ちょこっと南部アフリカ いいとこ取りの旅8 ヘリから見たヴィクトリアの滝＆街歩き編

2017/04/16 - 2017/04/17

母が前から行きたいと言っていたサファリ。
長時間の移動は疲れるし、少しでも早くに行っておこうということで、短期間かつ見所がピンポイントなツアーを見つけて南部アフリカに行って参りました。
すぐ帰るのがもったいないほど遠かったですが、素晴らしい景色を沢山見ることができ、行って良かったと思える旅となりました。

この旅行記は旅の5日目、チョベ国立公園でのサファリを楽しんだ後、ヴィクトリアフォールズの街に戻って少々散歩した様子と、6日目の朝にヘリコプターに乗ってヴィクトリアの滝を空から眺めの様子です。長々と綴ってきた南部アフリカ旅行記も最終編となりました。

＜旅程＞

4月11日　関空　CX507　香港
　　　　 香港　SA287　　　　　　　　　　 （機中泊）

4月12日　ヨハネスブルグ　SA323 ケープタウン
　　　　 テーブルマウンテン観光　　　　　（ケープタウン泊）

4月13日　ケープ半島国立公園観光
　　　　　・喜望峰
　　　　　・ボルダーズビーチ　　　　　　 （ケープタウン泊）

4月14日　ケープタウン　SA304　ヨハネスブルグ
　　　　 ヨハネスブルグ　SA048　リビングストン
　　　　 ヴィクトリアフォールズ観光（ジンバブエ側）
　　　　　　　　　　　　　　　　（ヴィクトリアフォールズ泊）

4月15日　チョベ国立公園サファリツアー
　　　　　　　　　　　　　　　　（ヴィクトリアフォールズ泊）

4月16日　ヴィクトリアフォールズ・ヘリコプター遊覧
　　　　 リビングストン　SA049　ヨハネスブルグ
　　　　 ヨハネスブルグ　SA286　　　　　　　　　　（機中泊）

4月17日　香港　CX502　関空

エリア ビクトリアの滝周辺(ジンバブエ)

• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 南アフリカ航空

＜旅行5日目＞

ボツワナのチョベ国立公園でサファリを楽しみ、ジンバブエ・ヴィクトリアフォールズの街に戻ってきました。

サファリの様子はこちら：
http://4travel.jp/travelogue/11247632（ゲームドライブ編）
http://4travel.jp/travelogue/11249615（ボートサファリ編）

ヴィクトリアフォールズの宿泊ホテルはザ・キングダム・ホテル
http://www.thekingdomhotel.co.za/

部屋で休みたいという母を残し、一人で散歩に出かけます。

ホテルを一歩出ると、「お札いらんかえ～」と物売りが寄ってきますが、「いらない」というと去っていきます。

お札というのは超ハイパーインフレで廃止された50兆ジンバブエドルとか100兆ジンバブエドルとかいうものすごい桁数のものです。話のネタに買っても良かったかも？

ちなみにジンバブエではUSドルを使用しました。それしか使えないって言われたので。アクティビティとかお土産の値段もUSドル建てです。自国の通貨が使えないってなんだかね。

ヴィクトリアフォールズの街は非常にこじんまりしていて、メインストリート沿いにお土産物屋が並んでいます。
木彫りの動物とかカラフルな布製品などの民芸品を売っていました。
「小学生が作ったんか？」というようなクオリティのマグネットとかも。

メインストリートには警備員？ツーリストポリス？みたいな人がけっこう立っているので、明るい時間帯なら一人で歩いていても安心です。

こぎれいなメインストリート。
荷物が重量オーバーになるので、もう買い物できなかったけど、ちょっと歩けばスーパーもありました。

おしゃれめなカフェもありましたよ。

この散歩で何をしたかというと、翌日のヘリコプターを予約しに行ったのです。旅行会社のオプショナルの価格が上乗せしすぎでしょ！って感じだったので節約のために。
ホテルのツアーデスクでも予約できたけど、自分のツアーのホテル出発時刻までに絶対ちゃんと戻ってこれるように念押ししたかったので直接オフィスに出向きました。
http://www.shearwatervictoriafalls.com/

日本からもメールで問い合わせしてたけど、細かく要求しすぎたのか、的外れな回答しか返ってこなかったので。
時間に余裕のある人ならネット予約で全然問題ありません。

本日3頭目のゾウ（笑）

サファリでもうちょっと沢山見たかったな～

カーネルおじさんが見切れているけどKFC
ジンバブエの人はチキン好きだそうで、ケンタッキーも人気のようです。

ホテルに戻ってきました。

これはボートサファリの時にもらったボツワナのビール「St Louis」
帰国してからいただきました。
アルコール度数が3.5％（だったかな？）と低く、かる～い飲み口で、ビール党ではないpacorin好みのテイストでした。（ビール好きには物足りない感じ？）

ジンバブエでのディナーは2日ともホテルでのビュッフェでした。

普通に西洋料理が並ぶ中、少しでもアフリカならではのお料理をと思い、この前日にはクドゥのお肉をいただきましたが、残念ながら好みの味ではなく。
サザという白トウモロコシの粉でできたアフリカの主食もなんかイマイチで。

せっかくだから芋虫にチャレンジしてみました。（写真右です。）
アフリカの女子はスプーン山盛りで取ってましたが、pacorinはちょこんと一つだけお皿に載せました。

レタスの向こうにいるのがそれ（笑）
照明が暗かったからあっさり食べられたけど、帰国してから調べたらかなりインパクトのある芋虫さんでした（汗）
お味はというと、エビの頭のから揚げって感じ。カリッとしていて意外に美味しかったのでした。

前日に飲んだジンバブエのビール「ザンベジ」が売り切れということで、南アのビールで最後の晩餐。

レストランでは夕食時、歌とダンスのパフォーマンスをやってました。
クオリティはいまひとつな感じでしたが。

食後、ホテル内を散策。

このランプ、かわいい。

立派な建物の中にはわりといい感じのお土産物屋、ファミレスっぽいレストラン、めちゃくちゃしょぼいカジノコーナーがありました。

無駄に豪華な空間。

外に出ると満点の星空。
南十字星がばっちり見えました☆

＜旅行6日目＞

10時の出発までは自由行動。
母はヘリに乗らないので、一人早く起きて朝食をいただき、朝のホテル内散歩。

広々としたリゾートホテルです。
詳しくは口コミで。

きれいな赤。

もうすでにヘリが飛んでいる音が聞こえます。
大繁盛ですね。

昨日の申込み時に、9時過ぎにはホテルに戻りたい旨伝え、8時ピックアップで予約していました。
ヘリポートまでは車で片道10分弱、フライトは12分、説明なんかを合わせてもまあ大丈夫かな、日本なら、という感じでした。ここはアフリカだからそううまくいかないことを見越して余裕を見ておきましたが。

お迎えを待つ間、ホテルのドアマンとしゃべっていました。英語の国は便利です。
「8時ピックアップなんだよ。お迎えこないね。」って言ったら、「アフリカンタイムだよ。心配ない」だって。10分ほど経ってお迎えが来たから、「意外に優秀、さあ行こう♪」と思ったら、「もう一グループ来るからもうちょっと待ってて」だって。

さらに待つこと10分、のんびり登場したのはインド系3世代ファミリー。ミスタービーンを10倍ぐらい濃くしたようなお顔のお父さんは留守番で、祖父母、お母さん、小学生の息子2名が参加するらしい。

この時点で9時にホテルに戻れるなんて嘘じゃないか～と思いつつ、ヘリポートへ。
ヴィクトリアの滝の水煙が見えています。
公園使用料のUS$12は現金でお支払い。

大げさに体重を測定された後、スタッフに「pacorinは一人だから前の助手席に乗れるよね？」って聞いたら、なぜかそこで「わたしは一番体重が重いから前に乗る」というおばあさん。
「は？何言ってんのこの人。グループなんだから一緒に後ろに乗ってよ。わたしがファミリーと一緒に座る理由ないでしょ」とpacorin。意地でもゆずらないおばあさん。

困ったスタッフは「くじ引きで決めよう。一番短い棒を引いた人が勝ち」って爪楊枝みたいなのを出してきた。体重が軽すぎると前には乗れないので、子どもを除いた4人でくじ引きをすることに。なんでやねん！（怒）

2番目だったかな？「えいっ！」と棒を引いたpacorinにスタッフが"You win."
あ～良かった～
待たされた挙句、ヘリのポジションまで悪かったらキレてやるところだったもんね。

さっさと乗せてほしいのに、後で編集してDVDでも売るのか知らないけど、ビデオでインタビューを撮り始めるスタッフ。サングラスをしたまま不愛想なpacorin。
ちなみにインド系ファミリーはケニアのナイロビから来ていて、子どもは素直に「ヘリコプターに乗るのは2回目です。わくわくしています♪」などと素直に答えていました。おばあさんはうっとおしいけど、子どもはかわいい。

やっとヘリに乗り込みました。
ちんたらしているうちにせっかく晴れていた空も曇ってきました。
ナイロビファミリーのせいだわ。まったくもう。

前の席はこんな風に足元がガラスでクリアな視界。

後ろの席は向かい合わせだし、真ん中席になったら悲惨だし、ほんと前の席をゲットできて良かった☆

風の向きなどを見ているのかな？慎重に様子を伺うパイロットさん。
よろしくお願いしまーす。

滝の水煙めがけて出発～

飛び立った直後、眼下の森にゾウのファミリーを発見。
直後すぎて写真は撮れなかったけど、5－6頭いました。

あっという間に滝の上に移動。

滝の上空を八の字を描くように飛びます。

滝を見学した時はあの辺りを歩いてたのね～とかいうことがよくわかります。

国境の橋も見えました。
峡谷はこんな風になってるんですね。

それにしてもあと少し早ければ晴れていたのに・・・青空には恵まれないヴィクトリアの滝でした。

ゆったりした上流から一気に落ち込むヴィクトリアの滝。

自然のすごさを実感。

この地形は上から見ないとわからないね～

ヘリの他にウルトラ・ライト・プレーンでのフライトもあるみたい。
スリル満点でさらに楽しいだろうな～

ちなみにこのフライトのお値段はUS$150
10分ちょっとなのに高いわ～

ちなみにヘリの会社はここ
http://www.zambezihelicopters.com/

どこで申し込んでもここのヘリで飛ぶことになるのかな？
値段も同じみたいです。
お値段が高くて飛行時間が長く、範囲が広いコースもあります。

ヘリは今までにラスベガスの夜景、グレートオーシャンロードの地形を見た時に乗りましたが、ヴィクトリアの滝の地形は複雑で面白いと思いました。

フライト時間は短いけど、滝の上をじっくりまわってくれるので十分満足できます。

ヘリに興味のない方は、ゾウに乗って散歩、とかのアクティビティもあるようですよ。

この人は１日に何回飛んでるんだろ？

上流側に戻ります。

さらに上流にいくとチョベ川につながります。

最後に滝を振り返って見納め。

この後、DVD上映会をやっていたのかもしれませんが、そんなもんは無視！
ナイロビファミリーとおさらばして、そこら辺にいたスタッフに声をかけ、ホテルに送ってもらいました。

その帰り道。イボイノシシファミリーが道路を横断中。

運転席の窓をあけてもらってパチリ。

途中ですれ違ったドライバーと会話する時は現地語だったので、何か国語を話せるのか聞いたら「７」という答え。すごいですね～

キングダムホテルの入口。この時だけ青空。

急いで部屋に戻って着替えて、スーツケースを閉めてチェックアウト準備完了。

帰りのフライトはザンビアのリビングストンからなので、また国境の橋を渡ります。
希望者は歩いて渡れるということだったので、もちろん徒歩を選択。

水しぶきが見えてきました。

滝が落ちてきたところ。

おや、ギリギリのところに人がいますね！

ザンビアに入るサイン。

水の色は…ですね。

滝は見えないけど、音はすごいですよ。

反対側はバンジージャンプとジンバブエに入るサイン。

見えそうで見えない（笑）

のぞきこんでみる。

この模様、鳴門の渦潮を思い出しました。

さようならヴィクトリアの滝。さようならジンバブエ。

ザンビアに入国して、リビングストンの空港へ。
パスポートにスタンプをまとめて押してもらっている間、バスの中から木のお皿を買ったんだけど、US$1と安く、「もう一つほしい」と言ってるのに「もうない」と商売っ気のない物売りでした。

帰るときに青空。
タイミングの悪いヴィクトリアの滝でした（笑）

13時のフライトでリビングストンからヨハネスブルグへ。

夕方のフライトで香港へ。

アフリカの大地ともお別れです。
機会があればまた訪れたい。

お腹がすいていたのでワインをもらって、ケープタウンのスーパーで買ったポテチをバリバリ食べました。
ちなみにこの席はボロくて、テーブルを出したら、ガムテで何か貼ってありました。

ゾウのラベルのワインがかわいい。

機内食は2回。

南アフリカ航空のフライトはやたら寒いのに、ブランケットはペラペラなので寒がりさんは要注意です。

＜いつの間にか旅行7日目＞

香港の島々が見えてきました。

あ、これは南Ｙ島かな？
何年か前に行ったけど、すごく良かった。

香港島ですかね～

アフリカとはうってかわって人工建造物が密集しています。

お昼過ぎに香港に到着し、乗り継ぎは4時間弱。
うっかり空港の店に入ってしまったのが間違い。

とんでもなく高くて不味いマンゴープリンを注文してしまいました。
日本のコンビニスイーツは優秀ですね。

21時過ぎに無事関空到着。
着陸時は大雨で風もきつくて、かなり揺れて気持ち悪くなるほどでした。
そしてpacorin達が通過した20分後には強風で関空連絡橋が封鎖されたという。
こんな長旅の後に家に帰れなかったらやばすぎる！ということで、楽しかった南部アフリカ旅行もこれにておしまいでございます。

今回あまりお土産は買っていませんがちょこっと紹介。
南アフリカといえばワイン！ということで、ワイナリーで買ったのとスーパーで買ったのと。
右のはカエルのラベルがかわいかったから選びました。

ホテルからもらってきたティーバッグ。
FIVE ROSESは南アのポピュラーな紅茶メーカーみたいです。

ルイボスティーは大量に買いました。クセがありますが、健康には良いみたい。
キリンの下にしいてるお皿はザンビアの物売りから買った木のお皿。
さすが1ドルのクオリティーで模様がすぐに薄くなってしまう感じ。
写ってないけど、バイオイルも買いました。日本でも買えるけど。

以上、ちょこっと南部アフリカ いいとこどりの旅でした。
最後までお読みいただいた方、ありがとうございました～

この旅行記へのコメント （2）

• オキャマのヒロさん 2017/10/15 10:22:41

  pacorinさん！こんにちは！

  南アフリカの旅行記読ませて頂きましたぁ。
  
  イメージと違ってどれもこれも景色がメチャクチャ綺麗でビックリです！
  
  1週間でも結構楽しめそうなんで行ってみたいと思いつつも……高そうで無理……って我に変えりました(-o-;)
  
  また訪問させて頂きますぅ♪
  フォローもさせていただきました‼
  

  pacorinさん からの返信 2017/10/16 14:38:46

  Re: pacorinさん！こんにちは！

  ヒロさん、こんにちは～
  
  沢山のご投票＆フォローもしていただき、ありがとうございますぅ♪（つられてヒロさん風）
  
  南アフリカは思っていた以上にきれいな景色や街があり、素敵なところでした。また行きたいと思っても、なかなか行けないところですけどね…
  
  のちほどヒロさんの草津温泉旅行記にも遊びに行きますね。
  国内旅行はけっこうかぶってる行き先があるので、自分が行ったときのことを思い出しながら旅行記楽しませていただいてます☆
  
  pacorin