2016/10/26 - 2016/10/26
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Tagucyanさん
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京都周辺の鉄道を乗り回してきました。
当初の予定ではただ電車に乗るだけでしたが、せっかく観光地の近くまで行くこともあり、観光も少々。
結果的に、秋の京都周辺を満喫することになりました。
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京阪石山坂本線で坂本駅に着いたあと、比叡山に向かいます。
比叡山へは、大津側からは坂本ケーブル、京都側からは八瀬ケーブルとロープウェイで登ることになります。
かつてこれらには、別々の機会に乗りに来たことがありますが、そのときは乗り鉄のことしか眼中になく、観光もせずにとんぼ返りしていました。
今回はこれらを使って、大津側から京都側に比叡山の山越えをすることにしました。
今回の行程では、このあたりから乗り鉄と観光がごっちゃになってます(笑)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【その1】からのつづき
京阪石山坂本線に乗ってやって来た坂本駅。
駅周辺は、延暦寺や日吉大社の門前町である。坂本比叡山口駅 駅
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駅前の道を山方面に歩いて行くと、日吉大社の鳥居がある。
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鳥居から先の歩道は、このように整備されている。
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すこし脇道に入る。
両側にはお寺などが建ち並んだ落ち着いた地域。 -
このようなところを歩いて行くと、
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比叡山に登る、坂本ケーブルの駅がある。
坂本駅から、ゆっくり歩いて15分ぐらい。ただし、ずーっと上り坂^^;
1時間に1本、路線バスも走っているようだ。 -
坂本ケーブル、正式名「比叡山鉄道」のケーブル坂本駅。
昭和2年に開業して以来、使われ続けている駅舎。 -
ケーブル坂本駅の改札口。
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坂本ケーブルの車両。現在の車両は3代目。
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途中、眼下に琵琶湖を一望できる区間があるので、すべての席が下方を向いている。
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ケーブル坂本駅を出発。
全長2,025m、日本で最長のケーブルカー。 -
途中の車窓から見える「霊窟の石仏」。
このすぐ先にほうらい丘駅があるが、降りる客がいなければ通過。 -
10年ほど前、車両に蓄電池を内蔵させ、架線を撤去した。
このため、視界がよい。
その蓄電池に充電するため、車両にはパンタグラフがついていて、駅構内だけに鋼製の架線が引いてある。 -
琵琶湖が見える区間その1。
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中間地点で下りの車両とすれ違い。
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こんな急斜面の途中で、作業中の作業員がいた。
ここに来るのも大変だし、作業自体も大変そう。 -
最大傾斜は333パーミル。
角度に換算すると30°となるが、数字以上にすごい傾斜に見える。 -
琵琶湖が一望できる区間その2。
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中間にある2つの駅のうち、上の方にある「もたて山」駅。
利用者がいないので通過。 -
所要時間11分で、終点ケーブル延暦寺駅に到着する。
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ケーブル延暦寺駅。
ここも、昭和2年の開業時から使用している駅舎である。 -
ケーブルカーの駅から、延暦寺までは、このような山道を歩く。
もともとケーブルカーを敷くにあたって、お寺から見えない位置に造るようにという条件がついたらしく、少し離れている。 -
非常に静かで、爽やかな雰囲気の山道。
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10分ほど歩くと、比叡山に3つある地区のうちのひとつ、「東塔(とうどう)」地区が見えてくる。
あと2つの地区は「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」という。 -
東塔(とうどう)地区の入口。
この先で巡拝料を支払う。
ここでもらうチケットは比叡山内の3地区共通で、同日内なら出入り自由となる。比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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巡拝料を払って進んだあたり。
休憩所やお土産屋などがある。 -
上の写真の左側。
延暦寺の総本堂となる「根本中堂」の入口。
ここから坂を下っていく。 -
坂を下っていったところにある「根本中堂」。建物は国宝です。
ちなみに、延暦寺という名前の建物はありません。比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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ここから先は、撮影厳禁。
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先ほどの場所から、逆に坂を登ったところにある「大講堂」。
こちらは重要文化財。比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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さらに急坂と、その先の階段を登る。
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その先にある、阿弥陀堂。
この時点では天気もよくて、清々しいのだが、なにしろ上り下りがきつい…比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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阿弥陀堂のとなりにある、東塔。
比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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ケーブルカーの駅から東塔地区をはさんで反対側にある国宝殿。
この手前方向がバスターミナル。比叡山延暦寺 寺・神社・教会
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すっかり観光モードになってしまったが、本来の目的に戻る。
比叡山の京都側に降りるために、そこまで行くシャトルバスに乗る。
このシャトルバスは、比叡山の3つの地区を結び、さらに比叡山頂まで行っている。比叡山内シャトルバス 乗り物
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比叡山頂のバス停から、京都側から登ってくるロープウェイの駅まで、またこのような静かな山道を歩く。
ちなみに、バスを使わないでも東塔地区から30分くらい歩けば、このあたりにたどり着く。 -
京都側、叡山ロープウェイの叡山山頂駅。
戦前からある、相当年季の入った建物。
…というか、廃屋かと思った^^; -
改札口。
ここから、ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで下山することになるので、基本的には通しのきっぷを買うことになる。 -
改札口(正面)を入ったところ。
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ロープウェイの乗り場。
ロープウェイは鉄道ではなく乗り鉄の対象でないため、ここまでは来たことがない。
よって初めて乗ることになる。叡山ケーブル・ロープウェイ 乗り物
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眼下には京都の洛北地区が一望できる。
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ロープウェイとしてはかなり小ぶりな方ではないかと思われる。
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叡山山頂駅を出発。ぐんぐん降りていく。
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上りのロープウェイとすれ違い。
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どんどん降りていく。
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ロープウェイの下の駅、「ロープ比叡」駅。
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そのすぐ向かいの階段の上に、ここで乗り継ぐ叡山ケーブルの駅がある。
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叡山ケーブルの上の駅になる「ケーブル比叡」駅。
ここには来たことがあるはずである。
ただし、大津側の坂本ケーブルと同様、すぐにとんぼ返りで下山してしまった。 -
ケーブルカーの改札口。
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乗り継ぎ時間も少なく、すぐに発車となる。
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山を下る。
坂本ケーブルは長さが日本最長だったが、こちらは高低差が日本最大の561m。 -
この車両は3代目。
ただし昭和30年製で、やや年期が入っている。 -
上りのケーブルカーとすれ違い。
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路盤なども年期が入っているように見える。
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下の駅、ケーブル八瀬駅の手前。
保守用車両がとまっている側線が分岐している。
「ケーブルカーの側線」ってなかなか見ないなあ。 -
ケーブル八瀬駅に到着。
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ケーブル八瀬駅。
ケーブル八瀬駅 駅
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ケーブル八瀬駅の改札口。
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ケーブル八瀬駅から、叡山電鉄の駅まで歩く。
このような歩道が整備されている。 -
途中、高野川にかかる木製の橋。
高野川は、三千院で有名な大原の方から流れてくる川。 -
まだ紅葉は先のようですね。
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ケーブルカーの駅から歩いて5分くらいで、叡山電鉄の八瀬比叡山口駅に着く。
八瀬比叡山口駅 駅
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駅の入口には、開業当時の駅名「八瀬」駅の名前が掲げられていた。
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出町柳行き。
一応叡山電鉄の本線の終点駅なのだが、ここに来る電車は、ほとんど1両編成である。 -
八瀬比叡山口駅を出発。
叡山電鉄のもう1つの終着駅、鞍馬駅に向かいます。
【その3】につづく
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この旅行記へのコメント (2)
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- 平成元年ママさん 2017/01/21 06:10:24
- 10年以上前に比叡山さかもと行きました…。
- 比叡山も、高尾山みたいに、遊園地と思いました…。
その時に、天台宗の2000年展が、京都市の博物館があり、
確か、“招待券”みたいな?もの貰って、
その足で比叡山参拝をしたと思いました。
鎌倉仏教の開祖たちが、此処の比叡山で若い時に、
修行されたところだったという、
昔の大学みたいなものだったんだ~という感じ。
とくに、日蓮さんのお寺の場所が静かな感じだった。
そこにいた、女性のアマサンみたいな方が
親切にしてくれ、
なんか、“お遍路”の接待受けた感じ~♪
- Tagucyanさん からの返信 2017/01/21 20:20:30
- RE: 10年以上前に比叡山さかもと行きました…。
- 平成元年ママ様
たしかにケーブルカーに乗って、降りた駅から少し歩いた先にお寺がある、という意味では、高尾山と比叡山は似ていますね。
高尾山はとなり町なので毎年お正月に初詣に出かけていますが、逆にそのせいか混雑した印象しかありません。それに対して、私が比叡山に行ったときは、「紅葉シーズン前の平日の午前中」という条件だったからか、人も少なく静かでとてもいい雰囲気でした。
比叡山に登るケーブルカーは、大津側からも京都側からも過去乗ったことがありますが、その時はまだ「乗り鉄」しか眼中になく、すぐにとんぼ返りしてしまいました。
それに対して今回は、せっかく来たのだからと参拝してまわりました。
只今作成中の続編(鞍馬寺)のケーブルカーでも同様。
…気持ちに余裕が出てきたのか、ジジイ化してきたのかは定かではありません(笑)
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