黒部峡谷パノラマ展望ツアー

2017/06/12 - 2017/06/12

　宇奈月温泉に来ています。
ここは５５年前に新婚旅行で来た処、宿も同じ延対寺荘。
でも全く記憶が浮かんで来ません。
　今回の旅の目的は、黒部峡谷パノラマ展望ツアーに参加する事。
普段は入れない黒部峡谷の奥へ、トロッコと竪坑エレベーターを使い進入、アルプスの展望を楽しむ事です。
　集合は黒部峡谷鉄道宇奈月駅午前８時、トロッコ列車の出発は９時、欅平到着１０時１８分、一般客は此処まで、ツアー客は此処でヘルメットを受取り、関西電力専用の列車で竪坑エレベーターに向かいます。
　竪穴エレベーターは人貨兼用で貨車もそのまま積込み、200米をを一気に登ります。
登った処にトイレと竪穴展望台への出口、展望台からは後立山連峰が望めます。
再びトンネルに戻り、軌道の横を歩いて上部トンネル出口広場へ、水滴が落ちて来ます。
トンネルを抜けるとそこはちょっとした広場、ここからは登山道を登ります、登山靴が必携です。
　20分程登るとそこがパノラマ展望台、雪を被った後立山連峰が望めます。
20分程展望を楽しみ、来た道を引き返し、欅平駅にて解散です。
　欅平の駅で昼食を執り、宇奈月駅に戻りました。

　　表紙はパノラマ展望台よりの景観。

エリア 宇奈月・黒部峡谷(富山)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 新幹線

　 先ずは宇奈月温泉、朝の散歩から。
面影橋の上から、下を流れる黒部川、向うに見えるのは宿泊した宿、延対寺荘。

　上流を眺めると黒薙温泉より宇奈月に送る送湯管が見えます。

　宇奈月公園に立寄ると多くの歌碑があります。
先ずは昭和天皇御製碑から、昭和33年10月に来られたそうです。

　深山栄氏の歌碑。

　与謝野鉄幹、晶子夫妻歌碑。

　朝食を済ませ、集合場所の黒部峡谷鉄道宇奈月駅へ。

　駅前には足湯があります。

　事前の説明を受け改札口に並びます。
９時発のトロッコ列車です。

　トロッコ列車。

こちらは機関車。

　発車しました、山彦橋です。

　宇奈月湖に架かる湖面橋。

　赤い衣を纏う仏石。

　お城ではありません、発電所です。
新柳河原発電所。

出平ダム、放水中です。

　終点の欅平駅に到着、全員が下車します。

　乗って来たトロッコ列車が引き込み線に入りました。

　ツアー参加者は長いホームを前方に歩き、ヘルメットを受取り、関電専用の別の列車に乗り竪坑エレベーターに向かいます。
　この機関車の運転席は中央にあり、方向転換せず、そのまま戻る仕掛けです。

　竪坑エレベーター前に到着、思ったより大きなトンネル。
機関車付替えの為複線です。

　竪坑エレベーター。
貨車をそのまま積込む様、線路が敷かれています。
高度差は200米、一気に登ります。

　竪坑上部に着きました。
線路図とこれから先、黒部ダム行の時刻表が掲示されています。
しかし私達は此処まで、展望台に向かいます。

　黒部ダムに向かうトンネル。
途中、小説にもなった高熱隧道があります。
高熱に耐える様、機関車、車両共特別仕様です。

　竪坑展望台。
正面は名剣山、白馬鑓ヶ岳と続きます。

解説板。

　一度トンネルに戻り、別の出口から外に出ます。
そこがパノラマ展望台への出発地点。
ここから登山道を歩きます、登山靴が必携です。

　木の桟道を伝います。

　鉄の梯子を登ります。

　ここがパノラマ展望台、広さは30坪程。
このツアーの為に開設された展望台なのでしょう。

　正面に見えるのが、天狗の頭、右に唐松岳です。

　天狗の頭をアップします。

　方位盤が置かれています、ここは標高858米。

　案内板。

　雲が濃くなってきました。
来た時と同じ道を戻ります。

　欅平に戻って来ました、ツアーはここで解散。

　欅平展望台より黒部峡谷鉄道欅平駅ホームを見た処。

同じく展望台よりの眺め、雲が濃くなりました。

　同じく黒部川。

　下に橋が見えます、行ってみましょう。

　橋の上から下流を眺めます。

　上流を眺めます。

　黒部峡谷鉄道で宇奈月に向かっています、山彦橋が見えて来ました、宇奈月はもう直ぐです。
　黒部峡谷パノラマ展望ツアーもこれで終了。
快晴とはいきませんが梅雨の中、雨に合わず幸運でした。
　（準備は十分整えていました）

　宇奈月駅の正面に、関西電力の黒部川電気記念館があります。
先人たちの苦労が偲ばれます。
これで予定は全て終了、東京に戻るとしましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　新幹線黒部宇奈月温泉駅。
黒部峡谷鉄道で新黒部へ、ここ黒部宇奈月温泉駅からは新幹線です。
夜９時無事東京に戻りました。　
　お読み頂き有難う御座いました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　終