に張り付いた建物がよく見えます。
日本の同じような風景だと美しく感じないのに、こちらだと、綺麗だと思ってしまうのは何故でしょうか？

ポジターノの街を見下ろす高台にバスを停めて、ここで写真タイムです。

ここの売店で売られていたのが、パスタのふりかけです。添乗員さんも現地ガイドさんかなりオススメでした。皆が大量にお土産として買っていました。
私達は10袋買って1袋オマケでもらいました。売店のおじさん、おばさんは、かなり日本語が上手でした。

アマルフィはレモンの産地でもあるようです。勿論レモン以外にも沢山のフルーツが売られていました。

この展望台にて露店で商売している人の犬だと思いますが、かなり人懐っこい犬です。

レモンは種類も多いし、大きいのもあります。

斜面を埋め尽くした建物です。

バスの前の方の席に座っていたので、こんな写真を撮れました。実はアマルフィ海岸沿いの道はとても狭く、しかもクネクネと曲がってます。にもかかわらず、車は多いし、観光バスも通ります。また、駐車している車もあります。
ドライバーさんは大声を張り上げながら、対向車に指示を出します。この狭さでバス同士がすれ違うのですから、大変なドライビングテクニックです。
そんなことにも感心したアマルフィでした。

エメラルドの洞窟に入る前のトイレ休憩として、入り口手前のお土産屋さんに入ります。トイレを使うと1ユーロ必要ですが、何か買えば1ユーロバックしてくれます。結局、アマルフィと書いてあるTシャツ2着を記念に買いました。

洞窟風の店内にいろんな色の焼き物が展示されています。

うまいディスプレイの仕方です。

エメラルドの洞窟に入るための入り口の建物が右手の建物でエレベーターがあり、下に降りると海岸になります。したがって、私達は左上の道路から奥に見える階段を降りてここまでやってきました。

エレベーターを降りると、涼しいトンネルでした。このトンネルをくぐると、海岸が見えてきます。その岩場に洞窟の入り口があります。

エメラルドの洞窟には小舟で入りました。内部はこんな感じです。この時点ではとても綺麗だと思いましたが、後日入ったカプリ島の青の洞窟に比べると、洞窟の規模も、色合いも全然違います。トータル5分くらいの観光でした。

洞窟内の上部は鍾乳洞のようになっています。

船頭さんのオール一本でうまくコントロールされます。

エメラルドの洞窟からアマルフィの中心部にやってきました。駐車場が30分しか止められないので、短時間の自由行動です。

中心部にあるドォーモです。階段が特徴的です。フォトスポットになっていました。

モザイクが大変にきれいです。
どことなく、スペインの コルドバで見たメスキータのデザインに似た感じです。

ちょっとしたお店の店先です。やはり、レモンがメインですが、スイカやオレンジもあります。しかし、絵になる風景です。

中心部のドォーモ広場の周りは本当に混んでいます。

浜の砂は白いわけではなく、それほど綺麗とは思いませんが、規則的にびっちりと並べられたパラソルには驚きました。

上から見るとこんな感じです。規則正しい日本人でさえ、ここまでやらないのでは？

アマルフィからマテーラに向かう途中にサレルノのいう街のこのリストランテ デル ゴルフォというお店に立ち寄りました。漁港にポツンと佇む感じで、外観だけ見ると営業しているように思えませんが、内部は綺麗でした。

外から見たら、こんなにお洒落な感じだと思えませんでした。

本日のお昼はアンチョビのスパゲティです。

珍しい料理で、タコをスライスしたものですが、とても美味しかったです。

途中でトイレ休憩がてら、ドライブインによります。トイレを使うには0.5ユーロ必要でした。
ついでに、少し高めですが、夜飲むワインを仕入れました。

マテーラに到着です。サッシと呼ばれる洞窟住居群の遠景です。紀元前3世紀にローマ人が作ったとのことです。全く基礎知識がなかったので、こんな街があったのかとびっくりしました。
やはり南イタリアは面白いとも思いました。

ごちゃごちゃしてて写真では分かりにくいかもしれませんが、山の中に洞窟が掘ってあって、そこに家を増築しているという感じです。

石畳がいい感じですが、雨が降ると途端に危険になると、ガイドさんが言っていました。

洞窟教会として、有名な中心となるサンタマリアデ イドリス教会です。

洞窟住居にちなんだお土産が路上で売られています。ガイドさんも、知り合いなのか、売上に協力しているようです。

洞窟住居サッシの内部に入りました。ヴィコ ソリタリオのグロッタの家という資料館です。
当時の家具や食器、農耕器具などが展示されています。
日本語での放送がされます。
家畜も一緒に飼っていたり、子沢山であったりと、あまり衛生面ではよくない住環境でした。
ここに住んでいた人達は、政府にある時期に強制的に移転させられたそうです。
今は、この住居を面白がってくる若い人達がお店などにして繁盛しているとのことです。

機織の機械などもあります。なんでも自分たちで作っていたそうです。電気も水道もなく、文明から離れたような暮らしだったそうです。

ベッドは高い位置です。下は、ニワトリが寝ていたそうです。

家畜の場所です。

台所です。食器も残っていました。

やはり石畳がいいですね。

バスに戻る前にトイレ休憩です。ここは、トイレを貸す場合、確か1ユーロだったと思います。

トイレを借りたのでコーヒーを注文しました。

ドライバーさんは、地元の人に道を聞いて、ようやくホテルに到着しました。ホテルアストリアです。

ホテルアストリアの室内です。添乗員さんからは、家族経営のペンションのようなホテルと言われていたので、納得。

バスタブはないと言われていましたが、小さいながらも、ありました。端っこの部屋だったからでしょうか？

バスルームが妙に広かったです。

なんとなく可愛らしいですね。

本日は、ホテルで夕食です。オレキエッテという耳たぶ型のパスタです。ホテルのスタッフが本当にフレンドリーでした。
添乗員さんが前回ロストバッゲージで落ち込んでいた時に、かなり励ましてもらったと言っていました。

メインの肉料理はポークソテーです。南イタリアでは、パスタは先にでて、肉などのメインが後にでるそうです。付け合わせのトマトは変わった色でした。

デザートにティラミスをいただき、夕食は終わりです。
このツアーの中では今回の夕食が一番レベルが低かったかもしれません。

途中のドライブインで買ったワインを飲んで休みます。
3日目の報告は以上です。ありがとうございました。