2017/05/20 - 2017/05/20
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motogenさん
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1本道のはずだったのに、帰りの道は来た道と違っていた。
村からの出口が複数あったのだろう。
学校の横を下りていくと、突然ボコス村が現れた。
近道してしまったようだ。
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- 徒歩
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-
どんな経路を歩いたのだろうか?
自信はないが、多分こんなふうに時計周りをしたのだろう。 -
ボコス村の下にある小学校にやって来ると、香ばしい煙が風に乗って広がり、美味そうな臭いが漂っていた。
-
朝は人影が見えなかった校庭に、人が集まっていて、、
-
体育館には、コンパニオン風の綺麗なお姉さん方が立っている。
「何があるの?」と聞くと
もうすぐ新郎新婦が現れるのだとういう。 -
結婚パーティが開かれるところだった。
おめかししている人もいるが、普段着の人もいて、料理が並ぶのを待っている。
「あなたも、どうぞ・・・」
コンパニオンが誘ってくれたが、ばつが悪く、遠慮した。 -
つり橋が見えた。
-
バナウェイの旅行記に、よくず登場するつり橋だ。
やっとすれ違いができるだけの幅で、長さもあるが、鉄骨が組み込まれた丈夫そうな橋だった。
対岸の崖上には、ピープルズロッジやグリーンロッジが建っている。 -
歩くとふんわりふんわりと浪打ち、小さな穴からは下が見える。
しかしそどの怖さはない。
棚田のあぜ道と違って、つかまるところがあるからだ。 -
下を見れば空中に浮いている気持ちになるが、この日は不思議と平気だった。
-
ふり向けば、学校の裏側に集落が見える。
ボコス村に違いない。 -
ロッジへの石段は想像以上の急傾斜で、手をついて、息を弾ませて登った。
近道にはなるが、こんな大変な思いをするより、車の通る坂道の方がましだと思った。
登りきるとジプニー停車場の広場だった。 -
広場では土曜の市が開かれていた。
バナウエ サタデー マーケット 市場
-
衣料品、サンダル、靴、ベルト、ナイフ、懐中電灯、ラジオ・・・
それらが無造作に山積みになっている。 -
ガラクタ市のようだけど、たくさん売れている。
大量に買っていく人が多い。 -
お菓子の屋台も並んでいて、子どもに人気がある。
-
これはハレハレというデザートらしい。
果物や寒天の詰まった容器の中に、砂糖、練乳、氷をぶっかけて出来上がり。
試しに一つ買ってみた。
25ペソ(60円)だった。 -
ついでにバナナ、マンゴー、ビタミルク、パン、水も買い集めて、宿のべランダで一休み。
初めて食べるハレハレは、けっこういけている。 -
『テラスビュー・レストラン』にも出かけてみた。
坂道を歩いて10分はかかるが、アリヤンさんお奨めのカレーを食べてみたい。 -
土曜日曜に、おばちゃんが作るカレーが美味いらしいが、、、
-
店にいたのは二人のお姉ちゃんたち。
カレーライスを注文すると、、、 -
赤ピーマンやニンジンがたっぷり入った、チキンカレーが出てきた。
チキンはやはり骨付きで、ボリュームもある。
タイ風カレーというより、日本風カレーの味で、食べやすい。
値段は120ペソ(115円)と、サガダやワンダーロッジよりも安かった。 -
テラスビューと言うからには、さぞかし素晴らしい棚田が見えるのだろうと眺めるが、樹木が視界をせばめて、何のことはない。
窓下で鶏やブタを飼っていて、その臭いが食事の邪魔だった。
しかし、ここには4度ほど通った。 -
ワンダーロッジの泊り客は、私一人きりだ。
シーズンオフなんだろうが、向かいのピープルズやグリーンは、それでも客が出入りしている。 -
真向かいに、ピープルズロッジのシャワー室が見える。
共同使用のものらしく、夕方近くになると次々に欧米人が交代していく。 -
グリーンロッジのベランダにも、夕涼みをする客が見える。
ピープルズやグリーンは、見晴らしが良くて客が集るのか?
この日の夕方、2階の別の部屋から娘たちの声が聞こえてきた。 -
「キャッ、ここビショビショだよ!」
「わっ、滑っちゃう・・・」
日本語だ。
日本人の女の子たちが二人で入室したらしい。
どんな娘たちなんだろう?
日本人とは珍しい。
明日、どんな娘たちか観察しよう。
それを楽しみに寝ることにしたが、この夜は遅くまで、ペチャクチャ喋る日本語が聞こえていた。 -
ところが次の日、朝になっても娘たちは起きてこない。
寝坊すけな娘たちだ・・・ と出かけてしまった。
昼になって帰ってくると、その部屋はもぬけの殻だった。
シャワー室が嫌になり、宿替えしたのだろうか? -
では、隣のピープルズロッジはどうなっているのか?
さっそく偵察に出かけてみた。
入ると奥に綺麗なレストランがあった。
客もいる。
手前にはPCコーナー。
見るからにワンダーロッジとは違う。People's lodge and Restaurant OFFICIAL ホテル
-
部屋を見せてもらった。
真っ先にトイレとシャワー。
綺麗だ!
明るい!
便座もあり、水もしっかり流れる。
トイレ用シャワーはなく、ペイパー方式だ。 -
シャワーもよく見る電気の湯沸しタイプだ。
蛇口も手持ちで、自由に動かせる。
ワンターロッジは完全に負けている。 -
シングルルームの部屋は狭い。
一人なら荷物はベッドの片隅に置けばよいが、二人だと困るかな?
綺麗で清潔そうな部屋だ。
ところが大きな欠点は、コンセントがないことで、充電はロビーの共通コンセントを使用となっている。
このシングル部屋は600ペソ(1500円)だった。
ツインならこれより高く、トイレシャワーが共同なら安い。 -
共同のベランダからはつり橋、川、ボコス村が見えた。
多くの旅行記にある画像は、ここから撮ったものだ。 -
次にグリーンロッジを訪ねた。
やはりレストランは綺麗で、団体客で賑わっている。
人気の高さが人目でわかる。 -
トイレも綺麗で明るく、清潔だ。
水もしっかり流れる。
トイレシャワーはなく、ペイパー方式だ。 -
シャワーも蛇口が自由に動かせ、蛇口を開くと暑いお湯が即座に出た。
ワンダーロッジの比ではない。
若い女の子なら、絶対にこっちを選ぶ。 -
この部屋にはコンセントがあった。
最近付けたばかりのようで、コードむき出しの外付けだった。
部屋は狭く、荷物を置く場所には困るが、一人なら何とかなりそう。
シングル部屋が900ぺソと一番高い。 -
あらためて我がワンダーの部屋を眺めてみる。
テーブルの上も、ベッドの上も荷物が散乱しているが、これはこれで満足している。
広さも充分で、歩き回ることもでき、個人用のベランダも活用しがいがある。
古さと安っぽさはあるが、自分はこれで充分だ。 -
最大の欠点はトイレシャワー室だ。
設計が古すぎる。
客を呼び込むには、何とかしないといけないが、設備費をかけても元をとれるか?
アットホームの雰囲気が良いだけに、惜しい宿だ。
と思っていたら、ある日の昼間、ロビーで地元民が会議を行っていた。
カラオケ専用ルームもあって、そこで歌い、飲み、食べるなど、楽しんでいる人もいた。
泊まり客は少ないけど、どうにかなっているようだ。 -
見晴らしが良く、シャワー室も綺麗で人気のピープルズとグリーン。
両者とも快適には違いないが、心情的には私はワンダーのファンだ。
しかし、女房を連れてきていたら、さて、どこに泊まるだろうか?
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この旅行記へのコメント (3)
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- アリヤンさん 2017/07/03 21:13:06
- 見た目だけで判断できない「安くて、きれいで、快適な」宿
- ピープルは当方も一泊だけしたが、ここは外人1泊〜2泊若者向け。
パット見はいいが商売ゆうせん宿。
ガイドやツアーで稼ぐクチ。
グリーンも同様だと思う。
ゆっくり腰を落ち着け自分の勝手に動きたい人種はワンダーだとおもいますヨ。
トイレの上にシャワーあるのは困るけど、他の部屋も調べてみればどうですか?
当方の泊まったころはピープルの共同シャワーは水シャワーでした。
ま、宿は主観の問題ですが、ワガパートナーもワンダーファンでしたヨ〜・
ワンダー内でも探せばキレイナ部屋はあるはず。。。
当時はマゴのお嬢ちゃんが小さくて可愛かった。
いつも95才の大おばあちゃんも生きていた。
- motogenさん からの返信 2017/07/05 11:07:02
- RE: 見た目だけで判断できない「安くて、きれいで、快適な」宿
- ワンダーで泊まった部屋は202号で、階段を登ったすぐの場所。
アリヤンさんは多分その隣の203号ではなかっかと、画像から判断していました。
203号はベッド2つのツインでした。
202と203のベランダは、テーブルで仕切られた共同使用。
アリヤンさんの画像を見ると、外の景色(隣のラスベガス)が少し違っているように思われました。
ワンダーのおばさんたちが親切で、夕食を一緒食べられるのが気にいっていました。
向かいのピープルズやグリーンが賑わっているのに、ワンダーに泊り客が来ないのを、おばさんたちはどう思っているのか?
聞きませんでしたが、ワンダーファンの私は心配になっていました。
- アリヤンさん からの返信 2017/07/05 11:44:14
- RE: RE: 見た目だけで判断できない「安くて、きれいで、快適な」宿
- ワンダーロッジは隣でレストランもやってるし、その隣で土産物屋もやっているから大丈夫だと思いますよ。
それにワレワレのような変わり者がちゃんと長期に泊まってくれるから、いいと思いますよ。
あのおばちゃんは中々の人物ですから。(笑)
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