西洋と東洋の文化が織りなすエキゾチックな街並み in マラッカ★2016-2017　02　2日目　【マラッカ】

2016/12/27 - 2017/01/02

旅行2日目。
出発数日前に到着したばかりの新レンズの慣らしも兼ねて、今日は1日マラッカの定番観光地を巡って街歩きをすることに。
7年半ぶりの街並みは、変わらない光景と新しい変化が入り混じっていて、懐かしい気持ちと初めて出会うワクワクで足取りも軽い。
観音堂・聖ポール教会・サンティアゴ砦を巡りながら、途中で出会った可愛い猫たちに遊んでもらっているうちに、あっという間に1日が過ぎてしまった。
夜は中華系の店が中心に集まっているJONKER STREET HAWKER CENTREへで軽い夕食を済ませた後、マラッカ川沿いに幾つも建つ小さなBarで夜景を見ながらゆっくりお酒を楽しんだ。

エリア マラッカ(マレーシア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝から曇っているけど少し風があって過ごしやすいマラッカ。
時計台周辺には朝早くから大勢の人が集まっていてとても賑やかだった。

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

トライショーは以前に比べるとずいぶん変貌を遂げていてラジカセで流していた音楽がスマホからに、フロントには人気キャラクターの大きなぬいぐるみを乗せてタイヤまでコーディネート。
ポケモンGOの影響もあるのかピカチューが特に目立っていたけど、ドラえもん・キティちゃん・アナ雪も多く見かけた。

マラッカ トライショー その他の交通機関

時計台からマラッカ川へ渡るとき、横断歩道が目立たないせいか多くの人が車の間をすり抜けて道を横断しようとするので、この界隈では1日中交通整理が行われていて、注意の笛が鳴り響く。

時計台 建造物

マラッカ川をゆったりと走り抜ける遊覧ボート。

マラッカ川 滝・河川・湖

THE ORANGUTAN HOUSEの角を曲がってハーモニーストリートへ。

オランウータン ハウス お土産店

ミニオンズが描かれた配管。

ハーモニーストリート 散歩・街歩き

昔ながらの屋台で商売する人と、お喋りに興じる人。

ハーモニーストリート 散歩・街歩き

昼頃まで営業していると聞いたので、ブランチのつもりでKampung Kling Mosque向かいの人気の飲茶店へ出掛けたら10：30過ぎなのに「今日はもう無いよ」と断られてしまった。うー…！残念。
次はもっと早い時間に行って絶対食べたい。

ロンマウチャースー （榮茂茶室） 中華

仏教仏具関係の商品を扱う店があったり、伝統的なお菓子を製造販売している店があったり…観光客向けの土産物屋ばかりじゃなくて、生活に根付いた商売も多い。

適当に歩きながらふと上を見上げると、道路を挟んでたくさんの傘がぶら下げられていた。

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

カラフルな傘のアーチは延々と続いていて素敵だった。

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

ブランチのつもりが、次のお店を探しているうちにランチタイムに突入。
適当にウロウロしていたら行列が出来ている店があったので覗いてみる。
興發茶餐室(Heng Huat Coffee Shop) はジョンカーストリートの舞台向かいに建っている。

店先では夫婦二人三脚で調理しているけど一向に減らない行列。
食事メニューは云呑麺だけ、大を頼みたかったのに11：30でオーダーストップらしく「小しか作れない」と言われてしまった。

ちょうど空いた席に案内してもらえたけど、テイクアウト客が多くてなかなか出てこないからお腹も鳴りっぱなし。

【コーラ】2RM
コーラで空腹を凌ぎながら待つこと30分弱…

【云呑麺（小)】4.5RM
麺は少し硬めの焼きそばのような食感で、底に汁があるので皿の端に添えてくれたチリペーストと一緒に混ぜると美味しいく、スライスされた豚肉はアッサリしていた。
雲呑はプリプリしていて、スープは薄味でスッキリ。

そのまま近くの観音堂へ。

規模は小さいけど小奇麗な印象。
供えてあったピンク色は、蓮の花をかたどった蝋燭だった。

歩いていたら、撫でろ撫でろー♪とすり寄ってくる猫が。
よく見ると片目に血が滲んでひどい状態だったけど、頭を撫でてあげると満足したのか去っていった。
傷が深そうで心配。

猫と別れてから街歩き再開。
色鮮やかな美しいタイルの家。

またもや猫に遭遇。
警戒しているのか、この姿勢から微動出せず。
マラッカの街を歩けば猫とすれ違う♪

マラッカ川沿いに平行に走る道をしばらく歩いていると…

馬の壁画が描かれたレトロな建物があったので脇道に入ってみる。

マラッカの街並みのイラストでよく見かける建物があったので近づいてみると、その脇の路地は…

白く塗られた壁面にウォールアートが施されていた。
牛の蹄はベンチに描かれているので、角度を調整すると一体化して立体的に。

状態がキレイなのでここ数年始まったのかも。

私が1番好きなアートはこれ♪

観光客で賑やかな通りとは目と鼻の先なのにあまり知られていないのか、独占状態だった。

また川沿いの道に出て橋を渡って対岸へ。

マラッカ川 滝・河川・湖

爆音を響かせながら向かってくるピカチューのトライショーにレンズを向けると、テンション高めな女性がポーズを決めてくれた。

マラッカ トライショー その他の交通機関

しばらく歩くと朱色の壁の小さな入口が見えるので、そこから中へ。

セントポール教会跡 寺院・教会

レンガ造りの階段をのぼって目指したのは…

セントポール教会跡 寺院・教会

ザビエル像が建てられているセントポール教会礼拝堂跡。
この教会はポルトガル軍によって1521年に建てられたそう。

セントポール教会跡 寺院・教会

マラッカ市街を見渡せる小高い丘の上に建ているので、マラッカ海峡まで一望できる。

セントポール教会跡 寺院・教会

自作のイラストを販売する人や、音楽を奏でる人、土産物が並んでいるけど全然商売っ気が感じられなくてまったりした空気が流れている。

セントポール教会跡 寺院・教会

猫がウロウロしていたので話しかけたら近寄ってきたけど、目の前で身繕いをすると、近くの土産物屋の日陰へと去ってしまった。

セントポール教会跡 寺院・教会

中に入ると薄暗くて、大きく空いた窓跡からの採光が頼り。

セントポール教会跡 寺院・教会

石板に書かれた文字を一生懸命に読む人。
これはプロテスタント派の功績者・信者たちの墓石らしく、船や骸骨が彫られたものもあった。

セントポール教会跡 寺院・教会

大きな金網を被せた場所を皆、必死に覗き込むので私も真似してみると地下にスペースがあってそこにコインが沢山投げ込まれていた。
かつてザビエルの遺骸が安置されていた場所なのだそう。

セントポール教会跡 寺院・教会

今となっては屋根は朽ち果て、壁を残すだけになってしまったレンガ造りのセントポール教会だけど、マラッカの人気観光地で、毎日多くの人が訪れ活気に満ちている。

セントポール教会跡 寺院・教会

階段を降りるとそのままサンチャゴ砦に出られるので向かっていると、棺を模した墓地があった。

セントポール教会跡 寺院・教会

階段沿いの土産物屋台で寛ぐ美猫。
脚に商品が絡まっているけど、店の人も猫も気にしていない。

セントポール教会跡 寺院・教会

階段を下りた出口がサンチャゴ砦。
地元の人が“エーファモサ”と呼んでいるこの場所は人気観光スポットで、ポルトガル軍がオランダ軍との戦いに備えて16世紀に建設したもの。現在は門しか残っていないけど、マラッカの歴史を語るうえで切っても切れない重要な場所なのだそう。

サンチャゴ砦 建造物

砦から歩いてデパートが集まる方面へ。
東南アジアのクリスマスムードは旧正月付近まで続くので、デパート内の装飾もクリスマス一色だった。

ダタラン パラワン マラッカ メガモール ショッピングセンター

休憩を兼ねて健康茶を飲むため、MEGAMALLの地下にある“恭和堂”へ。
ジョンカーストリートにもチェーン店がある。

ダタラン パラワン マラッカ メガモール ショッピングセンター

街歩きをしていると排気ガスで喉がイガイガしがちなので、喉が潤うのを選んでもらったところ【清潤五花茶】2RMを出してくれた。
温かくて優しい甘みにホッとする。

ダタラン パラワン マラッカ メガモール ショッピングセンター

HOTELに戻ると、プール脇のベンチで子猫が寝転がっていた。
近づいても起きない…というか起きられないらしく、よく見ると左前脚後部に深い傷があって、耳にもダニが付いていたからかなり弱っていた。
後日HOTELスタッフに猫のことを尋ねると「HOTELにはたくさん猫が住んでいるけど、周囲に蛇やトカゲ（私も見たけど猫なら丸飲みしちゃいそうなくらいデカい）が住んでいて数は減ったり増えたりするんだ」と。
猫に住む場所は与えるけどあくまで共存しているだけで、自然に任せて何かあっても人間が手を貸さない…というか、これがマラッカの日常なのかもしれない。

ザ ラックサック カラテル ホテル

夕方、まだ明るいうちにHOTELを出発して夜ゴハンを食べに行く。
18：30を過ぎても時計台周辺は観光客でにぎわっていた。

時計台 建造物

昨日のPak Putra Restaurant手前に混んでいるフードコートを見かけたので、今夜はここ“JONKER STREET HAWKER CENTRE”へ。
中でも食べるスペースはあるけど天気がいいから外の席を確保した。

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

建物内には幾つかのブースに分かれているので、色んな店か食べたい物を選べるのが魅力。
最初に座る席を決めてから交代で食べたい物を選びに行く。
注文時に番号を聞かれるので、席に貼られたテーブル番号を伝えれば店の人が運んできてくれるので、支払いは商品と交換するシステム。

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

【Tiger Beer（大)】16.5RM
ビールはドリンク専門の人が各テーブルを周ってオーダーを聞きに来るので、座って待っていれば大丈夫。

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

【豚肉サテ】8RM
10本入っていて、冷めても柔らかくて美味しかった。
ピーナッツソースは甘くなくて、ビールのおつまみにはピッタリ♪

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

【Pic Organ Soup】6RM
豚肉のコクがしっかりと感じられるスープ。
肉団子の他に様々な部位の内臓よ豆腐入り。
甘い中華醤油に唐辛子が入ったタレが付いてくるから、肉や内臓をつけて食べる。

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

【TOM YUM SOUP】7.5RM
夫が食べたがったのでオーダーしてきてもらったところ、豆腐がギッシリ！豆腐は大好きだから嬉しいけど量が凄い(笑。
どうやら数種類の中から好きな豆腐を選んでトムヤムスープを注いでくれるみたいだけど、こちらの豆腐の中には魚のすり身が挟んであって美味しかった。
スープ自体は辛さはほとんど無くて、酸味が効いているから食欲をそそる。

ジョンカーストリート ホーカーセンター アジア料理

ジョンカーストリート方面を歩いていると可愛い店を発見♪
今度、開いていたら寄ってみなくちゃ。

ジョンカーストリート 散歩・街歩き

トライショーは営業終了後どうするんだろう？と思っていたら、ジョンカーストリート脇の路地にたくさん停まっていた。

ミナレットがライトアップされたKampung Kling Mosqueの脇を通ってマラッカ川方面へ。

カンポン クリン モスク 寺院・教会

ウォールアートが描かれた路地に向かう途中に通った、川に並行した道沿いに建つ“River View Cafe Melaka”でゆっくり飲むことに。

リバー ビュー カフェ カフェ

入口で「中と外どちらがいい？」と聞かれるので今回も外を選ぶと、うなぎの寝床の造りをした店内を通過して店の裏側へ。
テーブルが数台用意されているので空いているなら、ちょうどこの時期のマラッカの夜は過ごしやすいから外がお勧め。

リバー ビュー カフェ カフェ

店の裏側はすぐマラッカ川に繋がっていて、頻繁に観光ボートが往来する。
珍しいのか面白がってなのかわからないけど、川沿いで飲んでいると結構な頻度で船から撮られる(笑。

リバー ビュー カフェ カフェ

Menu。
片言の日本語が話せる愛想が良いスタッフが接客をしてくれた。

リバー ビュー カフェ カフェ

ここでも居ついている猫がいるらしく、まるで「今日のお客はどんな人？」とでも言うように各テーブル下をパトロールしたり、爪とぎをしたり、植木鉢に登ってお客を観察したり忙しそうだった。

リバー ビュー カフェ カフェ

【ROYAL STOUT】9.5RM
【SKOL BEER】8RM
【ポテト】7RM
ホーカーでしっかり食べてきたので、軽めにおつまみだけ。
ビールは両方ともデンマーク産で、SKOL BEERはまったりと苦みが無くて私好みだった。
明日は、ババニョニャの華麗な生活を今に伝えるBaba & Nyonya Heritage Museum見学と、今朝入れなかった飲茶で朝食を食べるのを目標に今夜は早めに就寝。
続きは03へ。

リバー ビュー カフェ カフェ

この旅行記へのコメント （1）

• たらよろさん 2017/11/25 19:48:38

  原色マラッカ☆

  こんばんは、RiEさん
  
  マラッカは、見事にRiEさんのイメージぴったりの原色の街。
  本当に見るもの全てが色とりどりでカラフルで楽しいねー
  コーラの缶さえ、おしゃれなものに見えてくるから不思議（笑）
  
  アジアのエネルギーをひしひしと感じることができそうな、
  そんなマラッカは近いうちに是非是非行ってみたいよー♪
  
  たらよろ