2016/09/17 - 2016/09/25
1524位(同エリア6773件中)
Zabiさん
中国国際航空のヨーロッパ行きが安かったので、SWにイタリアへ行ってきました。
イタリアは卒業旅行以来十数年ぶりです。
旅程は
1日目 名古屋-北京-ローマ
2,3日目 ローマ
4日目 ローマ-フィレンツェ
5日目 フィレンツェ
6日目 フィレンツェ-ピサ-フィレンツェ-ボローニャ
7日目 ボローニャ-ラヴェンナ-ボローニャ-ミラノ
8,9日目 ミラノ-北京-名古屋です。
3日目前半はサン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン博物館へ。
聖年のためか非常に混んでいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝早くからバスでヴァチカンへ。
8時少し前に到着しました。
まずサン・ピエトロ広場へ。 -
4列の柱が重なって見えるポイントから列柱を撮影。
-
広場には椅子がたくさん並べられていました。
今日も集会があるのでしょうか。
なお、入口への道は反対側、大聖堂向かって右側でした。
聖なる扉から入る人達が結構並んでいました。 -
セキュリティチェックを通って中へ。
こちらは聖なる扉。
信者ではないので隣の扉から入ったと思います。
クーポラと地下墓地の入口の案内もあります。 -
中央扉のフィラレーテの扉。
扉は旧大聖堂のものらしいですが15世紀のフィラレーテという人の彫刻が施されています。
右下にペテロの逆さ磔の絵が彫刻されています。 -
入ってすぐにミケランジェロのピエタがあります。
ガラスが張ってありますが、さらに余り近づけないように柵もおいてありました。 -
大聖堂に入ったところ。
巨大な空間が広がっており圧倒されます。
真ん中は巡礼者用の通路のようです。
また、右側のエリアも信者用で立ち入り禁止になっていました。 -
等身大の聖ペテロ像。
右足に触っておきました。 -
ベルニーニ作の大天蓋ですが、この手前に柵がしてあり巡礼者のみが入れるようになっていました。
-
右手に見えたベルニーニ作の聖ロンギヌス像。
この下にロンギヌスの槍の穂先が納められているのだとか。 -
ミケランジェロ作のクーポラ。
-
大天蓋の向こうにかろうじて見える聖ペテロの椅子と鳩のステンドグラス。
-
大聖堂内は左翼廊まで入れるようになっていました。
ベルニーニ作のアレクサンドル7世の墓。 -
突き当たりに見えたアルガルディ作のレオ1世とアッティラの出会いの浮彫。
-
右側の方に見えたカノーヴァ作のクレメンス13世の墓。
-
宝物館入口。
こちらも見てみました。 -
入口の法王名表。
生前退位したベネディクト16世の名前がないので死ぬと名前が刻まれるのでしょうか。
あと199年から461年に飛んでいるのはなぜだ?
宝物館内は撮影禁止でしたが、聖具や法王の衣装のほかベルニーニの天使像などもあり中々のものでした。 -
出口近辺にあるカノーヴァ作のスチュアート家の墓碑。
-
一通り見終わったのでクーポラへ登りました。
クーポラの入口は大聖堂の外にあります。
また、写真左の入口から地下にある法王達の墓に行けます。 -
昔は階段で登った気がしますが、今回はエレベーターを利用しました。
-
エレベーターは屋根の上まで。ここからは階段です。
-
しばらく登るとクーポラの真下にでました。
息を飲む美しさです。 -
こんな感じの通路になっていました。
-
上から見たる聖ペテロの椅子。
真下が大天蓋です。 -
さらに上を目指しました。
通路が斜めになっているのは丸天井に沿って登っているから。 -
最後の方はつづら折の階段になっていました。
-
頂上に到着。
正面のサン・ピエトロ広場を見下ろしたところ。 -
その先にサンタンジェロ城が見えました。
-
北側のヴァチカン博物館。
手前がシスティーナ礼拝堂。 -
ヴァチカンの庭園。
-
ヴァチカン行政庁。
建物前の刈り込みは現法王の紋章なのだとか。 -
ローマ中心部方向ですが、ガスってます。
-
高さを堪能して戻りました。
屋根の上にはレストランとかもありました。 -
屋根の上のキリストと使徒像。
地震とか来たら落ちないのでしょうか。 -
屋根からクーポラの頂上を見上げたところ。
-
クーポラからエレベーターで降りるとまた大聖堂内部に戻されます。
ちょうど巡礼の人達が通り過ぎていきました。 -
また外に出て地下の法王の墓へ向かいました。
その途中の聖なる扉の様子。
かなりの行列になってます。 -
法王の墓の入口。
撮影禁止ですが、法王の墓のほかガラス越しに天蓋下の聖ペテロ聖遺物礼拝堂を見ることができました。 -
法王の墓の出口も大聖堂の中でした。
この辺りでヴァチカン博物館へ向かいました。 -
ヴァチカン博物館に向かう途中のサン・ピエトロ広場入口。
実は朝はボランティアの人がここの入口から入れてくれましたが、一般の大聖堂入口はもっと右だったみたいです。 -
ヴァチカン博物館へ向かいましたが、ここもかなり行列していました。
入口はこの先の角を曲がったずっと先です。
予約していたので行列はスキップ。
ここは予約必須ですね。 -
入口に到着。
実は予約を入れたのが遅かったため11時半しか取れなかったのですが、少し早くても入れるという情報があったので11時前に行きました。
入口でバウチャーを見せるときに時間の所を折るようにして見せましたが、特にチェックはありませんでした。 -
入るとセキュリティチェックがあり、その先に切符売場があります。
最初切符売場をパスして入場ゲートでバウチャーのQRコードを読み込ませるのかと思いましたが、切符売場でバウチャーを見せて入場券を受け取り、入場ゲートへ向かうのが正解でした。 -
ようやく入場して中へ。
ヴァチカン博物館の中には色々な美術館が入っていますが、まずピオ・クレメンティーノ美術館へ行きました。
案内に従って中庭を通過。 -
途中のキアラモンティ美術館。
廊下に古代彫刻が陳列されています。
彫刻がズラっと並んでいるので、どれが目玉なのかよく分からない。 -
その先の石碑のギャラリー。
観覧許可された人だけ見られるらしい。 -
戻って階段を登るとピオ・クレメンティーノ美術館。
クレメンス14世が18世紀後半に創設し、ピウス6世が完成させた美術館です。 -
八角形の中庭にあるベルヴェデーレのアポロン。
元は右手に弓、左手に矢を持っていたのだとか。 -
ここの目玉のラオコーン。
木馬を市内運び込むのを諌めたトロイの神官ラオコーンがアテネの怒りを買い、息子二人と海蛇にまきつかれているシーンです。 -
ウェヌス・フェリックス。
モデルはマルクス・アウレリウスの妃という説もあるようです。 -
ミューズの間のベルヴェデーレのトルソ。
紀元前1世紀のアテネの彫刻家アポロニウスの作。
ミケランジェロにも影響を与えた彫刻です。 -
円形の間。
パンテオンを模して造られた部屋で古代のパンテオンの様に神々の像が飾られています。 -
円形の間のモザイク。
-
アテネを描いたギリシア十字の間のモザイク。
3世紀のものだそうです。 -
その横にはコンスタンティヌスの母、聖へレナの石棺。
-
こちらはコンスタンティヌスの娘、コンスタンティアの石棺。
-
ピオ・クレメンティーノ美術館からはグレゴリウス・エジプト美術館には行けないようでした。
代わりにグレゴリウス・エトルリア美術館へ行ってみました。 -
古代エトルリアのブロンズ像。
神に捧げる酒を地に注いでいるシーンのようです。 -
エトルリアの石棺。
手に持っているのは花輪でしょうか。 -
墓の入口を守っていたというライオン像。
-
その後システィーナ礼拝堂へ向かいましたが、渋滞していました。
通路の途中のビーガの間。
司教座としても使われた二頭立て戦車の像がありました。 -
タペストリーの間。
出口が狭いので渋滞しています。 -
地図のギャラリー。
各地の地図が飾られています。 -
ヴェネチアの地図。
この先でシスティーナ礼拝堂へのショートカットするルートとラファエロの間を経由するルートに分かれます。
当然ラファエロの間経由を選択。 -
途中の無原罪御宿りの間という部屋のフレスコ画。
-
外の通路を通った先の4部屋がラファエロの間。
最初の部屋はコンスタンティヌスの間ですが、ここはラファエロの死後に弟子によって描かれた部屋です。
コンスタンティヌスの生涯が描かれています。
写真は「ミルヴィオ橋の戦い」 -
二部屋目はヘリオドロスの間。
謁見の間として使われたのだとか。写ってませんがこの辺りから部屋は人で一杯です。
「神殿から追放されるヘリオドロス」 -
「聖ペテロの解放」
-
三部屋目は署名の間。ここはラファエロが壁画も天井も手がけた部屋です。
ここで最初に描かれたという「聖体の論議」 -
「聖体の論議」の反対側にある「アテナイの学堂」
真ん中の赤い服がダヴィンチをモデルにしたプラトン、手前の頬杖をついているのがミケランジェロをモデルにしたヘラクレイトスとのことです。 -
一人だけカメラ目線の人がいると思ったらラファエロでした。
-
「パルナッソス山」
周りの人達も当時の詩人がモデルになっているそうです。 -
四部屋は「ボルゴの火災の間」。
「ボルゴの火災」はラファエロの下絵を弟子が完成させたもの。 -
ラファエロの間からシスティーナ礼拝堂に行く途中にあったボルジアの間。
アレクサンデル6世がピントゥリッキオに描かせたフレスコ画で飾られています。
室内は現代美術的なオブジェが並べられていました。 -
アレクサンデル6世の名前の入ったプレート、
-
諸聖人の間にある「聖カタリナの論争」。
中央の赤いマントの女性が聖カタリナアですが、アレクサンデルの娘のルクレツィア・ボルジアをモデルにしているらしい。 -
奥義の間にある「復活」
左下がアレクサンデル、右下で槍を持っているのがチェーザレ・ボルジア。
この後システィーナ礼拝堂へ行きましたが、礼拝堂は撮影禁止。
「最後の審判」や「天地創造」などの天井画で彩られ、息を呑む美しさでしたが人で一杯。
なんとかベンチの空きを見つけて鑑賞しました。 -
戻る途中の廊下の展示。
-
ここで遅めの昼食。
博物館内のピッツェリアで食べましたが、割りとリーズナブルでした。 -
最後は絵画館へ。
メロッツォ・ダ・フォルリの「奏楽の天使」 -
ラファエロの師匠だったペルジーノの「聖母子」
-
ラファエロの作品が並べられた部屋。
-
「聖母の戴冠」
20台半ばに描かれた作品です。 -
「フォリーノの聖母」
ラファエロの間を手がけていた頃の作品です。 -
「キリストの変容」。
ラファエロの遺作となった作品で弟子が完成させたものです。 -
同じ部屋ではブリュッセルで織られたというタペストリーも展示されていました。
ラファエロの下絵を基にしたらしいですが、ダヴィンチの「最後の晩餐」と同じ構図のタペストリーがありました。 -
ダヴィンチの「聖ヒエロムニス」
未完の作品です。 -
ラファエロの弟子のラファエリーノ・デル・コッレの「東方の三博士の礼拝」
-
ティツィアーノの「聖母子と諸聖人」
弓で射られた聖セバスティアスの表情が寂しげ。 -
ヴェロネーゼの「聖ヘレナの夢」。
-
ジュリオ・ロマーノの「聖母戴冠」
ラファエロの名前があるので合作でしょうか。 -
カラヴァッジョの「キリスト降架」
-
グイド・レニの「聖ペテロの磔」
-
ベルニーニ作の天使像もありました。
-
絵画館から戻る途中には切手博物館もありましたが、スルー。
-
最後に螺旋階段を下りて出口へ。
ヴァチカン博物館は全部見れてはいませんが、それでも4時間ほどかかりました。その後はパンテオンに向かいました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Zabiさんの関連旅行記
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
96