近江商人ゆかりの地 五個荘を訪ねて

2017/05/03 - 2017/05/03

近くに住んでいながら、これまで訪問機会のなかった五個荘を訪ねて、近江商人ゆかりの屋敷を巡りました。

エリア 湖東三山・多賀・東近江(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5

スタート地点は、五個荘金堂地区の観光センター。

五個荘観光センター 名所・史跡

掘割に、錦鯉が優雅に泳ぐ。重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

弘誓寺（ぐぜいじ）の表門。

弘誓寺 寺・神社・教会

那須与一の孫愚咄坊が開基したと伝わる寺で、表門の瓦に、扇の紋。

滋賀県下で2番目に大きい本堂は国の重要文化財。なお、1位は延暦寺。

近江商人屋敷は、3つ公開されていて、1番目は、外村繁邸（外村繁文学館）。外村 繁（とのむら しげる、1902年（明治35年）- 1961年（昭和36年））は、滋賀県立膳所中学校卒業。第三高等学校文科甲類卒業。東京帝国大学経済学部卒業。「草筏」「筏」「花筏」などの近江商人を題材にした小説を残した。

外村繁邸 名所・史跡

外村繁邸の内部。

外村繁邸にて、司馬遼太郎の文。

外村繁邸の庭。

外村繁邸にて、花筏という草。

2番目は、外村宇兵衛邸（てんびんの里伝統家屋博物館）。

五個荘近江商人屋外村宇兵衛邸 名所・史跡

外村宇兵衛邸のパネル。呉服類の販売を中心に商圏を広げ、明治時代には全国の長者番付にも名を連ねた。

外村宇兵衛邸の蔵。

外村宇兵衛邸の蔵。立派な梁。

外村宇兵衛邸の蔵にて、御幸織物のパネル。4代目が御幸毛織を興した。

3番目は、中江準五郎邸（旧あきんど大正館、中江正次邸）。

五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸 名所・史跡

三中井一族は、戦前に朝鮮半島・中国大陸を中心に20数店の百貨店を経営した。

中江準五郎邸の庭。

中江準五郎邸の庭。

中江準五郎邸内に、五個荘が生んだ郷土玩具・小幡人形。

金堂まちなみ保存交流館 - 旧中江富十郎邸。

金堂まちなみ保存交流館 名所・史跡

繖山 （きぬがさやま）。近江八幡市の旧安土町と東近江市の旧五個荘町・旧能登川町の境にある標高433ｍの低山だが、中世城郭としては国内最大の山城である史跡観音寺城跡や、西国三十二番札所観音正寺がある。

繖山 自然・景勝地

参考地図。