2017/04/30 - 2017/05/05
56位(同エリア438件中)
くわさん
https://4travel.jp/travelogue/11245665
からの続き
2017年5月1日、午後。
長い長い航海ののち、ようやくついた与論島。
天気は快晴。
宿に入った後、どこへも行かないのはもったいないくらいの天気なので、自転車で百合が浜へ行って見ました。
それはもう・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
さて、与論港に迎えに来てもらっていたご主人の運転で、15分程度で民宿・海水館に到着です。
部屋から百合が浜が一望 by くわさん海水館 <与論島> 宿・ホテル
-
与論に着いて、道沿いには当たり前のようにハイビスカスが咲いています。
沖縄にいるとき、ハイビスカスを実家に送ろうとしたのですが、沖縄ではハイビスカスは雑草で、花屋には売っていませんでした。
そんな雑草でも久しぶりに見ると、やはり珍しい花です。
海水館の入り口には階段があり、ちょっと"ゆう"には入りにくそうでした。 -
玄関で、ごめんくださ~い。
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カウンターでおかみさんが出迎えてくれました。
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ここの娘さんが帰省されているようで、おかみさん以外に若い女性の声も聞こえていました。
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ゴールデンウィークなのに、この日のお客さんは私たちだけ。
明日も私たちだけ。
空いているのはいいのですが、あまりガラガラだとちょっと心配になってきます。 -
部屋は二階。
おお、廊下の向こうに青い海が広がっています。 -
部屋は角部屋。
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窓の外には・・・おお、これは素晴らしい。
エメラルドグリーンの海が広がっているではありませんか。 -
窓から顔を出すと、どうやらこれが百合が浜のようです。
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望遠レンズで覗いてみましょう。
あ、干潮にならないと出てこない百合が浜が出現しているようで、既に上陸している人が見えます。
いつ百合が浜が出現するのか、全くチェックしていなかったのですが、宿の人によるとこれから出てくるとのこと。 -
これはさっそく行かねば。
他のサイトの宿の情報で、ここにはレンタサイクルがあるとのことで借りようとすると、レンタサイクルは業者さんに電話して持ってきてもらわないといけないそうです。
歩いていくのもちょっと遠いのでお願いしました。
10分程度でレンタサイクルが到着。
レンタサイクルは24時間単位で、一日借りれば明日の15時まで、2日借りれば明後日の15時まで借りることができます。
お値段は24時間1,300円。結構いいお値段がしますが、二日借りることにしました。
(しかしこれは大きな失敗。二日目は悪天候で、ほとんど自転車に乗れませんでした)
さて、無事に自転車が来たので出発です。 -
身障者のゆう。自転車は健常者と同じレベルで自転車に乗れます。
リハビリ病院で、自転車に乗るリハビリを受けたおかげです。 -
ちょっとした坂を登りきると、おお、すごい。
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ゆいの丘というところらしいです。
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ちょっとした展望台になっています。
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大金久海岸。その沖には百合が浜。
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いや~、素晴らしい。
沖縄にもこんなところはないんではないでしょうか。 -
ここで記念撮影。
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先ほどと比べ、百合が浜がだいぶ出てきました。
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こちらは大金久海岸。百合が浜行のボートが泊まっています。
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こちらには赤崎の灯台。
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さて、ゆいの丘から20~30メートル離れたところに、シーマンズビーチと書かれた建物がありました。
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案内板には、百合が浜ツアーとかグラスボートと書かれています。
ここからも百合が浜に行けるようです。
聞いてみると、一人2,000円でグラスボートで百合が浜まで行けるとのこと。
ちょっと高いなと思いましたが、お願いしました。
(結果的に他の会社でも2,000円でした) -
百合が浜にはトイレはないとのこと。
この左でトイレを済ませておきます。 -
ここは食堂もやっているようでした。
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このボートで行くようです。
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ボート乗り場まで砂浜と、ちょっとした岩場を歩きます。
岩場には海藻がついていましたが、全く滑りません。 -
これがそのボート。
乗り場と言っても、岩場に直付けです。
もう他のお客さんが乗っています。 -
ボートは決められた時刻で運航するのではなく、お客さんが来たら出発するようでした。
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遠くには百合が浜。
民宿から見たときは2、3人しか上陸していませんでしたが、かなりの人がいます。 -
船頭さんが「カメがいる」と指さしたその先に、カメさんが悠々と泳いでいました。
他にも2、3匹いて、船頭さんによると、こんなに見られるのは珍しい、今日はカメの当たり日だと言っていました。 -
それにしても素晴らしい色合いです。
こちらは赤崎方面。岬の先端に灯台が見えます。 -
この黒い部分はモズクの養殖いかだとのこと。ヨロンはモズクが名物で、翌日はモズクそばを食べることになります。
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百合が浜にだいぶ近づいてきました。
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百合が浜上陸前に、魚が見られるポイントへ行きます、が、イマイチでした。
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ボートにはこんな記念プレートが置いてあります。
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いゃあ、ホント、素晴らしい色合いです。
なんかもう、エメラルドをちりばめたようです。 -
さてさて、いよいよ百合が浜に上陸です。
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ここにも船着き場があるわけでなく、ボートは砂浜に乗り上げる形になります。
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到着です。これ以上先は浅くてボートは進めません。
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ここまで靴を履いていたので、ボートで靴を脱ぎ、ボートに置かせてもらうことにしました。
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ゆうは足が悪いので、一番最後に下りることに。
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このようなはしごを使っております。
はだしだとちょっと痛いので、ビーチサンダルがある方がいいでしょう。 -
祝! 百合が浜上陸。
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お約束のアホな写真などを撮りましょう。
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ぴちぴちギャルもたくさん来ています。
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ちょいと海の中に入ってみました。
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波間から他のお客さん。
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水着でなかったのでこれ以上深いところへは行けませんでした。
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シュノーケルだったら、クマノミちゃんがいるところまで行けたかもわかりません。
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ボートは大金久海岸からもたくさんやってきます。
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上陸した瀬の先にも瀬があるので行って見ましょう。
深さはこの程度なんですが、かなり歩きにくい。 -
これがその瀬なんですが、なかなか近づきません。
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ときどき休みながら。
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一番深いところはひざ下くらいまでありました。
ようやく浅くなり心に余裕が。 -
砂浜ではみなさんしゃがみ込んでいるので何かいなと思っていると、星砂を探していたんですね。
そう簡単には見つかりません。 -
この透明度、どうですか?
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さて、また元の浜に戻ってきました。
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元沖縄県人ですが、日本にもこんなところがあったのですね。
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水着を着ていれば良かったのですが、景色も堪能したのでそろそろ帰りましょう。
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時刻は16:15なのに、まだたくさんの人がやってきます。
実はこの中に、フェリーで隣の列におられた、新婚さんがいました。あの夕陽を見ていた。 -
船まで結構深い。
杖を突きながら歩きますが、意外と杖は深くまで刺さらず、けっこう安定していました。 -
戻りも決まった時刻があるわけではなく、お客さんの具合で出発します。
このシーマンズビーチ以外に、大金久へ戻る船もあるので、間違えて乗らないように。 -
帰りはまっすぐシーマンズビーチに直行です。
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本島側に着きましたが、潮が出発時と比べて潮がかなり引いています。
ちょっと降りるのに苦労します。
この後二人がかりで介助して、ようやく下船できました。 -
無事本島側に戻ってきました。
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このシャワーで砂を洗い流しましょう。
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私たちはここまで自転車で来ましたが、このシーマンズビーチは、バスを島内の旅館やホテルに走らせ、お客さんをピックアップして、送迎のサービスもしているようです。
海水館からなら、徒歩でも10分程度で来られます。 -
このシーマンズビーチ付近はヨロンマラソンに29.9Km地点。
これからきつくなるポイントですね。
ちなみにヨロンマラソンとは毎年3月に行われ、コースは一周約20Kmの島を二週、時計回りと反時計回りで走るようです。
出てみたいですが、ちょっと遠いですね。 -
時刻はもう16:50。今が一番潮が引いているのでしょうか。
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百合が浜にはきれいな百合が咲いていました。
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さて、陽が沈むまでまだ時間があるので大金久海岸へ行って見ましょう。
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なにか変わった建物? と思ってよく見ると、トイレでした。
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ここは修学旅行でやってきた、高校の名前が書かれていました。
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他のサイトの海水館の案内にはレンタサイクル有になっていますが、この自転車は与論島内のレンタカー会社から運んできたものです。
宿の人にレンタサイクルをお願いすると電話をかけてくれ、10分ほどで到着します。茶花にあるレンタカー会社から運んできます。 -
しばらくして大金久海岸の入り口に到着。
思ったより遠いです。大金久海岸海水浴場 ビーチ
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パナウル王国の門をくぐります。
与論島の観光スポットには必ずこのような門が建っています。 -
百合が浜へはこちらからの方がボートの数も多いようですが、遠浅のため途中でボートを乗り換えないといけないそうです。
料金も同じなので、シーマンズビーチの方がダイレクトに行けるのでいいかもわかりません。
ここから乗ってもシーマンズビーチからでも料金は2,000円です。 -
門をくぐるとお土産屋さんがずらりと並びます。
ここの口コミをみていると、このお土産屋さんの呼び込みが激しくて二度と来たくないというのがありましたが、そんなにひどいとは思いませんでした。たまたまなのか。 -
土産物店を通過すると、じゃーん、百合が浜。
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時刻はもう17:15ですが、まだ人がいます。
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こちらが百合が浜行のボート。
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こちらはシーマンズビーチ。
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途中で浅くなるので、小さなボートに乗り換えこちらに戻るようで、乗り換えの時、結構濡れたと他のお客さんがつぶやいていました。
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キノコ風の東屋。
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さて、戻りましょう。
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振り返ってもう一度。
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グラスボートはここで申し込むようです。
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宿に帰る前に買い物をしないといけません。
港からの送迎中、ご主人から、飲み物はスーパーで買って、宿の食堂の冷蔵庫に入れておいてくださいとのことでした。
宿ではビールなどの飲み物は出していないようです。
これはある意味ラッキーで、一般的に旅館などの飲み物は高いので、呑み助にとってはつらいのですが、原価で飲めるとはリーズナブルです。 -
で、スーパーに行こうとするのですが、ダラダラ坂に悩まされます。
ある程度登って休憩。
大金久海岸を振り返ります。 -
またまた坂を登ります。
翌日わかったことですが、一見平べったい与論島ですが、小さなアップダウンが多く、平地はほとんどない島で、はっきり言って、自転車ではきつい島でした。 -
またまた休憩。
与論島は肉牛の育成が盛んで、あちこちに牧場があります。 -
こちらはヤギさん。
以前住んでいた沖縄では食用にされていました。
とあるお家で飼われていたヤギさん。真っ白だったので子供たちは「ユキちゃん」と呼び、アイドルのようにかわいがっていたのですが、ある日突然ユキちゃんは姿を消してしまいました。
そのユキちゃんは、今度は子供たちのお父さんのアイドルとなってしまい、夜の宴会でヒージャー鍋に姿を変えてしまったそうです。 -
道沿いにはハイビスカス。
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だいぶ陽が傾いてきました。
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ヨロンの原風景。
ほとんどこんな風景でした。 -
ようやく周回道路に出てきました。
この道路には循環バスが走っています。
沖縄ではなく鹿児島県なのですよね、ここは。 -
ここが民宿・海水館最寄りのスーパー。
ここでビール、チューハイを買います。 -
スーパーのレジで、こんな与論独自の通貨が使えるそうです。
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スーパーの前はペンションや廃業したホテルがあります。
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こちらが当初予約しようとした明星荘。
カーテンがかかって営業してなさそうですが、裏の入り口にはお客さんが来られていました。 -
海水館へはこの道を行きます。
ここまでは上り坂だったので、この先はほとんど下りで快適でした。 -
途中にあった与論民俗村。明日行くことになります。
与論民俗村 名所・史跡
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この瓦屋根とかやぶき屋根の建物がそうでした。
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ブーゲンビリアが夕陽に照らし出されています。
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海水館に到着。
時刻は18時を回りました。
もう百合が浜には人はいないようです。 -
食事は19時からなので風呂に入ります。
そのあと下着を洗濯し、二階のベランダで干していると・・・素晴らしい夕焼けが見られました。 -
さてさて夕食です。
部屋から百合が浜が一望 by くわさん海水館 <与論島> 宿・ホテル
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一泊5,000円なので、そんなにごちそうは出てきません。
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これでもかこれでもかと次々に出されるホテルが多い中、私たちにはちょうど良い量でした。
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それに何と言ってもお酒がスーパー価格で飲めるのがありがたい。
しかもここはオリオンビールが安く買うことができます。 -
うまいうまいと食べていると、ご主人が与論献奉(よろんけんぽう)を披露してくれました。
これは、焼酎を器になみなみと注ぎ、口上を述べて次の人に回すというもので、沖縄の宮古島の「おとーり」と全く同じものです。 -
残念ながらご主人はこの日用があるとのことで一回で退席、残った焼酎はご自由にどうぞ、ということで"ゆう"と二人で与論献奉を回したのでした。
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さて日もとっぷりと暮れてしまい、夜です。
せっかく光害のない島に来ているので星を見に行かない手はありません。
ただ、与論献奉でかなり飲んでいるので遠出はできません。
なので近くの赤崎海岸まで歩いて行って見ました。
すると、南天の星が、おお素晴らしい。
写真中央やや左に見えるのはオメガ星団でしょうか。南十字星が見える by くわさん赤崎海岸海水浴場 ビーチ
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そして何と言っても見たかったのはこの星、南十字星。時刻は22時。
会いたかったよ君に、2013年にニュージーランドで会って以来だね。
http://4travel.jp/travelogue/10843169
ただ、流石にこの緯度では一番下のアクルクスは水平線の下でした。
与論島には標高が100mほどのところにサザンクロスセンターというのがあります。そこからならぎりぎり全景が見えるのかもわかりませんが、肝心の夜は閉館してしまってます。
サザンクロスセンターと名乗るからには夜も開館してほしいものです。
続く
https://4travel.jp/travelogue/11248596
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この旅行記へのコメント (2)
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- momonga_bonさん 2025/05/16 11:17:29
- 南十字星の一番下
- くわさん、こんにちわー
与論島からの南十字星、素敵ですね
いつもスマホで撮影してるので一眼レフで綺麗に撮った写真がうらやましい(;^ω^)
南十字星の一番下の星は与論島からだと物理的に見れないんですね
水平線に雲が多いGWにこれだけ見れれば十分ですね
与論島にも行ってみたいんだけど、アクセスが意外に面倒なんで悩み中です
那覇から飛行機で行けば楽チンなんだろうけど行くなら船で行ってみたいです
----- momonga_ bon -----
- くわさん からの返信 2025/05/16 17:31:44
- Re: 南十字星の一番下
- momonga_ bonさん、コメントありがとうございます。
黒島の南十字星、スマホで撮影されたのですか? それはそれですごいですね。恐るべしスマホ、私も今度チャレンジしてみます。
与論での星の撮影は一眼レフで30秒くらい露出しています。ソフトフィルターをかけて星が見た感じになるようにしています。
与論は皆さん那覇まで飛行機で行き、那覇からフェリーで与論に渡られる方が多いようでした。私のように鹿児島から行くのは少数派のようです。
くわ
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旅行記グループ 与論島旅行2017
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