２０１７ＧＷ　初の東ドイツ～プラハ　【１１】デッサウのバウハウス、そしてベルリンへ！

2017/04/24 - 2017/04/24

快晴の下、いよいよ「バウハウス」へ！
前日にワイマールでも「バウハウス博物館」を見学したわけですが、
１９１９年～１９２５年まで礎が築かれるも、合理主義に基づいた
その様式が「機械的で冷たい」などと評価が芳しくないのに加え、共産主義的な
思想を持っているなどの風評からワイマールを追われた形になったそう。
でもその後ここデッサウへ移転してからは、リベラル層の支持を得られ
バウハウスは全盛期を迎えます。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　４月２２日（土）　福岡～関空～フランクフルト
　４月２３日（日）　フランクフルト～ワイマール～デッサウ
☆４月２４日（月）　デッサウ～ベルリン
　４月２５日（火）　終日ベルリン
　４月２６日（水）　ベルリン～ポツダム～ベルリン
　４月２７日（木）　終日ベルリン
　４月２８日（金）　ベルリン～マイセン～ドレスデン
　４月２９日（土）　終日ドレスデン
　４月３０日（日）　ドレスデン～プラハ
　５月　１日（月）　終日プラハ
　５月　２日（火）　プラハ～ニュルンベルク～ヴュルツブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト
　５月　３日（水）　フランクフルト～フロイデンベルク～ジーゲン
　　　　　　　　　　　　～マインツ～フランクフルト
　５月　４日（木）　フランクフルト～ブーツバッハ～フランクフルト
　　　　　　　　　　　　～夜便でフランクフルト空港より帰国
　５月　５日（金）　羽田～福岡

エリア デッサウ(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

デッサウ中央駅を西側へ出ると、正面にこの表示。
いよいよ「バウハウス　デッサウ」へ向かいます。

表示のとおり左へ進みます。
おー！なんと素晴らしい青空！

すぐに右折。
「バウハウス」までは４００ｍ。

その先の広場はセミナープラッツ。
学びの場のそばだけありますね。

近くには母子像。

すぐに左へ折れて、その名もバウハウス通りへ進みます。

正面が目指す場所。
まっすぐに通りが伸びます。

通り沿いには関連施設が目白押し。

スタイリッシュな建物。
青空に映えるな～～！

アーモンドの木でしょうか。

左手にも全面ガラス張りの素敵な建物。
アーティストさんの写真が並びます。

これはまたユニークな建造物。

白で真四角な形状が気持ちいい！

空には飛行機雲。
こんな好天に恵まれたことに本当に感謝です。

来た道を振り返るとこのような風景。

そして「バウハウス」に到着。
ツアーの皆さんでしょうか。団体さんが見学中。

適当に構内に入るとこの入口。
でも、あのアングルを見たいんですよね～。

ぐるっと歩き回ってみて、発見。

そうそう！これが見たかった！

道を隔てたお向かいの建物も関連施設かしら？

さて、ではいよいよ中へ。
入口ガラスにはこのマーク。
「ワイマールとデッサウのバウハウスとその関連遺産群」として
１９９６年に世界遺産に登録されています。

まずはそこのカウンターでチケットを購入。
ここ「バウハウス」のみは７．５ユーロ。
この日は月曜日で「マイスターハウス」は休館とガイドブックにあったので
「バウハウス」だけを見るつもりでスケジューリングしていたのですが、
なんと「マイスター」も開いていたらしい。
ガイドブックは古いものではないのですが、現地に行ってみないとわからないこと、多いですね。
セットチケットを買えばちょっとお得のようでしたが、２ケ所見るほどの時間はないので
「マイスターハウス」は断念。

スケルトンのドームに入ったオブジェが素敵。

その手前には映像が映し出されています。

「バウハウス」模型。

見学開始の前にお手洗いへ。
すっきり整然とした空間。

水道蛇口はダイソンのものでした。

かわいいお手洗いマーク。

そのそばにはロッカー。
私は利用しませんでしたが、手荷物を納めて身軽になって見学可能です。

そこのマークもかわいい。
何でもかんでもいちいち素敵です。

「バウハウス」の建物の歴史・変遷のパネル。

そうそう、ここには宿泊もできるのですよね。
ホテル選びの際に検討しましたが、バス・トイレが共用だったりするので
一般のホテルにしました。

今年のテーマが掲げられています。

さて、いよいよ上階へ上がって展示室へ。

踊り場にはこのチェアー。

向かい側（階段側）にも１脚あったので座ってみたら、見た目より
ずっといい座り心地！
さすが機能性重視のバウハウスデザインです！

階段右手に特別展示があったのですがそこは撮影禁止でした。
照明器具や小物などどれも素敵だったのでお見せできず残念。
そしてこのドアを進んで奥へ。
廊下天井の傾斜がスタイリッシュですね。

オープンスペースの展示室。

カラフルな可愛い椅子が２脚。

製作の様子の写真が並びます。

竹ひごのような棒と紙細工のオブジェ。

階段踊り場からは向かいの棟が見えます。
ガラス窓枠の作り出す影が綺麗です。

見学者？学生さん？

その先の小さなオープンスペースにこの方。

ワルター・グロピウス。
ワイマールに設立されたバウハウスの初代校長。

グロピウスの後任で１９２８年～１９３０年まで校長を務めたハンネス・マイヤー、
１９３０～閉校の１８３３年までを務めたミース・ファン・デル・ローエと共に
ＴＨＲＥＥ　ＤＩＲＥＣＴＯＲＳ　と称されているようです。

そのうちローエは、ル・コルビジェ、フランク・ロイド・ライトと共に
近代建築の三大巨匠と呼ばれるそうですから、すごい人がこのバウハウスに
携わっていたのですね。

現在も学び舎であるこの建物。
随所に研究室らしき部屋がありました。

ぐるりと巡って階下のカフェでひと休みすることに。

時刻はちょうど１２：００。
教授風のおじ様、これからランチでしょうか？

私はオレンジジュースでひと休み。
１．９ユーロというやさしいお値段です。

フロア全体にはこのようなテーブル席。

奥に一部ソファー席があります。

その窓辺には本が並びます。素敵な一角。

日記を書いているうちに人が増えてきました。
そろそろ駅へ戻る時間です。

駅から来た道を引き返します。
依然、飛行機雲がいっぱい！

こんなお天気の日にここを訪ねることができて幸せでした。

ここはひょっとして学生寮かなー？

セミナープラッツまで来ました。

広場で語らう学生たち。

赤のラインがポイントの建物。

そうするうちにデッサウ中央駅に到着です。

駅構内のパン屋さんでランチ用にパンをいくつか。

ロッカーからトランクを出して列車時刻を確認します。

ホームへ出ました。

１２：５１発のＩＣＥでベルリンへ移動です。

やって来ました。

１等車輌は空いていましたのでまた４人席を占領。

行き先のベルリンの天気をリサーチ。
今日のところはどうにかもってくれそうですね。

外は長閑な景色。

デッサウからベルリンへはこのようなルート。

のんびりランチしながら（めずらしく食べたものを撮影していませんでした）
車窓の景色を楽しみます。

うっすらと風力発電の風車が。
ベルリンまで８０分ほどのＩＣＥの旅でした。

この旅行記へのコメント （2）

• とんちゃん健康一番さん 2017/08/16 20:09:40

  お邪魔しますぅ☆

  ハッピーねこさんへ
  
  こんばんは♪
  そしてお邪魔しますぅ☆
  
  バウハウス♪良いですねぇ☆
  
  ここのところ、博物館、美術館などに足を運んでいないので、
  ハッピーねこさんの旅行記を拝見させていただき、
  行きたくなりました!(^^)!
  
  ＞水道蛇口はダイソンのものでした。
  目の付け所が違いますねぇ☆
  さすが！ハッピーねこさん!(^^)!
  
  うん！
  うん！
  お手洗いのマーク☆すごくキュート(*^_^*)
  
  踊り場の椅子！
  お洒落で座り心地が良いなんて！！！
  素敵♪♪♪
  
  黄色い炭酸を呑まずにオレンジジュースだったのですねぇ。
  そういう時もありますね!(^^)!
  
  また、ゆっくりお邪魔させて頂きます☆
  

  ハッピーねこさん からの返信 2017/08/20 20:03:53

  ありがとうございました。

  とんちゃんさま、こんばんは。
  コメントをありがとうございました。
  返信が遅くなり失礼しました。
  
  > バウハウス♪良いですねぇ☆
  > ここのところ、博物館、美術館などに足を運んでいないので、
  > ハッピーねこさんの旅行記を拝見させていただき、
  > 行きたくなりました!(^^)!
  私も博物館などの鑑賞より街歩きが好きなのであまり入館しないのですが
  ここへは入ってみたくて。
  
  > ＞水道蛇口はダイソンのものでした。
  > 目の付け所が違いますねぇ☆
  > さすが！ハッピーねこさん!(^^)!
  ありがとございます。
  ディテイルがすっごくかわいかったです。
  
  > 黄色い炭酸を呑まずにオレンジジュースだったのですねぇ。
  > そういう時もありますね!(^^)!
  そうなんですよ、何故かこの時はノンアル気分で。
  たまにこんなことも＾＾
  
  ベルリンに入ってからのが全く書けておらず、ダメ人間です。
  ぼちぼちやりますのでまた覗いてくださーい。