2016秋のイタリア旅行その8（フィレンツェ：サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂とその周辺）

2016/09/17 - 2016/09/25

中国国際航空のヨーロッパ行きが安かったので、SWにイタリアへ行ってきました。

旅程は
１日目　名古屋－北京－ローマ
２，３日目　ローマ
４日目　ローマ－フィレンツェ
５日目　フィレンツェ
６日目　フィレンツェ－ピサ－フィレンツェ－ボローニャ
７日目　ボローニャ－ラヴェンナ－ボローニャ－ミラノ
８,９日目　ミラノ－北京－名古屋です。

5日目の午後はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に行った後、近くにあるサン・ジョバンニ洗礼堂とドゥオーモ附属美術館に行き、大聖堂のクーポラに登ってみました。

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

サン・マルコ美術館からサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂へ移動しました。
1296年から172年かかって建てられた大聖堂で、フィレンツェの象徴です。

大聖堂は無料ですが、セキュリティチェックのためか行列ができてました。
結構並んでいましたが、10分程で中に入れました。

大聖堂に入ったところ。
余り装飾がなく意外と簡素な雰囲気ですが、人で一杯です。

入ってすぐにある騎馬肖像画。

クーポラの登り口もありました。

中央の祭壇。
ここから先は入れないようになっていました。

クーポラに描かれたヴァザーリの「最後の審判」。

右翼廊の様子。

主祭壇からファサードのほうを見たところ。

正面から見た主祭壇付近。

出口付近に地下への降り口がありました。
地下遺跡の入口で、地下遺跡、洗礼堂、クーポラ、鐘楼、ドォーモ附属美術館のセット券を購入。
地下遺跡は旧聖堂のサンタ・レパラータ教会の跡です。

床のモザイク跡。

石棺の蓋。

地下礼拝堂。

地下にあるブルネレスキの墓。
ここのクーポラの設計者です。
地下遺跡エリアではなく、入口外の売店の奥にありました。

大聖堂の後は向いにあるサン・ジョバンニ洗礼堂へ。
11世紀から12世紀に建てられた八角形の建物です。

大聖堂側のロレンツォ・ギベルティによる旧約聖書の場面が描かれた扉。
通称「天国の門」ですが、これはレプリカ。
オリジナルは附属美術館にあります。

洗礼堂内部。
天井は見事なモザイクで飾られています。
13世紀半ばの作とのことです。

反対側。
息を呑む美しさです。

主祭壇。
幾何学模様の壁がイスラムっぽい。

主祭壇上部のモザイク。

ヨハネス23世の墓碑。

洗礼堂でしばし休憩した後、大聖堂の裏にあるドゥォモ附属美術館へ。

洗礼堂の「天国の扉」のオリジナル。
ガラス張りになっていました。

こちらも洗礼堂扉のオリジナル。
北側の扉です。

聖遺物のコーナー。
洗礼者ヨハネの斬首とありましたが、そのときの鎖か何かでしょうか。

「大公妃の十字架」という聖遺物。

2階にはかつて大聖堂を飾っていた彫像が展示されています。

東壁面にあったというドナテッロの「預言者」。

クーポラの模型。

ブルネレスキのデスマスク。

ルカ・デル・ロッピア作の聖歌隊席。

反対側にあるドナテッロ作の聖歌隊席。

14世紀に造られた銀の祭壇。
洗礼者ヨハネの生涯が彫刻されています。
2006年から2012年にかけて修復したものとのことです。

ミケランジェロの「フィレンツェのピエタ」。
イエスの左手足とマリアの腕はミケランジェロが自分で壊し、後に左足以外は破片から弟子が修復したのだとか。

附属美術館の後はクーポラの待ち時間が読めなかったので、一旦サンタ・クローチェ教会に行きましたが、この旅行記はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂でまとめてしまいます。
昼過ぎに通りかかったときよりは行列が短くなっていたので並びましたが、大体1時間待ちで入ることができました。
写真は大聖堂の上部に出たところ。

「最後の審判」を見上げたところ。

クーポラの側面を登って行きます。

頂上に到着。
向かいは鐘楼。
こちらの方がやや高いかなと言ったところです。
鐘楼は待ち時間なしだったので、そちらでも良かったかも。

真下を見たところ。

ここのフェンスは腹の辺りまでの高さなので、ちょっと怖い。

シニョーリア広場方面。

サンタ・クローチェ教会方面。

正面のドームはサン・ロレンツォ教会。
左手にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会と駅が見えます。

高さを堪能して降りてきたところ。

大聖堂は17：00まで。
すでにクローズされていました。
この後は、ミケランジェロ広場に行った後、ヴェッキオ宮に行きましたが、サンタ・クローチェ教会と合わせて、次の旅行記に書くことにします。