イタリア。スイス。フランスの旅７　ユングフラウヨッホの空気

2014/06/03 - 2014/06/13

今日は天気を期待してグリンデルワルトからユングフラウヨッホ登山鉄道に乗りました。ヨーロッパの最高地点駅に着いたとたん太陽が顔を出しました。つかの間の天頂風景を楽しみました。

イタリア、スイス、フランスの鉄道旅です。

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スカンジナビア航空

TVとホテルの女将は今日の天候は回復に向かっているとのこと。ユングフラウに向けて登山鉄道に乗車することにしました。

チューゲン ホテル

朝早いのでホテルで朝食のサンドイッチを作っておいてくれました。

7時17分発でクライネシャンディックに向かうことにしました。

ベルナーオーバーラント鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

アイガー北壁の山麓に沿って電車は昇ります。

周りの花がきれいです。

高度が上がって来ました。

Kleine Scheidegg駅2016mからユングフラウ鉄道でユングフラウ駅3454mに登ります。この間の標高差1400mを約50分で登ります。
この車両はC国の人々混んでいました。駅員が空いている席に乗っても良いよと言うので乗り込みました。
彼らの軽装と喧噪に驚きました。

クライネ シャイデック駅 駅

列車はアイガーの山塊中のトンネルを進みます。
Eigerroand駅2865mに停車。高度順化のためだそうです。
この窓はアイガー北壁に空けられていますが、雲の中でした。
晴れていれば壮大な景色が眺められたでしょう。
呼吸が少し速くなります。

ユングフラウ鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

地質図によればこの山塊は中生代ジュラ紀の地層。
これは石灰岩でした。

駅は岩盤がむき出しです。
トンネル建設時での発破のための掘削孔が残っています。

駅で下りの列車とすれ違います。

2番目の停車駅、Eismeer駅で3160m。この窓はアイガー南壁に開けられています。アイガー登山を目指すにはここからも行けるそうです。息が何かおかしい。

きちんとトイレも完備されています。

約50分でJungfraujoch駅 3454mに到着。
ヨーロッパの最高地点駅です。

ユングフラウヨッホ (ユングフラウ) 山・渓谷

駅からはこんな坑道で巡ります。

こんなショットも良いでしょう。

きちんとした水洗便所です。ヨーロッパ最高の「水洗トイレ」でしょうかね。もしかしたら世界最高かな。

スフィンクス展望台3571m。エレベータで達します。

スフィンクス展望台 自然･景勝地

展望台に来るや、雲が切れつつあるところでした。

雲が切れ氷河が見え隠れ。

スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

陽も当たり始めました。

近くの岩壁も解るようになりました。

アルパインセンセーション。鉄道建設の歴史が展示されています。

この鉄道の発案者ダイヤ・ツエラーのゾウです。

カルストだそうです。ということは地下水で浸食された空洞であり、かつて地下水面がこのレベルにあったいうことです。

アイスパレスを歩きます。この空間は氷河の中です。ので、アイストンネルは少しずつ移動しています。

氷河の中の縞模様は地層ならぬ氷の層で一年一年刻まれたとのこと。黒いバンドはサハラ砂漠からの砂塵が降り積もり、そして降雪で覆われる。これが繰り返されてこのように見えるようです。

ここから外に出られます。気温は０度？

外に出れば青空が雲間に広がりつつあります。

アレッチ氷河です。

スイス アルプスのユングフラウとアレッチ 山・渓谷

ユングフラウの山頂はやや雲の中。

アレッチ氷河がはっきりと見えてきました。少し歩くと息がきれます。こんな高所は初めての経験です。

おお、素晴らしい光景です。風も強くなく本当のアルプスを実感しました。

まあ、こんな写真もありでしょう。きちんとザックを背負うべきだったかも知れません。

ユングフラウヨッホを背にして。

何故か日本のポストがありました。ハガキを投函したら、ここのスタンプを押したハガキがきちんと届きました。

しばしの山頂を楽しんで、クライネシャンディックに戻ってきました。お山を見上げれば雲が見え隠れ。

再びグリンデルワルトに戻ります。

牧野がきれいですね。これから放牧が始まるんですかね。

車窓の景色は見飽きることがありません。

山小屋の下のお花がきれいそうです。

山麓の光景、スイスの田園風景、見るだけなら最高。

ヴェンゲンアルプ鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

アルプスを満喫しました。これからスイスの首都ベルンに向かいます。