碧い海と南の島に住む猫たちを巡る旅 in Samui★2017　08　8日目　【サムイ島】

2017/04/29 - 2017/05/08

旅行8日目。
今日はサムイ島で丸１日遊べる最後の日なので、また原付をレンタルして島内を周遊することに。
昨日はずっと天気が悪かったけど今朝は太陽が顔を出してるし暑くなりそう…と思っていたら島の西側に進むにつれ、バケツをひっくり返したようなスコールに遭遇。いつも天気に恵まれている東側を目指すためラマイ方面まで辿り着きたくて雨宿りを繰り返しながら移動し、人気の海鮮レストランで遅めのランチをした。
その後は奇岩で有名なHINTA HINYAI BEACHや、ローカル色が強いCHOENGMON BEACHで遊んで、帰り道のナイトマーケットで夜ゴハンを調達し帰路に着いた。

エリア サムイ島(タイ)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

車をレンタルしたいと言うと「高いからやめときな」と決して貸してくれない例のバイク屋で、1日：200B（24時間・デポジット2000B）でレンタルし、ボープットを出発。　

海側は青空が広がっているけど、山側はまた分厚い雲に覆われている。

まずは朝食を食べるため、ボープットマーケットからリングロードを100ｍほどチャウェン方面に進んだ大きな食堂へ。
店には看板が無いけど、食べに来たお客の車が何台も停まっているのが目印。

この店はモツスープと飲茶がメイン。
店の名前を聞いたら“アウタンノンプウ”と教えてくれた。

飲茶はガラスケースに入っているので、好きなのを自分で選んでOK。

種類が多いので迷う。

スタッフに渡すと水を注いで…

蒸し器に運び、仕上がったらテーブルまで持ってきてくれる。

店内は結構広く、座席数も多いけどかなり混んでいた。

【モツ粥】40B
お米の形が残るカオトムをチョイス。
具材はモツ・千切り生姜・葱・豚肉団子で胡椒がたっぷり入っているから味がハッキリしていて美味しかった。

【飲茶】各20B

【モツスープ】40B
モツ・血豆腐・青菜・豚肉団子が入っていて、アッサリしているのにコクがあるのが特徴。
青菜は歯ごたえがしっかりしていたけどクセは無かった。
これに白米（10B）を追加して合計：175B。

リングロード沿いにナトン方面を目指す。
先日スコールに遭遇したBong Por Beach周辺も無事通過♪

ナトンの市街地に入ると、そのまま通り過ぎて…

ナートン タウン 散歩・街歩き

ナトンのリングロード沿いで、若干南に位置する大きな寺院に立ち寄ってみることに。

広い敷地は誰も居なくて虫の声だけが響き渡る。

真っ直ぐ進んでいくと四隅にヤックを配置した本堂が見えた。
扉が閉まっているので、その斜め向かいにあった建物へ。

こちらの小さなお堂は、木彫りの窓や入口扉が全開になっていて光がサンサンと差し込み明るかった。

ナトンの港まで戻ってこの先戻るか、進むかを相談。
何もない海にポツンと見える、SEATRAINと船体に書かれた大型船が出航するのを見送った。

ナトン港 船系

目的地のラマイへ行くのは変わらないけど、このままナトンから西回りで先へ進むことに決め、原付で走っていると空半分が黒い雲に覆われて真っ暗！

考える暇もないうちにポツリポツリと雨粒が落ちてきて、持ってきたレインコートを羽織るため大きな軒先を持つ商店に入った途端…ざぁあああああ！！

間一髪でこの滝のような雨を免れた。

目の前の道路は川の様に雨が流れ始め、原付で走っている人が次々と軒先に避難してくる。

結局12時から雨宿りをして、雨脚が弱まったのは1時間後。
そして例のごとく、少し走ると地面がカラカラに乾いていて僅差で降っていない場所があった。
Bong Por Beachからナトンの先まではいつ行ってもスコールに遭遇するから、避けて行動しないとダメみたい。

西回りで走ったので、先日訪れたマミーモンク寺院前を通過してラマイへ。

少し遅めのランチになったけど到着したのは南ラマイに位置する“サビアンレーレストラン”という、タイ南部のローカル料理が人気の大箱レストラン。
奇岩が人気のヒンダ・ヒンヤイに近いこともあってか、店の前には大型バンや観光バス、車が所狭しと停まっていて人気店なのが窺い知れる。

サビアンレー レストラン シーフード

団体客も十分受け入れることが出来る広い店内は、ほぼ満席で大変にぎわっていた。

サビアンレー レストラン シーフード

Menuは写真も多くて種類も豊富。
そして一皿のボリュームがある上に、全体的にお手頃価格なのも嬉しい。
ちなみにタイ南部の地元料理だけは何故かタイ語のみで、写真も英語表記も無いから、もし興味がある料理があればスタッフに尋ねると良いかも。

サビアンレー レストラン シーフード

【チャンBeer（小)】70B
【スプライト】30B
スコールの後はカンカン照りになったので水分補給を♪

サビアンレー レストラン シーフード

【Thai Southern Anchovy Jungle Curry】150B
タイ南部の鰯カレーなんて食べたことない！と即オーダーしたので、うっかり辛さ調整を伝え忘れ本場の辛さに泣いたのがコチラ。
辛いもの好きでも泣かされるような喉にヒリヒリくる系の爆辛なんだけど、酸味があって美味しくそれが癖になる。
具材は骨無し鰯・丸茄子・インゲン・カシューナッツ・四角豆・人参・カボチャとたくさん入っていて、初めて食べる味だった。
ヒィヒィ言いながら完食（したけど、多分この辛さにやられて後でお腹を壊した）。

サビアンレー レストラン シーフード

【生ウニ辛サラダ】160B
比較対象が無いのでわかりにくいと思うけど、下半分はウニがモリッモリに乗っていて、上半分は野菜などが入った唐辛子ベースの薬味サラダがドォーン！
ウニと薬味サラダを混ぜながら食べるんだけど、赤青唐辛子＆エシャロットがたっぷり練り込まれたこの薬味サラダが半端なく辛くて、味を確かめてから混ぜないとウニの味が消えることに…。
少量ずつとって白いごはんの上にのせて食べたらとっても美味しかった。
※これはタイ語表記のみの南部料理（ダイビングをするとサムイ島周辺にはウニがごろごろ居るらしい）。

サビアンレー レストラン シーフード

【Cleared Soup Mullet with Lemongrass】160B
輪切りされた大きなボラの切り身が入った魚が大好きな夫が頼んだ一品。
あまりレモングラスの香りはせず、身はホロホロだけど、魚が苦手な私には若干青臭さが気になって夫が1人で完食。
ちなみにトイレはとても綺麗で、大型店らしくらしくたくさん設置されているのも良かった。
合計：605B。

サビアンレー レストラン シーフード

レストランの目の前は砂浜が広がっていたけど、泳ぐ海じゃないせいか水遊びをしている人の姿くらいしか無くて寂しい印象だった。

ラマイ ビーチ ビーチ

原付で少し移動して、奇岩で人気の観光地：ヒンタヒンヤイ（おじいさんおばあさん岩）に立ち寄ることに。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

寂れたゲートを潜ると細い1本道が続いているので、ゆるい坂をひたすら駆け上る。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

急に土産物屋が連なるにぎやかな場所に出たと思たら、そのまま駐車場に案内された。
駐輪代：10B。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

中途半端な記念写真スポットを横切って、ビーチへ続く階段を降りていくと…

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

カメラを持った人が皆こぞって撮影する写真スポット：おじいさん岩の姿が。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

大きな岩の丘を登ると海が見渡せる見晴らしが良い場所に出た。
岩の表面がザラザラしているのでビーサンで歩いている人が多いけど、掴まるものが無いから小心者の私はビクビクしながら歩く。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

こちらがおばあさん岩と呼ばれる岩の割れ目。
急坂を下りないと覗くことが出来ないので私は上で待機していたけど、男性ばかりが割れ目を覗きに次々と降りて行った。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

ヒンタヒンヤイの見どころはおじいさんおばあさん岩なので、ついでにラマイビューポイントへ立ち寄ろうかと相談していたら、彼方から灰色の雲が迫って来た。
晴れてる間は大丈夫でも、岩が濡れたら足元が不安定になるので早歩きで駐輪場へ急ぎ、雨に降られる前にヒンタヒンヤイを離れることが出来た。

ヒンター ヒンヤーイ 海岸・海

夫が「最後に海で泳ぎたい」というので、一旦ボープットまで戻って水着に着替え、チャウェンエリアの北側に位置するCHOENGMON BEACHを初めて訪れた。

コテージ風の建物を抜けると粗目の砂浜が広がっていて、お世辞にもお洒落とは言えないデッキチェアがズラリと並ぶローカル色が強いビーチ。

チューンモン ビーチ ビーチ

沖にヨットがたくさん停泊しているのが見える。
荷物を預かり私が荷物番をして、夫は穏やかな海へと飛び込んでいった。

チューンモン ビーチ ビーチ

30分以上経ってようやく日が傾き、わらわらと地元の人がビーチに集まり始める。
サンセットビーチとは逆方向なのでこちらも夕陽は望めないけど、雲を淡い色で染めていた。
派手さは無いけどサムイ島の日常が垣間見れるビーチ。

チューンモン ビーチ ビーチ

真っ暗になってから、チャウェンに続く山道を越えるのは心配だったので沈む前に出発。

Central Festival前を通過する頃には夜が始まっていた。
このままリングロードへ抜けて、ボープット方面に戻ろうと思っていた矢先…

セントラル フェスティバル サムイ ショッピングセンター

リングロードに出る手前の、いつもなら何もない空き地に煌々とあかりが灯されて、人が次々と入っていくのを発見。
夜にこの道を通ったことがないから今まで気づかなかったけど、結構規模が大きなローカルナイトマーケットが開催されている模様（土曜日はバンラックビーチのナイトマーケットなので、もしかしたらここは毎日開催されているのかも）。

広い敷地のほとんどが食べ物屋台。
モクモクと煙をあげて美味しそうな匂いで客を誘う。

ローカル価格の服屋やおもちゃ屋も出店。

交通の便が悪いので数組しか見かけなかったけど外国人観光客の姿もあった。
美味しそうな物を持っている人のところを巡っておねだりする犬夫婦。
イーサン料理屋台があったから、そこでおかずを購入してから途中のミニマートでビールを調達しHOTELに戻った。
今日の夜ゴハンはゆっくり部屋で♪

【ナムトック・ムー】60B
揚げ豚の塊肉から切り出してくれるので肉は分厚く大き目。
外側がカリカリなのでしっかりタレを吸い込んで美味しかった。

【きゅうりのソムタム】50B
チリ1本だけの辛さでお願いしたら絶妙な辛さでお酒が進む。

【ピリ辛サワーミニソーセージ】30B
【ネーム串】20B
【カオニャオ】10B
丸いサワーミニソーセージはプリップリでジューシー。
サワーと言っても本当にほのかな酸味でほとんど感じることはなかった。
明日は午後便でサムイ島を離れる予定。
続きは09へ。