東地中海クルーズ　寄港地観光(5)

2014/09/10 - 2014/09/10

クルーズの寄港地観光　

(5) クシャダス
エフェソス遺跡へ行く。

エリア クサダシ(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

今度の旅行で一番行きたかった、エフェソス遺跡へ行く。

エフェシアンホテルのTさん（日本人）から、ドルムシュ（乗り合いバス）のことを教えてもらっていた。地元交通機関に挑戦するつもりだったが、港からバス乗り場へ歩く途中、タクシーの運転手につかまってしまった。（トルコリラではなく）50ユーロで往復と２時間の見学待ち、とのこと。根負けして乗ることにする。

ドルムシュだと遺跡の北口近くに停まり、そこから少し歩く必要がある。遺跡は斜面にあり、北口は低い方。タクシーや観光バスは南口に停まり、客は遺跡を降りて南口から出ることが多い。

チケット売り場にいたボスのような猫。この遺跡にも猫がたくさんいる。

エフェソスの人口はポンペイより少し多いくらいだが、（古代の）アジア貿易の中心地として国際的に栄えた街だ。

エフェソス遺跡の入場券、下の15トルコリラはテラスハウスに入るためのもの。別売りだが、テラスハウスの前では買えない。
クレジットカード使用、友人のアメリカンエクスプレスは使えなかった。

南口から見ると、こんな感じ。
正面にセルシウス図書館。左に見えるのがテラスハウス、屋根付き建物に覆われている。建物は木陰の先に続いている。

ヴァリウスの浴場、音楽堂（小劇場）、メミウスの記念碑（スッラ）、トライアヌスの泉、ハドリアヌス神殿、スコラスティカ浴場、公衆トイレ、マゼウスとミトリダテス（解放奴隷）の門、商業アゴラ、大劇場、と古代ローマの建造物のオンパレード。（贅沢な）モザイクの道も残っている。

テラスハウスの内部、壁には絵、床にはモザイクが当時のままきれいに残っている。

下の家の屋根が上の家のテラスになっている、斜面を利用した造りだ。

２万５千人も入る円形大劇場から大通りを眺める。
昔、この先はもう海だった。
カエサルもクレオパトラもアントニウスも船から降りて、この道を歩いたのだ。

タクシーが待っているので、のんびり見物とはいかなかった。が、とても暑かったのでちょうどよかったかも。水・帽子・サングラスは必需品。
北口からは多くの観光客が出るので、ちゃんとタクシーを探せるか心配した。さすが、運転手がちゃんとわたしたちを見つけた。

クシャダスに戻って、街をぶらぶら。
土産物のランプや絨毯など、客引きの声（日本語も）がかかる。
店番の人へチャイを出前する人、店の前でのんびりチャイを飲む人、店を見て回る観光客、賑やかだた騒々しくはない。

トルコにも、死んだように寝てる犬がいた。