2017/03/02 - 2017/03/02
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夏子の探検さん
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塩鉱見学と言われても、どうもピンと来なかったのですが、昔はポーランドの一大産業だった塩の輸出。
想像するも、鍾乳洞みたいなの???と言う感じでしたが、違うようです。
廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古で、同時に世界最古の製塩企業でもある。深さは地下 327 m 、全長は 300 km 以上に及ぶ(廃坑になっているものも含めると世界最古の岩塩坑は同じくポーランド共和国マウォポルスカ県にあるボフニャ岩塩坑)と言う事は、今もこの地から、塩が採掘され、製塩化されてる訳です。
クラクフ近郊のもうひとつの世界遺産が、ヴィエリチカ岩塩坑。地下64~325メートルにわたって張り巡らされた採掘場の一部、およそ2.5キロのルートが公開されており、ガイドツアー形式で見学することができます。
床材から天井のシャンデリア、レリーフにいたるまで、すべてが塩で造られた「聖キンガ礼拝堂」をはじめ、興味深い空間の数々を周るツアーは予想以上の面白さ。自然の神秘と人間の創造性の両方を感じとってみてください。
アウシュビッツ博物館とヴィエリチカ岩塩坑は、いずれもクラクフからの日帰りが可能。クラクフとあわせて、3つの世界遺産を楽しんではいかがでしょうか。
今更ですが、ポーランド観光の一部に加えて下さっても、思いで残る旅と成ると思います。
恥ずかしながら、私はアウシュビッツには行来ませんと言うか、行ったら、マトモに帰って来れるか、心霊的に弱いと言うか、娘が修学旅行の沖縄で、ひめゆりの塔に入ろうとして、パタンと倒れてしまった位、我が家は霊感優れ、私の弟は見えて、私は見えないけど声が聞こえて・・・と言う家族なので、なんと早々に小学生時代に、「アンネの日記」を父の書斎から失敬して、読んだ時の衝撃は凄いものでした!その後も、数々の読み物などを通じて、ヒトラーの恐ろし過ぎる行為、他ヒトラーでさえ、親の虐待の元、生きて来た背景・・・人間が同じ人間を、平気で殺せる現実が理解出来ず、ましてや、悔やんで亡くなった多くの罪の無いユダヤ人達が収容されてた場所は、私には見れません。
弱っちくて、ごめんなさい。ただ、ポーランドと言う国は、心ある方々の国と成り、歴史と成り、今を歩んでいる立派な国です。
尚且つヨーロッパ圏内で、物価が大変お安く(あくまでも日本人目線)観光場所も数々有り、確かに日本から物価の少し安い韓国や、台湾、中国へ行くのとは違いますが、また、再訪したい国です。
他の方々も書いている場所ですが、良かったら覗いて下さると幸いです。
他の方の此処の旅行記も見ましたが、良かったら覗いて行って下さい☆
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝の食事会場
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このホテルも、朝はコールドビュッフェです。
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出かければ、普段食べない朝食も卑しく食べて、帰国後体重に後悔する私です(笑)
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今日は朝から塩の炭鉱に向かいます。空は真っ青晴天です♪
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ポーランドって、穏やかな国です。今は・・・
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柵が張りメグラされてますが、過去に何か有ったのかな?
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ビエリチカ塩炭鉱入り口
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一応世界遺産に指定されてます。
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ユネスコの世界遺産です。
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この見学に持ち込める荷物の大きさが有ります。徒歩観光が多く、足元も暗いので、歩き辛く、EVに乗せる人数も制限が有るからだと思います。
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これが入場チケット
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製塩会社のマーク
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看板有るけど、全く読めません・・・
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内部の様子も、入り口に写真つきで有りました。
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え~~~これじゃ~~鍾乳洞なんでは?!?
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塩と言われても・・・塩湖の方が有名なのに・・・
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外観
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現在の製塩抗夫たち
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炭鉱とかと同じ様に、危険な作業も有るようです。毎日神様には祈りを・・・
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此処は入り口?ボケてるけど綺麗なレンガ作り
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これが地下に降りるEVです。
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これが、地下に降りる恐怖の???エレベーターです?!
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2層目の坑道で圧巻なのは、地下101m地点にある聖キンガ礼拝堂。
これは王女キンガの礼拝堂。
床から天井の高さは10~12m、奥行き54m、幅は15~18mという地下礼拝堂。
今もミサや結婚式が実際に行われるのだそう。
この礼拝堂の壁面には岩塩の彫刻が多いので、下りて行って見ていくと大変感激します!
天井から下がるシャンデリアも岩塩の結晶で作られたものだそうです。
此処がかなり深い地下だと言う事も、まさかで、解りませんよね。 -
厳重な管理がされてます。危険なの?!コワ!!
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このエレベーター、行かれた人しか知りませんよね・・・(ウフフ)
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地底湖に成ります。
3層目の坑道への途中、地下100m地点のエラズム・バラッツァ・チャンバーには地底湖もあって、その不思議なモス・グリーンを帯びた水の色は、これまでに見た像を刻んだ岩塩の色と同じ。
地底湖って言っても、この水はやっぱり塩水のようです。
このあたりが、ヴィエリチカ岩塩坑の2kmほどある観光用ルートのほぼ中間点。
塩を掘って行くと、こんな場所が出てくるそうです。 -
塩が色つき?!?気味悪い・・・
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なんだか、お城の舞踏会会場のような場所もあるの?
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ど~~~ん!って動き出します。心臓の弱い人は注意?!?
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塩の道
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途中途中で、蝋人形のような当時の塩工夫達の姿が展示されてます。
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此処は何の場面だったかな?
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実は、EV降りてからも、何度もこのような扉をくぐるのです・・・何で???
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既に掘り終えた場所は、このように丸太を組み合わせ、崩れないように、完璧に補修しています。
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見学者も、現在の勤め人達も、進行方向は同じ・・・
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丸太の陥没対策の天井
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採掘された塩を引っ張りあげる道具
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なんだか巨大・・・
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引っ張り上げる際の、皆で回して押し上げる器具(今でも使うのかな?今はもっと画期的に出来る機械が有ると思うんだけど・・・
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此処から先は、見学者は行けません・・・
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みな、モクモクと歩くしかない・・・
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天井には、今でも塩が噴いてくる所も多いみたい。
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坑道途中にある、ニコラウス・コペルニクス・チャンバーと呼ばれる部屋。
此処はいわば通気効のような部屋かも・・・ -
総延長300kmを超えるヴィエリチカ岩塩坑の坑道には2千を超える部屋も造られ、礼拝堂などとして使われていたのだそうです。
今は岩塩坑に関する展示品が置かれていたりします。
この像は、 地動説を唱えたポーランドの天文学者ニコラウス・コペルニクスの生誕500年を記念して1973年に造られた像なのだそう。
コペルニクスも、1493年頃にこのヴィエリチカ岩塩坑を訪れた事があるんだそうです。
この像も岩塩の塊から彫り上げた物。
モス・グリーンがかったその岩塩の色。 -
塩の壁に遮られています。
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外国人も(と言っても私達も此処では外国人だよねぇ~)ツアーの日とは説明受けてます。
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ボケてます。すみません。その、前に書いたろう人形のような過去の炭鉱夫達の姿
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少しマトモに・・・でもどんな意味だったか調べたら、次に通った聖アントニー礼拝堂の写真は失敗だったので、これはその次にあるジャノヴィス・チャンバーと呼ばれる場所。
ここに置かれているのがヴィエリチカ岩塩坑にまつわる王女キンガと指輪の伝説の岩塩像。
王女キンガ(1234~1292)と言うのは、ハンガリー王の娘で、ポーランド王子との婚約が成立した時に現スロバキアにある岩塩坑を贈られたのだそう。
ポーランドに向かう途中でその岩塩坑に立ち寄った際に婚約指輪を坑内で紛失。
注: これにはほかにもいろいろな説があって、結婚を嫌って指輪を投げ捨てたとか、嫁ぎ先のポーランドにも塩が出るようにと願って投げ入れた…などとも言われているようです。
それが、ヴィエリチカまで来て井戸を掘らせてみたところ、水の代わりに岩塩の塊の中からその指輪が出て来たという言い伝え。
これはその指輪を発見した坑夫が王女に指輪を差し出している場面なのだとか。
これ以後、王女キンガはヴィエリチカ岩塩坑発見者、守り神になって坑夫たちから崇められたというお話。
そのキンガの礼拝堂は、このツアーの途中で見学できます。(他から引用、すみません) -
あ!!これって、この国も女王様に塩を献上する場面だったんだ!!
と思い込んだのは、私だけで、本当は上記のようなお話が有ったらしい・・・ -
此処もチャンバー(どんどん日付けが古くなって行く・・・)
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馬に採掘した岩塩を引っ張らせていた時代も・・・
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そんな風景を見ながらの塩炭鉱の見学場所・・・ちょっと始めての経験でした。
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この先も、こんな道を結局2Kmくらい歩いたようです。だから、慣れた靴で見学を!!
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塩の道・・・幻想的です。
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塩を製塩する工夫達
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ろう人形のような昔の工夫達のそばで、動く道具(昔の)に興味深く触る白人達
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一番の見所、メモリアル教会に着きました!
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馬に運ばせて・・・
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意味解んない。。。塩炭鉱夫達が掘った地下のかなり広い礼拝堂です。
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ここが一番広い礼拝堂兼広場です。
此処の撮影だけは、有料でした(上からザ~ット見た限り、写真取るとお金掛かるの?)とセコイ考えで、添乗員さんが撮って下さった写真を頂きました。
塩で出来た凄いシャンデリアが輝きます。 -
スマホで撮って下った写真なので、私のPCの写真ソフトでは修正(明るさ調整)出来ませんでした・・・
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教会内の天井~~~こうして写真で見ると幻想的☆
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見学最終地点~~お土産屋さんが有る!
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塩で出来たキャンドルとか、塩のパックとか・・・
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最後に、レストランが有りました。
地元の子達かな???数人の幼児さんが、遊びまわっていました。可愛いね! -
なんだか、凄く混んでいます!帰りの時に撮影
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今でもそうですが、地底深く掘られた塩の鉱山と言うか、炭鉱のような物は、何の天候や事象によって、突然潰れて、そこで働く彼らは、生き埋めにされるか、解らないので(その為の危険防止は現代科学では行って居るでしょうが)彼らにとって神様は、唯一すがり付ける毎日の無事を祈れる、心のよりどころだと思います。
私もクリスチャンで、こんな危険な場所で仕事はしていませんが、以前は電気工事士だったので、30mの脚立の上でも作業してましたから、その時は神に無事を祈りながら、しっかり仕事をこなさなきゃと言う場面も多々有りました。
でも、今生かせて頂き、こうして危険な?作業から身を引き、安住して暮らして行けるのも、全て神の御心だと信じて、有り難く思っています。
これからも、この塩鉱が、安全に運営され、未だ現実に作業している方々の命や、こうして見学出来る素晴らしい世界遺産に、感謝します。
ポーランドに行く機会があれば、是非ともご訪問下さい。
~~~長々とありがとうございます☆~~~
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2018/09/09 15:26:26
- 夏子さん、こんにちは!
- ビックリです!
夏子さんは、電気工事士さんで、
しかも30メートルの脚立に乗って
仕事!
男性と肩を並べてのお仕事だったんですね・・・
私には想像もつきません・・・
その視点から塩の鉱山を見ると
このような感じなのですね。
私はひたすら、塩のカラフルさに感動していました。
タイの洞窟の例もあるように
何時崩れるかわからない坑道での
作業・・・
万国共通で、種類の違いはあれど、
様々な仕事の苦労がありますね。
カリフォルニアのナパ・ヴァレーの
良質なワインを貯蔵する
地下貯蔵庫を彫ったのは、
中国人・韓国人・日本人で
当時の日当は危険だったにもかかわらず
たった1ドルだったと言う話を
思い出しました。
yamayuri2001
- 夏子の探検さん からの返信 2018/09/14 22:01:02
- RE: yamayuri2001さん、こんにちは!
- yamayuri2001さん、コメント頂きながら、お返事遅くて、ごめんなさい。
> ビックリです!
> 夏子さんは、電気工事士さんで、
> しかも30メートルの脚立に乗って
> 仕事!
> 男性と肩を並べてのお仕事だったんですね・・・
> 私には想像もつきません・・・
yamayuri2001さん、私の職業に驚いたのですね!(笑)
私は、娘が7歳の時に、夫に突然死されて
(当時貧しかったので保険契約を止めた後でした)
路頭に迷い?と言うか、彼が独立したから貧しくなって・・・
娘2歳を泣く泣く保育園に入れて、私は正社員で(当時は事務職)働いて
居たので、すぐには生活に困らなかったけど・・・
この子を大学まで入れるには?とか、老後このまま1人だったらとか、
考えて、営業職に変わりましたが・・・色んな職種を経験しましたが(笑)
やはり、きつくて(当然その時代から男性と同じ給料を目指してましたので)
Drストップに成り、東京都の母子寮に入れてもらったりして、
営業職は、完全に、ダメ!と思い、母子寮の寮母さんの指導で、
営業じゃない仕事!と、職業訓練校に通い、それから国家試験に臨み、
最後の仕事は、電気工事士だったんです。
>
> その視点から塩の鉱山を見ると
全くその視点からは見てないですよ〜〜!(笑)
> このような感じなのですね。
> 私はひたすら、塩のカラフルさに感動していました。
> タイの洞窟の例もあるように
> 何時崩れるかわからない坑道での
> 作業・・・
> 万国共通で、種類の違いはあれど、
> 様々な仕事の苦労がありますね。
いや〜〜命がけの仕事だと思いますよ。
昔日本でも、炭鉱仕事など有り、佐渡では金山を掘る仕事とか、
大変ですよね・・・
> カリフォルニアのナパ・ヴァレーの
> 良質なワインを貯蔵する
> 地下貯蔵庫を彫ったのは、
> 中国人・韓国人・日本人で
> 当時の日当は危険だったにもかかわらず
> たった1ドルだったと言う話を
> 思い出しました。
カリフォルニアワイン、美味しいですよね♪
日本人が掘った?移民だったんでしょうね・・・
昔、海外に移民した日本の方々は、
まるで奴隷のように使われてたようですからね。
「なぜ、そこに日本人」と言うTV番組にも
時々、戦後に生活に困った方々を、日本から船に乗せ、
アメリカやブラジルなど行かせられて、実は日本に居るより苦労した
と言う話も聞きますからね!
アメリカに渡った欧米人も、最初は現地人と戦って、勝利して、
白人社会を形成して行った様で・・・だから、黒人は奴隷として
アフリカから連れて来られたし、私達アジア人は、イエローと
呼ばれて、差別されてた時代・・・
ただ、実は今でも、有るらしいですよ。
以前カナダ在住の中国人2世さん、建築士さんなんですが、
何故か生粋のカナダ人と差別されて、給料が違うんだそうです。
彼は、私の知り合いの日本人の娘さんと結婚の約束をしたそうですが、
結局話はおじゃんに・・・多分・・・
彼女の妹さんは、アメリカ人の医師と結婚したらしく、
長女が、中国人と(2世なんですが)結婚なんて・・・
と日本に居るお父さんが許さなかったそうです・・・
未だに、そういう差別が有りますね!
私も10年電気工事士をしましたが、随分女のくせに出来るのか!
とお客さんに言われました。出来てから、お客さんも、「お〜〜女性なのに凄いですね」
ただ、今の住まいに来てから、この仕事を探しましたが・・・
やはり田舎?!11年前もこの街で、女性は居ないから困る!と言われ、
雇われませんでした(笑)
今は・・・ムフフですけどね!
また、お時間有れば、見に来て下さい。
宜しくお願いします☆
夏子
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