東地中海クルーズ　寄港地観光(10)

2014/09/16 - 2014/09/17

クルーズの寄港地観光

(10) ローマ
クルーズの後泊、古代ローマを求めて街歩き。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

クルーズ船のついた桟橋から、無料シャトルバスでチベタベッキア港の入り口まで行く。ここから駅までは、市バスみたいな普通のバスで行く。切符0,8ユーロを、一人で売っていた。この人の手際のいいこと。こんなに手早く切符とお釣り（等）を渡す人を、海外では初めて見た。

チベタベッキア駅窓口で、ローマテルミニ行きの切符５ユーロを買う。

刻印機の差込口は切符より大きく、右に寄せて入れるようになっていた。急行とか、速い列車の切符はもっと大きいのかな？

チベタベッキア駅のホーム、掲示板で指示されたのは向かいのホームだった。
駅にエレベーターはない。地下道を荷物を持ってうんとこ降りて、次は上らなくちゃと見ていると、イタリアのお兄さんが持って上がってくれた。グラッチェ・ミッレ。

やってきた列車はすごく長い。列車が止まると、待っていた人が我先にと乗車口に殺到する。うー、イタリアだわ。

90分ほどで、テルミニ駅に到着。
着いたホームは（１本のホームを２便が使う）後ろ側で、まあ駅舎までが遠いこと。

駅舎を出て、広場のチケット売場で観光バス（ホップオン・オフ）の１日券20ユーロを購入。
いくつかある観光バスの中で、行きたいところを通るクリスティアーナ・オープンバスに決めていた。日本語音声ガイドはない。

ホテルに荷物を預けて、観光に出発。
コロッセオ、アレアサクラ、ナヴォーナ広場、パンテオン、カピトリーノ美術館、を回る。

コロッセオはチケット購入に並ぶと聞いていたので、ネットで購入していた。手数料が２ユーロ、２日間使える。長蛇の列になっているのを横目に、さっさと入口へ。

入口はリーダーにバーコードをピッとしてからバーを押して入るのだが、このバーの重いこと。力を入れて押して通る。

アレアサクラ、アルジェンティーナ公園にある遺跡。猫が保護されていることでも有名なところ。
ポンペイウス回廊の一部、カエサルが暗殺されたところが見える。

次に、ナヴォーナ広場にあるドミティアヌス競技場跡をちらっと見て、パンテオンへ行く。天井、穴から射す光、大理石の床、床の穴を眺める。

カピトリーノの丘にある、カピトリーニ美術館11,5ユーロへ行く。ここは、入口でロッカーに荷物を預けるようになっている。三つの建物が繋がっていて、迷いながら見ていく。カラバッジョやティッツァーノの有名どころの絵をざっと見て、新館の彫刻群を見る。途中、地下回廊（といっても丘の中腹）から、フォロ・ロマーノが見える。明日行くからね。
カフェテラスで一休み、眺めもいい。濃くて甘いエスプレッソは苦手だが、冷たいの (CEFFE FREDDO) があったので注文する、2,1ユーロ。氷が入ったエスプレッソという感じだが、歩き疲れていたので甘さも心地いい。

ホテルにチェックインしてから、バスでもう一周する。
帰りにスーパー（CONADやSMA) で水やチョコレートを買う。ローマでは0,5リットルの水が、1,5リットル（0,32ユーロ）より高いのだ。（コロッセオ付近で観光客相手に、0,5リットルの冷たい水を１ユーロで売っていたが、ぼったくりとは言えないね。）

翌日は地下鉄で移動し、パラチーノの丘とフォロ・ロマーノへ行く。コロッセオの入場券で入れる。

切符は自動発券機もあるが、駅近くの売店で一回券 (BIT) を買った。

地下鉄テルミニ駅の改札口。

さあ、古代ローマを堪能しに行こう。
（トレヴィの泉とドムスアウレアは修復中で見られないが）

パラチーノの丘にあるアウグストゥスの家を見たかったが、（公開する曜日なのになぜか）閉まっていた。あー、イタリア。

ローマ三越で買物・休憩し、マッシモ宮へ行くことにする。ここにはリビア（アウグストゥスの妻）の別荘の壁画がそのままの形で展示してある。
本当に2000年前のものなのよね。

空港へのタクシーが迎えに来る時間が近づき、残りはささっと見て、最後に赤い壁の前に立っているアウグストゥス像を見た。

古代ローマ遺跡関係で見られなかったところが残っているので、また来たいな。コインは投げてないけど。