2016/10/04 - 2016/10/04
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ぬいぬいさん
毎年秋のこの時期は仕事の旅が続くのですが、今年は10月は3週連続、11月は20数年ぶりの社員旅行で東北、その間中山道を歩いて群馬、長野とほとんど毎週のように旅に出ています。
まずはこちらで紹介する、10月の初めの4日、5日は1泊で、山陰出雲大社と足立美術館、松江の旅。
仕事の業界団体の親睦旅行で1昨年は沖縄、昨年は北陸新幹線で金沢と参加費5000円で結構いいところに連れて行ってくれます。
今年は宿も食事も贅沢三昧、しかも好きなだけ飲んでも追加費用なし。
そんなおいしい旅なので、毎年楽しみにしています。
ここ数年は雨にたたられることもなかったのですが、今回は台風18号が接近していて直前まで飛行機が飛ぶのかどか微妙な状態でした。
幸い米子までの便は通常に運行され、初日は出雲大社と足立美術館は楽しめたのですが、2日目の朝起きると、すでに夕方以降の便は台風の影響で欠航が決定していて、搭乗予定便は運航できるかどうか協議中の情報。
結局、2日目の観光はすべて中止して、午前中の便に振り替えて帰ることになりました。
昨日のうちにメインの出雲大社と足立美術館に行っててよかった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- JTB
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業界団体の親睦旅行、今年は出雲です。
参加者は総勢24名。
今年は台風で予定通りいけるのかどうかちょっと心配でしたが、何とか米子空港までは予定通りに到着。 -
最初に訪れたのは出雲大社のそばの島根ワイナリー。
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ワイナリーといえばやっぱりワインの試飲
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ここは太っ腹でいろんな種類の種類のワインを好きなだけ試飲できます。
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実はここを訪れるのか今回が三度目。
最初に大みそかに一人で来たときは、レストランも早じまいですきっ腹にワインをたっぷり飲んでしまいかなりへべれけになってしまいました。 -
今回もとりあえず辛口のみ一通りおいしくしく試飲させてもらいました。
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ワインの甘口は飲めないので辛口のみでしたが、それでも5種類2杯ずつしっかりいただきました。
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食事の用意ができて本日のランチはワイナリー併設のレストランでブランド牛のしまね牛の御膳をいただきました。
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お腹も満足したところでこの日のメインの出雲大社に参拝です。
バスの駐車場の関係で神楽殿のある裏口から入ります。 -
本殿に向かって左右に主祭神の大国主大神像があります。
こちらは左側の「御慈愛の御神像」で因幡のシロウサギの場面を表したものです。 -
まずは手水舎で手と口を清めます。
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本殿に向かって右側にある「ムスビの御神像」で、大国主大神が幸魂奇魂を授かるシーン。
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こちらは第四の銅の鳥居。
青銅製のこの鳥居は日本最古と言われており、国の重要文化財に指定されています。
ちなみにこの鳥居に触れると金運が上がると言われているとか。 -
こちらは一般の参拝客がお参りする拝殿。
出雲大社では二礼二拍手一礼でなく二礼四拍手一礼が基本です。
拍手を打つときは片方の手を少しずらします。
お参りの仕方もルールがあるようで、まず必ず自分の住所と名前を告げ、感謝の言葉を述べてからお願いごとをするのだそうです。 -
こちらは国宝に指定されている本殿。
1744年に造営され、これまで3度の遷宮が行われ、直近では平成20年から60年ぶりとなる「平成の大遷宮」が行われています。 -
本殿の階段の目の前に何やら3つの丸がくっついたものがあります。
出雲大社の宇豆柱の位置に三本束の柱をモチーフにした石柱モニュメントで3ヶ所あります。 -
本殿の裏側にある文蔵。
出雲大社に関係する歴史書や古文書などを保管していたようです。 -
隠れパワースポットとして人気なのが、本殿の北側にある素鵞社。
大国主大神の親神であるヤマタノオロチ退治で有名スサノオノミコトが祀られています。 -
本殿大屋根は檜皮が使われています。
この檜皮は防水性に優れ、木造建築物の屋根としては最も適しているそうです。 -
大正3年に出雲大社全体の宝物館として建てられた彰古館。
中には大小の大国様、恵比寿様がずらりと並ぶほか、神楽用の笙やひちりきなどの楽器類、神社に伝わる古文書類も多数展示されています。 -
御祭神の大国主大神は西に向いて祀られているのでこちらの西側にある拝所が大黒様と向き合って参拝できる本来の正面になるのだとか。
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旧歴11の神在月に全国から八百万の神々が出雲大社に集まられたときに宿泊されるのがこの十九社。本殿を挟んで東と西の2ヶ所があります。
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稲穂の模様の入ったコンクルート打ち放しの建物は庁舎
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イチオシ
この建物は著名な建築家の菊竹清訓氏の設計により1963年に完成。
築50年を経過し構造の強度が問題視され建替予定になっているものの、貴重な建造物ということもあり建築学会からは保存を強く求めるいるそうですが予定通り2018年には建て替える予定だそうです。
実はこの建物意匠的には素晴らしいものの、新築直後から雨漏りが続き、その補修費だけで新築価格を大きく上回る維持費がかかっているとか。 -
イチオシ
大注連縄のぶら下がる神楽殿
長さ13・5メートル、太さは最大8メートル、重さ4・4トンと日本では最大級の注連縄なんだそうです。 -
神楽殿の西側にあるのが出雲国造家千家国造館
出雲大社の宮司さんで出雲国造の千家家のお屋敷です。 -
一子相伝だった「出雲国造家」の称号は、14世紀から千家家と北島家に分かれ、それぞれが出雲国造家の称号を名乗るようになり、直系にあたる千家氏が、教派神道の一派 出雲大社教を主宰し、分家の北島氏は、宗教法人 出雲教を主宰したのだとか。
なんか本家分家のお家騒動があったようですね。
現在は出雲大社の宮司及び祭祀職務は千家家が担っています -
出雲大社を後にして次に向かったのは足立美術館。
どじょうすくいでおなじみの安来市にあります。 -
ここは横山大観のコレクションををはじめとする日本画の名作約1500点を展示している美術館ですが、美術館としてよりも世界一の日本庭園の方が有名になっていますね。
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イチオシ
アメリカの日本庭園専門誌『Sukiya Living/The Journal of Japanese Gardening』が、全国の日本庭園およそ1,000か所を対象に実施した「日本庭園ランキング」を発表しているのですが、なんとここの日本庭園は3年連続日本一に選ばれています。
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このランキングは、歴史的価値、規模、知名度ではなく、庭園の質、庭園と建物との調和、利用者への対応といったホスピタリティ等「いま現在鑑賞できる日本庭園としていかに優れているか」を基準に調査・選考されているそうです。
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ちなみに2位は京都の桂離宮、3位は葛飾柴又の山本亭。
この辺りはランキングの常連ですね。 -
イチオシ
足立美術館でおなじみの日本庭園のビュースポットがこちら。
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ガラスの窓越しに眺めるこちらからの眺望は季節によって様々な顔を見せてくれます。
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紅葉の時期が一番見頃なのですが、1か月早かったようです。
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今宵の宿は玉造温泉の「曲水の庭 ホテル玉泉」
きれいに手入れされた日本庭園があって、夜になると篝火が焚かれライトアップされて幻想的な美しさを見せていました。 -
宴会料理も美味しくいただきました。
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島根の地酒「玉鋼」美味しくいただきました。
根っからのビール等ですが、ここのところワインばかりでしたが、最近日本酒好きになってどこでも冷酒。
要はアルコールなら何でもいいのですが・・・ -
宴会が終わるとロビーにあるステージではご当地郷土芸能の安来節が始まりました。
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宴会が終わり2次会は恒例のカラオケ
カラオケが苦手な私は一人温泉街を散歩。
星野リゾートの界出雲もすぐそばにありました。 -
玉造温泉は古くから美肌の湯として有名で、『神湯』と呼ばれていたそうで、1300年前から『ひとたび入ればお肌がキラキラと若返り、2度入ればどんな病気も治ってしまう。』とその効果が評判だったそうです。
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イチオシ
せっかくの美肌の湯、散歩の後は温泉をしっかり満喫しました。
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台風の影響が気になる2日目の朝。
朝食は宍道湖のシジミの味噌汁が付いて大変おいしくいただきました。
もちろんシジミの味噌汁もご飯もお代わり。
旅先では食が進みますね。
夏のベトナムの旅以来オーバーウェイトでなかなか痩せなくて、帰ってみるとまた太っているんだろうなあ・・・ -
昨夜のうちから夕方以降の便が欠航になっていて、予定する便が予定通り飛ぶのかどうか協議中だったのが朝食が終わるころには欠航が決定。
本来であればこの日は国宝になった松江城や境港の散策、大根島由志園での昼食を予定していましたが、朝の便に振り替えができたので、急遽観光を中止し朝食後は帰ることに。 -
米子空港は通称米子鬼太郎空港と呼ばれているだけあって鬼太郎のモニュメントやステンドグラスがあちこちに。
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鬼太郎とのツーショット写真も撮れます。
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観光中止が決まった途端天気も良くなって、空港に着くと一度欠航になった予定の便が今度は予定通り運航に変わっていました。
でも、この時すでに時は遅し。
観光バスを返してしまった後で予定よりも4時間早く帰宅の途に
消化不良気味でしたが初日出雲大社も足立美術館にも行けたのでヨシとしましょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- トラッキー☆さん 2016/11/05 19:33:40
- 台風の当たり年
- ぬいぬいさん、ご無沙汰してま〜す。
10月は旅行三昧でしたね。
親睦旅行、参加費5000円で観光ができて、おいしいもの食べて、飲んで・・・めっちゃおいしい旅行じゃないですか。
やっぱり足立美術館に行きたくなってしまいました。
今年は台風の当たり年、私はなんとか回避できましたが、まわりには沖縄に行ったけど泳げなかったという人もいたりして。
午前の便に振り替えになったけど、ちゃんと観光もできたし、無事に帰ってこれてよかったですね。
東海道に続き、中山道ウォークもすごい!!
私は、来週、ダイオキシンで汚染された上海蟹を食べてきます。
また、ビール飲みながら、旅の話しましょ〜。
とら☆
- ぬいぬいさん からの返信 2016/11/08 08:47:39
- ほんと今年は台風多かったねえ
- とら☆ちゃん こんにちは
今年の秋は国内旅行三昧
今日からホントなら東北の社員旅行でしたが女房の骨折で中止
第二陣が来週なのでそちらに変更しました。
毎年秋は仕事で旅ができるので、旅好きにはたまらない季節です。
親睦旅行、参加費5000円も会社負担なのでただ旅、ただ飯、ただ飲み三昧。
いうことなしでおいしいでしょ。
足立美術館に行くならお勧めは紅葉の時期。
あと1か月遅ければもっと楽しめたのに残念。
来週は上海に行くの?
上海蟹あまり食べるところないけど上海に行ったら上海蟹は外せないよね。
楽しんできてね。
近いうちにまた飲もうね。
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