2017/05/23 - 2017/05/24
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motogenさん
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ビューポイントへ行った。
タムアン村も見た。
ボコス村とウォーターホールにも行った。
バタードには行けなかったけど、途中のギフーまでは行けた。
ヒーワンも訪ねた。
これで町から伸びる3本の道と、それに沿った主なポイントは、ざっと眺めたことになる。
最後の一日は、宿周辺でゆっくりしていよう。
と言うより、それしかない。
近くにバナウェイ・ミュージアムがあったはずだ。
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- 徒歩
-
案内板のある崖を登っていくと、豪華な建物にぶつかった。
しかしこれは博物館ではなく、『バナウェイ・ビュー・ホテル』らしい。
その裏の、一段低い場所にミュージアムはあった。
看板も案内板もない。バナウェ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
看板はないけれど、こんな物置小屋があるんだから、ここがミュージアムなんだろう、、、
様子を探っていると、女性が現れて、、 -
鍵を開けて、館内に入れてくれた。
入場料は50ペソ(120円)だった。 -
展示室は1階と2階に分かれている。
-
女の子が現れて、私の後にぴったりついてきた。
手にしているデジカメに興味があるようだ。 -
展示品を指差して、「ライス・・ライス・・」
米つきをしているんだと、身振り手振りで説明し、写真を撮れと勧めてくれる。
小さいながらも立派なガイドだ。 -
イフガオ族が作ったらしい、飾り物や・・・
-
陶器などが展示されているが、不調法な私にはその価値は理解できず、見て回るだけ。
これって中国の陶器ではないのか・・・?
説明もラベルもなく、展示されている意味さえわからない。 -
槍がたくさんある。
ヘナヘナした鉄で、品質の良いハガネではないように見える。
おもちゃのように見えるが、本物で、形が面白い。
これが作られた当時、鉄が生産され、鍛冶屋もあったということか・・ -
「これはすごい!」
ずっと身つめたのは、欧米人が撮った写真だった。
身長180cmのアメリカ人と、その横に並ぶイフガオ族だ。
イフガオ族はすごく小さなな民族だったとの、説明文が付けられている。 -
イフガオ原住民は、元は狩猟採集の民族だったらしい。
-
狩猟は神聖なもので、時には怪我をおったり、命を賭けることもあり、勇ましい姿となって獲物を追うという。
戦利品の獲物の骨や羽は、勇気と力の象徴で、それを身につけるのだ。 -
しかし農耕文化がやってきて、イフガオもその恩恵には負けてしまう。
暮らしの変化は精神も変える。 -
左から5番目の小さな子どもは女の子で、雌鶏を手に持っている。
その右の男の子は、腰に雄鶏をぶら下げている。
この二人は結婚しかばかりで、一族の大人たちから祝福を受けているらしい。
こんな子どものうちに結婚したようだ。 -
そしてこれが昔のバナウェイだ。
よくぞこんな写真が撮れ、そして残っていたものだ。
生まれ故郷を離れ、こんな未開の地にやって来た欧米人の、冒険心と開拓魂に頭が下がる。 -
当時のお母さんと子どもの写真もあった。
これらの写真があるだけで、このミュージムの価値は充分すぎるほどあると思った。
今回、サガダ、ボントック、バナウェイ・・で見て来たものは、これらのイフガオの人々が残してくれた遺産だったのだ。 -
バナウェイの景色を眺めて、最後の時を過ごす。
あの屋根が並んでいる辺りに、テラスビュー・レストランがあるはずだ。 -
あれがバナウエイホテルかな・・・
するとあの峰の向こう側がタムアン村だ。 -
町の東側に回りこめば、断崖に張り付くピープルズロッジやグリーンロッジが一望できる。
ピープルズロッジは、上の3段がレストランなどの公共の階で、その下のB1F、B2F、B3F・・・が客室になっているらしい。 -
町中を歩けば、子どもたちがどこにもいて、、
-
この子たちは、家に引き込む水道のホースを修理し、、、
-
少女は嫌がる犬を洗っている。
-
子どもの最も人気の遊びはバスケットボールらしい。
ボール1個で、どこでも遊べる。 -
きつい坂道の多いバナウェイでは、自転車は無理だ。
レンタルバイクがあれば便利なのだが・・・
と思っていると、最後になってこんな看板を見つけた。 -
さっそくその店を探し出すと、バイクは店の前に1台しかなく、、、
-
それもスクーター型ではなく、本格的なバイクだ。
150ccとエンジンは小さいが、バイクに乗り慣れない私が乗りこなせるだろうか?
レンタルのしくみを聞こうとしたが、店にはお手伝いの娘しかいなく、不明だった。 -
別のレンタル屋を見つけたが、こちらも1台しかなく、見ての通りの本格バイクだった。
この店も留守だ。
バナウェイもボントックでも、アジアの町で走り回っているバイクの数が、非常に少ないことに気がついた。
走っているのはサイドカー型のトライシクルばかりだ。
客を乗せるトライシクルばかりではなく、一般家庭でもトライシクルを使っているのかも知れない。
荷物を積んで走るにはこの方が便利だ。 -
この時期、午後には毎日雨が降って、道路には水溜りができている。
ぬかるんで滑りやすい場所もある。
転倒しにくいトライシクルの方が安全なんだろう。 -
道路に沿った崖からは、いつも水が流れ落ちている。
-
馴染んだこの町とも、明日はお別れだ。
隣のラスベガス・ロッジ&レストランに入る機会はなかったが、ここもワンダー同様、宿泊客はいない。
食事をする人も見ることがなかった。 -
部屋に戻るとステッキが待っていた。
通販で買ったものだが、山歩きや坂道でいつも頼りになっていた、我が友だ。
なんでわさわざ苦労する、こんな山奥まで・・・・
と、出発前は平静さを失っていたのに、今はここを去るのが少しばかり心寂しく、センチメンタルになっている。
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この旅行記へのコメント (1)
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- trat baldさん 2017/07/09 10:41:51
- 本当のフィリッピンを心の中に取り込みましたね。
- レンタルバイクの発見が遅くて悔やまれましたね、右側通行だけどアジア大陸の様な事は少ないから行動半径を拡げる手は有ったかも!
1980年から2000年にかけてのミンダナオ&ネグロスの記憶を呼び起こしてくれるこの旅行記は僕にとって値千金の思いです。
Ps.欧米の連中は植民地化と云う略奪搾取が目的でしたから命がけでも来たのでしょうね、我々日本人も偉そうな事は言えませんが、、、、
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