夢の中のクラクフ4～時代に追いつかない中欧ポーランド～

2017/06/16 - 2017/06/26

2017年6月16日から6月26日の間にポーランド・ドイツ・チェコへ行ってきました。
まずはポーランドの古都・クラクフ編から更新してきます。

ブログタイトルはロマン・ポランスキー監督『水の中のナイフ』から。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

アウシュヴィッツツアーが思いのほかはやく終わったため（14時にはクラクフに着いた）市内観光することに。
うれしいことに気温もガンガン上がり、天気も良くなってきました。

その前に、Czerwone Koraleというポーランド料理店でランチ。
あまり記憶にありませんが、ぴーちゃんがポーランド料理はいやなのと言わなかったので、それくらい二人は空腹だったのだと思います。

住所：Sławkowska 13-15, 31-016 Kraków

カフェラテ。
こんなに甘くてこんなにミルクっぽいカフェラテをわたしは知らなかったヨーーー。
ダメ元でアイスカフェラテないの？と聞いたけれど、もちろんあるはずがなくホットです。

パンの中に酸味強めに煮込んだトマトとキャベツ牛肉が詰まったようなもの。

オープン！

酸味があってとても美味しかったです。
おいしかったけど、まわりは食べきれなかった。

なんだろう？求人？ｗ

この時点で意外に14時頃なので、まだまだ遊びます。

クラクフで有名な観光地、聖マリア教会です。
入場料とは別に撮影代金を払いました。

中に入ってこの装飾を見て絶句！とっても感動しました。

ポーランド一美しい教会と呼ばれているらしいです。納得。

聖マリア教会 寺院・教会

蝋燭の灯りもとてもきれいです。
教会の中はとてもひんやりとしていました。。
観光客もいましたが、どちらかといえばお祈りが目的であろう地元の方が多かったです。

人がいても騒がしくなく、神聖な雰囲気があります。

２つ前の写真を少しローアングルで。

天井も素敵なのです。

壁に埋め込まれているイエスと仲間たち。

十字架に磔にされるイエス。
IN RI という単語をよく見かけるようになるのですが、キリストという意味でしょう。たぶん。

天井。
鮮やかな青と黄金色で美しいです。

このときは教会の中でぴーちゃんと別行動です。
我々にありがちなパターンは以下の通り。
いっしょに観光地行く
↓
無言のまま個人行動で写真撮影
↓
気が済んだら集合し、お互いを撮影

色味が美しい～
被写体が美しいのはもちろんですが、FUJIFILMのカメラで撮影したからかもしれません。
FUJIFILM信者になりつつあるあかりんであった。

燭台とステンドグラス。
燭台に焦点が合っているけれど、ステンドグラスもきれいでした。

またもや全体図。
もっと広角でもいいかんじになっただろうな。レンズなくて残念です。

別室？のような場所。

ひとつの教会の中にこういうエリアが何箇所かあるのってなんのためなんだろう？

教会の中の花たち。

これがヨーロッパ初の教会だったのかな。
素敵な教会でした。にっこり！

教会の外に居た小人風ファッションの青年（？）

ぴーちゃんはなぜかこの青年のことを気に入り、何度もなんども撮影をしていました。

次はここへ登ります。

聖マリア教会から旧広場を挟んでななめ向かいにある旧市庁舎です。

旧市庁舎の塔 建造物

旧市庁舎の近くにいた顔のオブジェ。
子供たちが顔の中に入り、目の中から顔や手を出していました。

旧市庁舎の前にいたあまりきれいではないライオンの像。

入口でチケットを買います。
ここはとても空いていました。

あーーーーまたーーーーー・・・。
この石の階段をぐるぐるぐるぐる回って登っていくのです。

まだまだ。

途中にあった展示室。
歴史的なものが展示してありました（予想）

旧市庁舎の上から見た景色。
そこまで高くはありませんが、東京のようにTHE オフィスビル！！がなくて見晴らしが良い。
町並みがきれい。遠くまで、同じ町並みが続いているように見えました。

左にあるのが聖マリア教会。

ひとつ下がった展望エリアからみた景色。
今思えばあまり車が走っていなかったです。

地上に降り、とりあえず1枚撮影。

この日の朝にアウシュヴィッツへ行っていたなんて信じられません。
晴天！

全体図。

中央市場という名前のお土産ロード。

東南アジアと比較するとお店の方が商売熱心ではないのがガンガン伝わってきました。

スキエニツェ 専門店

よく見るお洋服。

よく見かける馬車。

ヤギェウォ大学近くの通りにあったコンビニで愛しのMAGNUMアイスを購入しました。
暑くなってきたのでおいしく食べられそうです。

ヤギェウォ大学 建造物

ミックスベリーの味でした。
タイで食べても、シンガポールで食べても、ポーランドで食べてもおいしい！

ヤギェウォ大学 建造物

緑が生い茂っているエリアです。
晴天のおかげで、緑がきらきらときれいでした。
公園のようになっており、道沿いにベンチが並んでいました。
そこでぴーちゃんと休憩タイム。

今日のメインイベントがアウシュヴィッツだったため、特にいきたいところがない人たちは、ひとまず旧広場へ向かいます。

そして寄り道です。
またもやアイスクリーム。
カフェラテ味です。濃厚でおいしい。

きれいな街並みですが、ぴーちゃんがここで一言。

「建物が白くって気温が高くってなんだかシンガポールにいるみたい」

ワ、ワカル～～！
ここはポーランドですが、なんとなくシンガポールにいる気分になってしまう二人でありました。

ウィンドウにいた悪魔風コスプレ小人おじさん。
ぴーちゃんはおじさんマニアなので「かわいいよ」と言ってました。
可愛くない。

旧広場へ向かうのをやめて教会へ向かいました。気まぐれふたりぼっち。

聖フランシスコ教会 寺院・教会

このような中になっておりました。
聖マリア教会の後なので、そこまで感動せず。
人はそこそこ多く、混んでいました。

外にあった銅像。

次の気まぐれは近くにあった修道院へ。
入口に人がおらず、入ってもいいかわかりませんでしたが「ハロウ」と声をかけながら門をくぐりました。

「ハロウ」

と返事が返ってきて、国籍を聞かれ回答すると、日本語のパンフレットはないんだと英語のパンフレットを渡されました。

写真は中にあったヨハネ・パウロ像。
淡いクリーム色の建物でものすごく静かな雰囲気でした。
我々は適当に訪れた場所に長時間滞在する習性があります。今回はドミニカン修道院でした。
けっこうな時間をここで過ごしました。（お互いフラフラと見学し、ぼーっとしていただけ）
居心地よかったです。

ドミニカン修道院 寺院・教会

ここはポーランド
ここはポーランド
ここはポーランド

自分へ言い聞かせました。

旧広場へ戻るとしゃぼんだまと戯れる子供たちがいました。
恒例のパフォーマンスのようで、大きなしゃぼん玉を作っては子供たちが追いかけて壊すという遊びを繰り返していました。

アダム ミツキエヴィッチ像 モニュメント・記念碑

しゃぼんだまがきれいに撮影できました。

何度だって撮影している聖マリア教会。

このころからぴーちゃんが眠いアピールをし始めます。
「今日は朝早かったでしょう？なんだか眠いみたい。時差ボケみたい」
と、時差ボケのふりまでし始めました。

いったん、ホテルに戻って休憩することにしました。

聖マリア教会 寺院・教会

旧広場にいたヤギ。

ぴーちゃんがすやすやと眠りだしたのでひまになったわたしはひとりで街を冒険することにしました。

思えば、海外を一人で歩くのってこれが初めてかもしれません。
ホテルの近くのフロリアンスカ門。

フロリアンスカ門 (聖フロリアン門) 建造物

適当な横道に入るとクラブ？の入口発見。
クラクフではこういうクラブをたくさん見かけました。
まだ明るいけどガンガン音楽が聴こえました。

横道マニアなのでそのまま横道を進みます。
クラブの前を通り過ぎるとこんなおしゃれ空間が。
レストランになっていました。

バルバカンを見ました。有名な観光地です。

バルバカン 建造物

横から見たバルバカン。
特に面白くはなく・・・お金を払えば中へ入ることができましたが、所持金0なので外観だけ。

緑がきれい。
バルバカン近くにあった銅像。

ぴーちゃんがいたらここで写真を撮ってもらえたのに～と少し残念。
明日来ようと決め、駅の方へ向かって移動します。

銅像。
広場になっており、スケボーをしている青年たちがいました。

Bazylika św. Floriana w Krakowieという教会（読めない）
受付をしていた青年がおいでよ～といってくれましたが、入場料が必要だったため、断念。

こじんまりとした教会でしたが、人の出入りがとても多かったです。

看板。
こどもに注意です。

街角で見かけた花。
スタリ　クレパシュというマーケットの近くです。
マーケットは既に終わっている時間だったため、閑散としていました。

スタリ クレパシュ 市場

この近くにおしゃれカフェを発見しました。
場所だけ覚えて明日行く機会があったら来ようと心に決めます。

同じような写真をまた撮っていました。

線路。
工事しているところが多かったです。
ポーランドではトラムに乗る機会がなかったです。ずっと徒歩。

街角での一枚。

マレーシアのイポーで似たような看板を見たなあ～あれ？ここはイポー・・？ちがうの、ポーランド！
ここはポーランドだよ！と自分に言い聞かせます。

国立劇場だったかな～。立派な建物でした。

少しだけ暗くなった街角での一枚。

ひとりで探検に飽きたのでぴーちゃんを起こすためにホテルへ戻ります。

ぴーちゃんは
「起きたみたい。たくさん眠っていたみたい。」
と言いながら出かける準備を始めました。

花嫁と夕陽と馬車です。あまり見えないけど・・・。

夜ご飯を探します。
ホテルのフロントのお姉さんが教えてくれたレストランの中から適当なポーランド料理レストランを目指します。
旧広場の近くだったので、またここへ。

ハードロックカフェ近くでギター演奏をしている男性。
ちょっとお気に入りの写真です。
ぴーちゃんが「かっこいい写真が撮れたよ」というのでカメラの液晶を覗くとこの写真と同じような写真が出てきました。ちょっと笑いました。

クラクフではギターや俺たちの想いをぶつけるんだロック系のストリートミュージックにはあまり出会うことがありませんでした。
バイオリン、チェロ、その他優雅な音を奏でるかんじの楽器（楽器を知らない）で演奏している方をたくさん見かけました。

ぴーちゃんはクラシックが好きなのでうふふと喜んでいるようでした。

青と白の旗がなびいています。

夕食はこちらのレストランでいただくことにしました。
理由は呼び止められたため。
ホテルのフロントのお姉さんがおすすめしていたお店はいまいちそうだったので・・・。

Złoty Piecというレストランです。現金のみでした。
住所：
Rynek Główny 10, Kraków 31-042, Polska

ポークカツレツ。
比較対象がないのですが、けっこう大きいです。

ぴーちゃんはポークステーキを注文していました。
ポークステーキのほうが美味しかったです。

タイやカンボジアの食事っていまいちお腹いっぱいにならなくて常に物足りなさを覚えるのですが、ポーランド料理はがっつりきます。
肉サイコ～です。ポーランドは酪農の国なのです。肉も乳製品もおいしいです。

店内の様子です。
ゆったりとした曲が流れとても居心地が良かったです。

観光客しかいませんでした。

ライトアップされたの聖マリア教会。

聖マリア教会 寺院・教会

薄暗くなった旧広場。
真昼の雰囲気とはまた違う雰囲気です。

先日行ったイタリアン。ここはとてもおすすめ。
ただ、口コミにあるように料理が出てくるのがひじょ～～～にスロ～リ～スロ～リ～です。

そんなこんなでクラクフ2日目終了。
早朝から夜までとても濃い1日でした。

きれいな街角の写真で締めます。ポストカードみたいで素敵でしょう。