2016/11/29 - 2016/12/06
10位(同エリア238件中)
beachさん
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10年ぶりにクリスマスシーズンのドイツを訪れました。
前回はドイツ南部を中心に、今回はドイツ東部を中心に周ってきました。
念願のバッハゆかりの地ライプツィヒ、トーマス教会にて聴くクリスマス・オラトリオから、ドレスデンでのシュトレン祭まで、クリスマスで盛り上がるドイツを満喫した8日間になりました。
□1日目:成田-パリ(乗継)-ニュルンベルク
□2日目:
[午前]ニュルンベルク(市内観光・クリスマスマーケット)
[午後]アンナベルク・ブッフホルツ(クリスマスマーケット)
□3日目:
[午前]フィヒテルベルク蒸気機関車乗車
[午後]ザイフェン(おもちゃ博物館・クリスマスマーケット)
□4日目:
[午前]マイセン(国立マイセン磁器工場)
[午後]ドレスデン(市内観光・クリスマスマーケット)
■5日目:
[午前]ドレスデン(シュトレン祭)
[午後]ライプツィヒ(バッハ博物館・クリスマスマーケット・クリスマス オラトリオ鑑賞)
□6日目:
[午前]ベルリン(市内観光)
[午後]自由行動(ペルガモン博物館)
□7・8日目:帰国 ベルリン-パリ(乗継)-成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
PR
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■5日目
[午前] ドレスデン(シュトレン祭)
[午後] ライプツィヒ(バッハ博物館・クリスマスマーケット・クリスマス オラトリオ鑑賞)
午後は念願のライプツィヒに来ました。バッハゆかりの地、そしてドイツ屈指の音楽の都ライプツィヒはずっと憧れの地でした。 -
Universität Leipzig(ライプツィヒ大学)
文豪ゲーテ、哲学者ニーチェ、作曲家シューマン、そして日本人の森鴎外など多数の著名人が学んだことで知られています。ライプツィヒ大学 建造物
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新ゲヴァントハウス(Neues Gewandhaus)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の本拠地として使われています。ゲヴァントハウス 劇場・ホール・ショー
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Altes Bach-Denkmal(旧バッハ像)
メンデルスゾーンが建てたバッハ顕彰碑。残念ながら、今の時期は左の状態。雪による劣化を避けるため木のカバーで覆われていました。右が夏季の状態です。 -
Thomaskirche(トーマス教会)
バッハが眠る教会です。バッハは、1723年から死を迎える1750年まで市の音楽活動を統括するトーマス教会音楽監督(トーマスカントル)を務めていました。
死後ヨハネ教会に葬られましたが、第二次世界大戦で同教会が破壊されたため、1950年にバッハのお墓はトーマス教会に移されました。聖トーマス教会 寺院・教会
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Neues Bach-Denkmal(新バッハ像)
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写真だと分かり難いのですが、上着の左ポケットが裏返って外に出ています。これは、「ポケットには貧しくて小銭すらありません」というメッセージだったと言われています。
また、ベストの上から2番目のボタンが外れているのは、指揮棒を取り出しやすくしていたため等、諸説あります。 -
背面にはオルガンがあります。現在では大作曲家、音楽の父として知られるバッハですが、生前はオルガンの名手として知られていました。
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トーマス教会内部。何度も写真や画像で見てきた光景が目の前に。
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中央上部には光り輝く星があります。
「Herrnhuter Sterne(ヘルンフートの星)」と呼ばれ17の四角錐と8つの三角錐で構成されるクリスマスのオーナメントです。 -
現在のパイプオルガンはバッハが演奏したものではなく、2000年6月に設置されたもので「Neue Bachorgel(新バッハオルガン)」と呼ばれているそうです。
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リブ・ヴォールトの天井が美しいです。
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献灯台上部のプレート。バッハに関する記述。
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想いをこめて献灯してきました。
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バッハのお墓。ここに来たかった。。。感無量です。
ポインセチアに囲まれるお墓。よく見ると一羽の赤い折り鶴が供えてありました。 -
イチオシ
Bach-Grab in der Thomaskirche @Leipzig(J.S.バッハのお墓)
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願い事や祈りの言葉を書いた紙片が十字架に貼られています。
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トーマス教会を一旦切り上げ、後ほど20時からのコンサートで再び訪れることにします。
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トーマス教会に隣接するトーマスショップ。
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トーマスショップでは、バッハに関する書籍、CD、グッズはもちろんトーマス教会でのコンサートチケットも販売しています。
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クリスマスグッズも揃ってます。
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Bach Museum(バッハ博物館)
トーマス教会正面にあるバッハ博物館。すっかり暗くなってしまいました。バッハ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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チケット。
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入口の先ではトマーナーが出迎えてくれました。間違いなく実物の方がかわいらしい顔をしているかと・・・
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いきなり目に飛び込んできたのはバッハ博物館ショップのバッハ。マフラーしちゃってます!
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中庭を通り本館へ入ります。
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先ほどのマフラーしたバッハは忘れて、、、こちらが本物の?胸像です。館内は撮影厳禁なので、写真が撮れるのはここまでです。
館内はさほど広くは無いですが、直筆譜や家系図、当時の古楽器、リスニングルーム等、展示内容はかなり充実していました。時間があればもっとゆっくり見たかった。 -
ここからはツアーから外れてフリーにすることにしました。
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以前から来たかった「Café Kandler(カフェカンドラー)」。
カフェ カンドラー カフェ
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トーマス教会の真向かいにあります。ここでの目当てはバッハ・ターラーとライプツィガー・レーアヒェというお菓子です。
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Bachtaler(バッハ・ターラー)
バッハ銀貨と名づけられた円形の焼き菓子です。バッハの没後250周年に合わせ、地元の菓子職人レネー・カンドラーによって新たに考案されたそうです。 -
お味はというと、ビスケットとモカ風味のチョコとマジパンというベストな組み合わせでかなり気に入りました。
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こちらはバッハコーヒー。
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店内でティータイム。
メニューは全てドイツ語。。。なんと紅茶は全部で80種類あるみたいです。もうこれは賭けで、一番上に表記されているチャイと、バッハコーヒーとライプツィガー・レアヒェを注文。 -
Leipziger Lerche(ライプツィガー・レアヒェ)&バッハコーヒーセット
レアヒェとは「ひばり」という意味で、ライプツィヒ名菓です。いわゆるタルトのような感じで素朴な味でした。コーヒーと合います。バッハコーヒーは・・・普通のコーヒーでした。 -
Mädlerpassage(メドラーパサージュ)
カフェを後にし、メドラーパサージュに来ました。サンタさんの帽子を被って、陽気にお酒を飲んでいます。メドラー パサージュ 散歩・街歩き
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ファウストとメフィストの銅像。
ゲーテの代表作と される長編の戯曲「ファウスト」の一場面。ファウスト博士の左足は皆になでられてピカピカです。左足をなでると「またライプツィヒに戻って来られる」とか諸説あるようです。 -
パサージュ中央のクリスマスツリー。
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旧市庁舎前のマルクト広場で開かれているクリスマスマーケットに来ました。
マルクト広場 (ライプツィヒ) 広場・公園
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入口には高さ20メートルのクリスマスツリー。
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週末ということもあり凄い人です。
どうやらブンデスリーガの試合も重なったようで、首位争いを繰り広げているライプツィヒにサッカーファンが集まっているとのこと。 -
美しい歌声。「Maria durch ein Dornwald ging(いばらの森のマリア)」ドイツ民謡でクリスマスに歌われます。
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今日の夕食はクリスマスマーケットで済ますことにしました。
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グリューワインとカリーヴルスト。皮なしソーセージのため、食感は魚肉ソーセージのような感じ。カレーの風味と甘いケチャップがマッチしていて後を引きます。
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立派な建物。ドイツのメガバンク、コメルツ銀行です。
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クリスマスマーケットを後にし、トーマス教会前の広場を散策していると足元に1枚のプレートが。
ここに足を置いてトーマス教会を撮影して下さいという案内板です。 -
先ほどのプレートに足を乗せて撮影してみました。
真っ暗で残念なのですが、ここからのトーマス教会の眺めはライプツィヒ観光局公認のようです。確かに教会全景の写真はここから撮影されたアングルが多いと思います。 -
クリスマス・オラトリオコンサートの案内。
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トーマス教会に戻ってきました。
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待ちに待ったバッハが眠るトーマス教会で聴くクリスマス・オラトリオ。今回は1、2、3部と6部の上演でした。対訳は日本から持参しました。
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今回のツアーの決め手になったのが、このクリスマス・オラトリオ鑑賞でした。トーマス教会の音の響きを体感したい!バッハが演奏していた当時の雰囲気を少しでも味わいたいと思っていました。
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素晴らしい演奏でした。また、トーマス教会の響きは美しく厳かなもので感慨く、本当に幸せな時間でした。
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鳴りやまない拍手。スタンディングオベーションです。
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コンサートの余韻に浸りつつもホテルに到着しました。もう22時過ぎです。
ザ ウェスティン ライプチヒ ホテル
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本日のホテルはウェスティン・ライプツィヒ。ライプツィヒ中央駅から徒歩わずか5分の場所に位置するホテルです。
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本日購入したお土産の一部をご紹介。
バッハのリキュールと、カフェカンドラーのバッハ・ターラー。バッハの胸像が欲しかったのですが、リキュールに変更!重くても持って帰ります!! -
翌朝、朝食後にホテルの周辺を散策することに。
市章にも描かれているライオンはライプツィヒのマスコット的な動物です。 -
ホテル正面入口。
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ホテル・ウェスティン・ライプツィヒ。高さ96メートルで、ライプツィヒで最も高い建物の一つだそうです。確かに目立っています。
改装が施されているので一見新しく見えますが、この建物自体は旧東ドイツ時代に建てられたそうです。 -
Leipzig Hauptbahnhof(ライプツィヒ中央駅)
ライプチヒ中央駅 駅
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駅周辺は大型マーケットもあり都会の雰囲気です。
ライプツィヒには丸々半日の滞在でしたが、もっといたかった!!素敵な街です!思っていた通り音楽が溢れる街でした!またいつか来たいと思います♪ -
最後に今回購入したバッハグッズ。詳細は別途お土産編でもご紹介します。
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旅行記グループ
ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【5】(ドレスデン ‐シュトレン祭‐)
2016/11/29~
ドレスデン
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2016/11/29~
ベルリン
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【1】(成田空港-)
2016/11/29~
ドイツ
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【2】(ニュルンベルク/アンナベルク・ブッフホルツ)
2016/11/29~
ニュルンベルク
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【3】(フィヒテルベルク鉄道/ザイフェン)
2016/11/29~
ザイフェン
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【4】(マイセン/ドレスデン)
2016/11/29~
ドレスデン
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【5】(ドレスデン ‐シュトレン祭‐)
2016/11/29~
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【6】(ライプツィヒ ‐クリスマス・オラトリオ鑑賞‐)
2016/11/29~
ライプツィヒ
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【7】(ベルリン)
2016/11/29~
ベルリン
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ドイツ エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭【8】(お土産編)
2016/11/29~
ドイツ
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この旅行記へのコメント (2)
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- アルデバランさん 2019/01/28 15:50:30
- クリスマスオラトリオ!
- beach様
こんにちわ、アルデバランと申します
たまたま通りかかってbeachさんの2016年のクリスマスシーズンの旅行記を拝見していたら…
トマス教会でクリスマスオラトリオを堪能された報告を発見
少し古いレポートですが、思わず書きこみしてしまいました!
私も2014年に行って、その時の旅行記にも書きましたが教会横のトマスショップに掲示のポスターで、1週間後にクリスマスオラトリオの演奏会があることを知りました。
事前調査が不足していたことを痛感
その数年前にロンドンのウインザー城の教会でクリスマスオラトリオの練習風景に遭遇して、教会で聞けたらどんなに素晴らしいかと思っていたのに…
とても羨ましいです
コメントを拝見すると「ヘルンフートの星」とか「メンデルスゾーンのバッハ像は劣化を避けるため」とか「プレートの案内板」とか
知らなかったことが多々あり参考になります
旧バッハ像、苦労してやっと見つけましたが板で覆われてました…
昨年もバッハ関連をまわられたようですね
別途じっくり拝見させてください…
- beachさん からの返信 2019/01/29 06:27:28
- RE: クリスマスオラトリオ!
- アルデバラン様
こんにちは。
ご訪問&コメント頂きありがとうございます。
恐らく、私はアルデバランさんの旅行記に、何度か訪問させていただいていたと思います。というのも、数年前まではバッハの足跡を巡りたいと願うも、英語もままならい私が個人旅行で行けるのかどうか、4traの皆さんのバッハ関連の旅行記を読みあさっていました。
私はこの2016年のトーマス教会の訪問で深く感動し、そこからドイツ語を始め、今はドイツに住んでしまうという…。
ライプツィヒには何度行っても感動します!そして、念願だったバッハの足跡を巡る旅を昨年やりましたが、まだまだ歯抜け状態です。アルデバランさんの旅行記も熟読させて頂き、近いうちリベンジしたいと思っています!
今後ともよろしくお願いします(*^^*)
beach
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