マダム二人の師走六本木散策～サントリー美術館・森美術館・六本木ヒルズ～

2016/12/12 - 2016/12/12

　2016年12月12日（月）
六本木のサントリー美術館でマダム二人で待ち合わせ。
「小田野直武と秋田蘭画」展を鑑賞し、その後その隣の不室屋でランチ。
それから六本木ヒルズへ。森美術館で「マリーアントワネット」展見学。
そしてスターバックスでお茶し、けやき坂のイルミネーションを見て帰宅しました。その旅行記です。

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2016年12月12日（月）
　招待券を頂いたので、サントリー美術館へ行きました。ここは4か月ぶりかな？
今回は一番安い行き方を検索し、日比谷線六本木駅で下車し、13分ほど歩いて行きました。
　六本木ミッドタウンです。

　頂いたのはこのチケット２枚。「小田野直武と秋田蘭画」日本画です。
　小田野直武は、解体新書の絵を描いた人です。秋田蘭画は、江戸時代中期秋田藩の若い武士達が、西洋と東洋の技法を取り入れて描いた絵画です。

　友達とは以前、駅で待ち合わせ、会えなかったことがあったので、現地集合です。

サントリー美術館 美術館・博物館

　展示品リスト
　解体新書の挿絵、風景、生き物を描いた作品が展示してありました。
　チケットの「不忍池図」もありました。この日までの展示だったので、見られて良かったです。

サントリー美術館 美術館・博物館

　展示品リスト
　ライオンの絵や、虫の絵などとても細かい所まで詳しく描かれていました。模写も細部まで詳しく描かれていました。こうやって、真似をすることで、絵の描き方を学習したのでしょう。

サントリー美術館 美術館・博物館

　11時からは先着40名、体験レクチャーがあるというので、6階に行きました。
左がテスト、右がアンケートです。

サントリー美術館 美術館・博物館

　スライドを見ながらお勉強。
秋田蘭画とは、秋田藩士が中心となって描いた阿蘭陀風の絵画
特徴　西洋と東洋の美の融合
西洋：遠近法　（近くをはっきり、遠くをぼんやりと描く）
　　　陰影法　（どちらから光が当たり、どちらに影ができるかを考えて描く）
東洋：中国から入ってきた写実的な描き方

秋田藩主「佐竹氏」も絵の勉強をしたそうです。

　下の二重円は上からお鏡餅を描いたもので、影を付けてごらんという課題。影を付けると立体的に見えるでしょう？

サントリー美術館 美術館・博物館

　 線だけが描かれていて、色鉛筆と鉛筆で彩色し、影を付けてごらんという課題。
出来栄えは自己満足。

　うん十年ぶりに色塗りし、お勉強し、記憶にも残りましたし、楽しかったです。
　母の形見となった、まっさらの「大人のぬり絵」やってみようかしらん？

　翌日の朝日新聞に「秋篠宮ご夫妻秋田蘭画鑑賞」と載っていました。すれ違ったかしら？いやいや全然気配もありませんでした。

サントリー美術館 美術館・博物館

　美術館隣のショップでランチ。
「shop×cafe」石川の生麩を使ったお料理のお店です。ヘルシー。
私はこの「生麩と冬野菜の蒸した物」友達は「生麩の丼」をチョイス。
数種類の生麩を、ごまだれ、辛しつき出汁で頂きました。お汁は数種類からチョイス。ほうれん草にしました。それぞれ1350円でした。美味しかったです。

サントリー美術館 shop×cafe グルメ・レストラン

ミッドタウン内のクリスマスイルミネーションです。

次は六本木ヒルズへ向かいます。スマホ様頼りにしてます。

東京ミッドタウン クリスマスイルミネーション イルミネーション

　六本木ヒルズ
蜘蛛は不気味。ツリーは季節もの。

　入口らしい所にはガードマンが立っていて、「どちらへ？」と止められ、美術館入口を教えてくれました。「入口でネームタグをタッチしないと入れないなんて、セキュリティが厳しいね」「ネームタグ付けて来ればよかったね」
単にお上りさんらしい二人のおばさんが、不審者に見えただけ？

六本木ヒルズ ショッピングモール

　１階受付で展望台に行くつもりで、タワー紹介カードを見ました。
展望台1800円。森美術館も1800円。マリーアントワネット展をやっているというので、こちらに変更。「両方」と言わないところが、財布をしっかり握る主婦の鏡！

森美術館 美術館・博物館

　美術館内で唯一写真撮影が可能の部屋。
アントワネットのベッド　思ったより小さいです。

森美術館 美術館・博物館

　燭台と鏡

お客の９割は女性。「ヴェルサイユのバラ」世代とお見受けしました。

森美術館 美術館・博物館

　鏡と時計

「フェルゼン」との恋はどうだったの？などと思いながら見て回りました。

森美術館 美術館・博物館

家具

森美術館 美術館・博物館

部屋の内部説明

森美術館 美術館・博物館

装飾品

　他にもお風呂場を再現してありました。絵画はルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿にあったような物が多かったです。偽物の真珠の首飾りもありました。

　六本木という土地の値段を考えると、1800円の入場料金は妥当なのかもしれません。

森美術館 美術館・博物館

ヒルズ内の風船でできた、イルミネーションツリー。色が変わって綺麗です。

六本木ヒルズ イルミネーション イルミネーション

　クリスマスマーケットも出ています。
ヨーロッパの雰囲気。

クリスマスマーケット (六本木ヒルズ) 市場・商店街

面白い車

六本木ヒルズ ショッピングモール

雪だるまイルミネーション

六本木ヒルズ ショッピングモール

　その後スタバでお茶。懐具合に合わせると、ここでしかお茶が飲めません。
15時くらいでしたが、空席を探さないといけないほど混んでいました。でも、何時間いてもカップを下げに来ることもなく、ゆっくりとおしゃべりが楽しめました。シトラスティーも温かくて美味しかったです。490円。

　カップがクリスマス仕様で可愛いです。

ヒルズ内散歩

六本木ヒルズ ショッピングモール

交番も近い。緑の看板が私のスマホでは映りませんでした。

けやき坂を歩きます。通りの向かいにはブランドショップ。

けやき坂 名所・史跡

　17時になり、イルミネーションが点灯しました。白と青。
遠くにおぼろ月と東京タワー。綺麗です。

けやき坂 名所・史跡

　５分したら赤く変わりました。けやき坂のイルミネーションは、有名で、多くのお客が写真を撮りに来ていました。
　カップルなら盛り上がるのかな？
　

けやき坂 名所・史跡

　振り返ってみると・・・白と青のほうが好きです。
　けやき坂をぶらぶらと歩き、大江戸線の麻生十番駅まで。京葉線も地下５階と深く潜りますが、大江戸線も深いです。上りはエスカレーターがありますが、下りは歩き。元気でないとこの線には乗れません。
　友達とは一緒に乗車し、途中でお別れしました。また、次回。

けやき坂 名所・史跡