シニアの母と行く北欧ツアー　１０日間　6日目

2017/06/28 - 2017/07/07

６日目はロストフースのホテルを出発してスタインダールの滝を見た後、グリーグの家でミニコンサートを聴き、ベルゲンへ行き、市内観光です。　　

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

朝ごはん。このホテルの朝ごはんは本当に立派でした。

ホテルを９時に出発しました。いつもゆったり出発です。
例の９０００円の吊り橋の手前、なんか事故があった？？ちょっと渋滞していました。

満喫したフィヨルドと最後のお別れで写真ストップ。
写るのを嫌がっていた母もここでドライバーさんと私と３ショットで一枚だけ写真を撮りました。

２時間程走ってスタインダールの滝に着きました。
この滝は裏から見られる、裏見の滝です。

晴れていたら青空と水で綺麗だったんでしょうけど残念。雨じゃないだけ感謝しないとですね。
ちなみに滝までは１０分位ゆるやかな坂道を上るので歩くのが遅い母は時間がなくて途中で引き返しました。時間さえたっぷりあれば滝の裏を見せてあげられたのだけど、ツアーだからこういう事は仕方ないですね。でも、引き返す途中で白人のかわいいお人形さんのような男の子に手を振ってもらった、と母なりに楽しんでいました。

滝から１時間ほど走ってグリーグの家へ。まず、コンサートホールでミニコンサートを聴きます。

グランドピアノの向こうに湖が広がって美しいデザインです。

コンサートのチケットとプログラム。
クラシックなど、滅多に聞かない私で、知らない曲ばっかりでしたけど、ホールの音響効果のすばらしさにびっくり、聴き入ってしまいました。ピアノってあんなに大きい音が出るんですね！

コンサートホールを出てすぐのグリーグの像。１５２．５ｃｍだったそうでそれがかなりのコンプレックスだったそうです。

像を通り抜けるとグリーグが晩年暮らした家です。思っていたより小さく、暮らしやすそうな家でした。

中も当時の様子が再現されています。

お庭も素敵で、駐車場からの道も高原の散歩道、といった風情でした。駐車場で他のバスのグループがお茶をしていたので、どこから来たのか聞くとポーランドとのこと。近いけど、物価の違いに私以上に驚いているのでは！？

１４時過ぎ、ベルゲン市内のレストランPASTA SENTALでパスタとたらのランチ。

デザートはアイスなのかムースなのか微妙な味。
このランチで、値段はなんと６０００円！！だそうです。
ゆがきすぎのパスタと火を通しすぎて柔らかなたらと微妙なデザートで６０００円！しかも、アジア団体ツアー専用ってわけでなく、地元の方もたくさんで、賑わっているんですよね～。
北欧プライスおそるべし・・・

気を取り直してベルゲン観光スタートです。まずはケーブルカーでフロイエン山へ。
ケーブルカーは、地元の方も利用するのですが、スーパー買い出し帰りの若者が母に席を譲ってくれました。
ガイドさんが彼の袋を見て「きっと今日はピザが安かったんですね、いっぱい買っています。」と話して、なんとなく意味が伝わったようで、笑いながら降りて行きました。

山頂に着いたらちょうど雨が激しく降ってきました。タイミング悪；；ただ、下の街並みはかろうじてこの程度は見られたので良かったです。この後、真っ白になっていました。

ケーブルカーの切符。
帰りのケーブルカーでは、アジア人の方がさっと立ち上がって母に席を譲ってくれました。台湾からいらしたそうで、羽田空港で働いていたことがあり、日本人は穏やかで親切だから大好きです、と言っていただきました。最後は「さよおなら」と挨拶してくださって、母もとても喜んでいました。

続いて行ったのは魚市場。
築地とかのイメージとは違ってとても清潔で、一般の小売店のようなディスプレイでした。

あんこうとか、売れるんですね～。

エビやカニがいっぱい。

おなじみの鯖？があって、日本のスーパーのようです。値段はやっぱり、北欧プライスです。お土産で有名なたらこペーストは、ここでも売っていますけど、スーパーの倍位の値段でした。ただ、ここではパッケージにベルゲン、とかちゃんと入っているそうです。私はそんなのどうでもいいので後でスーパーで買いました。

市場の前をお散歩していたわんちゃん。こちらは家が広いのか、大型犬をたくさん見かけました。

バスで車窓から市内観光。昔の関所だそうです。

写真ストップして、対岸から世界遺産の街並み。

意外にゆるやかな坂道の多い町でした。

劇場や

グリーグの才能を見出したおじさん、オーレブル。当時大人気で、今でもアメリカでファンが多いとか。日本ではあまり知られておらず、クラシック好きの母も知らない方でした。

グリーグの像。グリーグの家にあった像のオリジナルだそうです。

ベルゲンの街並みの前にある世界遺産の碑。

世界遺産の街並み。ドイツのハンザ商人に３００年位占有され、後ろのフロイエン山からの水と目の前の港で豊かに栄えたそうです。
何度か火事に合い、最近も壊して立て替えようかという話も出たそうですが、僅差で保存派が勝ち、昔の街並みが残ったそうです。

表の軒数は１４？程度ですけど、裏は細かく分かれて６０軒以上あるそうです。

たらの貿易で栄えたので、たらの木像とガイドのあやこさん。

傾いてお互いが支え合っている感じです。保存するのも大変そう。

１８時頃ホテルにチェックイン。
ホテルは、世界遺産の真隣りのラディソンブルロイヤルベルゲン。添乗員さんもこんないい立地に泊ったことはない、とおっしゃっていました。

ホテルの部屋はいたって普通。

１９時の夕食まで部屋で休む母を置いて買い物に街に出ました。
ホテルから道を渡ったところにあるスーパーでたらこチューブ。うろ覚えですが、３８０円くらい？１８５ｇ程度ですけど、昔の歯磨きチューブのように大きいです。たらこパスタの他、マッシュポテトや大根おろしに混ぜてもおいしいそうです。ガイドさんはよく海苔巻きに入れるとのことでした。

無駄に両替してしまった現金を使うために買った帽子。安物はアクリル製で９９NOKでありましたけど、それでは現金がなくならないし、せっかくだからノルウェー製のが欲しかったので245NOK。４０００円くらいでしょうか。
現金、本当にいらないです。ツアーだと、たまにある有料トイレは入らなくても大丈夫なタイミングで無料のトイレ休憩とってくれます。食事の飲み物も個人でカード払い可能がほとんどです。カードのほうがレートもいいですし、ツアーだとどうしても現金！ってケースには遭遇しませんでした。スーパーでも水一本からカード使えますし。

１９時からホテルのレストランで食事。スープ、おいしかったです。

チキン。キノコソース。付け合わせのじゃがいもがとっても美味しいのですが、量が多すぎて全部食べられません＞＜

一流ホテルのレストランらしく、アイスクリームの盛り付けもちょっとこじゃれています。

ホテルの部屋の窓から見える隣の世界遺産と左奥は教会。