2017/07/14 - 2017/07/18
822位(同エリア1810件中)
菊花さん
毎年恒例の友人Mとの旅行。今年の場合は私の方から「何となくロシア行きたいんだけど、どう?」と誘ったところ、友人Mも「エルミタージュ美術館あるし、ボルシチとかビーフストロガノフとか美味しいよね」ってことで同意してくれて、行き先が決定した。
白夜の時期の7月中旬に10日間の個人旅行をすることは早々と決定。
が、お互いの仕事のピークの都合上、旅行の下準備(航空券、ホテル、ビザ手配など)に時間が割けない為、そのへんの手配は旅行会社を利用。
6月下旬頃に慌てて美術館等のチケットをネットで事前購入、キリル文字と簡単なロシア語を頭に叩き込み、いざロシアへ。
1日目:12時成田発~16時モスクワ空港着、乗り継ぎ、18時半頃モスクワ発~19時半頃サンクトペテルブルク空港着、夜の街を観光。サンクトペテルブルク泊。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
-
★1日目
朝8時前に日暮里駅着。自動券売機で京成スカイライナーの座席指定券を購入。
実は、7時半過ぎとはいえ通勤時間帯に山手線に乗って日暮里に向かう、しかもキャリーバック付きというのは無謀な挑戦なのではと震えていたのだが、思ったほど混雑もしておらず助かった。 -
他の皆さんはどの国へ飛び立つのかな?などと思いながら、日暮里駅でスカイライナーを待つ。
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スカイライナーの座席は楽々で、定刻の8:50頃、成田空港(成田第1ターミナル)駅に到着。
航空券を手配してくれた旅行会社の担当者は「アエロフロートのチェックインカウンターは9時頃から開きます」と言っていたので、飛行機出発時刻の3時間前の9時に空港にやってきたわけだが。 -
9時の段階では、アエロフロートの係員が朝礼というか打ち合わせをしており、カウンターが開くのを待つ乗客が列を作り出す感じだった。
そんな中、アエロフロートの係員がやってきて「それ、機内に持ち込む手荷物ですか?ではこのタグを付けてください」と「手荷物ダグ」を配布したり、「事前チェックイン済みで預け入れ荷物がある方はこちらに並んでください」と列の整理をしたり。
結局、チェックインカウンターが開いたのは9時半頃で、自分らのチェックインが終了したのは10時頃、だったかな。 -
その後、友人Mは海外旅行保険の加入手続きをしたり、日本円をロシア・ルーブルに両替していたけれど、その間私はぼんやり過ごす。
10:15頃、保安検査へ進む。
出発予定時刻の電光表示を見て初めて、自分が乗るアエロフロートのモスクワ行きSU261便は実はモスクワ経由パリ行きなのだと知った。 -
さっさと出国審査を済ませて搭乗ロビーには来たけれど、お腹が空いている。
何か食べたいが空港価格でお高い。どうしたものかと迷ったが、社会主義帝国に乗り込む前に資本主義帝国のアイコン・マクドナルドってのも面白い選択な気がして、ハンバーガーを頬張ってみた。
その後、ソファーでゴロゴロしたり -
飛行機の写真を撮ったりしていたら
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11:15頃、客室乗務員さんたちがやって来た。
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12時発のフライトのはずなのだけれど、機内に入ったのが12時頃。その後も何やら「点検がある」とかで若干出発が遅れる。
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せっかくなので配布された機内用スリッパに履き替え、機内誌をペラペラとめくり、最初の飲み物配給までは調子が良かったのだが・・・気流が乱れている空域を飛んでいるってんで飛行機が揺れたついでに頭痛になり、友人Mから薬をもらって延々寝る。
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成田を出発してから7時間ほど経過し、モスクワ到着まであと2時間程度、というところで2度目の食事が提供された。
この時には頭痛から復活したので機内食をモリモリと食べる。残念だったのはパンが冷たかったこと。 -
をを、モスクワが近づいている。
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結局、ほぼ定刻の16時頃、モスクワ(シェレメチェボ)空港着。
サンクトペテルブルク行きはDターミナルなので、それを目指して歩いていたら途中に入国審査っぽいコーナーが待ち受けていた。念のためそこにいた係員に搭乗券を見せて「こっちの窓口か?」と無言で確認したら「奥の窓口に行け」と無言で示された。
入国審査そのものはパスポートを提出すればOKで(自分で入国書類を書かなくても良い)、パスポート情報とロシアビザ情報を元に係員がその場で2面の入国カードを発行してくれる。で、その2箇所にサインをすると、カードの一方は係員が引き取り、もう一方を渡されるのでそれは帰国時まで大切に保管。
で、確か入国審査を過ぎると税関審査があった気がするのだが、申告するものがない場合はグリーンレーンを無言で通過してOK。
更に、乗り継ぎの矢印を目指して歩いて行くと乗り継ぎカウンターっぽい部屋があって、そこで搭乗券を見せたら正しい搭乗ゲートと搭乗開始時刻を記載してくれて「あっちへ行け」とこれまた無言で示された。 -
途中、若干の右往左往はあったものの、出発の1時間前の17時半頃には搭乗ゲート付近をうろうろ見物。
ちなみに外は大雨。 -
搭乗開始まで人間観察をしながら待つ。
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18時過ぎ、搭乗開始。機内は満員。
モスクワを出発する時は雨だったのだけれど -
約2時間のフライトで到着したサンクトペテルブルクでは雨粒は落ちていなかった。
で。飛行機が停止したのが19:50頃で、その後割とスムーズに機内から出ることができ、預けた荷物を受け取ろうとターンテーブルに向かったのだけれど、兎に角荷物が出てくるのが遅い。
やっと我らの便の荷物が出て来たと思っても、なかなか自分らの荷物が出て来ず。そして友人Mの荷物が流れて来ても、自分の荷物はちっとも流れて来ない。ロストバゲージの覚悟を決めた頃、ようやく荷物が現れた安堵感といったら。 -
結局、空港の建物を出たのは21時頃。飛行機が停止してから1時間だよ。ふぅ。
空港から市内のホテルまでは、旅行会社を通じで送迎をお願いしていたのだけれど、ドライバーのロシア人も「見失ったかと思いました」と心配してくれていた。
ちなみにドライバー氏はロシア語しか話せないので、翻訳アプリを利用して我らに話しかけてくれたよ。便利な世の中になったね。 -
40分ほど車に揺られ、サンクトペテルブルクでの宿、ネフスキーグランド着。ドライバー氏、スパシーバでした!
ホテルのフロントは2階にあって、英語が話せる女性係員が対応してくれた。パスポートを見せてサクサクとチェックイン。
用意されていた部屋は決して広くはなかったけれど、冷蔵庫があったし、バスタブもついていたし、廊下には飲料水のタンクがあったし満足。観光にめちゃくちゃ便利なネフスキー・グランド by 菊花さんネフスキー グランド ホテル
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さて。これから夜のお散歩、行っちゃう?
だって22時だけどこの明るさだもの、サンクトペテルブルク。 -
空港からホテルへ向かう途中の車窓で気になった場所に行ってみる。
まずは、カザン聖堂 -
で、そのすぐ近くに銀行(というかATM)を見つけたので、早速キャッシュカードを利用してルーブルをキャッシング。
勿論、タッチパネルの表示は英語に変えられます。
6AHK みたいに見えるキリル文字が、英語のBANK -
運河の橋の上には大抵小さな屋台が出ていて、蒸したトウモロコシと飲み物を売ってた。
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こちらも移動屋台の一種で、車を利用したやつ。ドリンク・カーとでも言えばいいのかな。
車の屋根に乗っているのはアルコール類。
車にはちゃんとしたコーヒーメーカーが搭載してあって、真面目にコーヒーを淹れてくれる。
写真に写っている人たちの服装を見ても分かる通り、7月中旬でサンクトペテルブルクの気温は15度。空は若干曇っていて、風が吹くと更に肌寒く感じる状態だったので、温かい飲食物の屋台に人は惹かれてゆく。 -
そろそろ23時という時間だけれど、土産物屋も営業中。
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さて。グリボエードフ運河の奥に見えているのが
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血の上の救世主教会。
夜間も22時半まで(入館は22時)見学できるのだけれど、訪問した時には既に23時を回っていたので中には入れず。 -
イチオシ
白夜の中、ライトアップで浮き上がる「玉ねぎの乗った教会」を堪能する。
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そこから、旧参謀本部のアーチをくぐるとアレクサンドルの円柱が見えて
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宮殿前広場、そして、エルミタージュ美術館。
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ここまで来たので、ネヴァ川にかかる橋も見に行こうってことになり、歩いて行くわけだけれど
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なんだか寒いしお腹も空いたので、蒸しトウモロコシ買いました。1本丸っと150ルーブル(約300円)。塩を振って、紙に包んでくれます。
甘くて美味しい。 -
エルミタージュ美術館のすぐ前にかかっている宮殿橋。
橋が跳ね上がるまではあと1時間以上あるし、それを待つには寒すぎるので、初日のお散歩はここまで。
24時過ぎにはホテルに戻り、移動疲れでバタンキューと寝る。
明日から精力的に頑張るぞー。
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