2017/04/30 - 2017/05/05
85位(同エリア438件中)
くわさん
https://4travel.jp/travelogue/11245948
からの続き
2017年5月2日(火)、与論2日目。
この日は自転車で与論島を一周してみました。
一見、平べったい与論島ですが、この島の道という道には必ず勾配がついていて、自転車で走るのは非常に疲れる道でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝3時、せっかく光害のない与論島に来ているのですから、夏の天の川が上がってくる頃に早起き。
再び赤崎海岸へ行ってみました。
しかし、残念ながら雲がかかっています。雲の隙間からほんの少しさそり座が顔をのぞかせてくれました。赤崎海岸海水浴場 ビーチ
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一旦民宿に戻り、二度目のお目覚め。
曇りなのか晴れなのか、微妙な天気です。海水館 <与論島> 宿・ホテル
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07:40、
百合ヶ浜はまだ出現していないようです。 -
こちらは部屋の窓から見た赤崎海岸。
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ここの朝食は8時から。
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朝日が差し込む食堂で食べる朝食はオーソドックスなもの。
こういうところで食べると、ご飯をついつい食べ過ぎてしまいます。 -
レンタサイクルに欠かせない、このヨロンガイドマップ。
宿にもありましたが、ヨロンのあちこちにあり入手に困りません。
この地図に書かれている番号と、実際に現地に立っているこの番号のポストが一致し、非常にわかりやすいシステムになっています。 -
08:50、準備を整えレンタサイクルで出発です。
昨日の旅行記でも書きましたが、ここのレンタサイクルは民宿の物ではなく、レンタカー屋さんから運んできてもらった自転車です。
宿の人にお願いすると電話してくれ、10分程度で運んでくれます。
24時間単位で、15時に借りだしたら翌日の15時まで1,300円です。 -
海水館のお向かいはペンション風の建物。
人がいる気配がありましたが、翌日乗ったタクシーの運転手さんによるともう廃業しているとのこと。 -
真っ赤なハイビスカスを見ながら自転車を、漕ぐ漕ぐ。
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やってきたのは海水館からすぐ近くの与論民俗村。
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しかし、ここまでの道のり、海水館前の坂を下ったかと思うとここまでだらだらの上りで、なかなかハードでした。
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民俗村までは細い歩道を歩いていきます。
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その歩道沿いには色とりどりの花。
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こんな道を進むと・・・
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与論民俗村。
この左で入園料を支払います。
ここは個人で経営されているようです。与論民俗村 名所・史跡
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ここでは与論の建物や生活のことを知ることができます。
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与論はかつて琉球の影響を受け、屋根は赤瓦が敷いてあったのですが、沖縄がアメリカに統治されてから赤瓦が手に入らなくなり、戦後このような茅葺の屋根に変わったそうです。
そんなところにも戦争の影響があったのか、と妙に感心してしまいました。 -
部屋は沖縄のそれと全く同じです。
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これなんだと思いますか?
枕です。 -
茅葺の萱。サトウキビの葉だそうです。
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奥へずずずいっと進みましょう。
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つぼがたくさん並んでます。
せ:ところでキーコ、壺を安う買う方法知ってるか?
き:え、壺を安く買う方法?
せ:まず、その手前のちっちゃいつぼ、これを買うんや・・・
話が長くなりそうなので、また別の機会に。 -
こちらは戦前の建物。
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沖縄と同じく、シーサーが家を守っています。
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沖縄が返還されるまで、すぐ目の前に沖縄があるのに、こんなシーサーなんかも手に入らなかったのでしょうね。
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建物の趣は、沖縄と全く同じです。
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庭にはパパイアが実っていました。
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こちらの石垣には、貝の化石が入った石がありました。
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この建物は・・・
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作業小屋で、機織り機があります。
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真っ赤なハイビスカス。
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これはサトウキビの絞り機。
長い柄を牛に引かせて・・・ -
この穴にサトウキビを入れ、つぶし、砂糖の汁を絞り出すそうです。
かつては与論でも砂糖産業は盛んだったそうですが、いまではさっぱりだそうです。
与論の砂糖の品質はいいのですが、輸送費、需要などなど、経済的に成り立たせるのは難しいと。 -
このようにいろいろと説明を聞きながら、、、
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戻ってきました。
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一回りした後、ここで黒糖のおつまみとお茶をいただきます。
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ここはお土産屋さんになっています。
結局、土産らしい土産は買わなかったので、ここで買っておけばよかったと反省です。 -
与論民俗村の駐車場には立派なガジュマルがあります。
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幹の具合もなかなか力強い。
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根もよく広がっていました。
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さて、お次にやってきたのは、与論民俗村からすぐの赤崎鍾乳洞。
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駐車場に自転車を停め中へ。
赤崎鍾乳洞 自然・景勝地
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ここも個人の方が経営されているようです。
懐中電灯を貸し出してくれますが、鍾乳洞内部は照明があり、必要性は感じませんでした。 -
こういう時、必ず「川口浩探検隊」の歌が頭の中をグルグルと回ってしまいます。
カメラさんや照明さんの後に付いて入りましょう。 -
入ると道が三手に分かれていますが、結局どちらに行っても同じところに戻ってきます。
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サンゴ礁でできた島だけあって立派な鍾乳洞でした。
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この岩、どのようにしてできたのでしょうね。
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奥の方へ行くと広いドーム状のところに出てきます。
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そんな中を探検隊は進む。
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ゆけーゆけー、川口浩♪
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鳥居や、
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幸福の門。もちろんくぐりました。
宝くじに当たりますよーにとつぶやきながら。 -
更に奥へ進むと・・・
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出口?
いえいえここからは出られません。まさしく探検隊でないと出られないような、ジャングルのような森で人が歩けるような状態ではありません。
ここで行き止まりです。 -
さて戻りましょう。
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またまた広いドームを通って・・
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来た道を戻ります。
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無事、出入口に戻ってきました。
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駐車場に戻ると、後で行くことになるブリシアリゾートのバスが停まっています。
ホテルのお客さん用のツアーがあるのでしょうね。 -
さて、再び自転車をこいで行きましょう。
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とにかく道沿いにはハイビスカスがたくさん咲いています。
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ここから先はアップダウンの繰り返し。
与論の道はもとにかく水平な道がない、自転車泣かせの道です。 -
しかし、時々見せる海の蒼さに力づけられます。
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おや、遠くにこれから行こうとしていたサザンクロスセンターが見えてきました。
ヒェ~、あんな高いところにあるのか! -
牛小屋もたくさん。
民宿のご主人の話では、養牛は与論の主要産業とのことです。 -
この風車、かなり前から見えていましたが、なかなか近づいてくれません。
ようやく通り越しました。 -
これから上り坂が控えているはずなのに、なぜか道は下り坂。10:15、降りきったところにある前浜海岸に到着。
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サンゴが隆起した奇岩がたくさんあります。
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そして遥かかなたには、おお、沖縄の島影。
かつて沖縄に住んでいたころ、辺戸岬からこの与論島を眺めていたものです。 -
さて、出発しましょう。
がいきなりかなりの上り坂が待ち受けています。 -
サトウキビ畑を見ながら自転車を押します。
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まだまだ上りは続く。
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ハイビスカスに励まされ・・・
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だいぶ登ってきたか?
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しかし、サザンクロスセンターはまだまだ先。
あそこまで登るのか? といやになりかけます。 -
海がかなり下に見えてきました。
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ハイビスカスと、遥か彼方に沖縄の島影。
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なんとなく近づいてきた雰囲気です。
ここを右に曲がり、しばらく行くと・・・ -
サザンクロスセンターがやっと射程圏内に入ってきました。
遠かったぁ~。 -
その前に、与論城址という案内板があったので行ってみると・・・
おおこれはいい眺め。与論城跡 名所・史跡
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苦労した甲斐がありました。
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パッチワークのような畑です。
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さて、与論城址からサザンクロスセンターへ
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駐車場に自転車を停め中へ。
ここは身障者割引がありました。サザンクロスセンターからはサザンクロス(南十字星)は見えない by くわさんサザンクロスセンター 美術館・博物館
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先ずは展望フロアへ。
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まず目につくのがすぐ下にある琴平神社。
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そしてこちらは与論島の南海岸。
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与論港や空港方面。右端が与論の繁華街、茶花。
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なぜかここに飛行機の模型が展示してあります。
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その隣には国産旅客機YS11のプロペラが展示されています。
意外と大きいのですね。かつて与論にも来ていたらしい。 -
一方こちらは東南方向。
さっき苦しめられた坂はこのあたりでしょうか。 -
こちらは東方向。赤崎海岸や海水館はこちらの方向。
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与論小。
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下の階に降り、展示物を見ていきましょう。
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展示内容はよくある地方の博物館と同じような感じでした。
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かつての漁船。
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ヨロンマラソンコーナー。
今回、このマラソンとほとんど同じコースを自転車で走りましたが、アップダウンが多くちょっときつそうです。 -
島の特産物コーナー。
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サザンクロスセンターを出て、琴平神社へ。
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土俵がありますね。
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この階段を登ると・・・
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琴平神社です。
琴平神社 寺・神社・教会
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こちらは同じ敷地にある地主(とこぬし)神社。
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帰りの船が安全に帰れるよう、お参りしておきました。
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この小さな穴の先が与論城址なのか?
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与論島の最高地点はここよりもう少し北にあるそうですが、この日の最高地点はここ。
この後は下るだけと期待して記念撮影。
(実際にはアップダウンは続きましたが・・・)
続く
https://4travel.jp/travelogue/11249692
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