2017/07/14 - 2017/07/18
693位(同エリア1805件中)
菊花さん
友人Mとのロシア旅行3日目(サンクトペテルブルク3日目)は、午前中にエルミタージュ美術館、午後はペテルゴーフ。
3日目:カザン聖堂、エルミタージュ美術館、ペテルゴーフ、サンクトペテルブルク泊。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船 徒歩
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★3日目
7時前、起床。今日はいい天気っぽい。
アプリの天気予報によると、晴れだけど最高気温は19度止まりらしい。 -
ゆっくり目の8時前からホテル(ネフスキーグランド)の2階のカフェで朝食。
前日はゆったりと朝食がとれたのだけれど、この日は日曜の朝(週末に宿泊する人が多かった)せいなのだろう、机も相席となる混雑っぷり。
ロシア語が多く聞こえたけれど、フランス語やスペイン語らしい会話も聞こえて来た。 -
9:45頃ホテルを出て本日のお散歩へ。
ネフスキー大通りにてアイスホッケー・チームのファンショップを発見。
横断幕を見た感じ、2016/17シーズンに優勝したみたい。 -
あ、ここって引っ込んでいた上に「玉ねぎ」が乗ってないから気がつかなかったけど教会だったんだね。
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本日はまず、U字に並ぶ円柱が印象的なカザン聖堂を見学するよ。
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教会に入る際には女性は頭にスカーフを被るよう指導があり、中に入るとちょうど礼拝をやっているところで
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神父さんが祈りの言葉を言うと
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それに続いて合唱隊が何かを唱えるように歌う。
写真だと分かりにくいが、合唱隊がいるのは写真右奥のドア上。ちなみに、この合唱隊、参会者からは見えないので気にしないのか、かなりラフな格好。
また、礼拝には参加していないけれど、個人的にイコンに祈りを捧げて蠟燭を灯している方も大勢。
ちょっと、圧倒されちゃったね。 -
引き続いては宮殿と美術品に圧倒されにエルミタージュ美術館へ。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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我らは事前にエルミタージュ美術館の公式サイトから2日券を購入して入場券をプリント持参しているので、薄緑の建物と黄色の建物の間の道を入っていくよ。
この入り口は、ネットでチケット購入済みの人と、当日その場で券売機でチケットを買う個人観光客専用。ツアー等の団体客はネヴァ川側に入り口がある。 -
エルミタージュ美術館の券売機はこれ。
7月中旬の日曜日の10時半という時間帯でも行列ゼロ状態だったので、個人なら当日購入もありかなと思う。
肝心の入り口はこの先にひっそりとあって、まずは建物に入るために荷物検査。
その後、展示室入口でチケット確認。これはチケットのバーコードを機械に読ませると改札機が通れる、ってパターン。 -
とにかくめちゃくちゃ多くの部屋があることは分かっていたので、入口で部屋番号の書かれた館内図を手にいれて、さあ!見にゆこう!
と、言いつつ。各部屋に部屋番号があるので現在地は分かるのだが、全体的な配置と自分の位置関係をすり合わせるのに少し時間を要してしまったわけだが。
細かいなぁ。よく彫るよなぁ。 -
大使の階段(ヨルダン階段)は、成る程うっとりする豪華さ。
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「うわぁ!」とか「ふわぁ!」とか、そんな声ばかりが漏れてしまう。
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シャンデリア、大きい。天井、高い。
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「はい、皆さ~ん、こちらの肖像画が~」
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床も凝ってるので見てね。
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白い壁にまとわりつくような黄金の装飾。
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有名作品が少ないor無い展示室は、団体ツアー客もいない確率が高く、よって見学者もまばらでゆっくり作品や室内を見られるのが魅力。
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「ふふふ。」
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実は鬼の子
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展示ケースの脚だって、凝っている。
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まばゆい、とは、このことだ。
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これだけの大きさの絵を飾れるだけの壁がある部屋ってことだよなぁ、などとしみじみしたり。
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キラキラしたものばかりではなくて、地味な展示も見ないと目がチカチカするよね。
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青いガラスの瓶が好きだ。
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一本眉。
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ふぅ。宮殿って、凄いね。
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この書庫兼書斎は憧れ
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西側の建物を一通り見て「大使の階段」まで戻ってきたのが13時半。
かれこれ3時間、エルミタージュ美術館内を歩いていたことになる。
それでもまだ半分しか見てないし、一つ一つの部屋にじっくり時間をかけたとは言い難いんだから。エルミタージュ、広すぎ。 -
本日の予定範囲は見終わったし、足が棒になりかけているので、とりあえず何か食べよう。
ってわけで1階のカフェでサンドイッチ、サラダ、ケーキ、紅茶を手に入れる。
まぁ、とにかく、ケーキが甘かった。2人で1つでも食べ飽きる甘さだった。
そんなわけでカフェで少し足を休め、14:20頃、最初の入り口から美術館の外に出る。続きは後日。(我らは2日券を買っているので、日曜日と(月曜日は休館日なので)火曜日の2度に分けて見学だよ。) -
薄緑の建物と黄色の建物の間の道を抜けてネヴァ川側に出て、すぐ近くの横断歩道を渡った所に、ペテルゴーフに向かう船着場が。
早速チケットを買うよ。
「ズドラーストビッチェ!ラウンドトリップ、2アダルト、プリーズ」
ってわけで、このレシートが乗船券。復路の船の切符もコレなので大切に保管。 -
船が出発してすぐに目に入るのがペトロフスキー・スタジアム。
サンクトペテルブルクに本拠地を置くサッカークラブ、FCゼニト・サンクトペテルブルクのホームスタジアムがここだったのだけれど、ゼニトは新しいスタジアムを手に入れたので、えっと、ここはどうなってるんだったっけ? -
こちらは造船所(ドッグ)
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こちらの橋梁は只今誠意建設中であります。
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こちらが、前述したゼニトの新しいホームスタジアム。サンクトペテルブルクスタジアム(別称:ガスプロムアリーナ、ゼニトアリーナ、クレストロフスキー・スタジアム)は、なんと黒川紀章の設計だそう。
つい先日は、FIFAコンフェデレーションズ杯2017ロシア大会の決勝の会場になっていたし、勿論FIFAワールドカップ2018ロシア大会の会場、2020年欧州選手権の会場にもなるよ。 -
「いきなり現代建築だね」
「ロシアじゃなくて、ドバイっぽいね」 -
「向こうに見えるあの煙突、工場、だよね?」
「煙突までロシア国旗だ」 -
などと盛り上がっていたらエルミタージュ美術館前から30分ほど、15:15頃ペテルゴーフに到着。
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船を降りたら今度はペテルゴーフの「下の公園」の入場券を買うよ。
「ズドラーストビッチェ!(Vサインを見せつつ)2アダルト、パジャルースタ」 -
イカスお姉さんを目撃したので激写しといた。
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船を降りてからは一本道。目指すは正面の宮殿。
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観光客、大勢来てます。
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売店にもお客さんがたくさん。
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当たり前だけれど大宮殿前の大滝と噴水は大人気。
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こう言う絨毯式花壇を見ると欧州だなぁって思う。
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確かこの大宮殿の裏側に行こうとしたら「一度出たら再入場不可だよ」ってなことが書かれてて「???」と思ったけど、まぁ、そういうことならしょうがない。
だって「上の公園」も見たいもの。 -
ここでも「玉ねぎ」は輝いている。
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「何を被ってるんだろう?」
「クラゲ???」 -
ロシアっぽい方々だなぁと思いました。
体型も、ファッションも。 -
人は噴水に集う。
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「ワニ??」
「ドラゴン???」 -
天気はあいにくの曇り空で、気温も少し肌寒かったので多分16度位だっのだろうと思うが、散歩するにはむしろいい感じ。
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なんだかんだで船を降りてから1時間位は歩いていたので、ちょっと休憩。
生搾りジュースが250~400ルーブル(約500~800円)位。私が買った謎の柑橘系ジュースには、ココナッツの白い身が入っていて、斬新だった。 -
「下の公園」に戻るには新たにチケットが必要らしく、なんだか騙された気分だけどもう一度チケットを購入。
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先ほどは見ずにいた各種噴水を見に行くよ。
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え、え~っと。
何故こうも安っぽく胡散臭いのか。 -
デコレーションケーキ・タイプ、だな。
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周辺が水浸し?細けぇこと言ってんじゃねぇよ。
そこを駆け抜けるのが面白いってぇ場所だぜ?
・・・というのが、こちらの噴水。
近くで係員が見ていて、上手く水の出を操作してます。 -
男「一緒に行こうよ」
女「え、どうしよう!!」 -
銅像に向かってコインを投げてお願い事をするのかな?占いなのかな?
台座にコインが乗れば「大吉」なのかも。
みなさん代わる代わる、しかも銅像の後ろからコインを投げてました。 -
突然、鳥小屋があった(有料)。
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この二重噴水、好きだな。
たまたま写り込んだお兄さんたちの組み合わせも味わいがあるし。 -
フィンランド湾の親子。
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「朝顔(に)鶴瓶取られて もらい水」なのだけれど、そこに描かれた花が朝顔ではなくて桜な件。
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噴水を駆け抜けるお姉さんと、安全な範囲で水遊びする子供。
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これだけ連続して噴水を見るのって生まれて初めてかも?ってくらい、とにかく噴水だらけ。
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「こんな素敵な場所を作って貴族だけで使ってたら、そりゃあ革命されちゃうんじゃないかな」
「維持するのも大変だよね」
とその場では友人Mと話していたのだけれど・・・ -
ホテルに戻ってから「某歩き方」を読んだら「第二次大戦時にドイツ軍によって破壊されたが、現在は見事に修復され」と書かれていた。
どうりで全体的に新しい感じがすると思ったが、戦後に修復したのか。 -
確か、エカテリーナ美術館前で船のチケットを買った時、最終便は18時半と書いてあり、この時点で18時。
まだ少し余裕がある!まだ見てない場所にも行ける!ってんで歩き出したら -
リスがいて、しかも近くを歩いていたロシア人が慣れているらしくリスの餌付けに成功。
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リス、可愛いよ、リス。
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ギリシア神殿風な噴水なども駆け足で見て
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船着場まで戻って来たのが18:15頃。ペテルゴーフにはぴったり3時間滞在したことになる。
全ての噴水を見て回るだけで3時間かかった、と言うべきかも。
無事、船に乗り込んで、船は定刻の18時半にペテルゴーフの船着場を出発。 -
途中、小さな貨物船や
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コンテナ船
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更には潜水艦も目撃。
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19時ちょっと過ぎにエルミタージュ美術館前の船着場に戻って来た。
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「晩御飯、どうする?」
「え~っと、じゃあ~」 -
ってんで、ネフスキー大通りを歩いていたら、アルフォンス・ミュシャなレギンスを履いた方を目撃したので、激写しといた。
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気になる店を探していたら、道路を封鎖して書店市みたいなのをやってて、その奥でフラメンコの発表会(?)やってた。
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やっぱり話のネタに行っとかないとかな、ってことで文学喫茶。
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ビーフストロガノフが、とても美味しゅうございました。
肉の柔らかさと甘さ、そしてマッシュポテトのなめらか具合、そこにひねりを加えるパセリのフライ。 -
とか何とか言って、文学喫茶で一番印象に残っているのはこの蝋燭。
勿論、最初からこうだった訳じゃない。
どうやら我らの席が風の通り道になっている(空調の風がもろに来る)らしく、風に吹かれてどんどんロウが流れてゆく。
最初は燭台からちょっと溢れそうな程度だったのが、実際に溢れ出して氷柱状になり、あるいは燭台の足の部分にもロウが垂れて盛り上がり、上と下からロウの柱ができて、とうとうそれが繋がって、鍾乳洞か?アートか?ってな状態になるまで、ほんの15分。
でも結局、滞在中はずっとこの調子で蝋燭は燃えて、火が消えることなく楽しませて頂きました。 -
店を辞したのは21:15頃で、その後ホテル(ネフスキー・グランド)の近くのスーパーマーケットに寄ってちょっと買い物。
そんなこんなで、今日もおしまい。
明日も引き続き歩くぞ!
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