2017/07/14 - 2017/07/18
700位(同エリア1810件中)
菊花さん
友人Mとの10日間のロシア旅行2日目(サンクトペテルブルク2日目)は、ペトロパヴロフスク要塞を目指してお散歩。夜は白夜祭のマイリンスキー劇場でオペラ見物。
2日目:モイカ川沿い、ネヴァ川沿い、マルスの原、スパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂、夏の庭園、ペトロパヴロフスク要塞、砲兵博物館、マリインスキー劇場「サルタン王物語」、サンクトペテルブルク泊
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
-
★2日目
何しろ白夜の季節でして、日の出が4時頃(日の入りが22時頃)なのですから、6時半に起床した時にはすっかり陽は昇っているわけです。
スマホアプリの天気予報によるとこの日の気温は13度~18度とのこと。暖かいというよりは涼しい感じだけれど、天気はそこそこ良さそう。 -
朝食ビュッフェはホテル(ネフスキー・グランド)2階のカフェ・グランドで。
ネフスキー グランド ホテル
-
ブリヌイ(ロシアのクレープ)や、ニシンの酢漬け、ビーツのサラダなど、なるべくロシアっぽいものを取ってみた。
サラダ類はどれも美味しい。
菓子パンやジャムを含め、甘いもの系が大変に甘い。
ジュースは確か3種類あったかな。飲み物も紅茶・緑茶は5種類くらいティーパックがあった。 -
9:15頃から本日のお散歩開始。
ホテル前は、道路の中央に遊歩道があったよ。 -
モイカ川沿いの道を歩いてみる。
建物の高さが揃っていて、ネオン看板が無いと、街がスッキリ綺麗だなと思う。空も広いしね。
車がめっちゃ路駐してる、というか、基本路駐っぽいんだが、それでも道幅に余裕がある。日本では考えられない状況。 -
在サンクトペテルブルク日本国総領事館があったよ。
ドア上には菊の御紋なんだね。 -
突然ですが、サンクトペテルブルクのマンホールの蓋。多分、電気系だと思う。
で、このマンホールの蓋、過去に見たことがあるなぁと記憶を遡ったら、ウズベキスタンで目撃したやつと完全に一致することが判明。もしかして、旧ソ連時代からのマンホールの蓋の可能性?!
<参考旅行記>2014秋ウズベキスタン(1)ソウル経由タシケント
http://4travel.jp/travelogue/10934470 -
さてさて、モイカ川には気になる作業船がいまして、これ浚渫船ですね。
中央の黄色い門の下で水車の要領でバケツが川の水を掬い、一番上に登ったところでバケツの水が濾過器に通される。と、汚泥は左のスロープを伝って流れ出て、隣の黄色いプールの船へ。漉された上澄みの綺麗な水は右のスロープを通って(今は上を向いてるけど)川に戻される、と。
土曜日だけど、働くおじさん、ご苦労様です。 -
サンクトペテルブルクは水の都と言われるだけあって、川や運河が街中を多く貫いているわけだけれど、ってことはつまり橋も多い、ということ。
凝った欄干にはうっとり。 -
川からサンクトペテルブルクの街を見よう!というクルージングの船もたくさん出てます。
気温のせいもあって(この日も最高で18度)お客さんには毛布が配られているもよう。 -
何処の角を曲がってもよかったのだけれど、エルミタージュ美術館の横の道を入ることに。
-
スマホを見る人、だとしか思えない銅像あり。
-
ペトロパヴロフスク要塞に渡るために、ネヴァ川沿いの宮殿河岸通りをトロイツキー橋を目指して歩き出して見たんだが、やばい、結構、遠いかも。1km位、ある?
川沿いだし、太い道だし、目標の橋は見えているし、迷う要素はゼロなのだけれど、全体的なスケールが大き過ぎて歩いても歩いても進んでる感が無い。。。 -
釣り人、あり。
ネヴァ川の河口ってことはフィンランド湾は目と鼻の先なわけで、川魚だけではなくて近海の魚も釣れたりするのかな? -
バルコニーを支えるのも楽じゃない。
腕、プルプルする。 -
トロイツキー橋まで来たところで、「あっちに公園があるよね」「夏の庭園とか先に見に行こう」ってことでネヴァ川に背を向ける。
-
大地も広いが、空も広い。
-
犬と戯れている方々、あり。
-
戦死者慰霊碑っぽいものがあった。だが、何しろ記載が全てキリル文字だし、こちらのソ連・ロシア史の知識が貧困なので、なんのことかさっぱり分からなかった。
が、後日「某歩き方」で確認したところ、練兵場跡地公園で、革命や内戦の犠牲者を慰霊しているとのこと。 -
公園の緑越しに血の上の救世主教会がしっかり見えたよ。
-
「あれはミハイロフ城だよね」
「どこから入れるのかな?ってか見学できる?」
「入口が分からないね」
などと言っていたら -
足元からカヌーの集団が来た。
観光ツアーなのかな?緑色の1人乗りに乗った人が集団を先導し、さらには写真撮影もしてたよ。
みなさ~ん、頑張ってくださ~い! -
で。ふと川向こうを見たら、玉ねぎではないけれど興味深い建物があったので、行って見ることに。
教会と、その横に博物館があるっぽいことを確認。 -
こちらの建物も大変主張しており、ファサードには何やら書かれているのだけれど、キリル文字が解読できず。1941-1945の数字は読めるので、第2次対戦中の何かに所縁があるらしいことはうっすら分かった。
-
その先にも興味深い建物が見えていたので、更に道を行く。
このあたり、建物の並びそのものには変化はないのだけれど、建物に入っている店や歩いている人の雰囲気からも、これまでの観光地っぽさが消えて、生活臭のある街に入って来た印象。
果物の屋台、あり。 -
道の突き当たりに、鎖で巻かれた門囲いがあって、
-
それが「某歩き方」によるとスパソ・プレオブラジェーンスキー聖堂。
信者の方々が真面目にお祈りを捧げていたので、無粋な見学者の我らはこっそりと拝見。
それにしても、黄金だなぁ。 -
満足したので元の道を引き返し、夏の庭園まで来たところで、ゴオオオオオオオ!っと凄い音が聞こえて来たかと思ったら、戦闘機が通過して行ったんだが!
しかも2機並びで3回くらい・・・。
これがサンクトペテルブルクの日常なの?と興奮冷めやらぬまま夏の庭園に入ったら -
結婚式の記念撮影の人、いたーーーーー!
(実は、ロシア滞在中、ほぼ連日のように花嫁・花婿を見かけました。)
せっかくなので、こっそり激写 -
さて。ホテルを出たのが9:15頃で、この時既に11:15。2時間歩き回ってまだ本来の目的地に着いていません。
で、そろそろ休憩タイムなんじゃないかと思っていたところにベリーの屋台があったので、貧困なロシア語でお買い物に挑戦。
私「ズドラーストビチェ!」(こんにちは)
店員「ズドラーストビチェ!」
私「(指をさして)これ、パジャルースタ」
店員「350ルーブルね」(と、言ったのだと思う。幸い、金額は表示して売っていた)
私がお金を渡し、店員が受け取る
店員「スパシーバ!」
私「スパシーバ!」
ってわけで、手に入れたのがこちら。甘酸っぱくて果汁もあり、なかなかに美味しかった。ベンチの横にはちゃんとゴミ箱があったよ。ありがてぇ。 -
夏の庭園にはたくさんの噴水
-
そして銅像があって、皆さん熱心に写真を撮っていました。そんな方々の様子を眺めるのも楽しいっす。
それにしても、銅像の頭の上ってほぼ必ず鳩が乗っている気がする。 -
さて、そろそろペトロパヴロフスク要塞に向かうぞ!ってわけで、トロイツキー橋を渡ります。
バスもあるのだろうけれど、よく分からないので徒歩で。 -
目指すはあの黄色いやたらと尖った塔。
-
要塞の城壁の足元にふと目をやると、水着で日光浴する地元の方々、あり。
ってかですね、そこ、砂浜ではなくて、下が石なんで硬いと思うんですよ。地元民はそんなこと気にしないんですかね。 -
12:15頃、ようやく要塞の門であるイオアンノフ門に到着。
-
門をくぐると土産物屋があって、勿論、プーチンTシャツあります。
ロシアのアイコンとして、プーチンって人気あるよね。 -
更に内側のペトロフ門をくぐると
-
ペトロパヴロフスク要塞は団体ツアー様で大混雑だったわけですが、その中に、大学の卒業式っぽい方々もあり。
-
こちらは士官学校とか、そういうやつ?
長身の金髪碧眼で軍服とか、もう「萌え」じゃん。 -
ペトロパヴロフスク聖堂に入るには
-
チケットが必要ということで、聖堂の隣のカッサ(チケット売り場)でチケット購入。
「ズドラーストビッチェ!カテドラル、2アダルト、プリーズ」
挨拶だけロシア語、希望チケットは英語単語を並べただけでも買えました。
料金表は窓口のガラスに貼ってあるので、それを見ればOK。 -
イチオシ
緑色の大理石、黄金、そして溢れる光。
聖堂内は当然のように観光客が大勢いたけれど、天井が高いので息苦しさは薄め。 -
キラキラであります。
-
こんなに綺麗でしかも大きなバラ色の石があるのか!と、うっとり。
-
とても大きく立派なステンドグラスが、聖堂の横の廊下続きの建物にあったのだけれど、瞳の描き方がとてもマンガっぽくて、なんとも。
-
さて、満足したので聖堂の外に出て、要塞の塀沿いに少し歩いてみると、なんとトイレ・バスあり。ようするに有料の移動トイレだね。(いつ移動するのかは知らないけど。)
ロシアの公衆トイレは基本的に有料。料金は20~30ルーブル程度。お金を取る分、清掃も行き届いているし、トイレットペーパーも常備している。(紙については、個室に入る前に受付横で必要量を取る場合と、個室に備え付けの場合があり。)
おトイレが近めな為に旅行中に多くのトイレを利用した友人M曰く「カフェ併設の無料トイレよりも、有料トイレの方が断然綺麗だからオススメ」とのこと。 -
小さな博物館はいくつかあったけど、それらはスルーして、要塞の城壁を歩くことに。
階段の下にカッサ(切符売り場)があったよ。
「ズドラーストビッチェ!(Vサインを見せつつ)2アダルト、パジャルースタ」(こんにちは!大人2枚ください、と、言っているつもり。) -
「あの橋は私たちが渡ってきたやつだよね」
「ネヴァ川、川幅広いね」 -
「私らスルーしちゃったけど、聖堂に行く途中にあった銅像にみんな群がってるね」
「中国の団体ツアーだ」
「ってことは重要ポイントだったのか?」
「この散歩道を降りたら行ってみよう」 -
「船着き場の横って砂浜っぽくなってる」
「ぐるっと回って向こう側の橋まで行けるのかな?」
「某歩き方の地図だと行けそうだし、これも行ってみよう」 -
要塞の城壁の散歩道(ネヴァ川パノラマ遊歩道)の反対の降り口がこちら。
で、ここを降りようとした時に、又しても戦闘機がゴオオオオオオオ!っと通過して行った!サンクトペテルブルク、半端ない。 -
もう14時になるし、そろそろ昼食でも。
というわけで、要塞の門のすぐ近くにあったカフェに入ってみた。 -
半セルフサービスなので、欲しいものを指差すだけで注文できるから簡単。
但し基本的な量がロシアサイズ(樽体型の方が量産される物量投下)なので、日本の感覚で複数種類を注文すると大変な量に。
美味しいんだけどね。 -
食後は、皆さんが群がっていた銅像を確認に。
とっても小顔なピョートル大帝像。背景の建物も何か説明が書かれていた気がするけど失念。 -
14時半頃に船着き場のある門から要塞の外に出て、砂浜らしき場所を要塞に沿って歩いてみた。
砂浜をエンジョイしている地元の家族連れもいれば、砂アートの展示(有料)があったり、対岸のエルミタージュ美術館を見つつのんびり過ごすカップルなどを横目にずんずんと歩き、 -
「その先の橋を渡ったら要塞の島(うさぎ島)を出ることになるから、それで左手に行って、もう2回橋を渡るとエルミタージュ側に戻るよね」
なんて言っていたのだが -
橋を渡りつつ、ふと右手に目線をやると
「歩道に戦車?!」
「いや、待て、砲台か?カメラーのズーム機能で見える?」
「歩き方には砲兵博物館って書いてある」
「無料で見られる範囲だけ、見よう。ね?」
ってわけで、急遽、砲兵博物館へ向かうことに。 -
途中、サイクリングの集団に抜かれたよ。
カラフルな風船は「私たち、います!」という車へのアピール(安全対策)なのかな? -
突然ですが、ロシアの場合、宣伝は歩道に直接書き込んじゃうのが定番らしい。
-
さて、これが先ほど橋から見えていた砲台。
当然のように地元の子供達や大きなお子様たちが嬉々として登っておりました。
で、そんな中、激しいプロペラ音とともにヘリコプタが飛んできて、しかもめっちゃ低空飛行で「え?こっちに来る?ってか着陸する?!雰囲気ありすぎじゃね?!」とか思っていたら、実際にペトロパヴロフスク要塞の外側の広場に着陸したのでした。なんだったのだろう? -
砲兵博物館は、屋外展示は無料。
ずらーーーーーっと並ぶ戦車類。 -
解説はロシア語も含めて非常に断片的なので、軍事ヲタでなければ個々の戦車の来歴など全くわからない。
が、軍事ヲタではない自分にとっては薀蓄はむしろ不要で、こういう特殊車両を見ながら「地雷とか何か前方の地面にあるものを探知するやつなんだろうな」などと想像力を働かせるのが楽しい。 -
個人的にツボだったのが、戦争がまだ貴族のものだった頃のものだと思われる大砲の筒。
優雅な時代は兵器にも装飾があるんだね、と。 -
さて、そろそろエルミタージュ側に戻らないと、ってことで証券取引所橋を渡る。
ロシアっ子が持っていたピンクの髪に黄色いツノのお人形がとても気になる。 -
証券取引所橋を渡った先にあるのがロストラの燈台柱。
対岸から見ていた時は「あの赤い柱から飛び出しているのは何だろう?」と思っていたが、近づいてみればそれが船が突き出したモノだと分かる。 -
イチオシ
またまた、結婚式の人、いたーーーーー!
-
空は曇りがちだし、雨粒落ちてきそうな雰囲気だし、何だかちょっと寒くなってきたし、ってことで・・・
「ズドラーストビッチェ!2アメリカン、パジャルースタ」 -
証券取引所広場を楽しむ人々を観察しつつ、コーヒーを飲みつつ歩いて行くと、時折、雨粒が。傘をささないでもギリギリいける感じ。
-
宮殿橋を渡って、ようやくエルミタージュ美術館側へ。
「あそこに船着き場があるね」
「あそこから、ペテルゴーフへ行く船がでるんじゃない?」 -
エルミタージュ美術館の横に止まっていたパン販売車を冷やかし
-
宮殿広場の馬車の列や
-
時代衣装を着たお姉さん(一緒に写真を撮ると有料らしい)を横目に
-
旧参謀本部の建物を抜けると更に着ぐるみがいて(しかも中の人が丸見えだったりして)軽くビビる。
-
ネフスキー大通りをホテルに向かって歩く。
こちらが、ビーフストロガノフで有名なストロガノフ宮殿。
結局我らは日程配分を間違えて内部見学しそこねました。 -
ホテルに戻る前に、ホテル近くにあるはずのスーパーマーケットを確認しておこう、ってことでちょっと歩いてみる。
で、我らが利用することになるのが、こちらのお店。
ネフスキー・グランドからだと、ホテルを出たところの遊歩道を右手に進み、教会を越えてちょっと行ったところ。ホテルから徒歩3分圏内。 -
ホテル(ネフスキー・グランド)に戻って来たのが16:45頃。
今日はこの後、マリインスキー劇場で19時開演のオペラを見るよ。
ってことで、軽く体を拭いて服を着替え、18時過ぎにホテルを出る。
ちなみに。ホテルの前には灰皿が設置されているので、ほぼ常時、誰かがタバコを吸うために立ち寄ってました。だからって煙がモクモクというふうではない。
ロシアだと自宅以外の場所での喫煙にかなり制限があるらしく、よって「喫煙OK」な場所である灰皿設置場所は喫煙者にとってのオアシスになるという寸法。 -
ストロガノフ宮殿の脇のモイカ川沿いに行けばよかったのに、間違ってカザン聖堂横のグリボエードフ運河沿いに歩いてしまったので、距離的に長く時間がかかる上に最後の道が分かり辛くて半分迷子になりかける。
が、それっぽい服装の人を尾行して、無事、18:45頃(開演15分前)、マリインスキー劇場着。
チケットは劇場公式サイトから事前購入してあったので、自宅でプリントしたチケットを見せれば入場できる(窓口での引き換え不要)。
チケットもぎりの空間が狭くて、しかも座席毎にもぎりの入り口が異なり(1階席は正面、2階より上の席は右側と左側)、更にチケット確認と同時に荷物検査もあるので、何だか大賑わい。マリインスキー劇場(白夜祭)のチケットを手に入れる by 菊花さんマリインスキー劇場 劇場・ホール・ショー
-
イチオシ
ようやくチケット確認を通過して該当階に上がるも、通路と座席の構造がいまいち分からない。
あ、係員のお姉さんがいるぞ!
「ズドラーストビッチェ!(チケットを見せながら)グジェ?」
本当は「スカジーチェ・パジャルースタ(ちょっと、すみません)」も加えるべきだったのだろうけれど、私の付け焼き刃ロシア語ではとっさの場面でその言葉は出ず。でも、まぁ「こんにちは!何処?」だけのロシア語でも状況からお姉さんは察してくれて、席まで案内してくれた。
ボックス席はそのボックス毎に扉があるので、初心者には分かりにくいよね。
ってことで、これがマリインスキー劇場、日本で言うところの3階ほぼ正面のボックス、1列目からの見え方。 -
「舞台の横っていうか、オーケストラピットの前にある席って見難いだろうね」
「雰囲気重視、だよね」
舞台上部の幕の中央から下がっているのが字幕の電光掲示板。
上演中はここにロシア語と英語の字幕が二段表示で出る・・・んだが、この英語が若干変だと思うんだよね。グーグル先生に訳してもらったけど間違ってるとかってふうではなくて、え?そういう英単語ってある??みたいな。
まぁこっちも表示された翻訳英文が完全に理解できているわけではないので、部分的に変な英単語が出てきても、大勢に影響はないんだが(苦笑) -
最上階の所謂天井桟敷、立ち見席にも観客が。
-
ロシア屈指のオペラ劇場であるマリインスキー劇場とはいえ、シーズンオフ期間の「白夜祭」という夏休み特別興行の、しかもお子様ウェルカムな公演ということもあってか、観客のみなさんの服装もかなりラフ。
オペラ観劇用に荷物を増やしたくない観光客にとってもありがたかった。
自分、かなり手抜きな服装(上はユニクロの七分袖エアリ◎ムに、シースルーの長袖ブラウスを羽織って、お遊びネクタイを締め、下はクシャッとした生地の黒のロングスカート。靴は観光時と同じくスニーカー)で参加したけれど、浮いてなかったと思う。
我らが見たオペラ「サルタン王物語」は「某歩き方」によると「子供向けオペラとして抜群に人気が高い」のだそう。アンコール時には特に大きな拍手が送られている歌手がいたし、お子さんからの声援もあったし、皆さん楽しまれていたもよう。
私にとっては曲も筋も全く知らないオペラだったけれど、オペラ特有の荒唐無稽で御都合主義な展開はツッコミどころ満載でおもしろかったです。はい。 -
終演後の22:20でこの空。
-
友人Mとは先ほど見たオペラの感想(というかツッコミ)を語り合いつつ、今度はモイカ川沿いにホテルに戻るよ。
-
突然ですが、ロシアの雨樋。
日本だと、雨樋で屋根の雨を集めて、雨水は管を下って落ちて、その管が地下の浸透枡に繋がっていて、そこで雨水を地中に染み込ませるor下水管に流す、ってな方法を取っていることが多いと思う。
けど、ロシアの場合はそんなことはせず、雨樋は地上20cmくらいのところで切れていて、雨水は道路に流し放題。しかも道路に側溝らしきものが一切ない、という状態。
日本より雨量が少なく気候的にも乾燥しているから道路が水浸しでもOKなんだろうか。更にいうと道路も広いから多少の水溜りができても余裕で避けて歩けるし。
実際のところどういう理由なのかは不明だけど、こういう雨樋のような些細なことにも、日本とロシアの(気候も含めた)文化の違いを見たよ。 -
マリインスキー宮殿前、通過。
-
この交差点にニコライ1世の像、その奥にイサク聖堂があるのだけれど、完全に逆光でほぼ何だか分からず。
ってか、22:40を過ぎても逆光という現象が起きてる夏のサンクトペテルブルクな。 -
綺麗だね。
-
そろそろ23時だというのに、明るいせいもあってまだまだ人出の多いサンクトペテルブルクの目抜き通り・ネフスキー大通り。
-
ホテル(ネフスキー・グランド)に戻ってシャワーを浴びて、遅めの夕飯をとったのが24時頃。
近くのスーパーマーケットで仕入れたパン、サラダ、あんず、ヨーグルト等を食べて、本日もおしまい。
よく歩いたね。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- OE-343さん 2018/07/02 15:44:22
- ツポレフ95!!!
- こんにちは。OEー343と申します。
旅行記を拝見させていただきました。
驚いたのはツポレフ95型飛行機が並んで飛んでいる写真です
私は、軍用機関係には全く興味はありませんが、このツポレフ95は旅客機ツポレフ114のベースだったと言うことで、ウィキペディアを見る位のことはしました。
それによると、この飛行機、低速二重反転プロペラと言う特殊なプロペラを使用し、半世紀以上前の飛行機でありながら、現在も世界最速のプロペラ機だと言うことです。
私の知り合いはツポレフ154と134に乗りにわざわざシベリアの炭鉱町まで行きましたし、私も準政府専用機で残っているイリューシン62を見に羽田へ行ったりもしましたが、菊花さんがご覧になられたツポレフ95も一度は見てみたいものです。
OEー343
- 菊花さん からの返信 2018/07/02 19:52:38
- Re: ツポレフ95!!!
- OE-343さん
こんにちは、コメント書き込みありがとうございます。
何しろ私は飛行機に関して全く知識を持ち合わせていないので、「うおおお!頭上を戦闘機が!!!」と目を丸くし、コンデジの望遠機能で頑張って写真を撮って単純に喜ぶ、という状態でした。
が、機種が分かってみると、なかなかに面白いですね。確かに、プロペラ機とは思えないスピードでぶっ飛んで行きました。今更写真を確認して「プロペラ機だったのか!」と驚いています(気がつくのが1年以上遅い。)
サンクトペテルブルクでは旅行記にUPした他にも2種類くらいの戦闘機が何度も轟音と共に飛び去って行き、軍事的なことはさっぱりわからないなりにワクワクでした。
OE-343さんがご興味のある飛行機に出会える旅が続くといいですね!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
菊花さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ネフスキー グランド
3.35
この旅行で行ったスポット
サンクトペテルブルク(ロシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
90