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「小湊(こみなと)鉄道」は、市原市の五井駅から大多喜町の上総中野(かずさなかの)駅までを結ぶ人気の私鉄ローカル線で、上総中野駅から先は「いすみ鉄道」という別のローカル線に乗り継ぎ、JR外房線の大原駅まで抜けられます。「里見駅」で里山トロッコ列車に遭遇、「飯給(いたぶ)駅」で世界一大きなトイレを拝見しました。<br /><br />「水月寺(すいげつじ)」のツツジは、イワツツジ(ミツバツツジ)で、県の天然記念物に指定されています。60年~100年位前に住職が種から育てたもので、約500本が植えられています。首都圏をはじめ近隣からもツツジ見学や参拝に多くの人々が訪れ賑わいます。開花時期により早生・中手・晩生とあり花の形、大きさ、色などが異なります。<br /><br />「養老川滝めぐり遊歩道」は、「粟又(あわまた)の滝」から小沢又(こざわまた)の「水月寺」下流まで養老川沿いに設けられている2kmの遊歩道です。 点在する大小の滝、垂直に迫る断崖、川面を覆うもみじといった景観の中、清流のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しめます。今回は逆回りでの散策です。<br /><br />立國寺は、源頼朝が再起をかけ祈願した「出世観音」として知られ、「開運招福の観音様」、「祈祷の名刹」として古くから多くの人々に親しまれています。弘文洞跡は、140年前に農地開拓の川廻しのために作られたトンネルで、昭和54年(1979)に頭頂部が崩壊しています。それでも両側の岩壁は大変美しく、養老渓谷を代表する景勝地のひとつです。<br />

養老渓谷散策・・養老川滝めぐり遊歩道と出世観音・弘文洞跡を訪ねます。

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2017/04/30 - 2017/04/30

144位(同エリア239件中)

旅行記グループ 安房・上総散策

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YAMAJI

YAMAJIさん

「小湊(こみなと)鉄道」は、市原市の五井駅から大多喜町の上総中野(かずさなかの)駅までを結ぶ人気の私鉄ローカル線で、上総中野駅から先は「いすみ鉄道」という別のローカル線に乗り継ぎ、JR外房線の大原駅まで抜けられます。「里見駅」で里山トロッコ列車に遭遇、「飯給(いたぶ)駅」で世界一大きなトイレを拝見しました。

「水月寺(すいげつじ)」のツツジは、イワツツジ(ミツバツツジ)で、県の天然記念物に指定されています。60年~100年位前に住職が種から育てたもので、約500本が植えられています。首都圏をはじめ近隣からもツツジ見学や参拝に多くの人々が訪れ賑わいます。開花時期により早生・中手・晩生とあり花の形、大きさ、色などが異なります。

「養老川滝めぐり遊歩道」は、「粟又(あわまた)の滝」から小沢又(こざわまた)の「水月寺」下流まで養老川沿いに設けられている2kmの遊歩道です。 点在する大小の滝、垂直に迫る断崖、川面を覆うもみじといった景観の中、清流のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しめます。今回は逆回りでの散策です。

立國寺は、源頼朝が再起をかけ祈願した「出世観音」として知られ、「開運招福の観音様」、「祈祷の名刹」として古くから多くの人々に親しまれています。弘文洞跡は、140年前に農地開拓の川廻しのために作られたトンネルで、昭和54年(1979)に頭頂部が崩壊しています。それでも両側の岩壁は大変美しく、養老渓谷を代表する景勝地のひとつです。

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  • 小湊(こみなと)鉄道沿線案内図です。<br />小湊鉄道の里見(さとみ)駅と飯給(いたぶ)駅に立ち寄ります。

    小湊(こみなと)鉄道沿線案内図です。
    小湊鉄道の里見(さとみ)駅と飯給(いたぶ)駅に立ち寄ります。

  • 小湊鉄道の「里見駅」です。

    小湊鉄道の「里見駅」です。

  • 里山トロッコ列車が停車中です。<br />牽引機関車は、DB4形のクリーンディーゼル搭載の現代版の機関車です。

    里山トロッコ列車が停車中です。
    牽引機関車は、DB4形のクリーンディーゼル搭載の現代版の機関車です。

  • トロッコ客車は四両連結で、中間の2号車と3号車は、解放感抜群の展望車です。

    トロッコ客車は四両連結で、中間の2号車と3号車は、解放感抜群の展望車です。

  • 小湊鉄道の「飯給駅」です。

    小湊鉄道の「飯給駅」です。

  • 飯給駅前には、世界一大きなトイレがあります。

    飯給駅前には、世界一大きなトイレがあります。

  • この世界一大きなトイレは女性専用です。

    この世界一大きなトイレは女性専用です。

  • イワツツジ(ミツバツツジ)のお寺として有名な「水月寺」です。<br />「水月寺(すいげつじ)」を見学し、滝めぐり遊歩道を「粟又(あわまた)の滝」まで散策開始です。

    イワツツジ(ミツバツツジ)のお寺として有名な「水月寺」です。
    「水月寺(すいげつじ)」を見学し、滝めぐり遊歩道を「粟又(あわまた)の滝」まで散策開始です。

  • 水月寺の鐘楼と本堂です。<br />1384年創建の臨済宗のお寺で、本尊は如意輪観音菩薩です。

    水月寺の鐘楼と本堂です。
    1384年創建の臨済宗のお寺で、本尊は如意輪観音菩薩です。

  • 水月寺境内にはイワツツジ(ミツバツツジ)が、約500本植えられています。

    水月寺境内にはイワツツジ(ミツバツツジ)が、約500本植えられています。

  • クマガイソウやミヤマオダマキも咲いていました。

    クマガイソウやミヤマオダマキも咲いていました。

  • 見事なイワツツジの木です。

    見事なイワツツジの木です。

  • イワツツジの花にズームアップです。

    イワツツジの花にズームアップです。

  • お寺の横道を入るとイワツツジの庭園が広がっています。

    お寺の横道を入るとイワツツジの庭園が広がっています。

  • イワツツジです。

    イワツツジです。

  • 鹿威し(ししおどし)も。

    鹿威し(ししおどし)も。

  • キリシマツツジです。

    キリシマツツジです。

  • 水琴窟(すいきんくつ)です。

    水琴窟(すいきんくつ)です。

  • イワツツジやヤマツツジなどが売られている植木畑です。

    イワツツジやヤマツツジなどが売られている植木畑です。

  • 植木畑の中にクマガイソウが咲いていました。

    植木畑の中にクマガイソウが咲いていました。

  • 植木畑の奥に「八人塚」があります。<br />約300年前に勝浦藩の役人の不正に反抗し惨死した若者8人の供養塚です。

    植木畑の奥に「八人塚」があります。
    約300年前に勝浦藩の役人の不正に反抗し惨死した若者8人の供養塚です。

  • ヤマツツジです。

    ヤマツツジです。

  • 小沢又の滝上のお茶屋さんです。

    小沢又の滝上のお茶屋さんです。

  • 山菜や鮎の塩焼き、甘酒などを売っています。

    山菜や鮎の塩焼き、甘酒などを売っています。

  • お茶屋さんから滝まで、崖を切り開き造ったきつい階段を下ります。

    お茶屋さんから滝まで、崖を切り開き造ったきつい階段を下ります。

  • 途中にお地蔵さんが並びます。

    途中にお地蔵さんが並びます。

  • 「小沢又(こざわまた)の滝」です。<br />「幻の滝」とか「かっかの滝」、「生命の滝」などと呼ばれています。

    「小沢又(こざわまた)の滝」です。
    「幻の滝」とか「かっかの滝」、「生命の滝」などと呼ばれています。

  • 杉木立です。

    杉木立です。

  • 小路にはシャガの花が満開です。

    小路にはシャガの花が満開です。

  • 養老川沿いに整備された「滝めぐり遊歩道」を粟又の滝へ向かいます。

    養老川沿いに整備された「滝めぐり遊歩道」を粟又の滝へ向かいます。

  • 点在する大小の滝、垂直に迫る断崖、川面を覆うもみじといった景観の中、清流のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しみます。

    点在する大小の滝、垂直に迫る断崖、川面を覆うもみじといった景観の中、清流のせせらぎや小鳥のさえずりを聞きながら散策を楽しみます。

  • むき出しの地層からは、清水が湧き出ています。

    むき出しの地層からは、清水が湧き出ています。

  • 「子宝もみじ」の下を通ります。<br />この遊歩道沿いにはもみじが多く、秋になると紅葉の名所となります。

    「子宝もみじ」の下を通ります。
    この遊歩道沿いにはもみじが多く、秋になると紅葉の名所となります。

  • タニギキョウです。

    タニギキョウです。

  • 大きなウグイも見えます。

    大きなウグイも見えます。

  • 沢蟹も。

    沢蟹も。

  • 「万代(ばんだい)の滝」です。<br />左側の滝は滝つぼに落ち、右側の滝は岩を滑り落ちています。

    「万代(ばんだい)の滝」です。
    左側の滝は滝つぼに落ち、右側の滝は岩を滑り落ちています。

  • 川遊びする親子も。

    川遊びする親子も。

  • シャガです。

    シャガです。

  • キセキレイです。

    キセキレイです。

  • 「粟又(あわまた)の滝」に到着です。<br />別名は「養老の滝」で、落差30m、全長100mの房総一の名瀑です。

    「粟又(あわまた)の滝」に到着です。
    別名は「養老の滝」で、落差30m、全長100mの房総一の名瀑です。

  • 今日の粟又の滝は、水量不足で迫力に欠けました。

    今日の粟又の滝は、水量不足で迫力に欠けました。

  • 秘湯の宿「滝見苑」です。<br />日帰り温泉やお食事でも人気です。

    秘湯の宿「滝見苑」です。
    日帰り温泉やお食事でも人気です。

  • 粟又の滝展望台からの眺望です。

    粟又の滝展望台からの眺望です。

  • 展望台から見た「粟又の滝」です。

    展望台から見た「粟又の滝」です。

  • 2連の太鼓橋、朱塗りの「観音橋」です。<br />出世観音を見学し、中瀬遊歩道を弘文洞跡まで散策開始です。

    2連の太鼓橋、朱塗りの「観音橋」です。
    出世観音を見学し、中瀬遊歩道を弘文洞跡まで散策開始です。

  • 「観音橋」を渡り、出世観音を目指します。

    「観音橋」を渡り、出世観音を目指します。

  • 「出世観音」で有名な立国寺です。

    「出世観音」で有名な立国寺です。

  • 「再起の守護神」、「開運招福の観音」などなど、御利益いっぱいの「出世観音」です。

    「再起の守護神」、「開運招福の観音」などなど、御利益いっぱいの「出世観音」です。

  • 約800年前に源頼朝が再起をかけ祈願した「出世観音」です。

    約800年前に源頼朝が再起をかけ祈願した「出世観音」です。

  • 中瀬遊歩道を歩いて弘文洞跡を目指します。

    中瀬遊歩道を歩いて弘文洞跡を目指します。

  • 中瀬キャンプ場のバーベキュー場です。

    中瀬キャンプ場のバーベキュー場です。

  • 途中の東屋です。

    途中の東屋です。

  • 川を渡る敷石も風景に溶け込んでいます。

    川を渡る敷石も風景に溶け込んでいます。

  • ウツギです。

    ウツギです。

  • 弘文洞跡です。<br />川回しのトンネルが崩壊した跡です。

    弘文洞跡です。
    川回しのトンネルが崩壊した跡です。

  • ミツバです。<br />今回の養老渓谷の散策で、ワラビやゼンマイ、ウド、フキ、イタドリなどの山菜も見かけました。

    ミツバです。
    今回の養老渓谷の散策で、ワラビやゼンマイ、ウド、フキ、イタドリなどの山菜も見かけました。

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