2014/06/22 - 2014/06/23
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ケロケロマニアさん
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3dayチケットを使用した関西の旅の後篇となります。
ここではどちらかと言えば、”乗りテツ”的なテイストで、3dayチケットが利用できるケーブルを乗り回す旅となります。でも、前に乗ったことがある京阪沿線の男山ケーブルに関しては、今回はパスしました。
あと、このチケットで使用できる府県としては一番マイナーな三重県、時間的に間に合わなくなって最後に駆けこんだ兵庫県(てか尼崎だけですが・・・)に立ち寄り、最後は翌日からの韓国旅行に備えて関空に駆け込み、慌ただしい関西の旅は、一旦終了となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
という訳で、延暦寺拝観を終えて、坂本ケーブルの乗り場へと向かいます。
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乗り場までの道はこんな感じ。
ちょっと雨が降って来ました。急がないと…。 -
本降りになる前に何とか延暦寺駅に到着。
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小雨の降る中、展望台からの景色を確かめますが、やはりあまり良くはありませんでした。
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晴れると絶景が広がるみたいですね。
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延暦寺駅構内はこんな感じ。
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こんなのも発見。
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そしてケーブルに乗り込みます。
全長2025mの坂本ケーブル、日本一の長さを誇るケーブルカーとして有名です。
この距離からして、11年後には2025円の年間パス、とか発売されないかなぁ〜(笑)。 -
乗ったのは縁号ですが、YENって、円みたいでなんか風情がないなぁ〜。
エニシと読ませれば良かったのにね…。延暦寺だけに、呉音を優先したのかな??? -
車窓から琵琶湖が望めました。
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このケーブル、長いので途中駅もあります。
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この駅の傍で、沢山の石仏が発見されたとか…。
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そして約11分の乗車で、麓のケーブル坂本駅に到着です。
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標高差でも500M近くあるんですね。
でも高低差という意味では、京都側の叡山ケーブルの方が大きいみたいです。 -
ケーブル坂本駅構内はこんな感じ。
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駅舎の外観はこんな感じ。
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大正時代に建てられたレトロな駅(延暦寺駅も)なので、このように文化財にも指定されているんですね。
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京阪の坂本駅までは江若バスで直行できます。
おっと、3dayチケットは乗れなかった…。
まあ、歩いても20分程度の距離なので、貧乏人は勿論徒歩です。 -
紫陽花綺麗!
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ガクアジサイの方も!
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京阪坂本駅に向かう道すがら、幾つかのお寺などを拝観しましたので、少々時間がかかります。
結局、約1時間後に京阪坂本駅に到着。 -
何やら、またチャラい感じの車両が停まっているわな〜。
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うーん、おっさんには似つかわしくないケロリ〜ン(^^;)
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こんなお姉さんも!
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アニメに関してはよく知らないのですが、どうやら百人一首がテーマになっているようで、車内にはその説明なども見られました。
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次回は、近江神宮にも寄りたいな…。
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そして、この日も京都に向かうため、浜大津で京津線経由京都地下鉄へと乗りカエルます。
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京都市街地方面と直結してから、大津も随分と変わった印象がありますね。
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浜大津駅付近から眺める琵琶湖はこんな感じ。
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この日も目的地は烏丸御池近くだったので、そこまで直行しようと思ったら、何とやって来たのは烏丸御池の一つ手前、京都市役所前駅が終点の列車でした。
何でこの時間にこんな微妙な所が終点やねん…。
あー、面倒臭っ。 -
そしてこの日最後の乗りカエルで、烏丸御池駅へ。
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宿付近に咲いていた紫陽花。
白い紫陽花もなかなか可憐で美しいですよね! -
そして翌日。
この日は、近鉄直結の南北線で奈良方面を目指しますが、奈良行きは僅か三分差で乗り遅れます。
近鉄直結ですが、奈良まで直行している列車は意外と少ないんですよね…。
なので、オーソドックスに竹田にて乗りカエルます。
(カエルが言いたいだけか…(^^;)) -
因みに、近鉄側の駅名標はこんな感じですね。
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さて、昨日は京都市役所前行きというマニアックな便でしたが、本日も宮津行きという、今まで見たこともなかった行き先のに乗りカエルことになります。
宮津って、日本海側まで行ってしまいそう…。 -
そして宮津駅に到着。
あらっ、意外と近いのね…。 -
ここには車両基地があるんですね。
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そして、今度は後続の列車に乗り込みますが、時間優先のため、更に急行に乗りカエル(しつこいか…(謝))必要があります。
そこで今度は新祝園で下車。
基本、京都には縁のある人間なので普通に読んでいましたが、意外とシンホウソノというのは読み辛いかもしれませんね。 -
ようやく、橿原神宮行きの急行に乗れそうです。
竹田・宮津・新祝園、大和八木に至る過程で3回もトランスファー(今度は英語で(笑))したのは初めてかも! -
さて、今回の旅の目的の一つである、「3dayチケットの使える全府県を巡る」ためには、一番面倒な三重県を先に潰しておく必要があります。
とは言っても、三重県内で使えるのは近鉄の赤目口〜青山町までの区間のみなので、このどこかで観光しよう、と思い、目的地を探します。
本当は、三重交通バスがつカエルなら、赤目四十八滝でも観に行こうかなと思ったのですが、このバスは3dayチケット対象外なので、大人しく近鉄沿線上の徒歩圏内の観光地を探します。
そこでやって来たのが、名張より少し奥(名古屋寄り)にあるこちらの美旗駅です。 -
ここでの目的は、美旗古墳群を探訪することです。
駅ホームからは、その代表である馬塚古墳をすぐ傍に望むことが出来ます。 -
駅舎はこんな感じ。
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駅前には、美旗古墳群全体のハイキングマップも掲示されていました。
結構沢山あるんですね!今回は時間の都合で馬塚古墳にしか行けないのが残念です。 -
馬塚古墳の入口には、美旗古墳群全体のかなり詳細な彫刻タイプの解説板も設置されていました。
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馬塚古墳の入口には渋い石碑も!
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怪しげな踏み跡を辿って、後円部分(馬塚古墳は三重県内で最大級の前方後円墳として知られているようです)のピークを目指します。
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あらっ、意外と景色良いのね!!!
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因みに、前方部はこんな感じです。
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ちゃんと三重県内の史跡であることを確認して…(笑)。
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名張市内でもあるんですね。
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こうして、短時間の三重県域の観光を終えて、再び近鉄に乗り込んで西を目指します。
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河内国分で準急に乗りカエルた後、河内山本から西信貴ケーブルに乗るための短い近鉄路線へと乗り継ぎます。
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車両はこんな感じ。
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そしてあっという間に終点の信貴山口駅に到着。
駅名標の風情がなかなか味わい深かった…。 -
そして西信貴ケーブルへと乗り込みます。
信貴山は張子の虎で有名な所なので、ケーブル車体もトラさんのデザインです。
関西だけに阪神ファンへの配慮もあるのかな(笑)。 -
西信貴ケーブルの詳細はこちらで。
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しぎとらくん、って、あまりにも安直すぎる名前やな〜(笑)。
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車内はこんな感じ。
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往路は、運転手さんのすぐ隣の座席にて、前方を見ながら過ごします。
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ケーブルカーではすれ違いの瞬間が楽しいですね!
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そして山上の駅が見えてきました。
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信貴の名を冠するケーブル路線ですが、山上の駅は信貴山駅ではなく、高安山駅となります。信貴山方面へは、ここから近鉄バスに乗り継いで行くことが出来ます。
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短い路線ですが、普通に支払うと結構高いんですね。
往復するだけで、3dayチケットの一日のノルマ金額(1734円)の三分の二程はクリアできそうですね(笑)。 -
かつてはここから更に信貴山方面へ山上鉄道の路線があったんですよね。
今ではホーム跡がちょっとした観光地として残されています。 -
こんな感じです。
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詳細はこちらで。
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さて、本来なら信貴山に向かうのが王道かと思いますが、今回は、西信貴ケーブルの山上駅の名称に敬意を払って(?)、高安山の山頂を目指してみることにしました。
信貴山とは反対方向に延びる、怪しげな遊歩道を進むことになります。 -
途中、ケーブル線と並行する区間があり、この辺りからの景観はなかなか良かったです。
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但し、それを過ぎると完全に樹林帯の中のハイキングとなります。
面白味に欠ける道なので、訪れる人が少ないんでしょうね。
まあ、それ故静寂な風情が楽しめて個人的には良かったですが…。 -
途中、こんな看板を発見。
イノシシとは違うのかな???
北海道の野山にはいない動物なので、興味をそそられます。 -
途中、信貴山口へと歩いて下ることが出来るルートの分岐もありました。
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山頂の少し手前で、いきなり巨大な建造物が現れます。
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何だろうと思ったら、気象レーダー観測所でした。
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解説板も設置されていましたが、ちょっと汚いかな…。
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さて、肝心の山頂へと至る踏み跡に対しては、オフィシャルな道標は設置されておらず、電信柱にマジックで書かれただけ、という豪快さ。
うーん、この辺は北海道的だわ(笑)。 -
そんな風情なので、本当に山頂あるんかいな、と不安になりながら、心もとない踏み跡を辿っていきます。
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おおっ、ありました、三角点が!
よく見ると、三角点から先には通り抜けできる踏み跡がありそうです。 -
どこに続くかよく解っていませんでしたが、方角的には合っているようでしたので、そのまま突き進むことにしました。
すると、往路では気付かなかった踏み跡の入口に、このような怪しげな看板が設置されていました。
これが、高安山山頂への分岐、という意味だったのか〜! -
こうして高安山の登頂を無事終えて、再びケーブルの高安山駅へ。
でも、時間を確認していなかったので、ケーブルは出発したばかりでした。
北海道民からすると、関西はなんでも乗り物が便利なので、時刻表を確認する習慣を失っていましたが、ケーブルの本数は流石に少ないんですね…。
付近に咲き誇る紫陽花が、傷心の我が身を慰めてくれました…。 -
時間があれば、生駒方面まで縦走してみたいものですが、流石に10キロ以上離れているので、ハイキング目的でない今回は無理ですね…。
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時間まで改札口は閉鎖されていました。
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ここで再び、イノブタに関する詳細な注意喚起の案内板を発見。
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そして30分以上待った後、西信貴ケーブルの復路に乗車します。
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帰りも先頭の座席を確保。
今度は下り方面の景色が最高でした。 -
勿論、すれ違い現場も確認。
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ちょっと高く見えるのが、3月にオープンしたばかりのあべの何とかかな???
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信貴山口駅のトイレ。
最近はこういう便器不設置型の小用トイレは少なくなりましたよね…。
お掃除のことを考えると、こっちの方が機能的にも感じるのですが…。
女性の方には関係のない話かもしれませんね。申し訳ございません。 -
そして再び、短区間の路線で河内山本を目指します。
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そして河内山本から布施を経由して、今度は奈良方面へと乗りカエルこととなります。
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次なる目的地は生駒ケーブルですので、生駒駅にて下車します。
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近鉄の生駒駅と生駒ケーブルの駅とは微妙に離れています。
ケーブルの側の駅名は生駒ではなく鳥居前駅となります。 -
運賃表はこんな感じ。
途中駅が結構ある割には、西信貴ケーブルと比較すると割安感があります。(フリー切符利用時には関係ないですけど…(^^;)。)
しかも途中乗継となりますので、二種類のケーブルが楽しめるのも良いですね。 -
鳥居前駅には、ケーブル車両を模った顔出しパネルも設置されていました。
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宝山寺線に関しては2種類が走っていますが、乗車したのはこちらです。
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かつてのケーブル車両も保存されています。
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結構普通に乗れそうな状態で保存されていますので、間違って乗りそうになる方も多いでしょうね。
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横から見るとこんな感じ。
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近鉄管轄ですので、駅名標も近鉄デザインですね。
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途中、もう一方の”犬車両”とすれ違います。
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そして宝山寺駅へ。
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こちらにも保存車両がありました。
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やっぱり”近鉄駅”です。
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ここから山上線に乗り換えますが、本数は激減しますね。
宝山寺線は生活路線、山上線は観光路線、という感じでしょうか。 -
派手な車両が待っていました。
スイート号という名前のようです。
やはり、おっさん一人で乗るには、気恥ずかしさが伴います…(^^;)。 -
車内はこんな感じ。
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景色の良い途中駅、梅屋敷駅の様子はこんな感じです。
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もう一方のドレミ号とすれ違います。
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もう一つの途中駅、霞ヶ丘駅を通過。
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一番前の客席に陣取っていますが、スイート号のヘッドには、イチゴがデザインされていますので、これ越しに望む風景も生駒ケーブル山上線ならではですね。
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そして生駒山上駅に到着。
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駅からいきなり遊園地が直結していました。
入場料取られるのかなと焦りましたが、乗り物に乗らない限りは無料で園内散策できるようです。 -
ピークマニアとしては生駒山の山頂が気になりますが、ここの三角点はクチコミでも記させて頂きましたが、遊園地のアトラクションのうちの一つの真ん中にある、かなり特殊な場所でした。逆に味わいがありますね!
そうとは知らず、暫く立ち並ぶ電波塔の周辺を散策してしまったんですが…(^^;)。 -
来園時間が結構遅かったので、もう閉園間際でした。
当然、アトラクションは殆ど動いていません。
まあ、遊園地を楽しみに来たわけではないので、逆にゆっくりと見られて良いのですが。 -
遊園地エリアを直行すると、フェードアウトする形で山道になってゆきます。この辺りの雰囲気も生駒山独特ですね。
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遊園地から程ない距離にこのような歩道分岐があります。
逆に麓から登って来ると、いきなり山道から遊園地に突入する訳で、北海道で例えると、藻岩山や函館山のような場所かもしれません。 -
遊園地内の一角に神社がある風情もユニークですね。
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カエルさんだったらなぁ〜。
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テラス状になった場所からは、下界の風景が素晴らしかったです。
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そしてここでも紫陽花が!
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カエルりは、本当はもう一方のドレミ号に乗りたかったのですが、時間の都合で往路と同じスイート号の乗車となりました。
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なので、すれ違い現場でもドレミ号を見送ることになります。
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宝山寺線は比較的本数が多いので、帰りはその名前にもなっている宝山寺に寄っていくことにしました。
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宝山寺駅からは結構な石段道が続きます。
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燈籠が灯っている時間帯だと、更に風情がありそうな道ですね。
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そして入口に到着。
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本堂は修復作業中のようでした。
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工事中でごめんね!看板も設置されていました。
そんなチャラいテイストではないですが(^^;)。 -
そして同じ石段道を下って駅へと戻ります。
宝山寺界隈でもまだ結構な標高があるんですね…。 -
歴史ある生駒ケーブル。いつまでも頑張って欲しいケーブル路線の一つです。
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コンパクトな解説はこちらで。
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全国のケーブル路線との比較も面白いですね!
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より詳細な解説はこちらで。
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マニアな方はこちらも。
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こういう展示も判り易くて良いですね。
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本数の多い宝山寺線では、もし往路と同じのが来たら一本待とう、と思っていたのですが、運よくすれ違いで見ただけの”ワンちゃん”車両が待っていてくれました。
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車内でも解説がありましたが、宝山寺はこちらの洋風建築「獅子閣」が有名で、重要文化財にも指定されています。
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こうしてケーブル乗車の旅を終えて、最後に生駒駅からけいはんな線の新しい区間を乗車してみることにしました。
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車両はこんな感じ。
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学研奈良登美ヶ丘駅が終点となっています。
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駅こんな感じの高架駅でした。
けいはんな、という位、この辺りは奈良県・大阪府・京都府の3府県がかなり近距離で隣接しているエリアなんですね。 -
そして、駅すぐ傍の某ショッピングモール内フードコートにて、飽きもせずぐ○なび飯を頂いて帰ります。
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さて、大阪府→和歌山県→京都府→滋賀県→奈良県→三重県の順に巡って来た今回の3dayチケットの旅ですが、まだ訪問していない県があります。
それが兵庫県です。本来、兵庫県内は3dayチケットが使える乗り物が沢山あるので本チケット利用時にはメジャーな県になる筈なのですが、ケーブルの本数が少ないことによりロスが大きく、時間が押してしまいました。
従って今回は、痕跡を残すだけとします。
奈良方面からは阪神が難波に直結して、兵庫県が近くなりましたね! -
時間が押していたため、神戸までは行かずに、一番大阪寄りの兵庫県域、尼崎にて下車します。
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マンホール、確認。
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尼崎城跡方面へと足を運んでみるのですが、既に真っ暗でよく見えないため観光は断念。これにて兵庫県の観光はお終いとなります。
兵庫県の皆さん、ごめんなさいケロ〜。
(といいつつ、自分は実は姫路生まれなのですが、今は大河ドラマ人気やら姫路城のリニューアルやらで落ち着かなさそうだったので、今回は行かずに終わりました…。) -
阪神に乗るのも久し振りだなぁ〜。
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そして大人しく難波で南海に乗りカエル(これで最後よ(笑))ます。
最後なのでちょっと贅沢をしてラピートにて関空を目指します。 -
流石にこの時間帯のラピートは空いていますね。
てか、いつも空いている気がしますけど…。
てな訳で、本旅行記は終了となります。最後までご覧下さりありがとうございました。LCCを利用した韓国旅へと続いていきますので、またお時間がございます際にお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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