オーストリア・最後の贅沢！ウィーン四半世紀

2016/04/28 - 2016/05/06

ハンガリー旅行、最後のクライマックスはＯＳのＣ！もっぱら赤組ワンワールドの自分に、青組スタアラ熱烈ファンの親友が「ＯＳ（オーストリア航空）はいいぞお」と度々自慢してたので、ＪＡＬの植木社長に見つからないようこっそり浮気。この頃撤退間近だった成田便はとれず、敢えて上海経由の遠回りです。

機内リポートだけではあんまりか、という事で２０年前の初オーストリアの写真をちょびっと織り交ぜて。黄金色の２０世紀と、ストッキングまで真っ赤な２１世紀、二つのウィーンで夢の長距離フライトはひとまずフィーネ、あるいはどこかへ予期せずダルセーニョ。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空 オーストリア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブダペストからの帰りはメトロ３番と市バスの２００Ｅ番を乗り継いでサクサク空港へ

町中で買い忘れた貴方！売店にはハンガリーの誇る魔法の薬草酒ウニクムが各種ずらり！

ここから先はＵＡのマイル大放出で３レグ全てＣクラスなのにスタアラのラウンジが見つけられずPriority Passで入れるプラチナムラウンジに

無人

ド暇そうな受付女子が「え！何しに来たの！」と驚愕の表情で出迎えてくれました

暫しラウンジ独り占めでハンガリアンビール収め

ウィーン在住の友人が列車で２時間強かけて帰った上空を可愛いボンバルティアにてビュビュンと４５分

ビジネスクラスといっても前方数列の通路側がブロックされてて一人で二席使えまっせ！というだけ

プロペラ音が轟くなか眼下にはドナウ川と前日にキッズたちと噴水ショーに大興奮したマルギット島も

数十分のフライトでもちょこっと朝ごはん付き

殆ど水平にならないままウィーン国際空港へ＝伊丹空港から松山空港に飛び立った時とほぼ同じ気分

超小型機につきターミナルまではバス移動

こんなショートフライトでＣクラスを選んだ酔狂な数名（含・自分）が車内で区切られたＹクラスゾーンから奇異の眼差しを浴びる

乗り継ぎ１時間で慌ただしくお目当てのＯＳ７５に搭乗！

ピグモンかカズレーザーかはたまたムック並みに全身真っ赤！恰幅の良い完熟ベテランＣＡさんたちが待ち構える

油断するとすぐ腕組みとかしちゃって迫力あるＣＡ陣「さっさと座らんかいや！」（※言ってません）

スタアラ信奉者の友人曰く「王様席」

この機材のＣクラス窓側は横並びとソロシートの２パターンあって一人旅なら断然こちらと

どこもかしこも徹底的に赤と白のオーストリアンカラーです

上海までのＣ搭乗率は４０％

こちらは食事とアルコール類のメニューですがカフェ文化のウィーン発だけあって珈琲メニューは別の冊子に

巻末に機内でも饗されるデザートのアプフェルシュトゥルーデルの作り方が掲載されていました

ＴＫ同様フライングシェフ的な人が料理のオーダーをとってくれます

他社のナプキンは往々にしてボタンにかける穴が開いていますがＯＳはキュートな木製クリップで服に取り付ける仕組み

お好きな前菜をチョイス

加えてラタトゥイユなど

チキンブレストに添えらえれたニンジン生姜スープは樽のようにふくよかで陽気なＣＡさんが元気いっぱい置いてって飛び散る（味は一緒だ大丈夫）

１０種類も取り揃えたウィンナーコーヒーの中からメレンゲ乗せを選んであまりの甘さに死にかける

機上の画像ばかりでもアレなので少しだけ昔話を

二十歳のころ大学オーケストラの演奏旅行でウィーン楽友協会を訪ねました

当時はここで弾ける有難みに気付けず「おお！ニューイヤーコンサートでよく見る金ぴか御殿だ！」程度…恐ろしや（という事でこの舞台上のどこかに自分がおります）

今は亡きマエストロ岩城宏之先生（撮影は演奏旅行中のリンツ）

早いものであれから２０年たちザッハトルテよりワインに胸躍る悪い大人になりました

消灯されたダークサイドで強制朝食

「顔面に布を被せられて横たわる自分」ではなくフルフラット状態の足元です

なぜかつま先だけライトアップされる仕組み

明るい時はこの状態

フルフラットだし足も延ばせるけどつま先は先細り状で「寝る時は元気に大の字」派の自分には贅沢ながら窮屈でした

仕事の都合でしばらく長旅はお預け…ゆえ名残惜しくて殆ど一睡もせぬまま乗り継ぎの上海浦東空港へ

中国では一度荷物を回収してエアチャイナのカウンターが開くまで何時間か待たされる羽目になり最後の最後で疲れ果てました

とはいえ思い出深いハンガリーと各地乗り継ぎ旅も終了で暫しお預けロングフライト（の予定）嗚呼！

この旅行記へのコメント （2）

• アルカロイド ダリルさん 2017/01/11 22:36:25

  こんばんわ～ダリルです！

  DONさんへ
  いつも訪問ありがとうございます！
  
  今、タイから帰って来ました！ 5日後にまた、タイに行く予定です！
  
  ウインナコーヒーって、そんなに凶暴に甘いのですか？ タイの何でも甘～い飲み物には閉口し、マイトンワーン（甘くしないで）をすぐに覚えて連発してました！
  
  作る過程を見てると、コンデンスミルク3センチ、ガムシロップ3センチをラテにブチ込むので、糖尿病発症必至ですが、さすがに即死はしない？
  
  ボンバルディアのCクラスも、視線がイタかったのではと爆！ そんなにも早く、ウィーンに行きたかったのですね～！
  
  しかも、楽友協会の舞台に立たれたなんて、スゴい！ まず、デキる体験では無いですね～！ DONさんって、いったい何者ですか？
  
  タイに高速バスの駐車券を忘れて来て、深夜のパーキングで途方にくれてるダリルより
  
  

  DONさん からの返信 2017/01/11 22:52:03

  なんとなんと

  Sawadee krap、ダリルさん。
  ５日後にまた行くのならもう住んでしまった方が？？
  
  苦いのがダメな自分、甘そうなのを…と厳選したがゆえに
  えっらいスイート過ぎるのに巡り合ってしまった次第です。
  
  ちなみに辛いのも苦手なので20年前、最初に覚えたタイ語は、
  マイペッ（辛いのダメ）でした。
  
  最近は連休がとりにくくなってしまい、
  同じアジアのタイでも心底うらやましいです。safe trip!!
  
  DON