2017名残の冬　東山から岡崎つる家へ

2017/02/11 - 2017/02/11

2017年名残の冬、京都の旅。

雪が残る東山。金戒光明寺から聖護院、そして西福寺と「京の冬の旅」特別拝観。

そして夜は岡崎のつる家へ。冬から春へと移ろっていく時間を、お盆の中で味わいました。
表紙写真は、つる家でいただいた、絶品かす汁。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

浄土宗の七大本山の一つ、黒谷の金戒光明寺。

金戒光明寺(黒谷さん) 寺・神社・教会

石段を上ります。

山門を振り返ったところ。

京の冬の旅で特別公開されている仏様。

中は撮影禁止だったので、ポスターをパチリ。

雪が残るお庭。

もうひとつ公開されているのが、西翁院の茶室。

これはお庭に入る前のお地蔵様。
薄日が差してきました。

西翁院の門。

門外から。

この左手にお茶室があります。
藤村庸軒の手掛けた「反古庵」です。

遠く淀や山崎を見渡せたことから「淀看席」とも言われているのだとか。
お茶室までのアプローチや、本当に小さなお茶室、その脇から眺める景色など、なかなか見ごたえがありました。

黒谷を下って聖護院へ。

山伏がお出迎え。

聖護院門跡 寺・神社・教会

こちらも中は撮影禁止ですが、広々とした石の庭は撮影OK。

このお庭にも雪が残ります。

書院の細工もとても細やかでした。

続いては、六道の辻に建つ西福寺へ。

こちらでは風葬された檀林皇后の屍の変化を描いた「九相図絵」が公開中。
怖い絵ですが、厚い宗教心も感じられて、目が離せませんでした。

西福寺 (六道の辻) 寺・神社・教会

とにかく、おどろおどろしい雰囲気のお寺。

末廣不動尊。

お不動さんのアップ。

さて、夜は岡崎のつる家へ。

端正なしつらえ。

岡崎 つる家 グルメ・レストラン

お庭には、藁でできた飾り。

冬らしい風情を出すために飾られているのだそう。

最初にでてきたのは、三宝柑。

中は、つくし！　春を告げてくれるようです。

続いてはお造り。

今回のピカイチは、濃厚な粕汁。

お椀を傾けてもすぐには垂れてこないほど。あったまります。

ワカサギの天ぷら。

鯛の子、たけのこ、ソラマメの取り合わせは春を感じさせます。

赤貝の海苔和え。

少しずつ、お盆のなかが春になっていくよう。

焼き物はグジ。

パリッと仕上げた皮がおいしい。

白魚が泳ぐおすいもの。

ごはんセット。

たけのこの姫皮ごはんです。

メロン。

こちらでは、お手拭きが捻った状態ででてきます。

できたてのわらび餅。ふわふわです。

あ、雪が降ってきました。