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小石川後楽園は、江戸時代初期の寛永6年(1629)に、水戸徳川家の祖である頼房が、その中屋敷(後の上屋敷)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。<br /><br /> 光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から、「後楽園」と名づけられました。<br /><br /> 庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、円月橋や西湖堤など中国 の名所の景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。昭和27年3月、特別史跡及び特別名跡に指定されています。

東京文京区小石川のさくら・・江戸の二大庭園で特別史跡及び特別名勝の、小石川後楽園をめぐります。

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2017/03/29 - 2017/03/29

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YAMAJI

YAMAJIさん

小石川後楽園は、江戸時代初期の寛永6年(1629)に、水戸徳川家の祖である頼房が、その中屋敷(後の上屋敷)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。

光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から、「後楽園」と名づけられました。

庭園は池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっており、円月橋や西湖堤など中国 の名所の景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。昭和27年3月、特別史跡及び特別名跡に指定されています。

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  • 小石川後楽園の案内図です。

    小石川後楽園の案内図です。

  • 入場口(西門側)です。<br />右の建物が管理事務所(券売所)で、左の建物が涵徳亭です。

    入場口(西門側)です。
    右の建物が管理事務所(券売所)で、左の建物が涵徳亭です。

  • 涵徳亭(かんとくてい)の入口です。<br />小石川後楽園の集会所(有料予約施設)です。予約が入っていない部屋がある場合、お一人でもご利用頂ける「お休み処」を営業しています。営業は昼12:00で、お弁当、抹茶や甘味、軽食などが頂けます。

    涵徳亭(かんとくてい)の入口です。
    小石川後楽園の集会所(有料予約施設)です。予約が入っていない部屋がある場合、お一人でもご利用頂ける「お休み処」を営業しています。営業は昼12:00で、お弁当、抹茶や甘味、軽食などが頂けます。

  • 入口正面の枝垂桜;「馬場桜」は満開です。<br />小石川後楽園のシンボルとなる名木で、樹齢およそ70年といわれています。

    入口正面の枝垂桜;「馬場桜」は満開です。
    小石川後楽園のシンボルとなる名木で、樹齢およそ70年といわれています。

  • 満開の花が滝のように垂直に垂れ下がります。<br />

    満開の花が滝のように垂直に垂れ下がります。

  • 枝垂桜の花にズームアップです。

    枝垂桜の花にズームアップです。

  • メジロが夢中で蜜を吸っています。<br />

    メジロが夢中で蜜を吸っています。

  • 小廬山(しょうろざん)脇の枝垂桜も見頃です。

    小廬山(しょうろざん)脇の枝垂桜も見頃です。

  • 満開の花が丘の様に垂れ下がります。

    満開の花が丘の様に垂れ下がります。

  • ほぼ満開の枝垂桜の花です。

    ほぼ満開の枝垂桜の花です。

  • 裏から覗いてみると。

    裏から覗いてみると。

  • 枝垂桜の花にズームアップです。

    枝垂桜の花にズームアップです。

  • 渡月橋(とげつきょう)です。<br />大堰川にかかる土橋で、京都嵐山の「渡月橋」の名をとっています。

    渡月橋(とげつきょう)です。
    大堰川にかかる土橋で、京都嵐山の「渡月橋」の名をとっています。

  • 西湖の堤と涵徳亭です。<br />この石堤は中国の名勝「西湖」を模して造られています。

    西湖の堤と涵徳亭です。
    この石堤は中国の名勝「西湖」を模して造られています。

  • 大堰川(おおいがわ)です。<br />京都の嵐山の下を流れる大堤川にちなんだもので、三代将軍家光がしばしば来園し、大泉水の設計と共に種々の助言を与えたと言われています。

    大堰川(おおいがわ)です。
    京都の嵐山の下を流れる大堤川にちなんだもので、三代将軍家光がしばしば来園し、大泉水の設計と共に種々の助言を与えたと言われています。

  • 屏風岩です。

    屏風岩です。

  • 小石川後楽園の西側を一望です。

    小石川後楽園の西側を一望です。

  • 沢渡りです。

    沢渡りです。

  • 音羽の滝と通天橋です。<br />音羽の滝は元禄の地震で水流が破壊され岩組だけが残されています。その上に京都・東山東福寺の「通天橋」にならい、大堰川の渓流に朱塗りの虹橋がかかっています。

    音羽の滝と通天橋です。
    音羽の滝は元禄の地震で水流が破壊され岩組だけが残されています。その上に京都・東山東福寺の「通天橋」にならい、大堰川の渓流に朱塗りの虹橋がかかっています。

  • 得仁堂(とくじんどう)です。<br />光圀が建てた園内最古の建物で、光圀が感銘を受けた「伯夷叔斉」の木像を安置しています。

    得仁堂(とくじんどう)です。
    光圀が建てた園内最古の建物で、光圀が感銘を受けた「伯夷叔斉」の木像を安置しています。

  • 小廬山(しょうろざん)から小石川後楽園の中心部を一望です。

    小廬山(しょうろざん)から小石川後楽園の中心部を一望です。

  • 小廬山脇の枝垂桜を見下ろしています。

    小廬山脇の枝垂桜を見下ろしています。

  • 散策路です。

    散策路です。

  • 丸屋(まろや)です。<br />昔の田舎のわびた茶屋のたたずまいを現しています。

    丸屋(まろや)です。
    昔の田舎のわびた茶屋のたたずまいを現しています。

  • キブシの花が満開です。

    キブシの花が満開です。

  • 一つ松です。<br />琵琶湖の唐崎の「一つ松」にちなんでいます。

    一つ松です。
    琵琶湖の唐崎の「一つ松」にちなんでいます。

  • このソメイヨシノは咲き始めです。

    このソメイヨシノは咲き始めです。

  • 苔むした幹に咲く桜花です。

    苔むした幹に咲く桜花です。

  • 菖蒲田です。

    菖蒲田です。

  • 円月橋(えんげつきょう)です。<br />朱舜水(しゅしゅんすい)の設計と指導により、名工「駒橋嘉兵衛」が造った石橋で、橋が水面に写り形が満月になることからこの名が付けられました。

    円月橋(えんげつきょう)です。
    朱舜水(しゅしゅんすい)の設計と指導により、名工「駒橋嘉兵衛」が造った石橋で、橋が水面に写り形が満月になることからこの名が付けられました。

  • 散策路です。

    散策路です。

  • 白ツバキです。

    白ツバキです。

  • ピンクのツバキです。

    ピンクのツバキです。

  • シャガです。

    シャガです。

  • シャクナゲです。

    シャクナゲです。

  • タチツボスミレです。

    タチツボスミレです。

  • 八卦堂跡です。

    八卦堂跡です。

  • 梅林です。<br />水戸偕楽園里帰りの梅です。

    梅林です。
    水戸偕楽園里帰りの梅です。

  • ボケです。

    ボケです。

  • 神田上水跡です。

    神田上水跡です。

  • 不老水です。

    不老水です。

  • 九八屋(くはちや)です。<br />江戸時代の風流な酒亭の様子を現しています。

    九八屋(くはちや)です。
    江戸時代の風流な酒亭の様子を現しています。

  • 松原です。

    松原です。

  • 大泉水(だいせんすい)です。<br />小石川後楽園の中心となる景観で、蓬莱島や竹生島を配し、琵琶湖に見立てて造られました。

    大泉水(だいせんすい)です。
    小石川後楽園の中心となる景観で、蓬莱島や竹生島を配し、琵琶湖に見立てて造られました。

  • 蓬莱島(ほうらいじま)です。<br />島は亀の形をしており、先端におおきな鏡石を配し、弁財天を祀った祠があります。

    蓬莱島(ほうらいじま)です。
    島は亀の形をしており、先端におおきな鏡石を配し、弁財天を祀った祠があります。

  • 徳大寺石です。<br />蓬莱島の先端の鏡石で、庭師「徳大寺佐平衛」にちなんで名づけられています。

    徳大寺石です。
    蓬莱島の先端の鏡石で、庭師「徳大寺佐平衛」にちなんで名づけられています。

  • 枝垂桜遠望です。

    枝垂桜遠望です。

  • 唐門跡です。<br />唐門は内庭から後園に入る門で、唐様の極彩色の彫刻が施されていたました。

    唐門跡です。
    唐門は内庭から後園に入る門で、唐様の極彩色の彫刻が施されていたました。

  • 内庭の池です。<br />内庭は水戸藩邸の書院の庭であって、江戸時代には「うちの御庭」などと呼ばれていました。

    内庭の池です。
    内庭は水戸藩邸の書院の庭であって、江戸時代には「うちの御庭」などと呼ばれていました。

  • 内庭の中島と橋です。

    内庭の中島と橋です。

  • 枝振りが見事な黒松です。

    枝振りが見事な黒松です。

  • 内庭の2本のエドヒガンが見えます。

    内庭の2本のエドヒガンが見えます。

  • 内庭のエドヒガンは見頃です。

    内庭のエドヒガンは見頃です。

  • 枝振りです。<br />

    枝振りです。

  • 枝振りです。

    枝振りです。

  • エドヒガンの花にズームアップです。

    エドヒガンの花にズームアップです。

  • 東門です。<br />現在封鎖中です。

    東門です。
    現在封鎖中です。

  • ミシシッピーアカミミガメが甲羅干しです。

    ミシシッピーアカミミガメが甲羅干しです。

  • 木曽川と寝覚の滝(ねざめのたき)です。<br />木曽路の名所「寝覚め床」にちなんでいます。

    木曽川と寝覚の滝(ねざめのたき)です。
    木曽路の名所「寝覚め床」にちなんでいます。

  • 木曽山です。<br />もとは古木が空をおおって昼なを暗く、渓流に沿った様子が木曽路を忍ばせていました。

    木曽山です。
    もとは古木が空をおおって昼なを暗く、渓流に沿った様子が木曽路を忍ばせていました。

  • 白雲台です。<br />遠くは妙義山・榛名山、近くは赤城山・築土神社を望むことが出来たといいます。

    白雲台です。
    遠くは妙義山・榛名山、近くは赤城山・築土神社を望むことが出来たといいます。

  • 紅葉林です。

    紅葉林です。

  • イロハモミジです。

    イロハモミジです。

  • アイガモに餌やり。<br />鯉も寄って来ています。

    アイガモに餌やり。
    鯉も寄って来ています。

  • アオサギです。

    アオサギです。

  • 西行堂跡です。

    西行堂跡です。

  • ソメイヨシノです。

    ソメイヨシノです。

  • 咲き始めです。

    咲き始めです。

  • 飯田橋セントラルプラザで食事です。

    飯田橋セントラルプラザで食事です。

  • 1階WESTの「そば酒房 笹陣」です。

    1階WESTの「そば酒房 笹陣」です。

  • 今日のランチ「鮪づくし丼」;950円を頂きました。

    今日のランチ「鮪づくし丼」;950円を頂きました。

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