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京都周辺の鉄道を乗り回してきました。<br />当初の予定ではただ電車に乗るだけでしたが、せっかく観光地の近くまで行くこともあり、観光も少々。<br />結果的に、秋の京都周辺を満喫することになりました。<br /><br />---<br />京阪石山坂本線で坂本駅に着いたあと、比叡山に向かいます。<br />比叡山へは、大津側からは坂本ケーブル、京都側からは八瀬ケーブルとロープウェイで登ることになります。<br />かつてこれらには、別々の機会に乗りに来たことがありますが、そのときは乗り鉄のことしか眼中になく、観光もせずにとんぼ返りしていました。<br />今回はこれらを使って、大津側から京都側に比叡山の山越えをすることにしました。<br />今回の行程では、このあたりから乗り鉄と観光がごっちゃになってます(笑)<br />

京都周辺の鉄道に乗ってきた【その2】 比叡山の山越え

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2016/10/26 - 2016/10/26

270位(同エリア1466件中)

Tagucyan

Tagucyanさん

京都周辺の鉄道を乗り回してきました。
当初の予定ではただ電車に乗るだけでしたが、せっかく観光地の近くまで行くこともあり、観光も少々。
結果的に、秋の京都周辺を満喫することになりました。

---
京阪石山坂本線で坂本駅に着いたあと、比叡山に向かいます。
比叡山へは、大津側からは坂本ケーブル、京都側からは八瀬ケーブルとロープウェイで登ることになります。
かつてこれらには、別々の機会に乗りに来たことがありますが、そのときは乗り鉄のことしか眼中になく、観光もせずにとんぼ返りしていました。
今回はこれらを使って、大津側から京都側に比叡山の山越えをすることにしました。
今回の行程では、このあたりから乗り鉄と観光がごっちゃになってます(笑)

同行者
一人旅
交通手段
私鉄
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【その1】からのつづき<br /><br />京阪石山坂本線に乗ってやって来た坂本駅。<br />駅周辺は、延暦寺や日吉大社の門前町である。

    【その1】からのつづき

    京阪石山坂本線に乗ってやって来た坂本駅。
    駅周辺は、延暦寺や日吉大社の門前町である。

    坂本比叡山口駅

  • 駅前の道を山方面に歩いて行くと、日吉大社の鳥居がある。

    駅前の道を山方面に歩いて行くと、日吉大社の鳥居がある。

  • 鳥居から先の歩道は、このように整備されている。

    鳥居から先の歩道は、このように整備されている。

  • すこし脇道に入る。<br />両側にはお寺などが建ち並んだ落ち着いた地域。

    すこし脇道に入る。
    両側にはお寺などが建ち並んだ落ち着いた地域。

  • このようなところを歩いて行くと、

    このようなところを歩いて行くと、

  • 比叡山に登る、坂本ケーブルの駅がある。<br />坂本駅から、ゆっくり歩いて15分ぐらい。ただし、ずーっと上り坂^^;<br />1時間に1本、路線バスも走っているようだ。

    比叡山に登る、坂本ケーブルの駅がある。
    坂本駅から、ゆっくり歩いて15分ぐらい。ただし、ずーっと上り坂^^;
    1時間に1本、路線バスも走っているようだ。

  • 坂本ケーブル、正式名「比叡山鉄道」のケーブル坂本駅。<br />昭和2年に開業して以来、使われ続けている駅舎。

    坂本ケーブル、正式名「比叡山鉄道」のケーブル坂本駅。
    昭和2年に開業して以来、使われ続けている駅舎。

  • ケーブル坂本駅の改札口。

    ケーブル坂本駅の改札口。

  • 坂本ケーブルの車両。現在の車両は3代目。

    坂本ケーブルの車両。現在の車両は3代目。

  • 途中、眼下に琵琶湖を一望できる区間があるので、すべての席が下方を向いている。

    途中、眼下に琵琶湖を一望できる区間があるので、すべての席が下方を向いている。

  • ケーブル坂本駅を出発。<br />全長2,025m、日本で最長のケーブルカー。

    ケーブル坂本駅を出発。
    全長2,025m、日本で最長のケーブルカー。

  • 途中の車窓から見える「霊窟の石仏」。<br />このすぐ先にほうらい丘駅があるが、降りる客がいなければ通過。

    途中の車窓から見える「霊窟の石仏」。
    このすぐ先にほうらい丘駅があるが、降りる客がいなければ通過。

  • 10年ほど前、車両に蓄電池を内蔵させ、架線を撤去した。<br />このため、視界がよい。<br />その蓄電池に充電するため、車両にはパンタグラフがついていて、駅構内だけに鋼製の架線が引いてある。

    10年ほど前、車両に蓄電池を内蔵させ、架線を撤去した。
    このため、視界がよい。
    その蓄電池に充電するため、車両にはパンタグラフがついていて、駅構内だけに鋼製の架線が引いてある。

  • 琵琶湖が見える区間その1。

    琵琶湖が見える区間その1。

  • 中間地点で下りの車両とすれ違い。

    中間地点で下りの車両とすれ違い。

  • こんな急斜面の途中で、作業中の作業員がいた。<br />ここに来るのも大変だし、作業自体も大変そう。

    こんな急斜面の途中で、作業中の作業員がいた。
    ここに来るのも大変だし、作業自体も大変そう。

  • 最大傾斜は333パーミル。<br />角度に換算すると30°となるが、数字以上にすごい傾斜に見える。

    最大傾斜は333パーミル。
    角度に換算すると30°となるが、数字以上にすごい傾斜に見える。

  • 琵琶湖が一望できる区間その2。

    琵琶湖が一望できる区間その2。

  • 中間にある2つの駅のうち、上の方にある「もたて山」駅。<br />利用者がいないので通過。

    中間にある2つの駅のうち、上の方にある「もたて山」駅。
    利用者がいないので通過。

  • 所要時間11分で、終点ケーブル延暦寺駅に到着する。

    所要時間11分で、終点ケーブル延暦寺駅に到着する。

  • ケーブル延暦寺駅。<br />ここも、昭和2年の開業時から使用している駅舎である。

    ケーブル延暦寺駅。
    ここも、昭和2年の開業時から使用している駅舎である。

  • ケーブルカーの駅から、延暦寺までは、このような山道を歩く。<br />もともとケーブルカーを敷くにあたって、お寺から見えない位置に造るようにという条件がついたらしく、少し離れている。

    ケーブルカーの駅から、延暦寺までは、このような山道を歩く。
    もともとケーブルカーを敷くにあたって、お寺から見えない位置に造るようにという条件がついたらしく、少し離れている。

  • 非常に静かで、爽やかな雰囲気の山道。

    非常に静かで、爽やかな雰囲気の山道。

  • 10分ほど歩くと、比叡山に3つある地区のうちのひとつ、「東塔(とうどう)」地区が見えてくる。<br /><br />あと2つの地区は「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」という。

    10分ほど歩くと、比叡山に3つある地区のうちのひとつ、「東塔(とうどう)」地区が見えてくる。

    あと2つの地区は「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」という。

  • 東塔(とうどう)地区の入口。<br />この先で巡拝料を支払う。<br />ここでもらうチケットは比叡山内の3地区共通で、同日内なら出入り自由となる。

    東塔(とうどう)地区の入口。
    この先で巡拝料を支払う。
    ここでもらうチケットは比叡山内の3地区共通で、同日内なら出入り自由となる。

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • 巡拝料を払って進んだあたり。<br />休憩所やお土産屋などがある。

    巡拝料を払って進んだあたり。
    休憩所やお土産屋などがある。

  • 上の写真の左側。<br />延暦寺の総本堂となる「根本中堂」の入口。<br />ここから坂を下っていく。

    上の写真の左側。
    延暦寺の総本堂となる「根本中堂」の入口。
    ここから坂を下っていく。

  • 坂を下っていったところにある「根本中堂」。建物は国宝です。<br />ちなみに、延暦寺という名前の建物はありません。

    坂を下っていったところにある「根本中堂」。建物は国宝です。
    ちなみに、延暦寺という名前の建物はありません。

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • ここから先は、撮影厳禁。

    ここから先は、撮影厳禁。

  • 先ほどの場所から、逆に坂を登ったところにある「大講堂」。<br />こちらは重要文化財。

    先ほどの場所から、逆に坂を登ったところにある「大講堂」。
    こちらは重要文化財。

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • さらに急坂と、その先の階段を登る。

    さらに急坂と、その先の階段を登る。

  • その先にある、阿弥陀堂。<br /><br />この時点では天気もよくて、清々しいのだが、なにしろ上り下りがきつい…

    その先にある、阿弥陀堂。

    この時点では天気もよくて、清々しいのだが、なにしろ上り下りがきつい…

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • 阿弥陀堂のとなりにある、東塔。

    阿弥陀堂のとなりにある、東塔。

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • ケーブルカーの駅から東塔地区をはさんで反対側にある国宝殿。<br />この手前方向がバスターミナル。

    ケーブルカーの駅から東塔地区をはさんで反対側にある国宝殿。
    この手前方向がバスターミナル。

    比叡山延暦寺 寺・神社・教会

  • すっかり観光モードになってしまったが、本来の目的に戻る。<br />比叡山の京都側に降りるために、そこまで行くシャトルバスに乗る。<br />このシャトルバスは、比叡山の3つの地区を結び、さらに比叡山頂まで行っている。

    すっかり観光モードになってしまったが、本来の目的に戻る。
    比叡山の京都側に降りるために、そこまで行くシャトルバスに乗る。
    このシャトルバスは、比叡山の3つの地区を結び、さらに比叡山頂まで行っている。

    比叡山内シャトルバス 乗り物

  • 比叡山頂のバス停から、京都側から登ってくるロープウェイの駅まで、またこのような静かな山道を歩く。<br />ちなみに、バスを使わないでも東塔地区から30分くらい歩けば、このあたりにたどり着く。

    比叡山頂のバス停から、京都側から登ってくるロープウェイの駅まで、またこのような静かな山道を歩く。
    ちなみに、バスを使わないでも東塔地区から30分くらい歩けば、このあたりにたどり着く。

  • 京都側、叡山ロープウェイの叡山山頂駅。<br />戦前からある、相当年季の入った建物。<br />…というか、廃屋かと思った^^;

    京都側、叡山ロープウェイの叡山山頂駅。
    戦前からある、相当年季の入った建物。
    …というか、廃屋かと思った^^;

  • 改札口。<br />ここから、ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで下山することになるので、基本的には通しのきっぷを買うことになる。

    改札口。
    ここから、ロープウェイとケーブルカーを乗り継いで下山することになるので、基本的には通しのきっぷを買うことになる。

  • 改札口(正面)を入ったところ。

    改札口(正面)を入ったところ。

  • ロープウェイの乗り場。<br />ロープウェイは鉄道ではなく乗り鉄の対象でないため、ここまでは来たことがない。<br />よって初めて乗ることになる。

    ロープウェイの乗り場。
    ロープウェイは鉄道ではなく乗り鉄の対象でないため、ここまでは来たことがない。
    よって初めて乗ることになる。

    叡山ケーブル・ロープウェイ 乗り物

  • 眼下には京都の洛北地区が一望できる。

    眼下には京都の洛北地区が一望できる。

  • ロープウェイとしてはかなり小ぶりな方ではないかと思われる。

    ロープウェイとしてはかなり小ぶりな方ではないかと思われる。

  • 叡山山頂駅を出発。ぐんぐん降りていく。

    叡山山頂駅を出発。ぐんぐん降りていく。

  • 上りのロープウェイとすれ違い。

    上りのロープウェイとすれ違い。

  • どんどん降りていく。

    どんどん降りていく。

  • ロープウェイの下の駅、「ロープ比叡」駅。

    ロープウェイの下の駅、「ロープ比叡」駅。

  • そのすぐ向かいの階段の上に、ここで乗り継ぐ叡山ケーブルの駅がある。

    そのすぐ向かいの階段の上に、ここで乗り継ぐ叡山ケーブルの駅がある。

  • 叡山ケーブルの上の駅になる「ケーブル比叡」駅。<br />ここには来たことがあるはずである。<br />ただし、大津側の坂本ケーブルと同様、すぐにとんぼ返りで下山してしまった。

    叡山ケーブルの上の駅になる「ケーブル比叡」駅。
    ここには来たことがあるはずである。
    ただし、大津側の坂本ケーブルと同様、すぐにとんぼ返りで下山してしまった。

  • ケーブルカーの改札口。

    ケーブルカーの改札口。

  • 乗り継ぎ時間も少なく、すぐに発車となる。

    乗り継ぎ時間も少なく、すぐに発車となる。

  • 山を下る。<br />坂本ケーブルは長さが日本最長だったが、こちらは高低差が日本最大の561m。

    山を下る。
    坂本ケーブルは長さが日本最長だったが、こちらは高低差が日本最大の561m。

  • この車両は3代目。<br />ただし昭和30年製で、やや年期が入っている。

    この車両は3代目。
    ただし昭和30年製で、やや年期が入っている。

  • 上りのケーブルカーとすれ違い。

    上りのケーブルカーとすれ違い。

  • 路盤なども年期が入っているように見える。

    路盤なども年期が入っているように見える。

  • 下の駅、ケーブル八瀬駅の手前。<br />保守用車両がとまっている側線が分岐している。<br />「ケーブルカーの側線」ってなかなか見ないなあ。

    下の駅、ケーブル八瀬駅の手前。
    保守用車両がとまっている側線が分岐している。
    「ケーブルカーの側線」ってなかなか見ないなあ。

  • ケーブル八瀬駅に到着。

    ケーブル八瀬駅に到着。

  • ケーブル八瀬駅。

    ケーブル八瀬駅。

    ケーブル八瀬駅

  • ケーブル八瀬駅の改札口。

    ケーブル八瀬駅の改札口。

  • ケーブル八瀬駅から、叡山電鉄の駅まで歩く。<br />このような歩道が整備されている。

    ケーブル八瀬駅から、叡山電鉄の駅まで歩く。
    このような歩道が整備されている。

  • 途中、高野川にかかる木製の橋。<br />高野川は、三千院で有名な大原の方から流れてくる川。

    途中、高野川にかかる木製の橋。
    高野川は、三千院で有名な大原の方から流れてくる川。

  • まだ紅葉は先のようですね。

    まだ紅葉は先のようですね。

  • ケーブルカーの駅から歩いて5分くらいで、叡山電鉄の八瀬比叡山口駅に着く。

    ケーブルカーの駅から歩いて5分くらいで、叡山電鉄の八瀬比叡山口駅に着く。

    八瀬比叡山口駅

  • 駅の入口には、開業当時の駅名「八瀬」駅の名前が掲げられていた。

    駅の入口には、開業当時の駅名「八瀬」駅の名前が掲げられていた。

  • 出町柳行き。<br />一応叡山電鉄の本線の終点駅なのだが、ここに来る電車は、ほとんど1両編成である。

    出町柳行き。
    一応叡山電鉄の本線の終点駅なのだが、ここに来る電車は、ほとんど1両編成である。

  • 八瀬比叡山口駅を出発。<br />叡山電鉄のもう1つの終着駅、鞍馬駅に向かいます。<br /><br />【その3】につづく

    八瀬比叡山口駅を出発。
    叡山電鉄のもう1つの終着駅、鞍馬駅に向かいます。

    【その3】につづく

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 平成元年ママさん 2017/01/21 06:10:24
    10年以上前に比叡山さかもと行きました…。
    比叡山も、高尾山みたいに、遊園地と思いました…。
    その時に、天台宗の2000年展が、京都市の博物館があり、
    確か、“招待券”みたいな?もの貰って、
    その足で比叡山参拝をしたと思いました。
    鎌倉仏教の開祖たちが、此処の比叡山で若い時に、
    修行されたところだったという、
    昔の大学みたいなものだったんだ~という感じ。
    とくに、日蓮さんのお寺の場所が静かな感じだった。
    そこにいた、女性のアマサンみたいな方が
    親切にしてくれ、
    なんか、“お遍路”の接待受けた感じ~♪

    Tagucyan

    Tagucyanさん からの返信 2017/01/21 20:20:30
    RE: 10年以上前に比叡山さかもと行きました…。
    平成元年ママ様

    たしかにケーブルカーに乗って、降りた駅から少し歩いた先にお寺がある、という意味では、高尾山と比叡山は似ていますね。
    高尾山はとなり町なので毎年お正月に初詣に出かけていますが、逆にそのせいか混雑した印象しかありません。それに対して、私が比叡山に行ったときは、「紅葉シーズン前の平日の午前中」という条件だったからか、人も少なく静かでとてもいい雰囲気でした。
    比叡山に登るケーブルカーは、大津側からも京都側からも過去乗ったことがありますが、その時はまだ「乗り鉄」しか眼中になく、すぐにとんぼ返りしてしまいました。
    それに対して今回は、せっかく来たのだからと参拝してまわりました。
    只今作成中の続編(鞍馬寺)のケーブルカーでも同様。
    …気持ちに余裕が出てきたのか、ジジイ化してきたのかは定かではありません(笑)

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